自由になりたいと思う人ほど不自由になっていく

  • 更新 | 2022.10.08 公開

毎日、馬車馬のように働かせられたり、やりたいことができないと、窮屈に感じますよね。

好きなことをしていたい、やりたいことだけをやっていたい。

何もかも自分の思ったとおりの自由な振る舞いができれば、ストレスも何も感じずにできそうな気がしますが、実際はその反対のことが起こります。

自由になりたい人ほど不自由になっていくのはなぜなのか。

自由と不自由

自由とは、周りから何かを強制されることもなく、自分が思ったとおりの行動・言動・思考ができ、抑圧されていない状態を指します。

たとえば自由になりたいからと、みんなが朝9時に出社している中で「今日から私は昼出社にします!」と、会社が定めているルールを勝手に破ることは、自分はいいかもしれないですが会社としては容認できない、周りの同僚たちからも避難を浴びます。

状況に合わない自由は、仲間はずれにされてしまう。

それならば、会社を辞めてフリーランスとして自由な働き方を求めてみると、思っていたような自由は得られず、結果として誰かの指示がないと動けなかったり、不自由なことが多くなります。

自由は何をして得られるのか、どのような状況が自由といえるのか分かっていない状態で自由を求めると、逆に不自由な思いをしてしまう。

自由同士が集まると不自由になる

どこで何をしても自由というものは制限されやすいのが当たり前の世の中です。

会社に入れば会社のルールに沿った働き方が求められ、家に帰ってゴミを捨てたいと思っても収集日が決まっているため勝手に出していいわけではない。

私たちの周りには、お互いがうまく生きられるように、頭のいい人が作ったルールの中で生きています。

もし、あなたが自由に何かをしようと思えば、既存のルールの中で回っている世の中の反逆者にもなって、排他されてしまう。

自由を求めるほど、身動きが取りづらくなるんです。

また、たとえ自由になったとしても、あなたと同じように自由を求めている人とぶつかってしまい、結果として不自由にもなる。

自由は掛け合わさると不自由となって、自由がかき消されてしまうんです。

変数と定数

どうすれば自由になれるのか。

すでに世の中には数々のルールが存在しており、または入ろうとするコミュニティ(地域・会社・友人など)にも特定のルールが存在しています。

あなたが自由になりたいのであれば、これらのルールがすでに作られている場所に入るのではなく、あなた自身が新たなルール策定者とならなくてはいけません。

定数:ルールなど変えられないこと
変数:何かしらの行動・言動・思考によって変えられる可能性があること

自由になりたいと飛び出しても、自分自身で自由ができる状況を作るのではなく、すでに存在している他人ルールがある自由の中に入ろうとすると不自由にもなる。

自由が作れる場所を選んで、作っていかなくてはいけない。

変えられない場所で頑張るのか、自分のがんばり次第で変えられる場所を作りだすのか。

自由を求める人は、場所の見極めがすごく大切です。

最後に。

世の中を見渡しても、完全な自由などは存在しておらず、必ず誰かが作ったルールの中に入らなくてはいけない。

それでも自由を求めるのであれば、あなた自身が先にルールを作れる場所にいくしかない。

変えられないルールの中でもがきながら自由を探すのか、自分自身が自由に振る舞える場所を新たに作りだすのか。

自由に対する考え方次第で、自由になりたい願いが叶えられるかどうかが決まってきます。