収益化が早いブロガーに共通する「特化ブログ」3つの特徴

  • 更新 | 2021.09.25 公開
収益化が早いブロガーに共通する「特化ブログ」3つの特徴

「なんであの人は、もう稼げているの?」

始めた時期が同じ、または自分より後に始めたのに、もう特化ブログで収益化している人っていますよね。

稼げている人と自分の違いは何なのか、毎日時間を見つけて頑張って書いているのに、なぜだか結果が出てこない。

その理由、もしかしたらちょっとした書き方の違いだけかもしれません。

特化ブログですぐに収益化できるブロガーさんの特徴をまとめてみました。

特化ブログを作って収益化させているブロガーさんは、みんな同じ共通点があります。著者:osugi(@osuuuugi

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特化ブログで収益化を早める3つの特徴

特化ブログとは、特定テーマに絞って記事を書き、専門性を作り出すブログのこと。

その反対が、複数ジャンルの記事を書く雑記ブログですが、特化ブログの方が比較的、収益化が早くなります。

理由としては、Googleが検索ランキングの指標に組み込んでいる、専門性・独自性・権威性が高まりやすいから。

しかし、同じように特化ブログを運営してもあなたに成果が出てない場合は、稼ぐための書き方ができていないかもしれません。

特化ブログで稼ぐブロガーさんに共通しているのは、

  1. 特定ユーザーとの繋がりを作っている
  2. 検索ユーザーの理由・目的・感情を理解している
  3. 記事数ではなく品質で勝負をしている
  4. おまけ:ブログ以外の流入経路を作っている

この3つ+おまけなので、それぞれを詳しく見てみましょう。

1. 特定ユーザーとの繋がりを作っている

特化ブログでは、特定テーマに絞って記事を書いていくため、通常のブログ運営とは思考がまったく違ってきます。

「絞る」とは、何かを得るかわりに、何かを捨てるということ。

この場合は大勢のユーザーさんではなく、少数の特定ユーザーさんだけと繋がることを目指してブログを運営していくことになります。

「特化ブログ」と「その他ブログ」との思考の違い

ブログ運営の仕方にも色々ありますが、大きく分けると「特化ブログ」か「雑記ブログ」の2種類。

簡単に、各要素で比較をしてみます。

違い雑記ブログ特化ブログ
テーマ複数特定
ユーザー層幅広い特定
アクセス数多い方がいい少なくていい
収益化のしやすさクリック課金アフィリエイト
単価安い高い

雑記ジャンルにしてたくさんのユーザーさんに見てもらいたい場合は、範囲を広げる分、競合他者も多くなるため、先行有利な状況で先輩ブロガーや企業サイトなどの方が強い。(専門性が低くなるため)

しかし、特定テーマに絞って一点突破をしていると、アクセス数は減りますが、競合は少なくなって収益化に必要な本当に繋がりたいユーザーさんとだけ繋がれるため、収益化が早いのです。

収益化を早めるコツは、どれだけ収益化に必要なユーザーさんと繋がれるかどうか。

収益化が早い特化ブログを運営しているブロガーさんほど、この嗅覚に敏感です。

アクセス数=利益
ではなく
特定ユーザーとの繋がり数=利益
で考えている

同じジャンルだけを書き続けられる素質がある

たとえば、1年間ずっとハンバーグを朝・昼・晩も食べ続けるような生活をしてくださいと言われたらどうですか?

大好きな料理だったとしても、さすがに1年間で1,095回もハンバーグは食べれません。(私だったら絶対に飽きます…)

特化ブログもこの理屈と同じで、ずっと同じジャンルだけを書き続けていくことになるため、ネタが切れないほどの知識量があるか、本当に好きか我慢強いか。

どれだとしても、同じジャンルを書き続けられる素質を持っているからこそ、特化ブログで収益化を早めています。

特化ブログは違うテーマを書いてはいけない?
人間は自分の知りたいことだけ知りたい生き物なので、違うテーマが混ざっていると、知りたいことが少ないと思ってブログ自体に興味を失ってしまう。また、Googleから専門的なブログだと評価されていたのに、関係ない情報が入ってきて検索順位を下げてしまう場合もあるため、特化にしたのなら特化を貫いて頂くのがオススメです。

