仕事ができない人、って思われてる?その原因と対処方法

  • 更新 | 2022.07.09 公開
仕事ができない人、って思われてる?その原因と対処方法

「なんか最近、怒られてばっかりだなぁ…」

私たちは生涯時間に当てはめると1/3は仕事をしていることになり、毎日どんなに仕事が辛くても、多くの時間を仕事に使わないといけない状況です。※ 平日毎日8時間の場合

そんなに多くの時間を使っている仕事で、同僚や上司やお客様先から「この人、ほんと仕事できないなぁ」と思われているかもしれない、こんな不安や恐怖を感じたことはありませんか?

勘違いならいいですが、仕事ができない人にありがちな行動や思考によって、本当に仕事ができない人になっているかもしれません。

個人的な感想にはなりますが、社会人経験15年以上で感じた、よく怒られている人の特徴をまとめてみました。著者:osugi

仕事ができない人の特徴・原因・対処方法

仕事ができる・できないは、判断する人のさじ加減にもよってくるので、一概には「こんなパターンだと仕事ができない人」と断言することが難しい。

しかしながら、周りに迷惑をかけながら、自分では何も問題ないと思っている、または理解できていない人もたまに見かけます。

直接誰かから指摘を受けられればいいですが、無関心な相手のために、わざわざ注意やアドバイスをくれる物好きな人はいませんよね。

そのため、仕事ができない人の特徴をあなた自身で調べつつ、まずは自分自身に当てはまっていないか、当てはまっていればどう直せばいいのか見て頂き、少しでも今感じている不安が和らげばいいなと思っています。

求められている期待レベルを分かってない

同僚・先輩・上司など、会社に所属していれば、一人ではなくチームで動く機会が多いので、頼み頼まれ、そんな状態で仕事をしていきますよね。

その中でも「頼まれ仕事」の時に、相手の期待しているレベル感を分かっておらず、とんでもなく低く提出する傾向のある人は、仕事ができないと思われている場合も。

例)期待されていることはスピード
Aさん:1週間後に提出
Bさん:1日後に提出

この場合は、Bさんの方が圧倒的に評価がされて「仕事できる人」認定がされます。

期待レベルを間違わない対処方法

何か頼まれごとをした時、相手が期日を言ってこない場合もあります。必ず、いつまでに、どのくらいのレベルて実行すればいいのか確認しておくことで、依頼側・受ける側の両方で期待感のすり合わせが行われ、低評価を受けることが無くなります。

2,3手先を分かってない

目の前の仕事ばかり夢中になっていると、たとえば時間が掛かりすぎてしまったり、誰かの仕事の手を止めさせてしまっている場合もある。

たとえば上司に確認が必要なのであれば、聞いてすぐ返ってくればいいものの実際はそうではないので、返答が返ってくるまでの時間を考慮して先読みをしておく。

事前に確認時間を取ってもらったり、提出期限よりも先に見せて、時間が遅れても大丈夫な状態にするなど。

2手3手先を読んだ行動を行っていると、誰かの仕事を止めてしまったり、自分の仕事を止めることもないのですが、今だけを見て仕事をしている人は、評価を低くされている場合もあります。

先読みをするには?

先読みをするには、自分の仕事が誰と関わって、その人が行動を起こすためには、いつまでに何が必要なのか。その理解を深めておくことで、全体の仕事が繋がって、スムーズに進むようになります。

言動と行動が一致していない

威勢のいい発言をしていたのに、結局行動に起こさない、そんな言行不一致になっていませんか?

言ったことをやっていなければ、それは約束を破ったことだと受け止められてしまい、約束破りが続くことでどんどん信用が落ちていきます。

周りからは嘘つき、威勢がいいだけ、口達者なやつだ、そんな悪い印象ばかりが植え付けられていき、誰もあなたのことを信じてくれなくなる場合も。

仕事上の関係は、信用が命だと言えるため、自ら信用を落とすような言動・行動になっていないか、改めて振り返ってみましょう。

言行不一致の対象方法

何か特別なことをするのではなく、虚勢を張るのでもなく、まずは今の自分をあるがまま受け入れることから。いい恰好をしたくて、少しでも周りから良く見られたくて、そんな気持ちもあるかもしれませんが、今の能力・実力以上のことをするのは簡単ではないので、できないことはできない、そうやって意識をしていく。結果として、何もできなかったら周りにも迷惑をかけるため、言行一致を目指しましょう。

