ブログの文章はチェック27項目で万全に!

  • 更新 | 2021.10.19 公開
ブログの文章はチェック27項目で万全に!

ブログの良い所は、自由に文章が書ける部分かなと思います。

しかし、書く側はそれでいいかもしれませんが、読む側としては読みづらさを感じるシーンも多いですよね。

一旦は多くの方が読みやすい一般的な文章に整えながら、あなたなりの個性を発揮できる文章にして頂くのがオススメ。

誰もが読みやすい形に整えるなら、チェック項目が役立つと思いまとめてみたので、活用頂けると嬉しいです。著者:osugi(@osuuuugi

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ブログ記事の文章チェック

チェックの内容として、大きく分けると下記の4つになります。

1. 単語(言葉)のチェック
2. 文章のチェック
3. 文脈のチェック
4. 全体のチェック

あなたが書いて自分でチェックする、または人に書いてもらった記事をチェックする、相手の記事のチェックなど、状況はさまざまだと思いますが、どのシーンでも使えます。

文章の見直しが苦手な場合なども、下記のチェックリストを使ってもらえれば、どこの、何を、どう見れば分かってくると思います。

1. 単語(言葉)のチェック

最初にチェックしやすいのが、文章内の単語や言葉の使われ方です。

経験がなくても、チェックするポイントさえ分かっていれば、誰でもチェックできる簡単なもの。

まずは確認しやすいところから、見直していきましょう。

誤字・脱字(誤変換)

誰もが気づきやすく、そして見逃しやすい代表なのが、誤字脱字ですよね。

例:借りた情報元を表す
×出店
◯出典※ 誤字とは、使い方の意味を間違えている文字のこと。

例:あいさつ
×おはございます。
◯おはようございます。※ 脱字とは、表現したい単語に対して必要な字が抜けていること。

たとえば漢字は、同じ読みがな・音韻を踏む言葉だけど、字も違ければ意味も違う場合があり、誤変換によって間違えてしまうことも多々起きます。

他にも、本来必要な字が合わさり意味を成す言葉なのに、必要な字を書き落としてしまい、正しく表現できていない。

誤字脱字は、書いている途中は分からないですが、いざきちんと見直すと間違っていることも多いので、入念にチェックしておきましょう。

複数人でチェックしたとしても、誤字脱字を見過ごしてしまう場合もあるため、最初から「誤字脱字が必ずあるはず!」と疑ってかかるのがオススメです。

表記揺れ

文章を書いていると、表記揺れと呼ばれる、場所ごとで使われ方が違う単語が発生してしまう場合も。

表記揺れの例
「私」と「わたし」
「例えば」と「たとえば」
「一番目」と「1番目」
「以外」と「意外」

表記を統一させる意識で書かないと、後でたくさんの表記揺れが見つかることありませんか?

私もよく出してしまうのですが、書いている途中で意識から外れると、統一できないことが多いです。

表記統一のシートを作っておくと、見直す時に見つけやすかったり、書く時にも意識から抜け落ちにくくなるのでオススメです。

若者言葉

若者言葉とは、何かを省略したり、若い世代で流行っているような言葉のこと。

表記揺れの例
ディスる→悪く言い表すこと
無理ゲー→絶対クリアできないゲームのような状態
はにゃ?→あれ?を可愛くした表現
ぴえん →泣き声を表す言葉
◯◯しか勝たん→◯◯が一番いいという意味

通じる方には意味を理解してもらえますが、知らない方にはまったく通じません。

ブログを読んでもらいたい相手が、10代中心であれば問題ありませんが、20代・30代・40代…とここまで来たら、意味が通じなくてわけが分からない。(宇宙人語のようなイメージ)

