ブログで気をつけたい5つの錯覚

  • 更新 | 2022.01.02 公開
ブログで気をつけたい5つの錯覚

ブログを書きながら、ふと考える。

「記事を一生懸命書いたら、みんなが見てくれている」こんなことを。

しかし、現実はそんな甘くはない…
その事実を受け止めると、また一歩進むことができます。

ブログ初心者だった頃の自分へ伝えたい、5つの錯覚をまとめたので、あなたのお役にも立てられれば嬉しいです。著者:osugi(@osuuuugi

ブログを書いたらどうなるのか?

インターネット上を駆けずり回り、書籍などからも仕入れ、実際にリアルな体験話も聞いてからブログを書く。

または、今まで苦労して経験してきたことを、情報化してブログにする。

ブログを書く前の情報収集や、ブログを書くための時間作りなど、一つの記事を書くのもたいへんだったりしますよね。

たくさんの情報を文章化しますが、「これだけ書いたのであれば見てくれるだろう」と、ブロガーの誰もが思うこと。

しかし、眠い目をこすりながらたくさんの情報を整理して、タイピングの手が痛くなるくらい時間をかけて一生懸命に文章を書いても、そのブログを隅から隅まで、読んでくれる人はほんの一握り。

むしろ、読まれてない方が多いです。

文章が読まれている、と錯覚を起こす理由

書き手の、時間・情熱・想いなどがふんだんに込められているブログですが、読み手であるユーザーさんにとってみれば、数あるうちの一つの情報でしかない。

書き手:苦労してるからひいき目で見て「読まれる」と考えてしまう
読み手:愛着も何もないので他人でしかないシビアな感情

そもそも「書き手」と「読み手」で、ブログに対する認識がまったく違っているため錯覚を起こしやすいのです。

ここを理解していないと、いつまで経っても「頑張って書いたブログは読んでもらえている」という錯覚から抜け出せず、ブログの成長が止まってしまいます。

なぜ読まれないのか?

人間だれしも、無駄に時間がかかることは好きではないですよね。

文章は特に、時間をかけて読み、解読し、理解するため頭脳をフル回転させています。

「見た目」的にはなんともありませんが、実は頭が悲鳴をあげているくらい、エネルギーを使っている。

すごく疲れる行為です。

Youtubeも見たい、テレビも見たい、漫画も読みたい、外にも出かけたい…今の世の中は、やりたいこと・やれることがたくさんあるので、時間がいくらあっても足りません。

こんな状況で、苦労して時間がかかる文章は、苦手に思われるのは当然のこと。

その前提を理解していないと、ブログの成長がとまり、読んでくれる方が少なくなり、結果的にモチベーションも下がって続けていけなくなります。

ブログにおける原理原則を理解すればするほど、工夫を重ねて、読んでもらえるブログになるため、改めて勘違いしやすい錯覚の5つを次でまとめてみました。

錯覚① 文章書くなんて簡単だ

チャット・メール・手紙など、生まれてから何度も、文章を書くタイミングはたくさんありましたよね。

普段からしていることを応用すれば、文章主体のブログは書けてしまえます。

その考えからすれば、文章を書くなんて「朝飯前だ」とすごく簡単に考えてしまいがちですが、そこに錯覚が生まれています。

錯覚:文章を書くことは簡単だ

実は、ブログに書かれている文章、たくさんの要素が絡み合って出来上がっているため、簡単につくれるものではないと私は考えています。

ブログの文章を書くのが簡単ではない理由

言葉を知っていれば、情報があれば、文字を表現するすべ(入力、手書きなど)を持っていれば、ブログを作ることは可能です。

しかし、文章を書くには、こんな要素が必要。

自分が分かってない情報は相手にも教えられない
→丁寧にユーザーさんに対して教えるため、自分自身が伝えたい情報について深い理解をしていないと、教えられない。

自分の気持ちに左右されて出てくる言葉が違ってくる
→ポジティブな時、ネガティブな時、感情に左右されて表現される言葉が変わってくる。読んでいて悲しくなる文章は誰だって読みたくない。

求められている情報をピンポイントで提供する
→求められていない情報ばかりが書いてあっても、誰も見たくありません。

単に、情報を知っているからといって、読んでもらえる文章は書けない。

ブログは読み手に理解されなければ、存在しないのと一緒でもあるので、どれだけ読み手の求めに応じて文章が書けるか、それなりのスキルも必要になってきます。

錯覚② 文章全文が読まれている

あれだけ色んなところから情報を集めて、必要情報はあらかた揃えたのだから、必要な人には全部読んでもらえている。

こう思いたいですが、これは書き手の幻想でしかありません。

前提として、文章を読むには大小ストレスがかかるため、一語一句見ている人はほんの数%だけ。

たとえばあなたが、何か契約するときに契約書を渡された場合、一語一句全部を見た経験はありますか?