他人の時間を奪っている自覚がない

ちょっとした雑談は、仕事上において必要なコミュニケーションの一つ。

関係性を作っていくにも必要なものですが、それが毎日30分や1時間など使って、誰かと話している場合は、相手の貴重な時間を奪っていることを理解できていないかもしれません。

それだけでなく、コロコロ意見を変えたり、頼んだ仕事の要件を簡単に変えてやり直してもらうのも、無駄な時間を使っていることになるので、結果的に時間を奪っている。

自分の時間は有限ですが、相手の時間も有限なのです。

相手の時間を奪わないためには?

自分のせいではなく、相手から話しかけられたら、さらに会社の先輩や重鎮であれば、断りずらいこともあると思います。そういった時は「ちょっとお手洗いにいきたく…」と、無難であるのに大事な用事を作って、その場を離れましょう。逆に、あなた自身が誰かと無駄に話しているようであれば、改めて時間は有限であることを認識して頂くのがオススメです。

休憩時間が長すぎる

意外とみんな、気づいてないようで、他人のトイレ時間や休憩の長さを敏感に感じ取っています。

なぜかと言えば、自分が守っているのに、守っていない人がいると気分が悪いから。

無駄に休憩しているわけではなく、体調が悪かったり特別な理由があればいいですが、普段から1度の休憩ごどに15~30分前後も時間をかける必要性はありませんよね。

もしかしたら、仕事できない人の烙印を押されている原因の一つに、休憩時間の長さがあるかもしれません。

休憩時間を長くしない対処方法

席を立ちあがる回数、席を外す回数など、休憩時間の長さだけではなく見た目的な部分でも「自分よりも休憩しているのではないか」といった疑いの目を持たれてしまう場合もある。自分のデスクじゃなく打合せが多かったり、役職や職種でも違いますが、いつも誰かに自分の行動は見られていると意識しておくことで、無駄な休憩が無くなっていきます。

何の仕事をしているのか分からない、と思われている

同じチームであれば、誰が何をしているのかまだ分かりますが、少し部署が離れれば、その人が一体何をしているのか分からないことが多いのではないかと思います。

自分のアピールがうまかったり、連携することが多いのであれば「あぁ、この人はこんな仕事してるのね」と認識できるものの、関わり合いがない人に対しては、一体何してるの?状態。

日報や社内MTGなどを通じて、自分が行っている仕事を伝えられていればいいですが、そうではない場合、やっている仕事が分からない=仕事できない認識を持たれてしまうかもしれません。(あなたが悪いわけではないのに)

やっている仕事が分からない=仕事ができない対処方法

あなた自身がどんな仕事をしているのか、何か成果があるごとに社内共有ができればベストかなと思います。誰だって、分からない・知らない不安が、明後日の方向へ進んでしまって「仕事できない」と認識されてしまうので、苦手だとしても少しずつ社内アピールをして頂くのがオススメです。

返事を一向に返さない

レスが遅い、返事が遅い。

連絡が返ってこないと、見ているのか・認識しているのか・返答を返す気がないのか・忙しいのか、状況も分からないまま「返事が返ってこない」時間だけが過ぎていき、連絡の追いをしたり、返答がないからこそ仕事が進められない状況にもなって、ストレスを溜めていきます。

相手にストレスを与えるような返答スピードになっている場合は、まず間違いなく「仕事ができない人」認識されていると思って間違いありません。

返事を返せない場合の対処方法

返事を返せず、意図しない「仕事ができない人」の烙印を押されている場合もあります。それはいつも自分だけの仕事を優先しているから、または手持ちの仕事が多すぎて気持ちの余裕もなくなり、目の前のことしか見えていない。相手のことが見えていないからこそ、むげに連絡を止めてしまっている可能性もあるため、返答はあなたの中でも優先順を高めておくのがオススメです。

