
「アドセンスに何度も申請しているけど、合格通知をもらえない…」
ブログを使った収益化の第一歩として、Googleが提供してくれている広告プログラムの「Google Adsense(グーグルアドセンス)」の審査に通過することが必要。
しかし、ちゃんと記事を書いているのに、なぜか審査が通らず、4回も5回も、中には10回以上も合格通知をもらえない方もいます。
色々試したり、すでに合格している方にアドバイスをもらって、その通りにやっているのに合格できないこともある。
実は、合格できないのはきちんとした理由があり、その対応ができていないだけの場合もあるため、原因と解決をセットで見てみましょう。
まずは落ち着いて、基本から見直して頂くのがオススメです。著者:osugi(@osuuuugi)
なぜアドセンスに合格できないのか?
ブログを立ち上げ、記事も何十記事と書き、これくらいならいけるだろうと思って申請を出したのに、結果は不合格通知。
何度も合格できないと「私って、Googleに嫌われているのかな?」とすら感じてしまいますよね。
Googleがどのような指標で合格通知を出しているのか、まずはおさらいをしたいと思います。
Googleが合格審査であなたに求めていること
アドセンスを使ってもらうには、Googleから以下をクリアしていることが求められています。
- 騙す行為がないこと(不正、誤解、禁止事項など)
- 記事の品質が伴っていること
- AdSense プログラムポリシーのルールを守っていること
それなら「ポリシーを守ればいいのね」と言うのは簡単ですが、実際にポリシーを見ても、何をどうすればいいのか具体的に書かれていないので、正直分かりづらい…。
何をすればいいか分かりづらい状態だと、対策が間違っていてもしかたないですよね。
Googleはなぜ具体的な合格方法を教えてくれないのか
簡単に答えを伝えられればいいですが、Googleはすでに膨大な評価指標(アルゴリズム)によって、ウェブサイトの順位付けをしている状態なので、アドセンスだからといって細かい指標が伝えられない状態です。
むしろ、Googleの使命「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」を公表していたり、E-A-Tと呼ばれる評価指標、Googleが掲げる10の事実なども、誰でも見れるようになっている。
もうGoogleが求めるウェブサイト・コンテンツの方向性は指し示されているため、あえて明確な合格指標を伝える必要もないと考えている。(と思っています)
それなら合格できない状況は、どう解決すればいいのか?
答えは簡単で、Googleと同じくユーザーのためになるコンテンツ(ブログ記事)を用意すればいい。
Googleが目指している方針と、あなたのブログの方針が一緒になっていれば、自然とコンテンツの品質も上がっていき、アドセンスにも合格できるようになる。
シンプルに「品質を高める」ことをすればいいのです。
コンテンツの品質とは?
コンテンツの品質は、Googleとしては専門性・独自性・権威性を感じる記事を指していますが、これだと分かりづらいので、もう少し簡単にしてみます。
- ユーザーが求める情報が十分入っている
- ユーザーが見やすく読みやすく理解しやすい
- ユーザーの検索後の体験をより良いものにできている
つまり、ユーザーが求めている記事を作れればいい。
言うのは簡単ですが、実際には難しいので、アドセンスの合格=ユーザーの満足度を高めると意識を切り替えて、実際の対策を見ていきたいと思います。
品質と言われても、今までたくさん書いたよ?ちゃんとやってきたよ?と思うかもしれませんが、合格できてない今の状況は、Googleから品質を認定されていない状態なのです。逆に言えば、そこさえクリアできれば、アドセンスもすんなり合格できてしまえるはずです。
アドセンス合格できない原因と解決方法
アドセンス合格できない状態は「ユーザーの満足度が低い」とGoogleに判断されてしまっているのが原因なので、重点的にコンテンツ品質に対する解決を行っていきます。
ブログの記事単体だけではなく、ブログ全体のウェブサイトとしての評価もあげる必要がある。
まずは原因を探りながら、それぞれの解決方法を試して頂けると嬉しいです。
ユーザーの求める情報になっているかが前提ですが、Googleとしては自分たちが許可したウェブサイトのせいで、お客様に怒られたくはありません。そのため、広告掲載しても問題ないか、批判など増えないか、こういった視点でも評価していると思われます。
記事単体
原因:タイトルと本文が合っていない(ニーズに応えられていない)
