あなたは今、コンテンツマーケティングに興味を持って、始めようとしてくれていると思います。
コンテンツマーケティングは初心者や未経験であっても、評価の積み上げ式でアクセスを増やしていける、非常に効果の高いマーケティング施策です。
マーケティングと言っても、難しいことはなく、コンテンツマーケティング未経験だった私でも約46倍のPVアップができたので、不安になることはないですよ。PVとは、ページビューと呼ばれる、ページが閲覧された回数となります。
まずは、初めてのあなたでも、自分のペースで確実にメディアのアクセスを増やす方法をお伝えできればと思います。
やればやるだけ成果が上がっていくのがコンテンツマーケティングなので、あなたにもぜひ楽しんでもらいながら実践してもらえると嬉しいです。
私がお伝えできるのは、小さいものが巨人と対等に渡り合える方法です。
STEP1:初級編コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングを始める前に、覚えてほしい事があります。
この考え・視点を持ち、コンテンツマーケティングをしていくことで、初心者・未経験のあなたでも着実に成果を出すことができます。
私も初心者だったのに、ある考え・視点を元にコンテンツマーケティングを始めたことにより、事業の拡大を進めることができているので、あなたにも知ってもらえればと思っています。
1. コンテンツマーケティングの本質を理解する
コンテンツマーケティングとは、コンテンツ(文字・画像・動画などの情報)を使って、マーケティング(自然と売れるようにする)をする、インターネット上で展開できる集客施策のこと。
改めて、自分自身が情報を検索する時を考えてみませんか?
どんな状態で、どんな気持ちになって、何がしたくて、情報を検索したのか。
検索例1:暑い夏にエアコンが壊れてしまい、すぐに直してくれる修理業者を探す。
検索例2:ライティングの勉強になる本が欲しいから、口コミを見てから購入。
検索例1の場合は、38度を超える真夏にエアコンが壊れたら、暑くて何もやる気が起きなくてしかも汗だくに。そんな状態を一刻も早く解決したいため、金額は多少高くてもすぐに来てくれる業者を探したい。
結論→エアコンの修理がすぐ出来る業者の情報を作ってあげる。
検索例2の場合は、文章を書くといつも上司に指摘される、もっと上手になりたい。だけど今まで文章の本を買ったことが無いので、口コミを見て人気のある本を買いたい。
結論→ライティングの本の口コミページを作ってあげる。
なぜ検索をするに至ったのかを理解し、その人が求めている情報を提供してあげることで、集客ができる。
求めている人へ最適な情報(コンテンツ)を提供する、つまり、検索してくれる人への理解が全ての始まりであると言えます。
コンテンツマーケティングの始め方の一番最初にすることは、顧客理解です。
やり方でもなく、見た目でもなく、人への理解が一番重要なことを、まずはあなたに覚えてもらえると嬉しいです。
2. コンテンツ作りを継続させる事
コンテンツマーケティングを始めるにあたって大事なのは、継続して検索ユーザーのためにコンテンツ(文章)を作り続けていくこと。
継続させることです。
コンテンツマーケティング初心者・未経験者にとっては、コンテンツを作り続けることが、コンテンツマーケティングの第一歩。
毎日100文字でも500文字でもいい。
いきなり無理をしなくても大丈夫。
あなたのペースでコンテンツを作り続けていく習慣を作り上げてください。
最初から難しいことはしなくてもコンテンツマーケティングは始められます。
ただ注意してほしいのが、誰かに頼んでやってもらうのではなく、あなた自身でコンテンツを作るという事。
コンテンツマーケティングは自分事だと、当事者意識をもって進めるのが大切です。
3. 何のためにするのか考える
あなたがコンテンツマーケティングに興味を持ってくれた、したくなったキッカケがあると思います。
- 会社のオウンドメディアのアクセスを伸ばしたい。
- 集客を増やしてアフィリエイトで稼ぎたい。
- 自分の情報を広めていきたい。
理由は様々だと思います。
あまり感覚的なお話しは避けたいと思ったのですが…
何のためにするのか、あなた自身の想いや情熱がコンテンツマーケティングではカギになります。
コンテンツマーケティングには地味なイメージがありますが、コンテンツを作り続けていく必要があるので、大変な面もあります。
最初はなかなか成果が出てこない事もあります。
成果が出ないとき、本当にしんどくて、辛い思いをする事もあるかもしれません。
