ブログを書くために!キーワードの選び方マニュアル

  • 更新 | 2021.09.26 公開
ブログを書くために!キーワードの選び方マニュアル

「探すのはできるけど、結局何を選べばいいか分からない…。」

キーワードを見つけるのは比較的簡単ですが、判断基準が分からなくてキーワードを選べない場合ありませんか?

キーワードの選択によって、ブログのアクセス数は大きく変わってくるので、慎重に選びたいところ。

どんな選び方がいいのか、メディア運営を8年以上対応してきた経験から、まとめてみました。

この情報があなたのお役に少しでも立てられれば嬉しいです。

キーワードの選び方次第で、ブログの収益化に向けたスピードが全然変わってきます。著者:osugi(@osuuuugi

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キーワードの選び方

キーワード探しが終わったら、次は何のキーワードを選んでいくか。

もちろん、どのキーワードも上位表示を狙っていく事には変わりないですが、あなたの状況にも合わせて選んでいくのがオススメです。

このまますぐに、あなたにキーワードの選び方をお伝えしたいのですが、選ぶ前に一旦しなくてはいけないことがあります。

それは、各キーワードに補足情報を付け加える事です。

準備編:キーワードに加える補足情報

感情を付け加える

あなたが頑張ってたくさん出したキーワード、そのままの状態にしていませんか?

ubersuggestを使ってもらうと、様々なカテゴリーに仕分けしてもらえるので、なんとなく分かるかもしれませんが、各キーワードにはユーザーの気持ちが込められています。

例:ホームページ 作成
→ホームページを作りたい

例:ホームページ 制作会社
→ホームページ制作会社を知りたい

例:ホームページ 制作者
→ホームページ制作者に会いに行きたい

例:ホームページ 制作ソフト
→ホームページ制作ソフトを買いたい

例:ホームページ 開設
→ホームページを開設したので見てもらいたい

このようにキーワードには「〜したい」というユーザーの気持ちや意思、つまり感情が入っているんです。

緊急度を付け加える

さらに、キーワードは緊急度の要素が入っています。

緊急度が分かりやすいように、今度はリフォームをテーマにしてみます。

例)リフォーム
緊急度(低)→ 外壁塗装
緊急度(高)→ 屋根修理

違いが分かりづらいかもしれませんが、緊急度で言えば「屋根修理」の方が、緊急度は高いんです。

同じリフォームの仲間なのに、なぜ緊急度に違いがあるか。

これは言葉として「外壁塗装」「屋根修理」と知っていたとしても、ユーザーがそのキーワードを調べた際の気持ちを理解していないと分からないことなんです。

例えば、外壁塗装は約10年に1度のサイクルで行われる建物のメンテナンスなので、頻繁に行うものでなかったり急いですぐ行う必要がないリフォームです。

しかし、屋根修理に関しては、屋根に不具合が起きている、つまり雨漏りが発生した・台風がきて屋根が飛んでしまった、このような状況が発生しているという事。

あなたのお家でも雨漏りが起きて、部屋がビショビショになったら、ビックリして大変な事態が起きたと思い「雨漏り 原因」「屋根 修理」などのキーワードで検索するのではないでしょうか?

検索されたキーワードに対して、キーワードを入力したきっかけや背景も考える事で、さらにキーワード選びの品質を高めることができるんです。

キーワードは人間の心理そのもの。自社や自分の都合で物事を考えるのでは無く、相手(人間)を中心にした考えが必要だと、覚えてもらえると嬉しいです。

対象のキーワードが全て含まれてる記事数の確認

あなたが対策したいキーワード、月間検索ボリュームや競合レベルなどの数値は各種SEOツールで確認できますが、もう一つ加えてほしい数値があります。

それが、全ての複合キーワードがタイトルに含まれている記事数。

GoogleでもYahooでも使える特殊コマンドですが、以下のコマンドを使ってキーワードを検索すると、条件に合った検索をすることができるため、まずは便利なコマンドの一覧を確認しておきましょう。

コマンド使用例
intitle:intitle:ホームページ seo
※ 検索したキーワードの一部が含まれるタイトルを一括して確認できるコマンド。
allintitle:allintitle:ホームページ 速度向上
※ 検索したキーワード全てが含まれるタイトルを一括して確認できるコマンド。
site:site:mother-media.com
※ 検索したドメインでインデックスされているタイトルが一括して確認できるコマンド。
related:related:mother-media.com
※ 検索したドメインに関連、もしくは類似しているサイトを一括して確認できるコマンド。

