ブログネタを見つけるための「キーワード」の探し方

  • 更新 | 2019.10.09 公開
ブログネタを見つけるための「キーワード」の探し方

「なかなか書きたいキーワードが見つからない…」

ブログを始めたばかり、またはブログを続けてきたからこそ、書きたいテーマが少なくなって書けなくなっている場合もありますよね。

「何を書くのか」も大事ですが、そもそもキーワードを探せないと始まりません。

このページではキーワードの探し方をまとめているため、少しでもあなたのお役に立てられれば嬉しいです。

キーワードの探し方がうまいブロガーさんほど、スイスイとブログを書いて収益化を早めています。著者:osugi(@osuuuugi

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キーワードを探す前に必要なこと

どのブロガーさんもSEOやコンテンツマーケティングといった、インターネット上の集客施策に力を入れており、予算に余裕がある、または長年ブログを書いている人たちが検索順位を独占していますよね。

この状況の中、ブログで戦っていくには、やり方がとても大切になってくる。

あなたが管理しているブログに、たくさんのユーザーを呼び込むためには、ユーザーが“見たくてたまらない”情報を掲載する必要があります。

しかし、記事が必要だからと、すぐに書き始めるのは、あまりオススメできません。

実はキーワードを探す前に、誰に向けてのブログなのか、改めてハッキリさせる必要があるんです。

相手のためにブログを書くのは当たり前だと思われるかもしれませんが、この“誰に”という視点が抜けると、今後のキーワード探しに影響がでてしまうんです。

誰のために書くブログか改めて考えるのが大切

ブログを書く時、よく自分のために書いてしまいがちですが、その意識の切り替えが重要になります。

実は、誰もが自分の目的ばかりを考え、相手の目的を考えない為に、キーワード探しに失敗してしまってる。

ブログで集客をしたい場合は、キーワードを検索する人が“誰”であるかを改めて意識する必要があり、「誰」が「どんな時」に「何を」思ってキーワードを入力しているのかを考えられて初めて、次のキーワード探しにいくことができます。

ポイント
ターゲットを理解しないとキーワードも探せない

ターゲットの明確化

たくさんの人に見てもらいたい場合、特定の誰かへ絞ってターゲット化する事に疑問を持たれるかもしれませんが、ターゲットに対して深い理解がなければ、「キーワード探し」も、その次の「キーワード選び」も中途半端になります。

インサイトと呼ばれる、ターゲットが無意識に感じている心理を見つけ出し、それを記事化できれば、あなたの目的が達成する確率も高くできる。

そのためにも、ターゲットを特定の誰かに絞って、どんな小さな行動・悩みも把握しておく必要があるんです。

よいキーワード探しが収益化を早くする

キーワードと収益化は結びつきにくいかもしれませんが、よいキーワード選べて検索1位もしくは上位をキープし続けられると、それだけあなたのブログは見てもらえる。

つまり、誰のために書くブログなのか意識を切り替え、ターゲットを明確化し、キーワード探しできるほど、収益化も早くなるのです。

覚えておきたいキーワードの基礎知識

キーワード探しをする前に、改めてキーワード各種の呼び方を覚えておきましょう。

種類上位表示の難しさキーワード例
ビッグキーワード最上級ホームページ(月間検索ボリューム:33,100 / 検索回数が多い)
スモールキーワード簡単homepage 作り方(月間検索ボリューム:10 /検索回数が少ない)
関連キーワード普通ホームページ 作り方(例:ホームページという意味に関連した言葉)
複合キーワード※ ロングテール、ニッチキーワードも同様普通SEO テクニック 最新版(3~4単語が合わさる)
共起語SEO、サイトなど(例:ホームページというキーワードの記事内によく出てくる言葉)

ビッグキーワードとは?

ビッグキーワードとは、月間検索ボリューム数が高く、ユーザーがすぐに思いつく検索がされやすいキーワードです。

検索がされやすいということは、それだけあなたのブログを見てもらえる機会が多くなり、ビジネスを有利に進めることができるため、ビッグキーワードが入力された際に検索上位に入れるようみんなが対策しています。

スモールキーワードとは?

スモールキーワードとは、月間検索ボリューム数が少なく、ユーザーに検索されづらいキーワードです。

検索回数が少ないキーワードを選んでしまうと、あなたのブログへの流入が少なくなってしまうので、検索回数が少ないキーワードはなるべく避けておくのがオススメです。

複合キーワードとは?