2. 検索ユーザーの理由・目的・感情を理解している

特化ブログでは、特定ユーザーさんだけと繋がる必要があり、それにはユーザーさんが何を考え、何を思って検索して、情報を求めているのか知る必要があります。

ここが分かっていないと、そもそもブログを見てもらえず、収益化が出来ていません。

知っておくべきポイントは下記の3つ。

  • 検索の引き金となった状況(理由)
  • 検索した情報で何をしたいのか(目的)
  • 検索している時にどんな気持ちだったのか(感情)

ユーザーさんに対する理解度(解像度)が高いからこそ、見てもらえるブログとなって、収益化が加速できる。

それぞれを詳しく見ていきたいと思います。

検索の引き金となった状況(理由)

インターネットを開き、Googleなど検索サービスに、調べたい情報(キーワード)を入力する。

収益化が遅くなっている人は「どんなキーワードか」を見ますが、収益化が早い人は「なぜそのキーワードを入力したのか」に思考を巡らせます。(ここが大きな差になる)

キーワード例)特化ブログを調べたい人の状況
・SNSで他人の収益報告を見て悔しくなった
・会社の査定があったけど給料が上がらなかった
・車など大きな買い物をしてお金が一気に無くなった

色々な状況が考えられるため、キーワード一つとってみても、検索ユーザーさんが情報を調べるキッカケとなった引き金は様々です。

しかし、その理由への理解度が深くなればなるほど、その人のためだけの文章・言葉・情報を用意できるため、検索順位も上がり特定ユーザーさんとも繋がりやすくなって、結果的に収益化が早まる。

特化ブログとして、特定テーマの情報だけを更新しただけでは足りず、見てくれているユーザーさんに対して、その人だけに響く言葉を選んで「他人事」から「自分事」だと思ってもらえる状態を作る必要があります。

検索の引き金となった状況が分かると、求められるブログを作りやすくなるため、結果も出やすいのです。

検索した情報で何をしたいのか(目的)

検索してまで情報が欲しいユーザーさんは、その行動をキッカケに何かを解決したがっています。

  • 情報を知りたいだけ
  • 情報を知って意思決定の材料にしたい
  • 情報を知って今すぐ行動に起こし解決したい

もう少し簡単に言い換えると「~を知りたい」「~をしたい」の二つ。

知るだけで満足か、知ってから行動が伴うのかによって求められる情報が違うので、それを考えると状況によって書いておきたい情報が大きく変わってきませんか?

収益化が早いブロガーさんは、キーワードからユーザーさんが何を求めているのか理解度が高いからこそ成功も早いです。

例)「ブログ 作りたい」キーワードの記事タイトル
× ブログの作り方を優しく丁寧に解説
◯ ブログの作り方から収益化まで7つのステップでご紹介 

例でいうと、作り方は知りたいけど「工程」だけでなく「収益化」に関する情報まで欲しいと理解できているからこそ、ユーザーさんが気になるタイトルを付けれています。

理解度が高ければ、タイトルや本文に対しても、ユーザーさんの心に響く内容が多くなるため、どんどん見てもらえるブログになる。

検索してまで手に入れた情報で何をしたいのか、目的まで理解するのは大変ですが、そこまで考えることによって求められるブログが書けるブロガーさんが収益化を早めている。

検索している時にどんな気持ちだったのか(感情)

検索しているキーワードには、ユーザーさんが検索した理由や目的が含まれています。

そこには必ず、悲しみ・怒り・喜びなどの感情もセットになっている。

キーワードを入力して、検索しているユーザーさんを単なる数字で考えていると、ブログの内容も人間味のない無機質な情報だけになりやすい。

しかし、感情を理解、または理解しようと努めることで、文章や言葉選びが大きく変わってきます。

マイナス感情を抱いているユーザーさんに対して「安心してくださいね」「この情報を知っておけば安心ですよ」など、相手の感情を労った言葉が出せます。

ユーザーさんは文章から書き手の感情を敏感に感じ取っているため、本当にユーザーさんのために書かれたのか、そうでないのか無意識に理解している。

ファンになってくれたり、リピートしてもらうためには、感情への理解も必要です。

3. 記事数ではなく品質で勝負をしている

特化ブログのやり始めは、どうしてもアクセスが少ないので、記事数を多くする発想になりやすいですよね。(アクセスが増えないと不安ですもの…)

しかし、記事数は大事ですが、特化ブログはその思考を変えなければいけません。

特化ブログは特定ユーザーさんとの繋がりが求められるため、そもそも大勢に見てもらうのは難しく、テーマによりけりですがアクセス数は少ないのが前提としてある。

だからこそ、一人ひとりのユーザーさんに満足してもらうため、1記事ごとの品質を高める必要があります。

品質の例)サーバーの設定方法
× 文章だけで説明する
◯ スクリーンショットを付けて説明する 

その情報を理解するには、文章だけでは難しい場合、きちんと画像も付けて説明してあげているか。

このような少しの差で品質が大きく変わってくるので、細かい配慮ができているブロガーさんは収益化が早いです。(おもてなしの心ですね)

記事の品質とは何か?

