“1位がキープし続けられる”「キーワード」の探し方・選び方

  • 更新 | 2019.10.09 公開
1位がキープし続けられる「キーワード」の探し方・選び方

Googleなど検索エンジンで上位表示されると、集客によってビジネスが加速します。

しかし、どの企業もSEOやコンテンツマーケティングといった、インターネット上の集客施策に力を入れており、資金がある企業がメインキーワードを独占している状態にもなっているかと思います。

そんな状態でも、あなたのやり方ひとつで、大手やSEOが強い会社にも対抗できる策を徹底解説。

すぐにキーワードの探し方・選び方が見たい方は
キーワードの探し方(洗い出し)

まずはキーワードの探し方・選び方の事前情報が見たい方は
キーワードを探す・選ぶ前に必要なこと

“1位がキープし続けられる”とタイトルで書いていますが、「キーワードも大事だけどコンテンツの品質も大事だよ」という認識を持って、見てもらえれば嬉しいです。

初めてキーワード探し・選びをしている、もしくはキーワードでうまくいってない…。
そんな方が、大きい相手に立ち向かうための情報です。

すでにキーワードについて知識を持っている方には退屈な内容になるかもしれませんが、その点はご容赦ください…。

私が携わっているマッチングサービス(ポータルサイト)で行った施策や経験を元に、書かせてもらっている記事になります。

キーワードを探す・選ぶ前に必要なこと

あなたが管理しているwebサイトに、たくさんのユーザーを呼び込むためには、ユーザーが“見たくてたまらない”情報を掲載する必要があります。

しかし、記事が必要だからと、すぐに書き始めるのは、あまりオススメできません。

それは、これからあなたがやろうとしている、キーワード探し・キーワード選びよりも前に、考えることがあるからです。

初めにあなたがしなくてはいけないのは、誰に向けてのwebサイトなのか、考える事。

「ん?当たり前の事じゃないの?」と思われるかもしれませんが、この“誰に”という視点が抜けると、今後のキーワード探し・選びに影響がでてしまうんです。

簡単な5ステップで視点を切り替える

STEP1:あなたがwebサイトで成し遂げたい目的は?

例えば、あなたの会社がweb制作をしている会社の場合、管理しているwebサイト(オウンドメディアやブログなど)は、何を目的に作られたものでしょうか。

  • 公式サイトとして社外へ情報発信のためのwebサイト?
  • web制作の発注を増やすためのwebサイト?

この他にも目的は色々あると思いますが、今回は「web制作の発注を増やすためのwebサイト」で考えてみたいと思います。

STEP2:誰に見てもらえれば目的が達成できる?

web制作の発注をもらうのが目的の場合、以下のような方々に見てもらえると、発注を頂ける可能性があるかもしれませんね。

  • 社長
  • web担当者
  • 人事担当者
  • 営業

この中でも、web担当者が一番確率が高そうです。

それではweb担当者がwebサイトをあなたの会社へ発注したいと考えたくなるのは、どんな時でしょうか?

STEP3:見てもらい人がwebサイトを発注したくなる時は?

web担当者が、あなたの会社にwebサイトの制作をお願いしたいと思うタイミング。

正直、あなたの事が分からない状態で、いきなり発注する事は考えにくいです。

発注すると大きなお金が動きますし、あなたの会社への信頼もない状態なので、社長や上司に提案してもすぐに決裁をもらえないはずです。

web担当者がどんな時に、webサイトを他者にまかせてまで、発注したいかを考える必要があります。

STEP4:あなたの会社がweb担当者の信頼を勝ち得るためには?

webサイトを発注してもらうためには、あなたの事を知ってもらったり、あなたの会社を評価して信用度を高める必要があります。

簡単にいうと、web担当者の信頼を勝ち得るためには、web担当者が普段困っていることを解決してあげることです。

たとえば、

  • PVが上がらない
  • デザインがダサい
  • 発注が増えない

web担当者自身も何かしらの悩み・不安・お困りごとを抱えているので、それらの問題をあなたのwebサイトで解決してあげると、きっとweb担当者は嬉しいと思います。

「役に立った」「感謝している」こういったweb担当者の心の変化が、あなたの会社へサイト制作の発注をしたくなる動機にも繋がってきます。

STEP5:web担当者の心の変化が起きたタイミングでアプローチ

あなたが管理しているwebサイトの情報によって、様々なお困りごとが解決できていると、web制作の発注先を考えていた企業のweb担当者は、あなたの会社へお願いしてくるかもしれません。

そのタイミングで初めて、あなたの会社がweb制作をしていることをアピールできれば、受注率も高めることができます。

視点(思考)を切り替えるとは?

簡単な5ステップで、自分の目的から相手の目的へと視点を切り替える体験してもらったと思うのですが、意識の向け先が重要になります。

実は、誰もが自分の目的ばかりを考え、相手の目的を考えない為に、キーワード探し・キーワード選びに失敗してしまっているんです。

この5ステップは、あなたの目的である「webサイトの発注を受けたい」という強い気持ちを一旦落ち着かせて、ターゲットとなるユーザーの目的に意識をもっていく簡単な1つの方法です。

webサイトで集客をしたい場合は、キーワードを検索する人が“誰”であるかを、改めて意識する必要があります。

そして、「誰」が「どんな時」に「何を」思ってキーワードを入力しているのかを考えられて初めて、次のキーワード探しにいくことができます。

注意事項
ターゲットを理解しないと目的達成が遅くなるだけ!