若者言葉は一般的に使われている言葉ではないので、使わない方がいいと思います。

禁忌(きんき)・不快語

禁忌語・不快語ともに、見聞きした時点で、とても嫌な気持ちになる言葉のこと。

例としても出したくないので出さないですが、とにかくマイナス感情を発生させたり、人の感情を逆撫でするような言葉。

線引も難しくて「Aさんは問題ないけど、Bさんにはすごく反応された。」このように、人によってその言葉に対する拒否反応のレベルはさまざまです。

あなた自身、または読者が嫌な気持ちになる言葉は使わない!と意識しましょう。

固有名詞の間違い

人名・地名・国名・団体名・商品名・サービス名など、正しい名称を持っている場合は、略したり改変せず、正しく書きましょう。

例:国名
× にーほん
◯ 日本

例:商品名
× あいふおん
◯ iPhone

例:社名
× メルルカリ
◯ メルカリ

自分の名前をきちんと呼んでもらえないと悲しいですよね?それと同じで、正しい名称があるなら、それを使っておきましょう。

環境依存文字

環境依存文字(機種依存文字)とは、デバイスによっては、意図した通りに表示されない文字のこと。

環境依存文字の例
①②③④⑤

🔣


これらの環境依存文字は、他の環境だと正しく表示されないので、文章に入れるのは気をつけた方がいいです。※ 記号を入れる際に「機種依存文字」と出れば該当します

と言いながら、私はよく①などリストに使っていますが、ブログの読者層(使っているデバイスも違う)によって、「使う」「使わない」を選べばいいかもしれません。

漢字

漢字は文章の中にたんまり入っていると思いますが、気をつけたいポイントがいくつもあります。

例:6文字以上連続で繋げない
× 昨日定例座談会で
◯ 昨日は定例会議で

例:日常で使わない漢字は避ける
× 齟齬が生じる
◯ 意見が食い違っている

例:文章内を漢字で連続させない
× 昨日と今日と明日は会社で会議が連続してる
◯ 昨日今日、そして明日も会議続きだ

文章を書いている時は問題無いと思っても、いざ見返してみると読みづらい場合もあるため、ひらがなを適度に入れて読みやすさを作ります。

そもそも、文章を読むのが苦手な方が多く、漢字だらけの文章は嫌がられてしまうため、なるべく少なくしていきましょう。※ 「ひらがな」ばかりだと逆に幼稚な文章に見えてしまうため加減が難しいところ。

カタカナ

カタカナは、漢字やひらがなの文章の中に入れれば、非常に目立つので、印象に残したい時にも便利です。

しかし、ビジネス用語などはカタカナ用語が多いため、意味が通じなくなる場合も。

カタカナばかりの文章例
本日アサインされたメンバーには、事前にアジェンダを渡していますが、事業のイシューをソリューションするために集まってもらっています。

カタカナを外した文章例
本日集まってもらった方々には、事前に協議事項を渡していますが、事業課題を解決するために集まってもらっています。

カタカナ用語の使い所と意味の両方を、みんなが同じように理解していればいいですが、意外と知らなかったり意味を間違えて覚えている場合も。

勘違いさせることも多いため、カタカナ用語は控えて頂くのがオススメです。

カタカナと同じく、英語も使いすぎると読者に伝わらない場合もあるため、控えましょう。

三点リーダー

三点リーダーとは「…」や「・・・」のこと。

文章だけだと伝わりづらい感情は、三点リーダーを使って表現する場合もあります。

三点リーダーを使った例
・~だったんです…。
・そうですよね…。
・~したいと思うんですが…。

使い所が良ければ、文章で感情を表現できるため、魅力的な文章になりますが、使いすぎると逆に稚拙な文章にもなってしまう…。

使う頻度が多すぎないかチェックして、三点リーダーを減らしていきましょう。

感嘆詞

感嘆詞とは、感動を表現したり、相手を呼びかけたり、それに呼応する言葉のこと。

感嘆詞の例
・ねぇ
・へ~
・そうなんだ!

小説だと、文章中に登場人物の会話が入ってくるので、話し言葉として感嘆詞が入ってくるの大丈夫。

しかし、ブログのような文章だと、いきなり感嘆詞が入ってくることで、急にテンポが変わってしまったり、文章の印象が変わってしまう場合もあります。

書き手を表現できる手法ですが、使い所が適切かを考えながら使いましょう。

読点(、)