複合キーワード(ロングテール・ニッチキーワード)とは、キーワードを複数組み合わせたものです。

ビッグキーワード・スモールキーワードの組み合わせであり、比較的月間検索ボリュームも少な目ですが、キーワードがいくつか含まれているため、ユーザーに検索されやすいのが特徴です。

関連キーワードとは?

関連キーワードとは、入力したキーワードに関連した言葉、例えばそのキーワードと一緒に検索されやすい言葉などが含まれます。

共起語とは?

共起語とは、該当キーワードの記事によく出てくる単語の事を指しています。

関連キーワードや複合キーワードとも近い存在ですが、直接キーワードのテーマに関係なくても共起語として発生している場合もあるので、見分けづらいですが違うものだと理解いただけるといいかと思います。

キーワードの探し方(洗い出し)

あなたの目的達成のスピードを速めるためには、まずキーワードを探すこと、全てを洗い出す必要があります。

正直とてもめんどくさい作業ですが、これをしなければ後から足りないキーワードを改めて見つけたり、整理し直さなければいけないため、出戻りを増やさない為にもがんばって最初からある程度探し出すのがオススメ。

そして、キーワード探しの精度を高めることで、キーワード選びも楽になります。

あなたのキーワード探しを手助けしてくれる、いくつかのツールを使ってもらうと時間を短縮できるので、ぜひ使ってほしいと思っています。

キーワードを探すためのツール

ツール費用種類詳細
あなたの中の記憶無料記憶あなた自身の記憶から関連するワードを出しておく。知っている言葉・知らない言葉を含めて、記事を書く際にあなたの現在の知識レベルをチェックする意味でも必要です。
ubersuggest(ウーバーサジェスト)無料関連キーワード無料で自社・競合ともに多数のキーワードが確認できます。自分では思いもよらなかったキーワードを探し出すこともできるため、ぜひ利用してほしいツールです。
キーワードプランナー無料※ 広告をかけてしまうと有料となるため注意月間検索数Googleが提供してくれているキーワード確認ツールですが、Google広告を利用する方が使えるツールのため、広告を配信しないよう設定をしなければいけません。
Google トレンド無料トレンドキーワードの人気度だったり、関連キーワードも調べられます。
Googleサジェスト(キーワードサジェスト)無料関連語Googleの検索窓に文字を入力すると出てくる関連キーワードになります。
goodkeyword無料関連語Google・Bing・Yahooで検索されている関連キーワードを確認できます。
ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール)無料複合キーワードGoogleサジェスト・アルファベット順・Yahoo!知恵袋・教えて!Gooなどから、関連する複合キーワードを確認できます。
共起語検索無料共起語共起語を確認できます。
weblio辞書無料言葉の意味辞書を使って、言葉の意味を調べられる。
weblio類語辞典無料類語類語を調べられる。
weblio対義語反対語辞典無料対義語対義語(反対語)を調べられる。
Google Search Console(グーグル サーチコンソール)無料検索ワード自社サイトを検索して入ってきたユーザーが、どんなキーワードを入力して入ってきたのかが分かる。
ubersuggest(ウーバーサジェスト)

ubersuggestのキーワードを入力する画面【日本語版】【日本語版】ubersuggestのキーワードを入力する画面

機能競合分析可特定の人気オーガニックキーワードが分かる関連キーワード・フレーズが分かる検索ボリュームが分かるターゲット市場で被リンクが多いコンテンツが分かるエクスポート可

ubersuggestでは、関連キーワード・フレーズが分かるだけでなく、自社の解析可能。

しかし、最大の魅力は他社が成功している戦略を読み解くことができる点です。

自分が知っている知識だけで関連キーワードを探そうとすると、どうしても偏りが出てしまうのですが、成功している他社が使っているキーワードがubersuggestで確認できるため、非常に多くの関連キーワードを集めることができます。

成功している他社が使っているキーワードを真似る事もできますし、逆にそのキーワードは対策せずに、もっとニッチなキーワードを狙う違う戦略も立てることが可能。

あなたの作ったブログが、現在どのポジションにいるのか、流入見込みや月間ボリュームも把握する事ができるため、PDCAを高速で回してブログの改善も行える非常にオススメしたい無料ツールです。※ 2019年10月1日の時点では、無料でツールを利用できる状態です。

ubersuggestのすごいところは、キーワード検索をした際、サジェスト・関連などのキーワードだけでなく、ユーザーの心理的状況を踏まえた、疑問・関係・比較といった分け方もしてくれているため、キーワードを確認するツールとしては不動の地位を確立しつつあります。