いつも自分ではなく他人の意見に乗っかる

自分の意見がなくて、誰か先に言った人の意見に賛同する、または後にいった人の意見に変える。

意思がなく、誰かの意見ばかりを尊重しているような状態だと「この人は自分の意見はないの?」と仕事できない人として認識されがちです。

他人の意見に賛同してしまう対処方法

他人の意見に賛同するのは、別に悪いことではないものの、言い方があります。たとえば「〇〇さんの意見と同じです。」と言えば、まったく発言者の意思がないと思われますが、「〇〇さんと意見は同じなのですが、私はこう思っています」と、自分なりの解釈を加えて発言する。たったこれだけでも相手が受ける印象が変わってきます。

文句・否定ばかりで代案は何も出さない

あなたの職場に、誰かや会社の文句だけを言い続けている人はいませんか?

文句を言うこと自体は悪くはないのでいいのですが、たとえば会議などで否定ばかりして代案を出さなかったり、誰でもできる簡単な否定しかしない人は、仕事ができないと思われています。

誰だって評論家をするのは楽なんです、否定すればいいだけなので。

しかし、会社は否定だけでは何も進まず、むしろそこからどうしていくのかが求められているため、文句・否定ばかりの人は、無能だと思われている可能性も。

文句や否定を無くすための対処方法

どうしてもネガティブなことから考えて、リスクヘッジしたい方もいるので、文句・否定の全てが悪いわけではありません。必ずそこには根拠と代案を添えて発言すれば、仕事ができる人に昇格できます。

誰かに頼んでばかりで自分は楽をしている

頼み頼まれが仕事では多く発生しますが、一方的に頼み続けている人は、もしかしたら周りから「楽をしている人」だと認識され、低評価を受けている場合も。

特に役職者はお願いする機会が多いため、誤解されて部下の不満を買っていることも。

頼む機会が多い人の対処方法

頼む場合は、必ず「なぜ」お願いしたいのか、理由を添えていかに大事なことであるか、事前に説明を入れておくことで、頼まれた方が納得を持って進めてもらえます。そして終わったら必ず感謝の言葉をかけてあげる。たったこれだけでも状況は好転していきます。

全部自分が「正しい」というニュアンスで伝えてくる

「~するべき。」
「絶対こうですよ。」

このように、自分が絶対的に正しいと言いたげなニュアンスで、相手に伝えてはいませんか?

本当に正しいことを言っている場合もありますが、中には不確実で検証が必要なこともあったりします。

そういった状況の中、自分の意見や情報が正しいと伝えるのは、仕事ができない人と思われる原因にも。

正しさで伝えてしまう対処方法

誰だって、自分の意見や、持っている情報が正しいと信じて、日ごろから過ごしています。しかし、それが本当に合っているか分からない状態では、断言しない方がいい場合も。自分はこう思うけど、あなたはどう?と白黒つける話し合いではなく、コミュニケーションを取りながら何を選択すべきかを、一緒に探し出していくスタンスでいるといいかもしれません。

正論ばかり

仕事をしていると、相手の気持ちを汲んだり、他の人へ配慮したり、一緒に進めるからこそのシーンもありますよね。

しかし、そこら辺を全部無視して、正論ばかりで押し進めようとすると、いらぬ反感を買ったり、トラブルに発展することも。

正論が悪いわけではありませんが、正論では動かない人はたくさんいます。

対処方法

正論は、ある意味正解へ一番早くたどり着く方法ではあるものの、複数人でコミュニケーションを取りながら進める仕事においては、むしろ障害になります。不要な議論は避けたいですが、どうしても人間は感情の生き物なので、正論のようなもっともらしい言葉よりも、今その場にいる人の気持ちを動かすような言葉を選ぶ心がけ一つで変わっていきます。まずは相手を思いやる言葉から。

相手の知識レベルに合わせず会話している

よく起こるのが、自分が知っていることは、相手も知っていると思い込んで、自分の当たり前を相手にも押し付けてしまうこと。

業界用語なんかは、それに該当しますが、相手が分からない言葉を平気で使っている人は、仕事ができない人の典型例だと言えます。

知識レベルが合わない場合の対処方法

自分が知っている言葉は、相手も分かっていると思わないこと。たとえ同じ業界だとしても、知識レベルも違えば、もともと経験してきたことも違うので、会話が成立しないことは多々あります。相手に伝わる言葉で会話をできる人ほど、優しい言葉に直したり、かみ砕いで説明してくれるので、仕事ができる人だと思われやすいです。逆に専門用語ばかりの方が、仕事できない人の烙印を押されやすい。