今まで書いてきた記事は、あなたなりに考えて、一生懸命書いて頂いたと思いますが、それでも合格できていないのであれば、タイトルと本文が合っていない可能性があるかもしれません。
たとえば、タイトルに「方法」とあれば、ユーザーやGoogleとしては、具体的な手順や方法論が書いてあると考えますが、実際はちょっとした情報紹介のみで終わっている。
すごくタイトルの内容が重要であり、ユーザーは書かれている内容を見て検索ページでクリックするか決めるため、タイトルの情報からイメージを膨らませている状態に。
それなのにイメージと違うような本文だったら、ガッカリしますし、求めている情報がなくて、すぐにページから離脱している場合も。
チェック項目
・CTRは高いのに滞在時間が1分にも満たない(サーチコンソール)
・情報量は多いのに滞在時間が1分にも満たない(Googleアナリティクス)
・直帰率、離脱率共に99%以上(Googleアナリティクス)
解決方法
タイトルでイメージさせている情報が、本文として入っているか改めて確認しましょう。
人間は言葉から、どんな情報なのか?期待している内容と同じなのか?を無意識に感じ取っています。
よりタイトルと本文の親和性を高めて、書き直して頂くのがオススメです。
原因:専門性や情報量が足りない
ブログの書き始めは、自由に色々書いたり、誰かを気にすることなく書きたいことを書いている方も多いです。
しかし、ユーザーが検索してウェブサイトを見に来るのは、自分たちが不安に感じていることを解決するため。
解決するためにはそれなりの専門性が必要であり、専門的な情報を分かりやすく翻訳するには、少し多めの情報量も必要になります。
すでに大量の記事がアップロードされている、今この瞬間も…このような状態では、情報量が少ないブログはユーザーに求めてもらえない=Googleも評価しない図式となって、審査の基準をクリアできません。
チェック項目
・他者記事よりも専門性が劣っている
・他者記事よりも情報量が劣っている
解決方法
専門性と情報量は密接に繋がっているため、あるテーマに対して深く書こうとすれば、自然に多くの言葉を使って説明することになるので、専門性も高く情報量も多くなる。
今まで記事数を用意する思考だったのであれば、一度切り替えて、完全なる品質思考で7,000文字以上のコンテンツを作ってみましょう。(既存記事のリライトも可)
原因:表示速度が遅い
ブログを始めたばかりだと、記事を書くことへ夢中になってしまい、誰もが意識から外れてしまうのですが、ページの表示スピードがすごく大切。
特にアドセンスを貼りたいのであれば、アドセンスを表示させるだけでかなり表示スピードが遅くなるので、今の時点で早く表示できるようにしておく必要がある。
指標としてはGoogle提供のPageSpeed Insights(ページスピードインサイト)で、モバイル・デスクトップともに50スコア以上を保てておけばいいかと思います。
チェック項目
・PageSpeed Insightsで、モバイル・デスクトップともに50スコア以下
・wordpressの場合は表示系のプラグインを入れすぎている
・wordpressの場合はデータベースにゴミが溜まっている
・画像だらけ(圧縮もされていない)
・使用していないjavascriptやcssが読み込まれている
解決方法
表示速度を高めるには最低限、HTML・CSSの知識が必要になってきます。
もし、それらの知識を持っていないのであれば、wordpressの場合はWP-Optimizeなどを使って、少しでもウェブサイトの裏側(データベースなど)を軽くして、表示速度を高い状態に維持できるようにしておきましょう。
ブログ全体
原因:ブログのテーマが定まっていない
一つのブログに対して、仕事・恋愛・健康・お金…複数のテーマに対する記事を書いている場合、テーマを分散させていることでブログ自体の評価が低くなっている場合も。
テーマの分散がなぜいけないのか、それはユーザーもGoogleも、専門性・独自性・権威性を感じる情報を求めているから。
複数テーマで書くと、人ひとりで書けるブログとしては時間が足りなすぎるので、どのテーマに対しても情報が少なくなり、とくに専門性を感じにくくなる。
ブログとしての評価が上がりにくい状態なので、アドセンスの不合格理由になっている場合も考えられます。
チェック項目
・書くテーマを広げすぎている(5個以上)
・特定テーマに対する記事が少ない
解決方法
テーマを広げすぎている場合は、まず集中して書くテーマをせめて2~3つに絞り、そのテーマで書いていく。
絞り込んだテーマで書き続けていけば、ブログ全体の専門性も高くなっていき、自然と評価されやすいブログへ変化していきます。
