「お話があります…。」会社に見切りをつけた方の特徴あるある

  • 更新 | 2023.03.11 公開
「お話があります…。」会社に見切りをつけた方の特徴あるある

退職する方はまず、こんな形で上司へ話しかけます。

「お話したい事があるので、少しお時間頂けないですか?」

会社へ見切りをつけて、離職を選ぶ方々の特徴をまとめてみました。

どんな見切りをつけたのか?

会社を辞めようと思ったら、みんなそれぞれ何かしらの理由が必ずある。

  • 上司とうまくいかない…
  • 自分のがんばりが評価されない…
  • 今後のキャリアが今のままだと不安…

会社が原因の場合もあれば、本人の考え方・目標・状況(ライフスタイルなど)の変化によっても、辞め時が変わってきます。

しかし、たとえば会社に問題があったとしても、本人に問題があったとしても、結果として離職を選ばせた理由が会社側にある。

そこさえなければ、当然続けていけてたはず。

誰に?何に?見切りをつけたからこそ、退職を選んだのかそれぞれ詳しく見てみましょう。

同僚に見切りをつけた

自分のチームであれば、毎日の中でコミュニケーションをとって、関係値を築いていきます。

時には激しく言い合ったり、時にはお酒を飲みながら笑いあったり、そんなことの繰り返しで仲を深め、そして仕事へのモチベーションへ変えていく。

日々対話を重ねる相手ならまだしも、実は障害になっているのが、他部署の人だったりしませんか?

ぼくの経験で話せば、

  • すぐに周りの文句を言う人が話しかけてくる…
  • 自分を貶す人が話しかけてくる…
  • 余計な仕事を増やす人が話しかけてくる…

かなりの実害を感じる方がそばにいました。

相手を下に見て、自分を上げたい方っていますよね。(絶対に有利な状況を作りたい)

人をバカにする方とは、離れるのがぼくの信条です。

たぶん、このような方は周りにマイナス因子を生んでいることを理解していないのかもしれない。

そして周りからの目が気になって、結果的に辞めていってしまう。

自分が見切りをつけた…のではなく、相手が周りから見切りを付けられてしまい、結果的に辞めていくパターンです。

上司に見切りをつけた

上司との問題は、どこの会社でも起こっており、そもそも価値観の違う者同士が繋がっているため、トラブルになりやすい環境。

何もトラブルがない方が、ありえない話かもしれません。

そのため、まず上司・部下問題は、どこでも転がっていることで、どちらかが見切りをつけて会社を離れる決意をするのは時間の問題でしかないのが前提としてあります。

しかし、考え方や仕事の仕方など、しっかり部下の意向を汲み取りながら、会社の方針に合わせて最適解を出してくれる方であれば、そして人間的に信頼できる上司であれば、部下はやる気を高めてがんばってくれる。

そうならないのであれば、部下としては反発が生まれるため、上司を見切って会社を離れていく。

世の中の退職原因の多くは、上司問題であり、それが早いか遅いかの問題だけなので、上司へそうそうに見切りをつけた方は退職していきます。

経営層・社長に見切りをつけた

同僚が×
上司が×

こうなってくると、結果として経営層または会社そのものである社長への信頼が落ちていく。

なんで会社は何もしてくれないの?
どうして会社は助けてくれないの?
いつまで私一人で頑張らないといけないの?

何かがうまくいかないと、身近なところから、今いる環境全体へとマイナス目線が広がっていくため、行きつくところは社長への不満。

しかし、社長は現場のことを見てくれないことが多かったり、中間管理職から自分の都合のいいような報告だけを受けてしまって、真実を知らないことが多い。

そうなると、何もしてくれない会社=社長へ、溜まりにたまった不満がぶつけられて、1分1秒もこの会社にいたくない気持ちから、退職へ発展していきます。

お客様に見切りをつけた

営業さんが無理やり案件をとってきたり、最初はよかったけど途中のミスでモンスター顧客になった案件など、理不尽で手に負えない顧客に当たってしまった場合は、日々現場は心身共にすり減らしている。

最初はいいかもしれません。

みんなまじめで優しいので、なんとかお客様のためにと動く気力があるから。

しかし、それが続いたり、疲弊させられることばかりだと、もう余っている気力すらなく枯渇状態。

その状態へ、さらに追い打ちをかけるように、無理難題を押し付けてくるので、心のマイナス値は下がり続けて、何かしら体の不調へと表にでてきます。

最初はちょっと食欲が落ちたり、そこからは眠れなくなったり、肌荒れしたり…

お客様が原因で、心身のバランスが崩れて、もう付き合いきれなくなる。

たとえば社内異動や、お客様を別のスタッフへ回せればいいですが、それができないともう辞める選択肢しかありません。

お客様が原因となって、何にもしてくれない会社に嫌気がさし、見切りをつけて辞めてしまう。

最後に。

会社から去るキッカケは、誰もが同じ道筋を辿っています。

STEP1 無意識に不安が増える
STEP2 同僚・上司・お客様への不満が増える
STEP3 会社・社長への不満が増える
STEP4 退職

ちょっとした不安によって、周りのモノゴトをネガティブ思考で見る意識にさせられてしまい、どんどん悪い部分ばかりを見てしまう。

まずは身近なところから、そして全体へ広がり、最終的には社長への不満となって離れていきます。

みんなこの流れ。

見切りをつけるタイミングがどんどん増えていき、その人の許容量が超えたタイミングで、実際の退職行動が発現。

あなたも、今どのフェーズなのかを理解することで、解決策が出てくるかもしれませんが、何を言っても何をしても無理だと悟ってしまっているのであれば、転職活動を進めるのもお勧めです。

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