サービス(プロダクト)とエシカルの関係性について

  • 更新 | 2020.03.15 公開

サービス(プロダクト)にエシカルを取り入れる必要性を考えてみました。

「このサービスって、エシカルだよね。」
「新しいビジネスはエシカルを軸にしたい。」
「エシカルな暮らしを提供できる仕事がしたい。」

最近、エシカルという言葉を頻繁に耳に目にするようになりました。

世界的にも、エシカル消費という言葉が使われているようになっていますが、なぜエシカルを推奨するのか、私たちはどのようにしてエシカルを取り入れていくべきなのか。

サービス(プロダクト)とエシカルの関わりを考えてみたいと思います。

個人的な見解となりますが、あなたに見てもらえると嬉しいです。

エシカルとは?

エシカルとは、倫理や道徳を示す言葉であり、暗黙のルールのような存在。

例えば、お隣さんのお家のお金を盗んではいけない。

これは、誰もが悪いと感じることで、やってはいけない行いだと思いますが、盗みは人として守るべきことから外れているため、エシカルではないと言えます。

他にも、服を大量に生産するため、動物から毛皮をたくさん獲る。

これも、地球環境を守るためやってはいけない、自然を守るためにも、止めるべき行いだと言えるため、エシカルではないと言えます。

エシカルとは、人として、または人と社会、人と地球(自然や環境)の繋がりにおいて、お互いを尊重した関係を維持していくための概念なのかなと。

エシカルと似た言葉で、

フェアトレード
→公正取引のことで、どちらか一方ではなく、平等なやり取りを行うこと。 ※ 主に、発展途上国と先進国の間の取引が公正になるような仕組み。

サスティナブル
→その場だけではなく、持続可能なことを指します。 ※ 地球環境を維持するためによく使われる。

このような言葉がありますが、エシカルという言葉の意味の中に、フェアトレード・サスティナブルも入ると思います。

エシカルをもっと簡単にしてみると「自分のことだけを考えるのではなく、相手を思いやった行いをする。」ことだと感じました。

サービス(プロダクト)には、なぜエシカルが必要?

エシカルとは、倫理的な考えをすることですが、この考えをどうやってサービス(プロダクト)に対して、取り入れればいいのか。

そもそも、なぜエシカルがサービス(プロダクト)に対して必要なんだろう…。

もし、サービスの中で配送の仕組みを取り入れていた場合、配送をするには必ず梱包材が必要になると思います。

梱包材を使うことで、ユーザーさんに配送中の安心を提供することができますが、梱包材を使いすぎて、ゴミが増えたり、それが原因で地球環境が悪くなっていったらどうでしょうか。

ユーザーさんは、サービス自体の便利さは分かってくれますが、自分がしていることが地球に悪影響を与えていると知ったり感じたら、サービスを使わなくなるかもしれません。

そんな細かいところまでみる?と思われるかもしれませんが、すでに世の中的にモノも溢れ、似たようなサービスが氾濫している中、ユーザーさんのリテラシーも上がっており、モノを所有したり、サービスを単純に使う段階はとうの昔に過ぎ去っています。

今は、サービスを提供している企業の理念や姿勢が、そのままサービス(プロダクト)への信頼感に変わっていくのと、ユーザーさんと一緒にサービス(プロダクト)を共創していく時代。

ユーザーさんが、サービスの成長に密接に関わることが、成長のトリガーにもなっていきます。

自分が関わるのであれば、やはり倫理的にも道徳的にも優れた企業のサービス(プロダクト)を使いたいと思いますよね。

例えば、コロナウイルスの関係でマスクが転売屋に買い占められ、それの販売元となったメルカリ・ヤフオクなどのフリマアプリやサービスでは、非難の声が殺到しました。

もし、メルカリ・ヤフオクなどの転売屋が使うフリマアプリやサービスがエシカルを重要視していれば、もっと早く対策できたかもしれません。法律まで作られてしまいました…。

「倫理的」や「道徳的」など、このようなエシカルな考え方は、企業のブランドとも密接に関係してくるため、多くの企業がエシカルを経営の軸におかなければいけない状況に、すでになりつつあります。

企業は利益を求めるのが最優先ではありますが、自社の利益だけではなく、共創して発展してくためにエシカルを取り入れていかなければなりません。

最後に…。

サービス(プロダクト)において、エシカルは今後絶対に取り入れていくべき内容だと思います。

すでに下位の欲求である、生理的・安全・社会的・承認などの欲求が満たされつつある中、次は誰もが自己実現を求めた世界になっていく。

その状況で一番強みを発揮するのがエシカルという考え。

どのようにエシカルと付き合っていくのか、サービス(プロダクト)の発展は、ここの部分にかかってくるかもしれません。

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