この中でも、あなたに使ってほしいのは「allintitle:」です。

これを使うと、対策しようとしているキーワードが含まれた記事が、何件インターネットに掲載されているかを調べることができます。

例1:ホームページ 管理(月間検索ボリューム:170)
→allintitleを使うと、約38,200件

例2:ホームページ 仕様書(月間検索ボリューム:170)
→allintitleを使うと、約436件

上記の例を見てもらうと、月間検索ボリュームは同じなのに、実際にインターネット上で公開されている記事の数に、かなり差が生まれています。

これが何を示しているかというと、例1よりも例2の方が、ライバルが少ないため、検索の上位も狙いやすいということです。

この情報が有るか無いかによっても、大きくコンテンツ制作の戦略、つまりキーワード選びに影響してくるため、必ず確認しておきたい内容と言えます。

1人か多数か、行動を起こす人数がキーワードによって違う

キーワードによっては、検索ユーザーだけでなく、他の人を巻き込んで行動へ移すものがあります。

ホームページ 作成 無料
→ 自分1人で済む

ホームページ 制作 相場
→ 制作会社へ依頼する気持ちがあり、他者に何かをしてもらいたい

例えば、あなたのブログが、お問い合わせなどCVを高めたい場合には、1人で解決できてしまうキーワードを多く選んでしまうと、目的達成に大きくブレーキがかかるかもしれません。

逆に、誰かに何かをやってもらいたいキーワードであれば、そのキーワードに対して充実したコンテンツが作れると、お問い合わせが増えやすくなり、あなたの目的達成スピードを早める事もできます。

キーワードによっては誰かに何かをしてもらいものが入っているため、こういった視点でも考えると、キーワードを選ぶ時に役立ちます。

キーワードの検索順番を考える

検索順番?と疑問に思ったかもしれませんが、私の中で検索順番とはこのように定義しています。

検索順番とは、ユーザーの気持ちの優先度。

ユーザーは毎日大量の情報を浴びている状態なので、もちろんこちらが考えた検索順番の通りにはならないと思います。

しかし、大雑把に分けると、以下のように進んでいます。

  • 心理フェーズ1:知りたい
  • 心理フェーズ2:したい、見たい、行きたい
  • 心理フェーズ3:今すぐしたい、今すぐ見たい、今すぐ行きたい

最初は何かを知りたくて、その次は知ったことに対して何かしらの行動を起こしたい、そして最後にはしたくてたまらない状態。

これは月間検索ボリュームからも読み取れて、

【心理フェーズ1】検索回数:33,100 ホームページ
【心理フェーズ2】検索回数:9,900 ホームページ 作り方
【心理フェーズ3】検索回数:390 ホームページ 作り方 スマホ※ 検索回数は2019年10月1日時点のキーワードプランナーの情報

最初はそこまで明確な気持ちが無いため、ビッグキーワードと呼ばれる言葉単体で検索される事が多く、だんだん気持ちの高まりにつれて、月間の検索ボリュームが少ないキーワードが検索されるようになります。

つまり、あなたのブログの成長は、ユーザーの検索の心理フェーズに大きく影響するという事。

セッション数・ユニークユーザー数・ページビュー数だけを追い求めれば、検索ボリュームが高い傾向のあるキーワードを選ぶ戦略を取ればいいですが、資金的・人員的な余裕もなく、限られた中で成果を出すのであれば、心理フェーズ3の「今すぐ◯◯したい」ユーザーに対してコンテンツを提供し、見込みの高いCVを1件でも多く得るほうが良いかと思っています。

複合キーワード(ロングテール)が大事だと言われていることにも繋がっています。

ターゲットの成長を考慮する

あなたがターゲットにしているユーザー像に近いAさんがいたとします。

2019年4月のAさん(新卒1年目)
2019年12月のAさん(チームリーダー)



2020年12月のAさん(マネージャー)

Aさんも成長を繰り返し、周りの環境が変わっていくことで、求められる期待も変化していきます。

特定の領域だけ、例えば新卒1年前後の人だけを対象にしてキーワードの戦略を考えてもいいですが、短期的ではなく長期的にAさんと関わり合いを持っていきたい場合は、Aさんの成長に合わせてキーワードを選んでいきたいです。

  • 第1フェーズ:Aさんが仕事の初期で困っていること
  • 第2フェーズ:Aさんが仕事の中期で困っていること
  • 第3フェーズ:Aさんが仕事の後期で困っていること

このように、ユーザーの成長フェーズに合わせて、キーワード選びを行うと、長期的なコミュニケーションが取れることで、あなたの目的達成率が上がる可能性もあります。

1人に対して訴求することへこだわる理由とは?