キーワードプランナー

キーワードプランナーでキーワードを入力して結果が出た画面キーワードプランナーでキーワードを入力して結果が出た画面

機能月間検索ボリュームが分かる関連キーワードの一覧が分かるエクスポート機能あり

Googleが提供してくれているキーワードプランナーでは、入力したワードに対して関連性の高いキーワードを出してくれます。

一括でエクスポートもできるため、キーワード集めを楽にしてくれるツールです。

Google トレンド

Google トレンドの画面Google トレンドの画面

機能旬なキーワードが分かるキーワードの人気度が分かる関連キーワードが分かる

旬だったり、人気が上がっているキーワードなど、時期やタイミングによって人気が高まるキーワードの候補を確認することができます。

ニュース系だったり、早く記事化することが重要なブログであれば、欠かせないツールとなっています。

Googleサジェスト(キーワードサジェスト)

Googleサジェスト(キーワードサジェスト)の画面Googleサジェスト(キーワードサジェスト)の画面

機能人気の関連キーワードが分かる

調べたいキーワードに対して、人気が高い関連キーワードの候補を出してくれます。

どんなキーワードで検索されているか、ユーザーの心理を読むためにも便利な機能です。

goodkeyword

goodkeywordの画面goodkeywordの画面

機能Google・Bingのサジェストが分かる

GoogleだけではなくBingなど別の検索エンジンで、検索されているキーワードも調べることができます。

キーワードの取りこぼしが無いように、別の検索エンジンで検索されているキーワードも見れるので、非常に助かるツールですね。

関連キーワード取得ツール(仮名・β版)

関連キーワード取得ツール(仮名・β版)の画面関連キーワード取得ツール(仮名・β版)の画面

機能複合キーワードが分かる

Googleサジェスト・ふりがな順・アルファベット順などで関連するキーワードを調べることができます。

さらに、Yahoo!知恵袋・教えて!Gooなどで、関連したキーワードが入った記事タイトルも一括して確認できるため、非常に多くのキーワード情報が収集できる無料ツールとなっています。

共起語検索

共起語検索の画面共起語検索の画面

機能共起語が分かる

検索フォームへ入力したキーワードが入っている記事から、出現回数の多いキーワード(共起語)を拾い上げてくれるツールです。

あなたが作りたいテーマ(キーワード)に対して、他の人たちはどんな言葉を使っているのか、文章を作る際の参考にすることができます。

weblio辞書

weblio辞書の画面weblio辞書の画面

機能キーワードの意味を調べることができる

あなたが使おうとしているキーワードが、本来どのような意味を持っているのか、確認することができます。

意味を間違えてしまうと、せっかく作った記事の良さも半減…。

正しい意味でキーワードを使えるよう、確認必須のツールです。

weblio類語辞典

weblio類語辞典の画面weblio類語辞典の画面

機能キーワードの類語を調べることができる

キーワードの類語を把握することで、記事に新たな広がりを作ることができます。

また、使おうと思っているキーワードが難しい漢字であったり、文章として使いづらさがある場合は、類語を探してそれに置き換えることもできます。

weblio対義語反対語辞典

weblio対義語反対語辞典の画面weblio対義語反対語辞典の画面

機能キーワードの対義語反対語を調べることができる

対義語(反対語)を知ると、記事に緩急をつけることができます。

例えば「良い」の反対は「悪い」、これをメリット・デメリットに変えたり、深みを持たせる事もできます。

また、使おうと思っていたキーワードの反対語の方が、ユーザーからの反応を強く得られそうな場合もあり、新たな発見があるかもしれません。

Google Search Console(グーグル サーチコンソール)

Google Search Consoleの画面Google Search Consoleの画面

機能検索キーワードが分かるインデックスの登録ができるURLの削除ができる記事のクリック数が分かる記事の表示回数が分かる記事の平均順位が分かる

あなたのブログに入ってくれたユーザーが、どんなキーワードを使って入ってきてくれたか、確認することができます。

事前のキーワード調べではなく、ブログを公開してから使えるツールですが、自分では気づかなかったようなキーワードを、ユーザーが組み合わせて使っていることもあり、新しいキーワードを知る為の発見にも使えます。