しかし、コンテンツマーケティングの本質でもある、顧客理解を行い、検索ユーザーのために、あなたがコンテンツを作り続けていけば、着実に成果はあがっていきます。
途中であきらめてしまう事が多いのもコンテンツマーケティング。
- アクセスを伸ばすため
- おこずかい稼ぎのため
- 独立したいため
なんでもいいですが、改めてあなたがなぜコンテンツマーケティングをしたいのか、誰のためにしたいのか、想い・情熱を再確認して頂くのがオススメです。
「本質」「継続」「目的」、この3つの基本さえ覚えておけば、コンテンツマーケティングを始めることが出来ます。
もし、さらに知識を深めてコンテンツマーケティングがしたい!という場合、中級編・上級編も用意したので、こちらも見てもらえればと思います。
ぜひ、コンテンツマーケティングでメディアを育てる楽しさ、やりがいを知ってもらえると嬉しいです。
STEP2:中級編コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティング中級編として、より技術的な内容を見ていければと思います。
- STEP2の目次
- 1. タイトルの魅力付け
- 2. 文章の構成
- 3. 文章
1. タイトルの魅力付け
あなたがどんなにがんばってコンテンツを作っても、タイトルの魅力が無ければ、アクセスを伸ばすチャンスを、みすみす見逃していることにもなります。
例1:コンテンツマーケティングを実践すると集客ができる
例2:コンテンツマーケティングでPV10倍!集客を成功させる5つの方法
もしこのようなタイトルがあったとします、あなただったらどちらのコンテンツが見たいと思いますか?
コンテンツマーケティングを行う理由としては、アクセスアップ・集客向上・CVの向上などあると思いますが、まずはアクセスを高めることがコンテンツマーケティングで求められていると思います。CVとは、コンバージョンと呼ばれ、お問い合わせや申し込み数の事を指します。
そうなった場合、PV10倍という言葉でコンテンツマーケティング実践後の結果がイメージでき、さらにその方法がたった5つで出来るとなれば、例2のタイトルの方が魅力的に見える。
タイトルに入っている言葉が違うだけで、こんなにも大きく「読みたい」か「読みたくない」かが変わってくるのは、面白いですよね。
タイトルの魅力UPのテクニック
タイトルで魅力が変わると言っても、どうやってやればいいか分からないですよね。
タイトルを考えるのが不慣れな場合は、まずは簡単なテクニックを活用して、タイトルをちょっとずつ変えていってもらうと始めやすいかもしれません。
タイトルに変化を付ける例を、以下の表で見ていきたいと思います。
変更前:キーワード調査のやり方
方法 | 変更例 |
---|---|
数字を入れる | たった2分で分かるキーワード調査のやり方 |
カタカナorアルファベットを入れる | キーワード調査の正しいやり方でアクセスUP |
実行後のイメージ、効果を連想させる | 正しいキーワード調査を行えば集客効果を10倍にできる |
「、」や「。」「!」を入れる | ライバルに勝てるキーワードの調査方法、無料ツールがカギになる! |
【】鍵括弧を使う | 【キーワード調査】コンテンツマーケティングの戦略には必要不可欠な存在 |
話言葉を入れる | 知らなかったの?キーワード調査は無料ツールで調べられる! |
検索ユーザーの状況を入れる | アクセス急落!V時回復にはキーワード調査が不可欠 |
文章に変化を付ける、簡単なテクニックとなります。
数字が入っている、カタカナやアルファベットが入っているなど、ちょっとしたことで印象が大分変りますよね。
こういった小さい工夫から試していき、どんどんあなた自身の「型」を見つけてもらえればと思っています。
検索ユーザーの反応を見ながら、自分自身で作ってみて、やりやすい方法を見つけていくのがオススメです。
3. 文章の構成
文章の構成といっても、そこまで難しく考えることはないと思っています。
起→承→転→結と呼ばれる、基本の構成はありますが、これもあまり意識しなくて大丈夫です。
じっくりと情報を調べたいと思ったら、本屋で書籍を購入する、図書館へ行く、誰かのインタビューを通して知るなど、手間をかけて情報を調べようとする。
検索ユーザーがそれをしないのは、無駄な時間をかける必要もなく、インターネットですぐに情報が調べられるからです。
そもそもインターネットを使って情報を検索している方々は、手軽に欲しい情報がすぐ手に入ればいいと思っています。
この前提を理解すると、起承転結といった、最後まで見なければ結論が見れない構成は嫌がられるかなと…。