100人に伝わる内容。
1人だけに伝わる内容。

キーワード選びにおいては、後者の考え方が有利だと、私は思っています。

インターネットを利用しているユーザーを、1UUやN1などと数えたりしますが、このような機械的な数値を相手にしているワケではなく、あなたが相手にしているのは、一人一人名前と感情を持った生きている人です。

確かにデータやAIを使って行動分析ができたりと、数値に置き換えて見える事もたくさんあります。

しかし、それらは顕在化していることを計るなら使えますが、こんなにも競合ひしめく中で、他と同じように顕在化している層だけに訴求しても、成果が出しにくいのが現状。

個人の価値観だってドンドン変わっています。

ユーザーの意識や心理の移り変わりの速さに対応していくためには、数値など可視化できるものだけを頼りにせず、数値では表せないユーザーのインサイトの部分、深層に眠っている心理的欲求をいち早く見つけていく事が大切。

定量だけでもだめ、定性だけでもだめ、定量と定性セットでキーワード選びをするために、1人の事を深く深く知る事が、あなたのビジネスを加速させる要因です。

キーワード選び(戦略)を考える事は、ユーザーの事を考えるという事。
ユーザーの事を考えるという事は、キーワード選び(戦略)を考える事。

大事な事なので同じような事を2回言ってみました。

このような考え方もあると、知ってもらえると嬉しいです。

ペルソナは作るべき?

ペルソナを作って、ユーザーの行動パターンを可視化するためにカスタマージャーニーマップを作ったりもするかもしれませんが、理論や予想だけで作っていませんか?

本当に必要なのは、あなたの中にある情報だけで作った仮の人物ではなく、生身の人間からの情報です。

ペルソナはあくまで架空の人なので、自分の都合のよい人物像になりがち…。

例えば、あなたの会社のチーム数が多かったり、実際のユーザーとの接点がとれない部署が多い場合、ターゲットの方向性を共有するためには、ペルソナはとても有効です。

しかし、キーワードやコンテンツの戦略を担っているあなた自身は、ペルソナだけに止めるのではなく、ユーザー調査で直接ヒアリングを行なったり、街中でターゲットとなる人を見つけて行動観察(適度にお願いします…。)をしたり、実際のターゲットとなる人物を具体的に意識できる環境を作るのがオススメです。

ユーザーを知る事で、キーワード選びも楽になりますよ。

目視でのライバルチェック

各種SEOツールや、特殊コマンドを使うことで、数値的な比較は簡単です。

しかし、競合も多そうだし記事数も多いし、対策しても無理なんじゃ無いかな?と思う数値が出ていたとしても、実際は違う場合があります。

これは完全なアナログの調査になってしまいますが、見た目やあなたが最初に読んだ文章の印象など、目視チェックをすることで以下の評価などを加えることができます。

  • 文章が読みづらい
  • 文脈が分かりづらい
  • デザインが見づらい

文章としては十分な文字数でキーワードもたくさん入っていたとしても、上記の理由からすぐにライバル記事を追い越せる可能性があります。

各種の数値データは集めつつ、アナログな方法も使った情報を加えることで、キーワード選びはもっと良くなります。

結局、キーワード選びのためには何をすればいいの?

いろいろ難しい事をお伝えしてしまったのですが、正直いうとこれら全てはできなくても大丈夫です。

私も状況によっては全ではなく、一部に止めている場合も。

何が言いたいかというと、これらは全てユーザーを理解するための前準備だという事であり、ある程度あなたの中で、ターゲットになるユーザーが明確になっていれば別にする必要が無いものばかりです。

ユーザーを理解することで初めてキーワードが選べて、その先のコンテンツの着手へと進めることができる。

全体を見て判断する

キーワードだけ、コンテンツを作るだけ、部分的な事ばかりをしていると、本当のユーザー理解ができず、ユーザーやGoogleも認めてくれるオリジナリティあふれた満足度100%以上の情報にはならないと思っています。

