コンテンツマーケティングを行っていくと、あなた(運営しているオウンドメディア)とユーザーさんとの心理的繋がりを強くて太い状態にすることができます。
ユーザーさんとの繋がりをエンゲージメントと呼び、エンゲージメント率の増大によって心理的ハードルを下げることができ、あなたが目的としているCV(相談・登録・依頼・申込)などを増やすことができるようになります。
様々な手法がある中で、インターネットを利用してエンゲージメントを高めるためには、コンテンツマーケティングが抜群の効果を発揮します。
なぜ、コンテンツマーケティングがエンゲージメントを高めるのか、私と一緒に見ていければ嬉しいです。
集客ができても、エンゲージメントが低ければ、そのあとの行動へ移ってもらえない。集客のあと、ユーザーさんの行動誘率を高めるのがエンゲージメントの高さになります。
エンゲージメントとは?
エンゲージメントとは、あなたとユーザーさんとの心を繋がりを示すものです。
心の繋がり…とは別にオカルトの類ではなく、簡単にわかりやすくしてみると、相手に対して良い感情を持っているか持っていないかという事。
- 愛着
- 信用
- 前向き
- 想いの強さ
- 好き
など、相手に対してどのくらいポジティブな感情を持っているか。
エンゲージメントが、コンテンツに対して心にどのような影響を与えるのか、エンゲージメント率と感情で簡単な表にしてみました。
エンゲージメント率 | 感情 | 詳細 |
---|---|---|
0% | ・無関心 ・無気力 ・無頓着 | エンゲージメント率が0%の時は、あなたのコンテンツへ何にも期待せず無関心、興味も無い状態。 |
0〜10% | ・冷静 ・不安 ・悩み | エンゲージメント率が0〜10%の時は、冷静に見つつ、あなたのコンテンツを品定めされている状態。 |
11〜60% | ・期待 ・関心 ・警戒 | エンゲージメント率が11〜60%の時は、一定の信用があり期待や関心を向けている状態だが、本当に信用していいのか警戒心も崩さない姿勢の状態。 |
61〜100% | ・安心 ・喜び ・快感 | エンゲージメント率が61〜100%の時は、コンテンツに対して信用できると判断し、喜んでいる状態。とりあえずの不安は解消され安心している状態でもあります。 |
100%以上〜 | ・信頼 ・感謝 ・幸福 | エンゲージメント率が100%以上の時は、警戒心は無くなり、信頼を強く感じている状態。心の壁はないため、意見が通りやすい。 |
0%以下 | ・嫌悪 ・後悔 ・恨み | エンゲージメント率が0%以下の時は、恨みや憎しみなど嫌悪の心を感じている。この状態で何をアプローチしても聞く耳は持ちません。 |
※ 感情は、プルチックの感情の輪も参考にしています。 ※ エンゲージメント率の%に関しては、大まかな分け方です。 |
エンゲージメント率の高さによって、相手への心理的ハードルが下がる、または無くなることで、あなたの意見や提案がすんなり通る確率が高まっていきます。
例えば、初めて会った人に10万円の高級時計を勧められても断る可能性は99.9%。
しかし、何年も友達関係であなたの事を理解してくれている状態で、その時計が本当に似合っていると思ったからこそ10万円でも勧めてくれた場合、あなたは買ってしまうかもしれません。
このたとえ話と同じで、エンゲージメント率(心理的な繋がり)の高さが、提案の通りやすさや、何かを起こす際の原動力にもなるため、非常に大事な指標となります。
もし、全てがロジックや論理だけで人が動いてたら、10万円の時計=品質が良い=だから買わないのはおかしい。となります。
ロジックや論理だけの世界だったら、もっと物が売れたりサービスへの加入が簡単なはずです。
そうじゃないということは、人が動くのにはロジックや論理だけではなく、感情によっても大きく行動が変えられているということ。
だからこそエンゲージメント(ポジティブな感情)を高める事が大切なんです。
コンテンツマーケティングは、インターネットを使ってエンゲージメントを高めるのに向いているのは何故?
インターネットでビジネスを拡大させたいと思っているあなたは、インターネット上に情報を掲載して集客を行いたいと思っているはずですが、インターネットの情報は、そもそも信憑性が薄い・低いと思われていることがほとんどです。
Googleで検索すると、大量の情報が出てきて、どれも似たようなことが書いてある。
その中から本当に自分が知りたい、信頼できる情報はどれなのか、まずは全てに警戒心を持ちつつ情報を検索しているため、エンゲージメントが0もしくはマイナスから始まっている事を理解しなくてはいけません。
しかし、1つのコンテンツで得られる信用(ポジティブな感情)は少ないかもしれませんが、あなたが用意したコンテンツを色々見てもらうことで信用が積み重ねっていくと、結果的に大きな信用へと変わり、あなたが求めている行動をユーザーさんに起こしてもらいやすくなります。
エンゲージメント高めるために、コンテンツマーケティング思考で作られたコンテンツが抜群の効果を発揮してくれる。
この事をぜひ覚えてもらいたいです。
コンテンツマーケティングによってエンゲージメントを高めるということは、検索上位も狙えるという事
キーワード、文字数、文章品質など、コンテンツに関する様々なポイントの品質が高くできなければ、エンゲージメントは上がりません。
エンゲージメントが高まるということは、ユーザーさんの満足できるコンテンツを作れているということ。
結果、検索結果の上位へ掲載される確率が、高くなるということでもあります。
また、検索表示のランキング上位に掲載されると、たくさんの方に見られやすい位置にあるため、アクセスを多く獲得でき、さらに上位表示にはもう1つの利点があります。
それは掲載順位が上だから、信用できる情報だと思われやすい点です。
掲載順位が上になると→アクセスが多くなり→信用がされやすい
エンゲージメントをコンテンツマーケティングで高めることが、利益を増やすためのストーリー作成に繋がります。
これらが合わさると、相談・登録・依頼・申込などの売上と利益に直結するアクションが引き起こされやすくもなる。
コンテンツマーケティングは、ただ単にユーザーさんとのエンゲージメントを高めるだけでなく、掲載順位を上位へ押し上げてくれる効果もあり、それらが合わさることで、あなたのビジネスは大きく加速していきます。
エンゲージメントを高めたいあなたへ
コンテンツマーケティングは、ユーザーさんへの深い理解から始まるため、その情報がエンゲージメントを高めるトリガーにもなります。
単純にアクセスを増やすだけがコンテンツマーケティングではなく、エンゲージメントを高め、売上や利益を増やすための施策となり得る存在です。
コンテンツマーケティングは一石二鳥では無く、一石三鳥、四鳥…どんどん増やすこともできると、覚えてもらえれば嬉しいです。