それぞれのキーワードの探し方

あなたの記憶からキーワードを探してみる

まず大事なのは、あなた自身の記憶からキーワードを引き出すこと。

  • 何を知っているのか
  • 何を知らないのか

あなたが管理しているブログのテーマに対して、どのくらいの知識量をもっているのか確認しておきましょう。

やり方としては、紙とペンを使ってひたすら知っている言葉を書き出すのもいいですが、マインドマップを使うと思考の視覚化ができます。

マインドマップを無料で作れるツールとしては、私自身もXmindを使っているので、こちらがオススメです。

もし紙とペンでやる場合は、以下のようにA3用紙が埋まるくらいをひとまず目指してみてほしいです。

紙とペンを使った記憶の書き出し紙とペンを使って記憶から抽出している様子

関連キーワードを全て出す

関連キーワードとは、あなたが管理しているブログの目的を達成するために、集客したいターゲットに関わる、全てのキーワードになります。

例えば、web担当者をターゲットにしている場合、

  • SEO対策
  • キーワードの選び方
  • GAの使い方

など、web担当者が普段業務で必要な情報が、まず必要だと考えられますね。

しかし、これだとまだまだweb担当者のことを理解できていません。

  • デザイン 時短テク
  • エクセル 関数 使い方
  • SNSマーケティング

ターゲットの1日の行動履歴をイメージしたり、現在の立場や役職によっても、インターネットで検索したい情報は変わってきます。

関連キーワードを出すために、まずはターゲットとなる人のことを深く知ることが何よりも大切です。

もし、キーワード探しの前に見てもらったターゲットの明確化が行われてないと、キーワード探しがスムーズにいかないだけでなく取りこぼしもあるため、ターゲットの明確化ができていなければ、改めてここで一度立ち止まって、ターゲットが誰なのかをハッキリさせましょう。

あなたの中でターゲットが確実なものとして理解できているなら、以下の関連キーワードを抽出できるubersuggest(ウーバーサジェスト)キーワードプランナーにて、関連キーワードを全て探してみましょう。

複合キーワードを全て出す

ブログで集客をしたい場合、どうしても月間検索ボリューム数が高いキーワードを、狙ってしまう傾向があります。

しかし、コンテンツマーケティングに関して言えば、私の経験上、一発逆転的な事はまずないと思ってもらった方がいいと思います。

それは、月間検索ボリューム数が高いキーワードは、資金がある大手やメディア運営を主力としている企業がすでに対策しているキーワードなので、どんなに最高な記事を1つだけ書いたとしても、公開してすぐ検索1位になる事はできないからです。

さらにインターネット上には情報が溢れているので、他の記事を真似て書かれたような記事は、すぐにその他大量の情報に埋もれてしまいます。

資金力があって大量の書き手、もしくはハイレベルな記事が書ける書き手が揃えられる会社であれば別ですが、そうではない場合、どこか一点突破できる抜け道を見つけて、そこを攻略していく方が可能性が高いんです。

複合キーワードは検索ボリュームが少なくあまり重要視されませんが、複合キーワードこそ、以下の理由から対策すべきポイントだと私は思っています。

  • point1:単語が増えていくごとにユーザーの核心へ近づいていく
  • point2:検索上位へ食い込む可能性を作れる

この2つが複合キーワード(ロングテール)こそ最強だと言われる由縁。

それぞれを詳しく見ていければと思います。

point1:単語が増えていくごとにユーザーの核心へ近づいていく

以下2つのキーワードには、大きな差が生まれています。

検索キーワード1つ:ホームページ
検索キーワード2つ:ホームページ アクセス数

たった1単語増えただけで、2つ目の方が検索したユーザーの意図を予測しやすくなりました。

検索キーワード2つ:ホームページ アクセス数
検索キーワード3つ:ホームページ アクセス数 目安

さらにキーワードが3つになった途端、ユーザーが知りたい情報の核心へ近づくことができました。

単語が増えていくごとに、検索したユーザーが何を「したいのか」「知りたいのか」「行きたいのか」など目的がハッキリしていく事が分かりましたね。

キーワードの入れ方はみなそれぞれ違いますが、キーワードとして入れられた単語はユーザーの意思表示であり、感情の流れとも言えます。

なぜそのキーワードを入力しようと思ったのか、文脈を意識し感情を汲み取る事で核心へと近づいていき、よりオリジナリティの高い記事を作れるようになります。

キーワードの組み合わせは何通りもあるため、同じ組み合わせで入力され続けるワケではないですが、複合キーワードを対策することにより、高い確率でそのユーザーを満足させて、あなたの目的を達成するための行動を起こしてくれる可能性を高められます。

