「仕事できない人」に欠けている、たった一つの視点とは?

  • 更新 | 2023.02.05 公開
「仕事できない人」に欠けている、たった一つの視点とは?

「あれ、なんかあのヒトよそよそしくなったな…」

他にも、上司に諦められているような、周りからも冷たい視線を浴びているような、そんな不安を感じることありますよね。

あなたの勘違いであればいいですが、もしかしたら仕事できないヒト認定されて、見放されている場合も。

自分では気づきずらいので、そのままにしていたら、どんどん社内の居心地も悪くなっていきます。

仕事ができないと思われてしまう要因は数あれど、たった一つ気を付けるだけで、周りからの見え方も変わってくるので、仕事や人間関係が不安なら、一度見て頂くのもお勧めです。著者:osugi

「仕事ができない人」認定される原因は?

サラリーマン会社員に必須なのが、一般的な教養やビジネス知識ですよね。

新卒の時に教え込まれた、または日々の業務で上司・先輩・同僚から学び得ている場合もある。

そして、仕事ができないと思われる原因には、必須とされる一般的な知識・スキルが足らないことが挙げられます。

しかしこれは、かなり多くの方が身に着けることなので、多少できなかったとしても、周りのフォローでなんとかしのげたりする。

仕事ができない人認定される原因は、ここから本格的に仕事へ向き合った時に発生する”ある”ことが原因です。

ビジネスマンは時間管理が命

あなたが小学生、中学生、高校生、大学生など学生で過ごしてきた時の時間と、会社員などビジネスの場に身を置き始めた時の時間の感覚って違いませんか?

簡単に表すと、

学生 :責任がない
社会人:責任がある

学生の時も、サークル活動やさまざまなコミュニティに属して、その中のルールや約束を守りながら生活しているため、責任がないわけではありません。

しかし、社会人となるとお給料をもらい、他メンバーと一緒に進めながら、売上・利益を増やしていく必要がある。

お金がからむことで、俄然責任が重くなって、1分1秒の大切さが大幅に変わっています。

自分がミスをしたら売上も減り、みんなのボーナスを下げることにもなる(結構大げさな言い方ですが…)。

そのくらい、責任の種類が大きく変わってきます。

誰もが時間の消費をもっとも嫌がる

たとえばあなたに使える時間が少ない時、なかなか話が進まずイライラしたことってないですか?

あなたとしては、今すぐ進めたいのに、周りの人の影響によって思うように進められず、どんどん締め切り・納期が狭まって焦ってくる。

ビジネスマンになれば、誰もが時間に追われて忙しくしますよね。

仕事が「できない」・「できる」の考え方は色々ありますが、誰もが感じるイライラは、時間をムダに消費させられていると感じた瞬間。

つまり、時間をムダにする相手が、仕事できない人として認定される事が最も多いのです。

時間に対する価値観の違い

どんな状況だと、時間をムダにしていると相手に思わせてしまうのか。

  • 何通もメールのやり取りをさせられる…
  • 一言で済むことをだらだらと説明させられる…
  • ムダな会話ばかりの会議を繰り返している…

どれも一人で済むことであればこんな不満を抱きませんが、誰かと一緒に仕事を進める関係上、お互いのコミュニケーションがとても重要ですよね。

時間に対する価値観の違いも、仕事できない人認定に影響しています。

Aさん:明日には作業を始めたい(自分事)
Bさん:他が忙しいからあと回し (他人事)

こんな違いで、時間に対する価値も変わりませんか?

時間がないと思っている人ほど、時間が過ぎるのが早いため、尚更待たされていることにイライラします。

もし、お互いが「早くやった方がいいよね」と認識が合っていれば、阿吽の呼吸でどんどん仕事も進んでいくのに…。

相手の未来が見えていない

私が感じる「この人とは仕事するの嫌だな」と思うのが下記2つ。

① 質問された事しか返答しない
② 自分の都合でのみ行動している

分けて書きましたが、これら全てに共通しているのが、時間をムダにさせていること。

もう少し詳しく書いてみますね。

① 質問された事しか返答しない

とくにメールやチャットの時ですが、質問されたことしか返答しない方っていますよね。

これは普通のことでもありますが、質問側がそもそも聞きたい内容についてあまり知らないケースだと非常にやっかいです。

分からないからこそ、分かる範囲で質問しているのですが、返された回答によって新たな疑問が生まれると、追加で質問をします。

質問・回答を繰り返すことで分かっていくのはいいことですが、そこにはムダな時間を使っていませんか?

たとえば、回答側は質問側が分かっていない前提だと理解し、相手が知りたいであろう1-10までを回答できれば、その間の余計な質疑応答がなくなる。

返答が来るまで何もできない…
返答が返ってこないとイライラする…
何度も質問することで質問者側に罪悪感が生まれる…

このように、質問内容を理解しない浅い回答の人は、相手の時間を奪っていることに気づいておらず、そのままムダに時間を使い続け相手は使わされ続けます。

ムダに時間を消費させられて、仕事ができない人の認識を持たれやすくなるので、マイナスでしかない。

② 自分の都合でのみ行動している

仕事を進めていくためには、相互のコミュニケーションがなめらかに進められる状況が望ましいですよね。

しかし、自分の都合でのみ行動している方は非常にやっかいな存在。

  • いつまで経っても返答がこない…
  • 突然頼みごとをしてくる…
  • 自分都合の納期を押し付けてくる…

他にもありますが、自分の都合でのみ考え行動しているため、相手の都合はおかまいなし。

本来仕事でとるべくスタンスである配慮などなく、相手がどうなろうが知ったこっちゃない状態。

そういう方とは、あまり一緒に仕事をしたくない、そして自分を傷付けてくるやっかいな存在だとして、仕事できない人として認定しやすくなります。

つまり時間をムダに使わせる人ほど仕事できない人になる

会社員であれば1日8時間ほどが、一般的な勤務時間ですが、毎日忙しくしていると少なく感じませんか?

その少ない時間をさらに少なくさせる人は、仕事ができない人認定される。

それだけ時間確保に余念がない現代人にとっては、時間を奪う人には容赦がありません。

上司・同僚から冷たくされている原因、もしかしたら相手の時間を奪っている可能性があります。

日々の仕事を見直して、自分だけではなく、相手の仕事をどうすれば成功させられるのか考えると、おのずと日々の行動も変わっていく。

時間を奪うのではなく、使える時間を増やす人になれれば、仕事ができる人認定されやすくなります。

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