だからこそ、少し面倒な手間をいくつもこなしていくことで、完全ではないにしろ、ターゲットユーザーに寄り添った状況を作れます。

ユーザーに寄り添えているか、寄り添えていないかで、だいぶ成長速度も変わってくると思うので、少し手間だと思うことでもぜひやってみてほしいです。

実践編:キーワードの選び方マニュアル

ここからは、実際にあなたが集めてくれたキーワードの中から、必要なものを選んでいってみたいと思います。

選ぶといっても、選ぶための前準備が整っているので、比較的ラクかもしれません。

まずは、下記のサンプルを見てほしいです。

優先度感情月間検索キーワード保有検索SEO難易度競合目視チェック第1キーワード第2キーワード第3キーワード
5知りたい33,10062,800,00054ホームページ
4したい8,100431,00058ホームページ制作
2知りたい2,40083859ホームページ作成費用
3したい59031,30056ホームページ集客
1今すぐしたい21011532ホームページ印刷できない
優先度 → 対策の優先度
感情 → ユーザーがキーワードを調べて何をしたいか
月間検索 → 月間検索ボリューム
キーワード保有検索 → allintitleで調べて検索ボリューム
SEO難易度 → ubersuggestまたはキーワードプランナーで調べたSEO難易度
競合目視チェック → 目視でライバルのブログを確認した所感
第1キーワード → キーワード1つめ
第2キーワード → キーワード2つめ
第3キーワード → キーワード3つめ

優先度をつけた順にコンテンツを作っていく形で表にしました。

何をもとに優先度を付けているのか、以下を見てみましょう。

STEP1:各指標の統一

数値や3段階評価など、各指標がバラバラなので、このままではキーワードが選べない為、各指標を統一して簡単な指標に変換してみます。

指標star1点star_half0.5点star_border0点
感情今すぐしたい、今すぐ見たい、今すぐ行きたいしたい、見たい、行きたい知りたい
月間検索0〜1,0001,000〜5,0005,000〜
キーワード保有検索0〜1,0001,000〜5,0005,000〜
SEO難易度0〜4040〜6060〜
競合目視チェック

簡単な指標に変換して、指標を元に優先度の点数を付けてみます

優先度感情月間検索キーワード保有検索SEO難易度競合目視チェック第1キーワード第2キーワード第3キーワード
合計1点0点0点0点0.5点0.5点ホームページ
合計1,5点0.5点0点0点0.5点0.5点ホームページ制作
合計2.5点0.5点0点0.5点0.5点1点ホームページ作成費用
合計2点0.5点0.5点0点0.5点0.5点ホームページ集客
合計5点1点1点1点1点1点ホームページ印刷できない

この方法のいいところは、集めたキーワード情報の指標を1つにして簡単に見ることで、キーワードを選びやすくすることです。

最大5点の計算なので、あまり点数幅がなくて同じ点数が出てしまう事も多いと思いますが、キーワードの優先度がつけられるので、選ぶキーワードに迷った時に便利です。

キーワード選びは想いに応えたい人探し
キーワードは顕在化したユーザーのお悩みそのものだと言えます。そのため、キーワードを選ぶという事は、悩んでる人の想いに応える行為と同じだと私は思っています。

キーワード選びのQ&A

コンテンツマーケティングを行う前に必須とも言える、キーワードを「探す」と「選ぶ」という行為ですが、初めての方はもちろん、何年かやっている方でも道を見失いやすいかもしれません。

私自身も毎日がトライ&エラーの繰り返しなので、未だに正解が見えませんが、コンテンツを作り続けて疑問に思った事、その解決方法もいくつか身に付けたと思うので、Q&Aという形で書かせて頂きます。

この情報があなたの役にも立てたら嬉しいです。

Q1:キーワードから探し始めるのはダメ?