原因:YMYL(Your Money Your Life)で専門性を出せていない
YMYLとは、お金・投資・健康・医療など、人の人生や生き死に直結してしまう情報を指します。
これらのテーマは、間違えた情報を提供していると、ユーザーの人生を狂わせてしまう場合もあるため、とくにGoogleが注意して見ているテーマ。
そのため、他のテーマよりも厳しく審査され、専門性・独自性・権威性、または著者としての信頼性、運営母体の大きさなど、たくさんの指標でチェックされる。
個人がこれらのテーマで書いて評価を得るのは難しいため、YMYLを選んでしまっている場合は、早々に変更頂くのがオススメです。
チェック項目
・YMYLのテーマで書いてしまっている
解決方法
もしYMYLのテーマで書いている場合、Googleのアルゴリズムからの影響を受けやすく、突然評価を落とされてアクセスが一気に無くなる場合もあります。
このテーマに挑戦している個人のブロガーさんは、それだけ専門性など積み重ねて、情報としても出せているから維持できているのであり、時間もノウハウも足りない方には正直きついテーマ。
思い切って、YMYLに関係ないテーマでブログを作り直したり、書き直すほうがアドセンスに受かりやすいです。
原因:品質の低いコンテンツが多い
ブログへの評価は、コンテンツ単体に対するものから、ブログ全体に対する評価もある。
もし、個々では品質の高いコンテンツがあったとしても、品質の低いコンテンツが多く残っており、それらが足をひっぱって評価を下げている可能性も。
数記事だけ品質を良くすればいいのではなく、全体で品質を上げていく意識が大切です。
チェック項目
・足を引っ張る低品質コンテンツがある
解決方法
低品質のコンテンツを、リライトして改修できるのであればいいですが、その時間がとれない場合は一旦非表示にして頂くのもオススメです。
低評価されていたコンテンツが減れば、あと残っているのは評価されるコンテンツばかりなので、Googleとしてもアドセンスの合格を出しやすくなります。
原因:ブログ内をクローラーが回遊しにくくなっている
Googleがブログの審査をする時に、クローラーと呼ばれるウェブサイト内のリンクを準々に回って、ページを確認するロボットが前もってブログの状態を確かめています。
もし、クローラーが回遊しにくいサイト構造になっている場合、ページの確認漏れがあったり、ブログ全体としての評価も行いにくくなる。
チェック項目
・カテゴリーリンクやパンくずナビゲーションが無い
・内部リンクが少なくて回遊しずらい状態になっている
解決方法
同じブログ内の関連記事に対してリンクを付けてあげたり、カテゴリー・タグ・投稿時期などのリンクも増やす。
ブログ全体にクローラーが行きやすい構造へ変化させることで、正しく評価をしてもらえるブログになるため、アドセンス合格の確率も高まります。
原因:著者やプライバシーポリシーが無い
ブログは匿名でも始められるので、これがリスクなく気軽にできるメリットでもある。
しかし、今は世の中に情報が大量に出回っており、中にはフェイクニュースや間違った情報も多数公開されています。
Googleはユーザーに対して、不利益を発生させるウェブサイトを表示しないようにしているため、記事やブログ全体の信頼性だけでなく、著者の信頼性も重要視しています。
本名を出す必要はありませんが、連絡がとれるフォームの設置をしたり、プライバシーポリシーと呼ばれるサイトの利用条約などを用意することで、最低限の信頼性が担保されるようになります。
チェック項目
・著者情報がない
・プライバシーポリシーがない
・連絡がとれるフォームが付いていない
解決方法
著者の情報を出す、プライバシーポリシーを載せる、せめて連絡がとれるフォームを設置する。
ユーザーが安心して情報確認ができるように、信頼を感じられる情報を用意しましょう。
まとめ
何か特別な対策をする必要はなく、改めて考えたいのが下記のポイントです。
- コンテンツの品質
- ブログ全体の品質
- ブログに対する安全性(信頼性)
ユーザーに対して、これらが十分提供できているならば、アドセンスの合格は無理ではないはずです。
今までアドセンスが合格出来ていなかったのは、部分的なことは出来ていたけど、全体的な視点が抜けていたために、落ちていた可能性があります。アドセンスは特別な対策ではなく、Googleが求めている最低限の基本が守れているかが大事なので、基本から見直して頂くのがオススメです。
審査前の最終チェックシート
アドセンス合格に必要な基本を改めて対応し、再度申請を行う場合、最終チェックとして以下の項目を確認しておきませんか?