そのため意識する事としては、以下のこと。
- 1. 結果
- 2. 根拠を説明
- 3. 結果&まとめ
検索ユーザーそれぞれ様々な気持ちを持って、あなたのコンテンツを見にきてくれます。
結果だけを知りたくて見に来る方、結果はもう知ってるから詳しい内容が知りたい方など様々です。
どちらにも都合がよい形にする場合は、まず結果を伝えた後に、根拠を説明、最後に結果とまとめで締めくくる。
これなら誰でも簡単にできるので、まずは基本の形として覚えて頂き、やりながらあなたの「型」を見つけていくのがオススメです。
3. 文章
タイトル、文章の構成ときて、最後は文章の書き方です。
ライティングの経験がなく初めての場合は、苦手意識をもって自分ではできないんじゃないかと思うかもしれませんが、全然苦手意識を持つことはないですよ。
コンテンツマーケティングをするためにライティング初心者だった私でも、続けるうちに少しずつ書けるようになってきました。
初心者だった私でも、多少書けるようになった方法をお伝えできればと思います。
家族へ送る手紙のように書く
検索をして見にきてくれるということは、何かしらに困っていたり、悩みがあるからこそ検索までして情報を調べたいと思っている状況があります。
不安や悩みがあり、感情的にもグラグラしている状況の中、どんな言葉で文章を作ればいいのか。
考えた結果、私の場合は家族へ送る手紙のような感覚で書く事が、文章の書き方としてはしっくりとくると思い、以下に気を付けて書いています。
- ひらがな多め
- 難しい言葉は使わない(使う場合は補足を入れる)
- 上から目線にはならない
- 誤字脱字はださない
- 会話をしている意識で書く
たったこれだけ。
本来であれば、コンテンツマーケティングに合った文章の書き方や、ビジネス文章のような書き方など、文章の書き方の基本と言えるものがあると思います。
しかし、そもそも不安や悩みが元で検索して見に来てくれているので、優しく接したいという思いを持って文章が作れれば、問題がないんじゃないかという結論に至りました。
結果的に、約46倍のPVアップができたので、文章の書き方は自分次第でいいんだと自信が付いたかもしれません。
難しいことは考えず、検索してくれる人のことを考えて、あなたの想いがこもっていれば、どんな書き方でもいい事を、知ってもらえれば嬉しいです。
STEP3:上級編コンテンツマーケティング
初級編、中級編を見てもらって、さらにコンテンツマーケティングを知りたいと思って頂けたら、ぜひこのまま上級編も見てもらえると嬉しいです。
上級編と言っても、難しいことはなく、少し調べものをしたり、文章を書く以外でも気を付けるポイントを押さえてほしいという内容です。
1. キーワードの調査・選定
コンテンツマーケティングを行い、より早く成果・効果を出していきたい、戦略的にコンテンツを作っていく必要があります。
例えば、「コンテンツマーケティング」に関して記事コンテンツを作ろうと思った場合、いきなり「コンテンツマーケティング」の内容を入れたコンテンツを作っても、見てもらえる確率は低いです。
なぜならば、「コンテンツマーケティング」というキーワードは、月間検索ボリュームが6,600もあるビッグキーワードと呼ばれるもの。月間検索ボリュームとは、月間で検索されている大まかな回数。
ビッグキーワードとは、月間検索ボリュームが1,000以上あるキーワードのこと。
月間検索ボリュームが高いということは、集客効果も高いと言えるので、多くの会社がこのキーワードで検索された際、自分たちのオウンドメディアが検索上位に入れるようしのぎを削って対策しています。
そんな競合ひしめく中で、いきなりコンテンツを作っても他社に負けてしまい、検索結果の上位に行くことが難しいんです。
まずは、他社の対策が弱い、複合キーワード・スモールキーワードと呼ばれる、月間検索ボリュームが比較的低いキーワードを使ってコンテンツを作っていきましょう。
キーワードを調査するための無料ツール
コンテンツのテーマとなるキーワード調査は、無料ツールを使って簡単に調べられます。
ツール名 | 費用 | 詳細 |
---|---|---|
ubersuggest(ウーバーサジェスト) | 無料 | 検索キーワードの調査や、ドメインを入力することで、競合他社の状況も調べることができます。 |
関連キーワード取得ツール(仮名・β版) | 無料 | 複合キーワードと呼ばれる、キーワードに関する関連キーワードの繋がりを調べることができます。 |