検索ボリュームは少なくても、かなり高い確率で相手に行動を起こさせる記事がたくさんあったら、これはすごいとだと思います。

単語が多い複合キーワードも、チャンスが大きいと覚えてもらえれば嬉しいです。

point2:検索上位へ食い込む可能性を作れる

各種のSEOツールで取り出したキーワードは、ユーザー心理がすでに表面化して、言葉となって世に出ているものになります。(顕在的)

ユーザーの願いが言葉として現れたものがキーワードとも言えます。

つまり、複合キーワードのように、言葉が繋ぎ合わされていくと、よりユーザーの願いが強くなるという事。

Googleもユーザーのためになる記事を求めているため、ユーザーの願い(キーワード)を叶えることこそが、Googleの評価をあげる唯一最短の道と言えるのでないでしょうか。

複合キーワードはユーザーの強い願いを叶えるものなので、オリジナリティある100%以上の満足が得られる記事を作れば検索上位も夢ではありません。

実際に、私が携わっているマッチングサービスのポータルサイトでは、複合キーワードの多くが検索上位となりCVが多数獲得できるため、収益も上がり続けています。

複合キーワードで成果がだせる!
私が携わっているマッチングサービスのポータルサイトでは、検索のほぼ上位に複合キーワードが入っています。

共起語を全て出す

共起語を調べると、該当のキーワードにおいてどんな言葉が頻繁に出てくるか分かるようになります。

しかし、共起とは文章中に頻繁に出てくる単語の事を指しているので、これはユーザーではなく書き手が、どのキーワードでどんな言葉を使っているかを示すものとなります。

共起語を出す場合に気をつけなければいけないのは、共起語としてSEOツールで調べて出てきたとしても、その単語が本当にユーザーが欲しい情報であるか確認が必要。

そのため、SEOツールで調べた共起語をそのまま利用するのではなく、本当に今回選んだキーワードで作る記事に必要な単語なのか検証して組み込みましょう。

まずは共起語を全て出してからの検証となりますので、集められるだけ集めておくのがオススメです。

言葉の意味を調べる

「キーワード」の意味をきちんと理解せず進めていくと、結果的にユーザーが求めている情報を作れない場合もあります。

例えば「オウンドメディア」というキーワードを使った記事を書く場合、意味をあまり深く知らずに記事制作へ入る前に、言葉の意味を改めて確認してみてほしいです。

オウンドメディアとは、パンフレットや自社の公式サイト・ブログなど、自社で保有している媒体にて情報発信が行えるものを指します。

もし、オウンドメディアをブログのことだけと勘違いしていた場合、オウンドメディア本来の説明ができないため、情報の薄さが記事の品質にも影響し、結果的にユーザーの評価も悪くなりGoogleからも評価されない。

あなたが作ろうとしている記事の「キーワード」の意味を知らなければ、良いものが作れないという事です。

そのため、言葉の意味を毎回確認し、内容に幅を持たせられる記事を作ってもらえればと思っています。

対義語や類語を調べる

対義語とは、反対の意味をもつ言葉。
→例:買う 売る

類語とは、言葉は違うが同じ意味合いを指す言葉。
→例:作る 創作

対義語や類語はキーワードとあまり縁がないと思われがちですが、キーワードを探すという点で言えばとても大事です。

例えば、「ホームページ 無料」というキーワードで文章を考えた時、無料という視点だけの内容で、本当にユーザーは満足できるのか?