文章の中で、読点(とうてん)は必ず使いますよね。

しかし、読点の位置によって、文章が正しく伝えられない、または読みづらい文章になる場合もあります。

読点の例
× 今日は、朝日がキレイでした。
◯ 今日は朝、日がキレイでした。

朝日を伝えたいのに、朝と日が分かれてしまって、違う意味になってしまいました。

このように、読点の位置によって、本当に表現したかった意味が崩れてしまう場合もあるため、文脈を考えながら正しい位置に読点が入っているかチェックしましょう。

読点が多すぎる文章も読みづらくなるので注意が必要です。確認するには、音読をしてみると、読点の多さによって読みづらいポイントが判別できます。

2. 文章のチェック

文章は、単語と単語を繋げて、文脈を感じさせる文字の集まりですが、単語を繋げる過程で、文章として読みづらくなっている場合もあります。

どのような文章だと見づらい・読みづらい・理解しづらいのか、確認していきましょう。

~することができる

× ~することができる
◯ ~できる

間違いではないですが、少しハッキリしない文章となるため、あまり使わないよう心がけましょう。

~という

× ~という
◯ ~です

「~ということ」この表現がよく使われているのを見かけますが、あまり多用しすぎると稚拙なイメージを持たれてしまいます。

~の~の~の

× 今日の定食のハンバーグの味がおいしかった。
◯ 今日のハンバーグ定食はおいしかった。

「~の」は単語を繋げる接続詞の一つですが、多用しすぎると逆に読みづらくなってしまいます。

一行の中に3回以上使わないようにしましょう。

~が~が~が

× ブログが稼げると言われていますが何が稼げるポイントなのでしょうか。
◯ ブログが稼げると言われている理由は何でしょうか。

「~が」も接続詞の一つですが、なるべくなら一行内で連続して使わない文章に整えていきましょう。※ 単純な接続詞だけでなく、逆説の意味で使われることも多いです。

~で~で~で

× 文章で文脈が間違っていることも多いので自分でチェック出来るようにしておく
◯ 文章は文脈間違いも多いため自分でチェック出来るようにしておく

「~で」を連続して入れないようにしましょう。

~に~に

× ブログを書いた時に特に注意したいのは
◯ ブログを書いた時、特に注意したいのは

「~に」を連続して入れないようにしましょう。

~れる(ら抜き言葉)

× ブログを読者が見れるように
◯ ブログを読者が見られるように

「ら」が抜け落ちている場合もあるので、注意しておきましょう。

~ない~ない(二重否定)

× ブログを書けないわけがない
◯ ブログが書けない

「~ない~ない」と、否定を繰り返すことで、強い肯定を表現したいのであれば問題ありません。

しかし、読者にとって意味を勘違いさせる事もあるため、使い所は注意しましょう。

~を~を

× ブログを作る方法を探す
◯ ブログの作り方を探す

「~を」は意外と気づかず連続させてしまっている場合もあるため、気をつけましょう。

~場合~場合

× ブログを書きたい場合、読者が見たい情報がある場合は、長くなっても大丈夫。
◯ ブログを書きたい場合、読者が見たい情報が入っているなら、長くなっても大丈夫。

「~場合」をついつい使ってしまいがちですが、文章に単調さを生んでしまうため、連続して入れないようにしましょう。

文章だけで伝えにくい情報は図解(イメージ)にしているか

人が情報を理解するには、文章と文脈で理解度を深めることが必要です。

しかし、複雑なことを文章だけで伝えようとすると、それだけ文章が長くなってしまい、読み疲れを感じさせてしまう場合も。

文章よりも図解など情報をイメージ化(可視化)すると、一瞬で多くの情報が伝えられるため、理解度が早まります。

無理に文章で全てを伝えようとせず、図解やイメージ画像も活用して、伝わる情報にしましょう。

文章を何度読んでも理解するのに苦労するような情報には、絶対にイメージ化が必要です。

一行が長過ぎないか

ブログの基本は、一行40文字前後に収めること。

短すぎ :20文字以下
丁度いい:20~40文字前後
長すぎ :40文字以上

ブログの場合、目を左から右へ繰り返し動かし文章が読まれるので、短すぎても長すぎてもストレスを感じます。

ここは感覚的な話かもしれませんが、多くの文章を見てきて40文字前後が最適だと感じています。(私なりに)