共起語検索 | 無料 | 共起語と呼ばれる、検索したキーワードで出てくるオウンドメディアに、どんな言葉が多く出てきているのかが分かるツールです。 |
※ 2019年10月10日の時点の情報となります。 |
この3つを使えれば、まず間違いないです。
2. キーワードの選び方
キーワードを調査し探し出したら、次はどのキーワードを選ぶか決めることです。
複合キーワード・スモールキーワードを選ぶのがポイントだとお伝えしましたが、さらにここよりも踏み込んで、キーワードの選び方を見てみましょう。
キーワードを選ぶために検索ユーザーの状況を考える
検索してくれる人は、何かに不安があったり、悩みがあったりと、お困りごとを解決したいために、インターネットで検索をして、あなたのコンテンツを見に来てくれます。
しかし、不安・悩みのレベルは、検索ユーザーそれぞれで違うんです。
「転職」といったキーワードで、不安・悩みレベルを測定していきたいと思います。
キーワード | お困りレベル | 月間検索ボリューム | 詳細 |
---|---|---|---|
転職 うまくいかない | 大 | 1,000 | 転職がうまくいかなくて不安や悲しみを抱いている。 |
転職サイト おすすめ | 中 | 12,100 | 転職がしたくて、オススメのサイトを探している。 |
転職サイト | 小 | 110,000 | 転職サイトを探している。 |
※ 2019年10月10日 ubersuggest を利用して「転職」キーワードを調べた数値になります。 |
表を見てみると、お困りレベルは月間検索ボリュームが低いほど高くて、月間検索ボリュームが高いほどお困りレベルは小さくなっています。
月間検索ボリュームが低いものが全て、お困りレベルが高いわけではないです。
しかし、月間検索ボリュームが低いキーワードの特徴としては、複合キーワード・スモールキーワード・ロングテールと呼ばれる、キーワードがいくつか合わさって、検索されている内容になります。
検索する際に入力されるキーワードが多いほど、検索ユーザーの目的がハッキリしてくるため、それがお困りレベルを引き上げているんです。
月間検索ボリュームは低いですが、お困りレベルが高くなるほど、検索ユーザーが求めている情報なので、こういったキーワードを選んで、検索ユーザーの想いに応えていってもらうのがオススメです。
キーワードの選び方など参考情報がほしい場合は、“1位がキープし続けられる”「キーワード」の探し方・選び方を見てもらえると嬉しいです。
3. コンテンツ化するキーワードのジャンルを絞る
何かしら特定のテーマに沿ってコンテンツを作っているなら大丈夫です。
しかし、コンテンツマーケティングをしていくうちに、なかなかアクセスが増えない不安や、競合他社のコンテンツが検索上位にいると、今までテーマにしていた内容から外れたテーマでコンテンツを作っていってしまう場合があります。
これは、特定のテーマでかなり力を付けて、横展開をしていく形であればいいですが、コンテンツマーケティングの初期段階では、あまり範囲を広げすぎるとテーマが分散して、アクセスアップが遅くなる可能性もあります。
例えば、今まで料理のレシピでコンテンツを作っていたのに、いきなりスポーツ系のコンテンツを作りだす。
ライフスタイルを大きなテーマにしている場合などは、料理もスポーツも範囲内だと思いますが、あなたがコンテンツマーケティングに慣れていない状態では変えない方が良いと思います。
特に、見に来てくれている方が、あなたのwebサイトには「料理のレシピ」がたくさん載っていることに価値を感じて、リピートして見てくれていたのに、関係ない情報が多くなることでファンから離脱する事も考えられます。
また、コンテンツを作る時間が分散して、今まで検索ユーザーを満足させていたコンテンツの量を確保できなくなる場合もあります。
コンテンツマーケティング初期においては、難しいことはせず、まずは特定のテーマに絞って、集中的に進めていくことが、結果的に検索ユーザーの満足が得られ、それがGoogleの評価となって、全体的な検索順位を押し上げる力にもなります。
ぜひ最初は、特定のテーマに絞って、コンテンツを作ってもらうのがオススメです。
この記事を見てくれたあなたへ
コンテンツマーケティングは、日々検索してくれる人の事を考えながら進めていきます。
コンテンツを作っていくと、あなたが情報を届けたい人達のことがどんどん分かって理解でき、もっと貢献していきたいと思うかもしれません。
この情報で、あなたにコンテンツマーケティングを好きになってもらって、多くの人に喜んでもらえるコンテンツを届けるための、知識にしてもらえると嬉しいです。