「無料」があったら反対の「有料」に関しても知りたいと思うかもしれません。

キーワード通りの内容を作れば良いワケではなく、キーワードからユーザーが知りたいと思う内容を先回りして見つけ出す必要があります。

そのため、対義語や類語を調べると、あなたの記事がより魅力的で集客効果が高く、ユーザーの満足を高められる記事にできるかもしれません。

実践編:SEOツールを使ったキーワードの探し方マニュアル

実際に各種のSEOツールを使い、キーワードを探していきたいと思います。

無料でこんなにも便利なツールが使えるなんて…本当に感謝です…テーマは「ホームページ」でいきたいと思います。

STEP1:記憶からキーワードを抽出

使用ツールあなたの記憶
手順あなたが知りうる「ホームページ」に関する全ての言葉を書き出す

あなたの記憶からキーワードを探してみる」の章で見てもらった通り、まずはあなた自身の中から、言葉を探し出してみましょう。

あなたが自身で記事を作る場合は、記憶に残っている言葉を元にした方が、文章も書きやすいと思います。

STEP2:関連キーワードを抽出

使用ツールubersuggest(ウーバーサジェスト)
手順入力フォームに「キーワード」を入れて検索

「CSVで出力」もしくは「クリップボードにコピー」でキーワードを抽出
・サジェスト・関連・疑問・関係・比較の分類
・VOL(検索ボリューム)
・SD(オーガニック検索の難易度)
これらもキーワードとセットにして記載
使用ツールキーワードプランナー
手順「新しいキーワードを見つける」の部分へキーワードを入力

キーワード候補をダウンロードする
・キーワード
・月間平均検索ボリューム
・競合性
これらの数値を使う

上記二つのSEOツールを使うと、かなりの数のキーワード一覧が出来上がります。

これをベースにして、どんどんキーワードを追加していきます。

STEP3:複合キーワードを抽出

使用ツールGoogleサジェスト(キーワードサジェスト)
手順検索フォームにテキストを入力

オートコンプリートで出てきたキーワードを抽出
使用ツールgoodkeyword
手順「新しいキーワードを見つける」の部分へキーワードを入力

キーワード候補をダウンロードする
・キーワード
・月間平均検索ボリューム
・競合性
これらの数値を使う
使用ツール関連キーワード取得ツール(仮名・β版)
手順入力フォームへキーワードを入力

複合キーワードを抽出する

すでに、ubersuggestやキーワードプランナーで抽出したキーワードと被っているかもしれませんが、網羅できていないキーワードがないか確認して追加しておきましょう。

STEP4:共起語を抽出

使用ツール共起語検索
手順入力フォームへキーワードを入力し「共起語を抽出する」をクリック

共起語を抽出する

全ての共起語が必要なワケではないですが、関連が高そうな共起語があれば、キーワードの一覧に補足として追加しておきましょう。

STEP5:対義語や類語を抽出

使用ツールweblio対義語反対語辞典
weblio類語辞典
手順複合キーワードで動詞など、対義語や類語がありそうなキーワードを入力

対義語、類語を抽出

あまり件数は多くないかもしれませんが、対義語や類語など、事前に把握しておく事が大事です。

STEP6:競合を調べて抽出

使用ツールubersuggest(ウーバーサジェスト)
手順ライバルや大手サイトの「ドメイン」を入れて検索

SEOキーワードの「このドメインのランクに関連している全てのSEOキーワードを見る」をクリック

他社が成功しているキーワードを全て抽出する

ライバル企業や大手サイトのキーワードを調査する事で、他社のユーザーとの向き合い方やどういった戦略をとっているかが分かります。

これを行うことによって、新たな視点をあなたが手に入れることができ、さらにユーザーの心理に近づいていけます。

思いもよらなかったキーワードなども出てくるので、ubersuggestを使ってのライバル確認は必須だと思ってもらえればと思います。

キーワードを調べる、本当の意味とは?

大変な作業なので途中からキーワードを「調べること」が目的となり、調べ終わったらなんとなく達成感が出てしまうかもしれませんが、ユーザーの心理や状況をあなたの中で把握することがキーワード調べの本質です。

そのため、誰かに調べてもらったものを使うのではなく、なるべくあなた自身で全てを調べて、自分の中の暗黙知をためていってほしいと思います。

顧客理解こそ、キーワード調べの本質。

キーワードがあなたとユーザーのファーストコンタクト

すでにファンがたくさんいて、リピート訪問される仕組みのブログではなく、キーワード検索をするユーザー向けブログの場合。

あなたやチームメンバーが頑張って記事を投稿したとしても、いきなり見てもらうことは100%無く、キーワードが出されているタイトルを見て、中の情報が気になって初めて見てもらえる。

そのため、「ユーザー」と「あなた」がお互いを知る上でも、キーワードが大事。

キーワード探しをしているあなたへ

日々移り変わる検索ユーザーの心理をいち早く読み解き、100%以上の満足を勝ち得る記事を目指すことが、収益化を早めます。

そのため、キーワードの探し方にもバリエーションを持たせて、どんなものでも探せるようにしておく。

キーワード探しはユーザーさんを知ることなので、誰かに任せるのではなく、あなた自身でキーワードを探して頂くのがオススメです。

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