自分で解決しようとする素振りは見せず全て他人任せ

何か発生したとしても、自分で解決しようとせず、上司に任せたり、同僚に任せたりして、自分で一向に解決しようとしない。

そんな人は、仕事ができないと思われていること100%だと言えるかもしれません。

対処方法

分からないからといって、全てを他人に任せていると、存在自体が不要だと認識されてしまいます。分からないからこそ、分かる努力を見せていく。次同じようなことが起こった時、以前のことが役立って、少し対処が早くなったりしたら、見直されるポイントにもなる。

相手の感情を理解しようとせず自分都合で押し進めようとする

相手のことは何も考えず、ただただ自分の思った通りに進めようとする、コントロールしようとする人もいます。

自分都合の仕事スタイルは、いくら成績を出していたとしても、仕事としてはできない人の烙印を押されている可能性の方が高い。

対処方法

どうしても何かを推し進めたい時、自分自身の我が強くなって、相手を無視して進めようとする場合もあるかもしれません。結果的にそれは、悪い方へ進んでいるだけなので、最終的な結果をよくするためにも、相手の都合も考えたうえで進めていきましょう。

素直に謝れない

何か悪いことをしたら「ごめんなさい」と、たった一言でもいいのに、謝れない人もいますよね。

たぶん相手からとしても、謝ってもらいたいからではありませんが、その一言があるだけで、今後の関係性がよくなる場合だってある。

素直さがないと、仕事ができない人だと思われてしまいます。

対処方法

謝れないのは、何か自分の中のプライドが邪魔をしているのかもしれません。しかし、人間関係を良好に保っていくには、素直さが必要な時は素直さを発揮しないとやっていけない。たった一言でもいいので、自分から謝る意識を持っておきましょう。

お礼の一つも言えない

普段の会話の中で、お礼を言いたくなるシーンはたくさんありますよね。

仕事であればなおさら、一人では全部できないので、何かを誰かにやってもらうことが多い。

そんな時に「ありがとう」を言えるかどうかで、相手との人間関係が変わっていきます。

お礼が言えない時はどうすれば?

お礼が言えないのは、何かこんなことで言っていいのか?一番成果を出したときに言いたい。こんなタイミングを見計らっている方もいますが、そんなものは不要だと言いたいです。たとえば半年も前のことに対してお礼を言われるより、今したことを今すぐ言われた方が相手は嬉しいですよね。相手が一番嬉しいタイミングは「今」なので、出し惜しみせず、いつでも自らお礼を言う意識を持っておくのがオススメです。

頼んだことを後回しにする

同僚や上司に仕事を頼まれた時、どのタイミングで行うのか。

自分の仕事がたくさんある時、心にも時間にも余裕がなくて、自分の仕事を優先してしまう場合が多いですが、そうなると頼んできた人の仕事が進まなくなる。

引き受けた以上は、終わらせないといけません。

後回し癖を治すには?

引き受けた側の責任もあるため、まずは受けられない状態であればハッキリ断ることがまず第一。次に引き受けたのであれば、相手の仕事を止めないため、すぐに片付ける。または、いつまでに終わらせばいいのか、必ず期限を聞いて、スケジューリングをする。遅れれば遅れるほど、相手からの信用が落ち、仕事できない認定されるため、引き受けたら信用を落とさない行動を心がけるのがオススメです。

いつも不機嫌で話しかけずらい

いつも何かに怒っている、話す声が極端に大きい、しかめっ面で話しかけづらい。

そんな状態になっていると、仕事を頼めない、話しかけられない、嫌煙される。

結果としてあなたのことを理解されなく、仕事ができない人だと思われてしまう場合も。

話しかけずらさを作らないためには?

