仕事がしづらい…これは何が原因なの?

  • 更新 | 2023.07.03 公開

ハッキリした理由は分からないけど、なんだか仕事がしづらい…。

ずっとモヤモヤした気持ちを抱えたまま、何かが噛み合っていないと感じた経験はありませんか?

その感じ、もしかしたら言葉にできないけど、会社・上司・同僚・後輩との価値観が合わないからかもしれません。

「価値観」は、かなり大雑把で、人それぞれなので言語化するのも難しいですが、どこか無理をしているから、仕事がしづらい可能性があります。

本来はもっと評価されるべき人なのに、見えない壁のようなものがあり、押し込められているような感覚。

仕事に対する価値観は、仕事を続けていくうえで、とても重要なポイントなので、今の会社との価値観の違いを確認するための項目をまとめてみました。

1. 見ている視点が違う

仕事をする意味や意義は人それぞれです。

日々の生活を守るために働いている人もいれば、将来的なキャリア形成のために今の会社に所属している人もいれば、一緒に働いている人が好きだから仕事をしている人もいます。

つまり、誰もが自分の価値観によって仕事をしている状態ですが、そのスタンス次第で見ている仕事の範囲が変わってくる。

パターン① 仕事を「こなすこと」が大事だと思っている人
パターン② 言われたこと以上の価値を出したい人

たとえば片方が60%しか出力を出さないけど、もう片方が120%以上の出力を出そうとしている場合、歩幅がそもそも合わないため、一緒に進めないですよね。

運動会の二人三脚なんかをイメージすれば分かりますが、片方が早すぎたり遅すぎると、一緒に進んでいけません。

見ている視点(到達地点)の違いで、仕事がしづらい状況があります。

2. 知識量が違う

あまり価値観関係ないかもしれませんが、何かを学び続けようとしている方と、今ある知識だけで回そうとしている人では、かなり大きな差が生まれます。

知っているからこそ、選択できることがある。
知らないからこそ、選択できないことがある。

仕事に対しての価値観?向き合い方とも言えますが、現在・未来の知識量が大きく変わってくる。

知識レベルが同じでなければ、言っていることも通じないため、同じ仕事をしてても、コミュニケーションがぶつぶつと切れた状態なので、非常にストレスにもなってきます。

普段感じる違和感、もしかしたら知識量の違いによる、コミュニケーションロスが発生している可能性も考えられます。

そのままでも困ることはありませんが、仕事への向き合い方の違いのギャップが大きくなればなるほど、仕事がしづらくなるものです。

3. 熱量の違い

仕事をがんばりたい方と、がんばりたくない方、この両者がチームになるとどんなことが起こるのか。

お互い、進みたい距離・速さなどが変わってくるため、歩幅を合わせて協力していくには、どちらかが合わせないといけなくなるため、非常にストレスです。

たとえ妥協して合わせたとしても、結局はわだかまりを残してしまったり、ふとしたキッカケで妥協したことによるネガティブな発想が大きくなるかもしれません。

これは心にもよくない影響が出てくる。

好きな仕事だけできる環境は少なく、どうしてもしたくない仕事もせざる得ない状況はあります。

しかし、普段からしたくない仕事やしづらい仕事の量が増えてしまいすぎて、許容できる量を超えてしまった場合は、しばらく立ち直れないほどのダメージを負ってしまう場合も。

一緒に働く人の熱量の違いは、自分にも悪い影響を与えますし、周りにも悪い影響を逆に与えてしまう場合もあって、被害者・加害者のような状態になってしまいます。

熱量=価値観とも言えますが、同じくらい仕事をしたい人同士が集まらないと、良くないことが起こってしまいます。

4. 性格の違い

難しい話ですが、性格の違いが価値観の違いにも大きく影響してきます。

すごく細かいところまで慎重にやりたい人は、とにかく細かいことを気にしてしまいます。

その一方、少し楽観的ですがどの仕事も楽しそうにしている方もいらっしゃいますよね。

細かい人と楽観的な人が同じ空間で仕事をすれば、お互いの仕事観がそもそも違うので、口喧嘩でぶつかってしまったり、反発が常に起こってしまう場合も。

今の社会で求められている多様性という観点から見れば、全て同じような性格の人がいてもよくありません。

性格の違う者同士が意見を出し合うことで、新たな発想が生まれてくるので、違う性格同士を混ぜ合わせたチームを目指したいですが、どうしてもぶつかってしまう性格の方々も中にいる。

あなたが今仕事をしづらいと感じているのは、そんな性格の問題があるからかもしれません。

5. プロ意識の違い

社会にでれば、お客様の前にでれば「私新人なんです」なんて言葉は言えませんよね。

新人かベテランかはお客様に関係なく、依頼した内容を高パフォーマンスで対応し、求めた結果を出してくれればいい。

しかし、人間誰もが心の弱さを持っているため「〇〇だから…」など、何かしらの理由を付けて、結果がでないことの正当化をしてしまいやすいかもしれません。

しかし、プロ意識が高い人だと、自分にも厳しく、他人にも厳しく、お客様の期待以上に応えようとしてくれます。

その意識の違いで、本当はもっとやりたいのに周りの意識の低さによって、ブレーキがかかっている場合は「仕事がしづらいな」と感じる原因になっている可能性も。

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