重要な情報が書かれてあったとしても、私自身は全部時間をかけてじっくり何度も理解できるまで読んだことはあまりない…。

自分の当たり前が、あなたの当たり前だというつもりはなく、そうだとしても文章を読むのってそれだけ大変なんだよ、だから全文読んでいる人は少ないんだよ、とお伝えしたいのです。

そもそも文章を読むことはハードルが高い

文章を読むのって時間もかかれば、書かれている情報に対する事前知識を持っていないと解読するためさらに時間もかかる。

悪い言い方をすれば、相手がスラスラと読めて理解できない文章は、ただただ時間を奪っているだけ。

今の世の中、他に時間を使いたいことがたくさんあるので、文章を読むだけで時間を使っていられないのが正直な気持ちかと思います。

全文が読まれないことを前提に考え、その状況下で少しでも多く見てもらうためには、見てくれる人が読みながら理解できる文章を考える必要があります。

錯覚③ 読んだら理解してもらえてる

一度読んでもらえたのであれば、書いてある内容を完全理解できているでしょ。

こう思うことは、書き手のひどい勘違いでしかありません。

そもそも、その情報に初めて触れた人が、たった数分情報を見ただけで理解するのは不可能だと考えたほうがいい。

自分に当てはめて考えれば、モノゴトを理解するために、それなりの情報量・時間・反復が必要になるので、自分ができないことを相手に強要してはいけない。

読んだら理解してもらえていると考えるのは、ブロガーがしてはいけない思考だと思っています。

情報への理解度はみんなそれぞれ違う

1度見聞きしただけで、完全に理解できる方はいると思います。

すごく情報への感度が高かったり、事前情報をもっているからこそ、理解がしやすい状態だったかもしれません。

しかし、事前知識もない状態の方が、初めて情報を見聞きしても、使いこなすのは簡単ではない。

情報への理解度は、みんなそれぞれ違うので、最初から最後まで丁寧に教える姿勢がとてもたいせつだと思います。

錯覚④ 一度読めば存在を認識してもらえてる

寝る時間を遅くしながら、または朝早くから起きてがんばって書いたブログを見てくれた人であれば、きっと想いが伝わって書き手である自分を覚えてくれているはず。

さすがにここまで簡単に考える方は少ないと思いますが、一度ブログを読んでくれた方が、書き手の存在を認識するかと言えば、全然そんなことはありません。

むしろ、

× ブログを読んだ → 書き手として興味関心を持たれている
◯ ブログを読んだ → 数ある中の一つの情報としてだけの認識(すぐ忘れる)

このような状況であり、書き手への興味関心は高まっていないのが正直なところだと思います。

知りたいことだけを知りたいからこそ書き手への認識は後回し

Googleなどを使った検索ユーザーさんで考えると、知りたいことを調べるためにブログへたどり着いただけであって、基本目的が達せられたらそれ以上はない。

書き手が知りたいのではなく、情報を得て不安をどうにかしたいからこそ、ブログへたどり着いた、ただそれだけ。

最優先は必要な情報へたどり着くことであって、書き手への関心はそれ以降です。

何度も読んでもらうためには、第一に求められている情報を的確に提供し、満足度を高められた先に書き手への興味関心が生まれる。

相手の満足を先に考えなければ、書き手としてのアピールができないと考えることが、ブロガーにとって必須思考だと思っています。

錯覚⑤ リンクを付ければクリックしてもらえる

アクセス増やしたいからなぁ~…あ、そうだ!ブログの中にリンクをたくさん入れれば、クリックしてくれるはずだ!

こんなひらめき、きっと誰もが一度は考えたことかなと。

しかし、文章中のリンクはある意味、読み手であるユーザーさんの邪魔をしている場合もあり、嫌われているリンクになっていたり、クリックされないリンクを多数入れ込んでいることもあります。

文章内リンクは、本当に役立っているのか?

たとえばブログを読んでいる時に、別ページへ遷移するリンクがあったとします。

途中でリンクが出てきてしまうと、リンクが気になり別ページへ遷移して、またもどって見直してと、本来はもっと情報を理解したいのに集中を削いでしまっている場合も。

クリックしてもらえればまだいいですが、それより情報へ集中したい方にしたら、意識を分散させる邪魔者でしかないので、クリックされずリンクはスルーされることになる。

本当に役立つリンクなのか?単なるPV(ページビュー:閲覧数)稼ぎのためのリンクではないのか?どこまで読み手を考えたリンクになっているのか、今一度考える必要があります。

書き手都合のリンクは嫌われる

ブログ内には、書き手として心血を注いだ記事がたくさんありますよね。

それらの記事も見てもらいたいと思うのは当然、これは私だってそう思っています。(もっと、あなたに色々な記事を見てほしい!)

しかし、その思いが強すぎると、文章内にリンクがたくさん出てきたり、文脈を分断させるように目立ったリンクを付けたりして、読み手の邪魔をしてしまっている場合も。

みんな意識してではないですが、無意識に書き手の「都合や思惑」を読み取って、不用意なリンクをクリックしない傾向です。

そのリンク、本当に読み手にとって必要なリンクなのか?リンク先で見せるより、そのまま記事内で説明をしたほうがいいのではないか?

リンクを付ける前に、改めてブロガーとしては考えたいところですよね。

最後に。

ブログで気をつけたい錯覚を5つまとめてみましたが、どれも考えてみれば当たり前のようなことなのに、ブログを書いている時は忘れてしまいやすい内容ばかり。

私自身も気をつけていますが、未だに錯覚にとらわれて、間違いを起こすこともある…。

繰り返し意識して、無意識でも錯覚を起こさないようになり、もっと役立てるブログを作っていきたいと思っています。

これって書き手からだけ考えた視点?思考かも?と、そんな気づくキッカケになる情報になれたのなら嬉しいです。著者:osugi(@osuuuugi