キーワードはユーザーの悩みそのものなので、キーワードさえ分かればユーザーの事が分かった気になってしまいます。

しかし、これはとんでもなく大きな罠…。

例えば、転職サイトに関連したメディアを新しく立ち上げようと思った時、「転職サイト」のキーワードが付いた複合キーワードなどを中心に調べようとしてしまいます。

集めたキーワード一覧を見て、これで十分かなとなってしまいがちですが、これは本当に転職したい人を分かっていないために発生してしまう事件かもしれません。

転職サイトを使いたいユーザーが普段何をしているかというと、お仕事をしています。

このユーザーが転職サイトのみを使いたいと決めつけて、転職サイトに関連する記事ばかりを作っていると、大きな機会損失が生まれる可能性があります。

転職サイトを使いたいと思っているユーザーが、何かしらの転職サイトに1度登録してしまうと、あなたやチームメンバーが頑張って作った「転職サイト」のキーワードが入った記事は、もう見てもらえないということ。

ここでユーザーも普段お仕事をしている事を思い出してもらうと、例えばビジネス文章を書きたいけど言葉が合っているかわからないから、ビジネス文章に関連したキーワードを調べる。

あなたがユーザーの行動を理解し、ビジネス文章に関連するコンテンツを用意してた場合、またあなたのブログを見てもらえる確率は高まります。

ユーザーは常にブランドスイッチをしていて、たくさんのブログを見ていますが、ターゲットユーザーのお悩みを包括的に網羅しておくと、あなたとユーザーの接触回数が増える事で、リピーターになってくれたり再訪問もしてくれる相手へと変わります。

包括的にコンテンツを用意し、接触回数を増やしていく事で、さらに別のビジネスへと広げる事ができるかもしれません。

これらは長期的な発想となり、毎回スポットで新規ユーザーを確保してたら、あなたも現場も疲弊してしまいます。

あなたのブログに対しての、ユーザーの信用度をストックと考え、ストックを増やす仕組みをつくる事が大切。

これら全て、最初にユーザー理解ができているかで、その後の発展性も大きく変わってくるため、キーワード探しよりもまずは、ユーザー理解からしてもらうのがオススメです。

コンテンツマーケティングこそ、人間中心設計そのものです。

ブランドスイッチとは?
自社を気に入ってくれていたユーザーが、同一カテゴリーのライバル会社へ気持ちを移してしまうこと。また、ライバル会社から自社へ戻ってきてくれる事をスイッチバックと言います。

Q2:他社がすでに1位を取っているキーワードは止めた方がいい?

検索ランキングの1位に君臨しているライバルコンテンツがあったとします。

すでに1位になっているキーワードは選ばない方いいと思ってしまうのは必然…。

しかし、そのキーワードを対策するのは、タイミング的に後の方になりますが、戦いを挑むことは止めてはいけないと思います。

今はまだ、あなたのブログの力が高まっていないだけで、しっかりとユーザーの想いに応えるコンテンツを作り続けていけば、検索ボリュームが高い検索ランキングの1位に君臨しているキーワードを攻略できるかもしれません。

そういった可能性が秘めているので、ぜひいずれは挑戦して欲しいと思います。

Q3:結局どのキーワードから作り始めても一緒じゃない?

すでにいくつも記事を投稿している場合は別としては、初めてメディアを立ち上げた場合だと、確かにどのキーワードを選んでも、一緒かもしれません。

しかし、選んだキーワードと、そのキーワードを元に作られたコンテンツの良さによっては、早い段階で成果が出てきます。

いきなり月間検索ボリューム90,000のキーワードのコンテンツを作ったとしても、公開してすぐ検索ランキング1位になることは、まず無いと思います。

無謀な挑戦を続けたままだと、全くユーザーから検索されずに、いつまで経っても閲覧数が増えていかない…。

月間検索ボリュームは100と少ないけど、ライバルが少ない中で、品質の高いユーザーの想いに応えられたコンテンツが作れれば、確実に検索ランキングの1位を取れます。

1位になれれば、少なからず見てくれる人が出てきて、同じようにボリュームは少ないけど確実に1位を取れるキーワードを見極めて、コンテンツを作り続けていけば、徐々に見てもらえる人を増やしていけます。

今だとSNSがあるので、検索ボリュームが高いキーワードのコンテンツを作ったとしても、SNSを通じて見てくれる人が増えるかもしれませんが、SNSでの拡散は不確かな部分も多いため、ここは実直に進めていく方が良いかと思います。

そのため、きちんとキーワードの選定を行ってからコンテンツを作り出す、確実な方法を選ぶのがオススメです。

Q4:キーワードがきちんと選べると、どのくらいの効果がでる?

