キーワードとは、生活者が検索サイトのフォームに入力した言葉・単語です。
そのため、オウンドメディアの運営では、生活者に向けた記事を作る必要があるので、記事の作成に必要なキーワードの調査や管理がとても大事。
オウンドメディアで必須と言われるキーワードについて、一緒に詳しく見てみましょう。
※この記事は、管理人が仕事で制作・運用・改善をしているオウンドメディアの体験談を元に書いています。あなたが知っている知識とは別の事が書いてあるかもしれませんが、何卒ご容赦ください。
「キーワード」の前に「検索」が日常の一部になっている事を知る
あなたも普段、何かしらの検索フォームを使っていると思います。
例えばGoogleの検索フォームだったり、Twitter・Facebook・InstagramなどSNSを使う時も検索フォームを使うはずです。
普段気にしてる方はほとんどいませんが、インターネット上では無数の検索フォームがあり、自分自身が調べたい言葉を入力して、思った通りの内容が検索結果に出てくるよう期待をしてる。
私達の生活は、常に「検索する」という行動と共にあるんです。
まずは、検索といった行動を、生活者が日常の一部にしているということを知っておく必要があります。
そもそも検索って何?
検索という言葉をwikipediaさんで見てみると、以下のような説明があります。
データの集合の中から目的とするデータを探し出すことである。
wikipediaさんの説明だと、目的のものを探し出す事とありますが、これは検索といった言葉の説明をするだけのものなので、実際の検索フォームで検索する際の意味とは少し異なります。
異なるもの、それは、生活者の感情が考慮されていないという事です。
検索といった行動をする前に、必ず生活者の心の中にある感情が引き金になって、検索といった行動が発生しています。
この事を知った上で次の「キーワード」とはを見てほしいです。
メディア運営に必須と言われる「キーワード」とは?
「キーワード」とは一体何者なのでしょうか。
検索フォームに入力される言葉・単語ではありますが、ただの言葉・単語ではありません。
あなた自身が検索フォームを利用する時の状況を考えてみてください。
例えば、あなたが仕事中(マーケティング関連)だと想定してみます。
STEP1:カスタマージャーニーマップの作り方が分からない。
STEP2:どうしよう。
STEP3:検索して調べてみよう。
STEP4:「カスタマージャーニーマップ 作り方」で検索。
STEP5:検索結果にカスタマージャーニーマップの作り方のページが出てくる。
一般的な考えだと、このような形で検索を行っていると思いますが、STEP2の「どうしよう」という感情を見てほしいです。
悩みや不安といった感情が生まれたからこそ、検索をしようと行動しています。
今回入力した言葉は「カスタマージャーニーマップ 作り方」ですが、これは単なる言葉・単語の組み合わせではなく、あなたの不安・悩みを表している感情が、見た目として表れた。
つまり、「キーワード」というのは、不安・悩みなどの感情そのものだと言えます。
「キーワード」を知るには生活者を知ることが大事
キーワードというのは、生活者の感情そのものだとお伝えしましたが、生活者の感情を理解することは、正直とても難しいです。
実際に会話をすることもできない場合も多く、アクセス解析といった生活者の行動を視覚化したツールを使ったり、計測数値から傾向を読み取ったりして、生活者を深く知ろうと誰もが試みています。
そういった、生活者目線の思考を身につけるために、一つ一つ地道に進めるしかないですが、キーワードが生活者の感情を表していることが分かれば、まずは一歩前進です。
キーワードを知るということは、生活者を知るという事と同じことなので、ゆっくりでもいいので、生活者目線の思考を少しずつ見に付けるのがお勧めです。