ブログ記事の「品質」とは一体なんなのか。

インターネットで調べれば、品質に関する回答がたくさん掲載されていますが、私の場合は下記を品質だと思っています。

「ユーザーの頭の中を代わりに可視化してあげて、良質な意思決定や行動のサポートができる。」記事は品質が高い。

もう少し具体的に言えば、

  • 求められている情報を掲載する
  • なおかつ正しい情報を伝える
  • 読みやすくて理解出来る情報へ翻訳する

ユーザーさんが「自分事」になる情報によって、人生をサポートすること。

そのくらい情報はユーザーさんにとっては大事なものなので、どの記事も全力で作って頂くのがオススメです。

圧倒的な専門性・独自性・権威性を作り出している

品質をさらに細かくすると、専門性・独自性・権威性と呼ばれる、Googleも評価の対象にしている指標があり、特化ブログにおいては、これらの指標が特に重要。

特化とは、単に特定テーマの記事を書くことではなく、記事そのものに専門性・独自性・権威性があることを求められます。

収益化が早いブロガーさんはその意味を十分理解しているため、自分自身がもっとも強みを発揮できるテーマで勝負をするからこそ勝てるんです。

専門性とは
長年、特定テーマに対して携わり、数多くの検証によって、他人が簡単に到達できないような知識・スキルを身につけていること。

独自性とは
新しい解釈や自身の記憶・体験・知識などをかけ合わせて、すでに出回っているような情報ではないオリジナリティある情報が出せること。

権威性とは
専門性・独自性を持つことにで狭い範囲だけでなく、社会的にも認められていること。

これらをブログで表現できるブロガーさんの収益化は特に早いです。

おまけ:ブログ以外の流入経路を作っている

特化ブログの特徴ではないのですが、収益化が早いブロガーさんの特徴として知っておきたいのが、ブログ以外からもアクセスを集めていること。

ブログを見てもらうためには、基本的に検索フォームでキーワードを入力し、検索結果をクリックされた場合に初めて見てもらえます。

しかし、特化ブログの立ち上げ時、または運営をしばらくしても、なかなかアクセスが集まらない場合もある。

テーマにもよりますが、元々特化ブログはアクセスの集まりづらいブログなので、やはりアクセス数の伸びを感じないと不安になります。

それを解決するために、行動力の高いブロガーさんはブログ以外からもブログへの流入経路を作っているんです。

ブログ外の流入経路作り

ブログでアクセスを集める基本は検索流入ですが、そこだけに頼っていることはできないため、複数の流入経路を作っていきます。

これに最も活躍してくれるのがSNS。

  • Twitter(ツイッター)
  • Facebook(フェイスブック)
  • Instagram(インスタグラム)
  • YouTube(ユーチューブ)
  • Pinterest(ピンタレスト)

収益化の速さはSNSの活用次第といっても過言ではありませんが、相性もあるので運用が続けられるSNSを使うのがオススメ。

Twitterが合う方の特徴例
・ガンガン自分をアピールできる
・知らない他人とのコミュニケーションも歓迎

Facebookが合う方の特徴例
・リアルでの繋がりが多い
・知人、友人にアピールができる

Instagramが合う方の特徴例
・写真を撮るのが好き
・画像を作れる

YouTubeが合う方の特徴例
・本人が映っても大丈夫
・動画編集のスキルを持っている

Pinterestが合う方の特徴例
・匿名でSNSをやりたい
・フォロワーとのコミュニケーションは避けたい

各種SNSとの相性もあるので、あなた自身が合うツールを選んで、まずは認知拡大を実践してみましょう。

最後に。

特化ブログの収益化が早いブロガーさんは、収益を高める施策を必ず行っています。

意図してやっているものもあれば、自然とそうなっている場合もある。

日々、どれだけ多くのことに「気付けるか」が明暗を分けると思うので、何事にも注意しながら特化ブログの成長を楽しんで頂くのがオススメです。

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