新しいバックが買いたい。
マンションが買いたいからお金がいる。
老後のために貯金を増やしたい。
毎日生きていくために、お金のことを考えないことはないですよね。
お弁当を買うときも、あまり手持ちがなければ、好きなものではなく予算内におさまるものを買う。
好きなことを、幸せになりたいからこそ、仕事をして稼いでいるのに、それが出来ていない現状があります。
もっとお金が使えるよう転職をする発想もあると思いますが、果たしてそれは正解なのか?
今の状況が自分にとって、最適なポジションなのに気づかず、辛い方へと進んでいないか?
お金のことを考えるのは精神的なストレスになるのは間違いない
生きていくこと、お金を稼ぐこと、これはほぼ同じ意味だと思っています。
今着ている服も、朝に食べたパンも、喉が渇いたから買ったミネラルウォーターも全部、生きるためのこと。
お金は毎日、チャリンチャリンと小銭大銭関わらず使っている状態です。
そのため、お金のことを考えない日はないくらい、お金とは切っても切れなくなっている。
買えることは幸せなのか?
SNSを見れば「あれを買って最高!」「これ使ってみて!」と、何かを買ってレビューやオススメされている情報が溢れています。
テレビもそう、ラジオも新聞も雑誌も、日々の会話の中で何かを買った系の話って、絶対にしますよね。
そうなると、持っていない自分が取り残されているような感覚になったり、あのヒトが持ってて自分が持っていないとみじめに感じる、だから買いたい。
こんな衝動が起きている場合も。
周りを見渡すと、私たちは買った=幸せを伝える情報で溢れていることに気づきます。
無用なモノを欲しがっていないか?
冷静に考えてみると、他人が買ったモノはそのヒトが欲しいからこそ買ったものなので、自分が買いたい欲とは別の存在。
だけど、例えばインフルエンサーが買っているモノを羨ましく思ったり、持つことで何かを満たしたいと思う気持ちが芽生えてしまう。
凄く不思議ですよね…気づかなければ無用だったモノが、知ってしまった途端にほしくなってしまうのって。
改めて考えたいのは、モノを買うことが本当に自分の幸せに繋がるのか。
実は多くのモノは自分にとって無用なもの
もし、あなたがSNSもテレビも見ず生活をしていれば、欲しいモノなんてそこまでないかもしれません。
だって誰とも比較することはないですし、今の生活で生きていくことはできている。
毎日焼肉を食べたい、高級中華を食べたい、そんな想いがあればお金はあるに越したことは無いけど、高価な食べ物ばかりを食べたいと本当に思っているのか。
親しい友達や他者からの情報が加わることで、初めて特別な何かをしたいと思い、お金が必要な状況だと錯覚してしまっているだけではないのか。
他人の思考に引き寄せられてしまい、本当の自分の欲が見えなくなっている可能性があります。
自分のものさしで「買う」を見極めないといけない
私たちは、周りの「買う」に流されて買ってしまう状況がとても多い。
たぶん、テレビCMだったり、芸能人がお勧めしているモノを普段から見ているので、頭の中には大量の「買った方が良さそうなモノ」の情報が、無意識にも刷り込まれている状態だから。
そう考えると、本来自分が欲しいモノって何なんだろう?と思いますよね。
他人のものさしではなく、自分のものさしで「買う」が実行できないと、お金がいくらあっても足りない状態になるのは明白。
一生、何かを買っていかないと満たされない状態にもなります。
転職する前に考えたい事
給料があがらないと、確かに今の会社に居続けていいのか不安にもなりますし、頑張っているのに評価されない状況であれば、不満も溜まっていきます。
頑張っている < 給料があがらない
こっちの意識が強くなると、お金のことばかりに目を向けがちになりますが、給料以外で得ているものがないのか改めて確認してみるのがお勧めです。
給料以外でもらっているものはないか?
仕事の対価としてお金を受け取りますが、少ない多いを考えると、これはもうキリがありません。
だって、もらえるなら、とことん欲しいと思うのが人間だから。
しかし、そこの意識だけでは「お金がない」ストレスだけしか感じず、仕事も生活も辛いだけなので、お金以外で得ているものを確認してみる。
- 経験
- コミュニティ
- 社会貢献
たとえば、同僚は簡単な仕事ばかりしていて、自分はものすごく高難度の案件を対応しているからこそ、あまり成果が見えにくい状態になっている。
そんな時でも、しっかりと日々成長し、お金以上に得ているものはあるのですが、頑張りとその対価として見えやすいもらえるお金にギャップを感じると、給料が少ないと感じやすい。
見えやすいお金に惑わされて、見えていないお金以上の価値に気づいていない場合も。
注意事項
お金以外に、本当に何も得られていないのであれば、下手すると給料は低いのに、馬車馬のように働かせられ、なりたくもない社畜にさせてられている場合もあって、やりがい搾取を受けている可能性もあります。
実は転職しない方がいいこともある
給料以外で考えても、受け取っているものが多ければ、お金のことだけを考えて転職するのは気が早い可能性も。
もう、めいいっぱい給料以外で受け取れるものは受け取ったのであればいいですが、まだ受け取れる総量が多ければ、今の職場にいた方がいいかもしれません。
たとえば苦労は買ってでもしなさいと言われるほど、経験や社会貢献の実体験は、その後仕事に大きく影響してくる。(良い方へ)
- 家族が増えて…
- ローンがあって…
- 借金をかえさないと…
お金が必要な状況は人それぞれですが、もし単純に「もらえる給料が少ない」だけで考えている場合は、一旦改めて仕事における状況を整理するのがお勧めです。
逆に、転職をしてしまって地獄を見るヒトも多数いるから…。
もし、状況整理から色々考えて、それでも転職をしたいと思ったのであれば、下手な転職サイトや転職エージェントを使うのではなく、まずは大手の安心できる転職サービスを使ってもらうことで、スムーズに希望に叶う転職先が見つかりやすくなります。