いつもニコニコしている…なんてことは難しいので、まずはあなた自身のアンガーマネジメント(怒りを管理する)ことがオススメです。自分なりの冷静さを作る環境が作れれば、話しかけずらさを軽減させられ、あなたのことを知ってもらえる機会が増えていきます。

自分が大変だ、忙しい、そんなニュアンスを会話に必ず含めている

もしかしたら気づかずに、自分は忙しいんだ、大変なんだと、言葉として出してしまっているかもしれません。

意識的ではなく、無意識で出してしまっている場合は、もしかしたら心の奥で「自分が頑張っているのを知ってほしい」という、承認願望が出ているのかも。

それ自体は悪いことではないものの、忙しいと公言している場合、話しかけづらかったり、ずっとそれが続いているようであれば、仕事の能力不足を指摘されてしまいます。

忙しいニュアンスを含めないためには?

無意識で出してしまっているのであれば、意識して言葉に出さないようにする。大変なことは直接の上司のみにして、みんなが見る共有の場では、そのような発言を控える。しっかり意識していれば、言葉として出さなくなります。

成果ばかりをアピールしている

受注をした、契約した、何かを対応したなど、自分の成果アピールばかりをして、周りから「それって自分だけの成果じゃないでしょ」と、不信に思われている場合も。

成果を公表していくことは大事であるものの、それが過剰であったり、自分ひとりの成果のようなニュアンスで伝えていると、受け取り手が誤解してしまいます。

成果のうまい出し方は?

自分ひとりの成果ではなく、関係者含めた成果を、あなたが代表して公表するような意識を持つ。たったそれだけの意識で、周りからの受け取り方も変わってきます。

指示が入るまでなにも動かない

いつも誰かの指示を待ち、能動的に動かない人は、かなりの確率で仕事できない人認定されています。

仕事とは、誰かから与えられるものではなく、自ら取りにくいものだという認識が、多くの方の中にあるからです。

もし、受動的にずっと待ちの姿勢でいれば、その待っている時間が無駄になる。

多くの会社で、働いている時間の一分一秒も無駄にしない考えがあるため、指示待ち人間はあまり好ましく思われていません。

指示待ちを克服するには?

指示待ちを治すには、上司との関係性や上司のマネジメント力にも関係してきますが、前提をまずは変えていく。仕事は誰かにもらうわけではなく、自分で取りに行く意識がオススメです。

ミスを人のせいにする

責任逃れをして、自分のミスを他人のせいにしてしまう。

たとえばチーム内のことであれば、まだ明るみにでませんが、時間が経つにつれて、メンバーから他の部署や周りへ結果的にどんどん悪評が広まっていく。

そうなったら、みんな表面上は普通に接してくれるものの、心の中では「こいつ仕事できないな」と思われてしまっている。

責任逃れをしないようにするには?

これは簡単で、全部の行動、全部の意思決定は自分の責任だと考える。もし、何かトラブルが起こった場合もまずは自分で対処してみて、それでもだめなら上司へ変わりにお願いするなど、意識を変えていくのがオススメです。

納期・締め切りを守らずいつも仕事スピードが遅い

遅刻を頻繁にしていたり、頼まれたことを期日までに完了できない。

ビジネスマンにとっては時間を無駄にしない意識が強いので、時間を守れない人には当たりが強いです。

仕事のスピードが遅い…かもしれませんが、スピードの遅さが原因ではない場合も。

時間管理をうまくこなすには?

時間管理がうまくいかない原因の一つに、優先度が付けられない問題があります。本当は少しあとにすればいい仕事も今やっていたり、納期をずらせるものなのに無理な納期で頼まれてしまっているため、現実から逃げてしまっている。まずは作業前に、一番先に何をすればいいのか考え、時間管理を意識することがオススメです。

報告・連絡・相談・確認をせず全て事後報告

仕事のホウレンソウ(報告・連絡・相談)や、カクレンボウ(確認・連絡・報告)などは、業務を進める上でチームや組織で動くために必要な意識です。

しかしながら、全部自分1人で仕事をしている気分になって、伝えることを忘れている。

忘れていることで、相手はあなたの進捗が分からないため、余計な不安を生んで「なんで連絡してこないんだ」と、不満・不安から仕事できない人認定されてしまう場合も。

共有を忘れないためには?