ターゲットの読みやすい長さが一番なので、色々長さを試して頂くのもオススメです。

一段落が長すぎないか

文章を一行ずつで段落分けしている場合と、複数行を繋げて段落にしている場合もありますよね。

どちらでもいいのですが、一段落が3~5行以内に収まるよう調整しましょう。

一段落が長すぎる例
ブログの基本は、見やすさ・読みやすさ・理解のしやすさです。文章を読むのが苦手な方も多いのと、文章を読むにはそれなりの時間が必要なので、自由に使える時間が少ない現代人にとっては、文章がストレスの対象になっている場合も。少しでも端的で分かりやすく、求められている情報を的確に提供できるかが大事です。ブログの基本も20個ほどあるので、まずは基本から学んで頂くのもオススメ。しかし、ブログは記事だけではアクセスを増やせないので、ツイッターピンタレストなどのSNSも使って、読者が見にきてくれる範囲を広げることも必要なので、やることは多いかもしれません。

一段落の長さが適切な例
ブログの文章は、単語・文章・文脈・全体の4つをチェックして、読者にとっての「見やすさ」と「読みやすさ」を担保する必要があります。書き手の分かりやすさではなく、読者の分かりやすさが大事。常に読んでくれる相手を想像しながら、文章を書いて全体を組み立てていきます。

一段落内の行の多さによって、印象も大きく変わりませんか?

印象だけでなく、読みやすさも変わってくるため、3~5行で収めるように調整するのがオススメです。

口調は統一されているか

文章の文末を、どのような口調で終わらすかによって、読者の印象は大きく変わります。

一般的:です・ます・ました調(日常の会話と同じような感覚)
断定的:だ・である調(少し偉そうに感じる)

このように、口調で読者が感じる書き手への印象は変わるため、どのような口調で整えるかが大事です。

やってはいけないのが、二つの口調を混ぜてブログを書くこと。

印象を左右口調ですが、混ぜた途端に書き手への印象が所々でバラバラに感じて、文章と情報への信頼度を失ってしまう場合も。

同じ口調を連続させない

どちらか片方の口調に統一しても、連続して同じ口調を続けていては単調さを読者に感じさせてしまいます。

単調:~です。~です。~です。
単調:~です。~となります。~になります。
多用:~です。~になる。~可能(断定)。

です・ます調を3回以上続けず、断定をいれたり、少し口調に変化を持たせることで、格段に読みやすくなる。

読み続けてもらえる工夫を入れることで、あなたのブログは読んでもらえるブログに変化します。

 

3. 文脈のチェック

文章チェックをする中で、一緒に文脈の確認をすると思いますが、とても大事なことなので別にしました。

文脈は体でいう関節と同じ働きをしており、正常に機能していなければ、正しく文章を理解してもらえません。

文脈の例
× 昨日ブログを書きました。会社に行くの嫌だな。
◯ 昨日ブログを書きました。5,000字も書いたので疲れました。

×の事例は、脈絡なくいきなり別の話しに飛んでいるため、繫がりをまったく感じず、文脈としては壊れていると言えます。

◯の事例は、前後が一つの物語として繋がっているため、話しの内容を理解しやすくなっている。

ブログの中身は9割文章なので、文脈の影響はとてつもなく大きい。

また、読者は「読みたい部分だけを読む」読み飛ばしが常なので、読み飛ばされても理解してもらえるよう、文脈を整えることが重要です。

4. 全体のチェック

文章の細かい部分を見てきたら、最後に全体的なチェックを行います。

一度読み直さないと分からないこともあるので、最初ではなく最後にチェック。

タイトルと本文の内容は合っているか

タイトルは検索結果の一覧に出てくる情報であり、多くの読者はまずタイトルを見て中身を想像し、見るか・見ないかを判断します。

タイトルと本文の例
× タイトルから感じた期待感やイメージと実際の本文が違った
◯ タイトル通りの本文が掲載されていた

タイトルと本文が合っていない場合、読者を裏切ることにもなるため、すぐに離脱されてしまうか、もしかしたらどこかで酷評を書かれてしまう場合もある。

注意するポイントは、

  • 煽りすぎていないか?
  • 事実が入っているか?
  • 期待感を裏切っていないか?

あなた自身が読者目線で、マイナス感情を発生させないタイトル、そしてタイトルから連想される本文を入れられているか考えることが大事です。

最後に。

ブログの文章で、チェックしたい項目を並べましたが、全てクリアできる文章を書くのは難しいかもしれません。

理想は追いたいですが、やはり記事ごとで崩さないといけないこともあります。

そのため、チェック項目=意識したいポイントで考え、できる範囲で取り入れるスタンスがオススメです。

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