少しでも合格率を高めるため、お守りのようなものだと思って確認頂けると嬉しいです。
対象 | チェック内容 |
---|---|
サーチコンソール | 「検索パフォーマンス」で検索されているキーワードは存在するか? |
「検索パフォーマンス」でランキングTOP10に入るキーワードが存在しているか? | |
「カバレッジ」で有効ページが観測されているか? | |
「ウェブに関する主な指標」で不良なURLが観測されていないか? | |
Googleアナリティクス | 滞在時間の平均は2分を超えているか? |
どれも簡単にチェックできる内容なので、審査前に最終チェックとして見て頂くのがオススメです。
それ間違ってる?アドセンス合格を目指すためにやってはいけない対策
何度もアドセンスの審査に落とされてしまうと、とても不安ですよね…。
その不安からか、間違った対策をしてしまう場合もあるため、一度確認頂いた方がいいかもしれません。
記事数を増やそうとする
アドセンス合格をした方の中には「100記事書いてやっと合格しました!」と言った方もいます。
ここで記事数が大事なのか!と思い、どんどん記事を作って数を増やす意識をもってしまうと、アドセンス合格は遠のくばかり…。
原因と解決の章でも見て頂いた通り、基本はコンテンツ単体の品質UPと、ブログ全体の品質UPとなるため、記事数だけを目指すやり方は逆行しています。
品質だけが重要ではなく、たしかに記事数(ブログに掲載されているキーワード数)が多ければ、評価も高まりやすいですが、時間が無い中で作ることが多いと思うので、当然品質が低くなりやすい。
それでは品質の低い記事ばかりが増え、ブログ全体の品質が落ちていくため効果がでないと考えられます。
一度落ち着いて、数ではなく品質勝負に出てもらった方が、合格確率が高まります。
アドセンス合格の指標として、記事数の目安は当てになりません。
他人からのアドバイスが的はずれな場合が多い
うまくいかないと、誰か先輩ブロガーさんにアドバイスをもらったり、合格のコツを聞く機会もあると思います。
しかし、ここで注意したいのが、あなたと他ブロガーさんの状況は、まったく違うため、他人の成功が自分の成功に当てはめられるわけではない。
状況が違う例
あなた:料理に関するテーマで書き、専門性はあるけど、まだ始めて1年未満
他人 :ブログに関するテーマで書き、専門性は低いけどすでに5年目
テーマも違う、続けている状況も違う(ドメインパワーが違う)、書き方の個性も違う、記事数も違う、何もかも違いますが、それを考慮してアドバイスをもらえるのであれば全然OKです。
そうではなく、単に自分が成功した方法を、そのまま当てはめようとするアドバイスだった場合、合わずに結果がでないことの方が多いので注意しましょう。
あなたには、あなたに合ったブログの作り方があるため、他人からのアドバイスを鵜呑みにするのは危険だと覚えておくのがいいと思っています。
参考:新しいドメインを取得するならお名前.comがオススメ
最後に。
アドセンス合格は、これといって絶対的な方法論が確立されているわけではありません。
合格している方々、それぞれに合ったブログを作り上げ、そして品質を認められてアドセンスを使える権利をもらえている。
焦る気持ちもあると思いますが、改めて基本から見直して、ユーザーのためのブログを作り上げ、アドセンスの合格を勝ち取っていくのがオススメです。
基本を高めていくことが、もっとも早いアドセンス合格の方法だと思います。著者:osugi(@osuuuugi)