コツコツとキーワードを選んでコンテンツを作った結果、三ヶ月後に大幅アップ

上記Googleアナリティクスの図は、キーワードを選ばずコンテンツを作っていた頃と、しっかりとキーワード選んでコンテンツマーケティングを行なった頃の比較が分かるものになります。

コンテンツマーケティングを行なってから約3ヶ月後に、いきなり成長が加速しました。

これも、事前にキーワードを選んでコンテンツを作った結果でもあるので、地道ですが、地道な事をしっかりとやると、その後の成長スピードが格段に早くなります。

ぜひあなたもキーワードの選定から行なってもらえると嬉しいです。

Q5:キーワードを調べるのと選ぶの、どのくらいの時間が必要?

あなたがテーマとしているキーワードを全て出して、選んで…となると、長くて一ヶ月はかかるかもしれません。

「探して→選ぶ」の間に、整理する作業が必要となるため、ここで時間がかかります。

グループごとに分けたり、一つ一つの言葉の意味を改めて調べたりすると、かなりの時間がかかるんです。

キーワード精査は重要な作業の一つですが、そこまで時間をかけていられない場合もあると思うので、最低でも以下の情報だけは確認して進める事で、時間は短縮できるかと思います。

  • 関連キーワード(サジェストなど)と複合キーワードのみを調べる
  • キーワードごとに感情を加える(〜したい、〜知りたいなど)
  • SEO難易度を加える

正直、運用をしている間に、どんどん知識が付いていって、必要だと思われるキーワードも増えていきます。

運用のスピードをあげれば問題はないと思うので、時間があまり取れないあなたの場合は、最低限のキーワードのみと、補足の情報を付け加えてキーワード選びを進めてコンテンツを作るのがオススメです。

Q6:SEOに強いキーワードってどれ?

SEOとは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimizationの略)の事であり、キーワードも文章もブログを構築しているhtml/css/javascriptなどの構成も丸っと含めた対策をする事で、検索ランキングの上位に入りやすくするための考え方。

そのため、キーワード一つでSEO対策ができるかと言うと、半分正解半分不正解だと言えます。

SEOをする目的としては、自分のブログに対してたくさんユーザーが来てくれるように流入を増やす事なので、必然的に月間検索ボリュームが高いキーワードを選ぶことが、SEOの施策の1つと言えます。

しかし、このページで見てもらった事で少し気づいてもらえたかもしれませんが、キーワードを選ぶよりも、キーワードを入力する人間の心理を深く知る事が大切なんです。

SEOを気にしているあなたには、新しくHE0(人間感情最適化:Human Emotion Optimization)という考え方を持って、キーワードを選んでもられると嬉しいです。

Q7:みんながキーワードにこだわる理由とは?

キーワードにこだわる、みんなの意識が向く理由としては、自社の売り上げやビジネス拡大に大きく関わるからです。

全てのビジネスの基本と言えるのが、お客様を集客すること。

インターネットを利用した集客は、検索キーワードと呼ばれる、検索ユーザーが自らの悩み(キーワード)をさらけ出してもらう事から始まります。

検索ユーザーの悩みを解決するコンテンツを用意することで、集客ができ、売り上げがあがり、自社が成長して、給料がもらえる。

つまり、検索ユーザーの悩みや感情を理解するための、最初の手がかりがキーワード、だからこそみんながキーワードに熱い視線を向けています。

Q8:頑張って選んだキーワードで、どうしても上位に入らない…これは失敗って事?

検索ランキングの1位を取れると思って選んだキーワードが、なかなか1位を取れない場合でも安心してください。

確かに、1位の方が閲覧数(PV)も多くなるので嬉しいですが、ただ単に1位を取れればいいワケではありません。

ライバルサイトの記事が、検索上1位になっていたとしても、そのコンテンツで満足できなければ、ユーザーは新たに別のコンテンツを探します。

1位のライバルサイトから移ってきたユーザーに対して、100%以上満足ができる内容だったら、あなたのブログの方へ問い合わせや申し込み(CV)が入る確率が高まります。

1位になることは大事ですが、1位に固執せず、検索ユーザーをどれだけ満足させられるかを意識してもらうのがオススメです。

最後に。

キーワード選び、少し難しいこともありますが、選び方のロジックを理解すると、あなたなりの判断ができるようになります。

このページに書いてあること全て、実践する必要はないので、必要な情報だけを活かして頂けるといいかもしれません。

選び方次第で、ブログの収益化が変わるので慎重になるかもしれません、色々試しながら効果的な選び方を見つけて頂くのがオススメです。

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