「仕事が終わりません~~~~」
毎日の残業はあたりまえ、どれだけやっても終わらない。
そんな仕事をほぼ1週間続けていたりしませんか?
もしかしたら、あなた自身、社畜予備軍になっていたりもします。
社畜の特徴あるあるをまとめてみました。
社畜とは
会社のために自分の時間も心も体も全て捧げているような働き方をしている人のこと。
週に1回は終電で帰り始発で戻る
社畜としてはまだまだ序の口ですが、一般的なビジネスマンであれば、週5日間働いて2日お休みのサイクルですよね。
だけど、その5日間で1日でも終電で帰ることが日課になっているのであれば、社畜予備軍といっても過言ではない。
新卒の時だったり、大きなプロジェクトを任せられて成功に向かって動いているのであれば、どうしても時間が必要なので終電で帰ることはあるかもしれません。
そこに始発で戻ることも加わり、それが定期的なサイクルで発生し、さらには会社の言いなりになって動いているのであれば、社畜と言えます。
休憩時間の概念がない
休憩?何それ?
もう休憩という言葉が存在しなかったかのように振舞っている、たとえばずっと仕事机に向かって座りっぱなしの方は、社畜になっている場合も。
休憩時間すらも惜しいと思っている、または終わらな過ぎて片時も仕事状態から抜け出せなくなっている。
机に栄養ドリンクの空ビンだらけ
やりたくてやっている仕事は楽しいですし、多少無理しても本人の意志の元で行われていることなので、メンタル的なダメージも少ない。
その逆で、やりたくもない仕事をがんばらないといけない場合、メンタルを保つためには追加でモチベーションを手にいれないといけないため、外部から新たに取り入れます。
- 栄養ドリンク
- エナジードリンク
- コーヒー(強カフェイン)
など、神経を刺激して無理やり奮い立たせている。
毎日エナジー系が手放せなくなっていたり、ドリンクの空ビンだらけに囲まれるような状態になっていると、社畜になっていると言えるかもしれません。
見た目に気をつかわなくなる
会社に行けば、自分以外の色んな人がいるため、どんな方でも他者からの見られ方が気になるために、それなりに小奇麗な状態を保ちますよね。
しかし、社畜になっている方は、とにかく会社にいかないといけない強迫観念にかられて、行くことがまず絶対条件になる。
終電・始発を繰り返していると、そもそも時間も足りないため、会社へ行くために他のことが意識から抜け落ちてきます。
- 服装
- 顔
- 髪
どれも、だんだんと汚れや、肌つやの無さ、ぼさぼさ、など見た目すらも気にしなくなる。
家に帰ったら疲れ切って寝るだけ(部屋が荒れていく)
社畜の方は、とことん会社・仕事に全力を出していくため、本当に心身共に疲れ切っています。
下手したら、家にやっとついて、そのまま床で寝てしまうようなことも。(私の元同僚がそうでした…)
他にも、家には帰って寝るだけの状態になるので、家のことは何もできない。
休日は何もする気力が起きず、結局寝てばかりいる。
そして出勤日になったら、いつものように会社へ行くようなサイクルになっている。
頼みごとが断れない
私の元同僚のエンジニアの話になるのですが、優しくて断れない性格のため、どんどん周りから仕事を頼まれて、しかも他にできるヒトがいないため、その方だけで大量の仕事を対応していました。
終電始発は当たり前で、時には休日にもトラブルなどで対応していた。
結果として、社畜の特徴である、大量の仕事量を持たされ、さばけどさばけど仕事が増えていき、永遠に終わらないような状態。
なりたくないけど、会社のせいで社畜のような状態に、ならざる得ない状態になっていました。
休日も携帯電話から目を離せられない
会社はもちろん仕事先から、何かあった場合はすぐに連絡がとれるよう、常に社用携帯を肌に離さず持っている方もいますよね。
- 鳴ったらすぐに電話を取る
- 鳴らなくても気になって携帯を見る
これが業務中はもちろん、業務外の時間でも同じような状態になっている場合は、すでに社畜への足を踏み入れている。
業務時間が終わって退社したのに連絡を受け戻っていく
業務時間が終わり、その日の仕事を終わらせて帰っている状態でも、呼び出しがあればすぐに駆けつけるような状態は、かなりの社畜かもしれません。
会社でしか仕事ができない場合もあるかもしれませんが、そうでない場合も「呼び出しに必ず応じる」その心が、すでに会社に汚染されてしまっている。
休日の呼び出しなども同じく、戻らないと・行かないといけない強迫観念のようなものが植え付けられている。
無条件で上司や社長の言っていることを信じる
お客様のことを考えれば、ついてはいけない嘘があったり、やってはいけないこともありますよね。
冷静に考えればおかしいことに気づけるのに、上司や社長の命令で「やれ」と言われたら、思考停止してそのまま実行してしまう。
会社から言われたことは何一つ疑わずに進めようとしている場合、かなりの社畜になっている場合も。
そもそも異常な状態に気づいていない
どこの会社も風土や文化があります。
しかし、一般的に考えればおかしいことも、その社内であれば当然のように受け入れられてしまっている異常な状態がある。
- 怒号が飛び交っているのは当たり前
- 上司より先に帰らないのは当たり前
- 忙しさを自慢するのが当たり前
- 上司や社長の命令は絶対が当たり前
- 誰も異常な状況だと言わないのが当たり前
会社という狭い世界の中しか見れておらず、その異常さが当たり前になっている場合、知らず知らずのうちに社畜になっていることも。
社畜から抜け出すためには?
まず、社畜から抜け出すためには、外に目を向けるのがとても大切です。
なぜならば、そもそもおかしいことに気づいていないことが多いから。
他社から見れば、他人から見れば「その仕事の仕方おかしいよ」と言われることも「これは当たり前だよね」と、今の状況を正当化してしまってどうにもならない状態。
おかしさに気づくためには、他社の状況を知る必要があります。
たとえば、転職をしなくてもいいですが、転職サイトを眺めてみたり、転職エージェントなどのアドバイザーに話を聞いてみるのもいい。
とにかく、自社の状況と異なる状況を知っている方から、話を聞いてみるのです。
そうすることで、おかしさに改めて気づくキッカケになり、今の会社や仕事を見直せる。
まずは、あなたが小さくできることから、始めてみるのがお勧めです。