事細かく、何でもかんでも伝えればいいわけでなく、定期的に進捗を伝えて状況を、相手が分かる状態にすることが重要。分からないからこそ、相手は余計な不安や不満が生まれるわけで、そこさえなくなれば解決は簡単です。

仕事ができない人だと思われたくないので全て自分でやろうとする

仕事ができない人に思われたくないと、ミスやトラブルの報告が遅れたり、全部を自分でやり切ろうとする。

しかし、その意識だと行動が一歩も二歩も遅れてしまって、さらに大きなトラブルになる場合も。

完璧主義?迷惑をかけたくない?そう思っている方ほど、頑張り過ぎてしまって、逆に空回りしている。

空回りを回避するには?

仕事ができないと思われる不安、その不安によって行動が抑制され、判断が遅くなり、結果として迷惑をかけることに。いきなりその不安を無かったことにはできませんが、完璧主義や全部自分主義は、逆に相手に迷惑がかかることを認識すれば、少しずつチームや上司に頼る意識へと変わっていくので、徐々に改善していけます。

全て自分の思い込みで動く

何かをちゃんと検証もせず、自分の思い込みだけで「絶対これだ!」と思い突っ走ってしまう。

直感は大事ですが、その思い込みが悪い結果を生むことだってあります。

思い込みを防ぐには?

自分の「強い想い」と「思い込み」は全く別ものなので、強い想いがある場合は、ぜひ突っ走ってもらった方が力がでます。しかし、間違った情報の思い込みは、失敗を招く恐れがあるので、数人でもいいので始める前に意見を求めてみる。相手の意見を絶対に聞く、のではなく、意見を取り入れながら違う視点によって判断基準を高めていくだけで、結果が変わってきます。

机の上や周りがゴミだらけ

机やその人の周りだけごちゃごちゃしてたり、ゴミだらけになっていると、結構な割合で整理ができない=仕事ができない人、だと思われている場合も。

クリエイティブ系の職種の人であれば、そのようなカオスな環境がアイデア・イノベーションを生むので必要なこともありますが、身の回りが整理整頓できないと一般的には好まれません。

ゴミだらけを解決するには?

改めて周りからの目を気にしてみましょう。今まで「自分がいいから大丈夫」と思っていたものが、周りの厳しい目を意識した途端、綺麗にしないと悪い印象をもたれる不安・恐怖を感じて、整理整頓する意識が芽生えるかもしれない…。

自分の仕事スタイルを決してくずさない

自分なりの成功体験があり、仕事スタイルが確立されている方は、どんどん成果を出していきやすいです。

しかしその反面、融通が利かないことも増えて衝突してしまう場合も。

チームで動くには、個人のスタイルのアップデートが必要なのですが、それができない場合は「仕事がやりにくい人だな」と思われて、嫌煙されてしまいます。

仕事スタイルをアップデートするには?

今は多様性の時代だと言われているので、色んな人が関わり合いながら、共創していくことが求められています。個人の強さはもちろん大事ですが、連携するのであれば、自分の仕事スタイルにこだわっていると障害となって進めない場合も。今後さらに成長するためには、仕事スタイルを状況や環境によって変化させていく意識が大事だと思います。

仕事ができないのはあなたのせいじゃない場合も?

仕事ができないと思われている人の特徴を出しましたが、個人ではなく、同僚・上司・社内ルールなどの環境が、あなたを「仕事できない人」にさせてしまっている場合も。

たとえばですが、

  • 相談できる人がいない(心理的安全性がない)
  • 物量を押し付けられてる(パワーハラスメント)
  • 上司の能力不足

など、そもそも環境悪化が原因となって、あなたのパフォーマンスが落ちている可能性が十分あります。

もし今の状態が、

  • ことあるごとに謝っている(メンタル不調で)
  • ミスが続いている(ミスが終わらないループ)
  • 誰にも頼れずに精神的な限界を迎えつつある

こんな状態になっているのであれば、休職・転職の必要性もある。

全てを自分のせいにせず、本当にあなたは仕事のできる環境であるのか。

そこを確認してほしいです。

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