ターゲットの明確化

たくさんの人に見てもらいたい場合、特定の誰かへ絞ってターゲット化する事に疑問を持たれるかもしれませんが、ターゲットに対して深い理解がなければ、「キーワード探し」も、その次の「キーワード選び」も中途半端になります。

インサイトと呼ばれる、ターゲットが無意識に感じている心理を見つけ出し、それをコンテンツ化できれば、あなたの目的が達成する確率も高くできる。

そのためにも、ターゲットを特定の誰かに絞って、どんな小さな行動・悩みも把握しておく必要があるんです。

選んだキーワードでコンテンツを作った場合の費用対効果について

あなたの中の視点を切り替え、ターゲットを明確化し、キーワード探しと選びをする事は、費用対効果が高い結果をもたらします。

キーワードと費用対効果はあまり結びつきにくいかもしれませんが、検索1位もしくは上位をキープし続けられるという事は、それだけあなたのビジネスチャンスを作り続けてくれるという事と同じ。

費用対効果の例え話

営業さんが毎月100hのコストをかけて100万の受注をしている。
20h分使った記事からの流入で毎月100万の受注を得ている。

この2つを比べてみると、記事からの流入で得たユーザーで売り上げた方が、かなり安いコストで売り上げをあげている事が分かります。

キーワードの探し方と選び方次第で、結果的にコストを抑えた上で利益をあげる仕組みが作れるため、良いサイクルを作り出すためにも、キーワードが重要。

キーワードを探す選ぶという事は、あなたのビジネスを加速させる仕組みの基礎作りだと、覚えてもらえると嬉しいです。

キーワードの呼び方

キーワードに関連する呼び方は以下になります。

種類上位表示の難しさキーワード例
ビッグキーワード最上級ホームページ(月間検索ボリューム:33,100 / 検索回数が多い)
スモールキーワード簡単homepage 作り方(月間検索ボリューム:10 /検索回数が少ない)
関連キーワード普通ホームページ 作り方(例:ホームページという意味に関連した言葉)
複合キーワード※ ロングテール、ニッチキーワードも同様普通SEO テクニック 最新版(3~4単語が合わさる)
共起語SEO、サイトなど(例:ホームページというキーワードの記事内によく出てくる言葉)

ビッグキーワードとは?

ビッグキーワードとは、月間検索ボリューム数が高く、ユーザーがすぐに思いつく検索がされやすいキーワードです。

検索がされやすいということは、それだけあなたのwebサイトを見てもらえる機会が多くなり、ビジネスを有利に進めることができるため、ビッグキーワードが入力された際に検索上位に入れるようみんなが対策しています。

スモールキーワードとは?

スモールキーワードとは、月間検索ボリューム数が少なく、ユーザーに検索されづらいキーワードです。

検索回数が少ないキーワードを選んでしまうと、あなたのwebサイトへの流入が少なくなってしまうので、検索回数が少ないキーワードはなるべく避けておくのがオススメです。

複合キーワードとは?

複合キーワード(ロングテール・ニッチキーワード)とは、キーワードを複数組み合わせたものです。

ビッグキーワード・スモールキーワードの組み合わせであり、比較的月間検索ボリュームも少な目ですが、キーワードがいくつか含まれているため、ユーザーに検索されやすいのが特徴です。

関連キーワードとは?

関連キーワードとは、入力したキーワードに関連した言葉、例えばそのキーワードと一緒に検索されやすい言葉などが含まれます。

共起語とは?

共起語とは、該当キーワードの記事によく出てくる単語の事を指しています。

関連キーワードや複合キーワードとも近い存在ですが、直接キーワードのテーマに関係なくても共起語として発生している場合もあるので、見分けづらいですが違うものだと理解いただけるといいかと思います。

キーワードの探し方(洗い出し)

あなたの目的達成のスピードを速めるためには、まずキーワードを探すこと、全てを洗い出す必要があります。

正直とてもめんどくさい作業ですが、これをしなければ後から足りないキーワードを改めて見つけたり、整理し直さなければいけないため、出戻りを増やさない為にもがんばって探し出すのがオススメです。

キーワード探しの精度を高めることで、キーワード選びも楽になります。

あなたのキーワード探しを手助けしてくれる、いくつかのツールを使ってもらうと時間を短縮できるので、ぜひ使ってほしいと思っています。

キーワードを探すためのツール

ツール費用種類詳細
あなたの中の記憶無料記憶あなた自身の記憶から関連するワードを出しておく。知っている言葉・知らない言葉を含めて、記事を書く際にあなたの現在の知識レベルをチェックする意味でも必要です。
ubersuggest(ウーバーサジェスト)無料関連キーワード無料で自社・競合ともに多数のキーワードが確認できます。自分では思いもよらなかったキーワードを探し出すこともできるため、ぜひ利用してほしいツールです。
キーワードプランナー無料※ 広告をかけてしまうと有料となるため注意月間検索数Googleが提供してくれているキーワード確認ツールですが、Google広告を利用する方が使えるツールのため、広告を配信しないよう設定をしなければいけません。
Google トレンド無料トレンドキーワードの人気度だったり、関連キーワードも調べられます。
Googleサジェスト(キーワードサジェスト)無料関連語Googleの検索窓に文字を入力すると出てくる関連キーワードになります。
goodkeyword無料関連語Google・Bing・Yahooで検索されている関連キーワードを確認できます。
関連キーワード取得ツール(仮名・β版)無料複合キーワードGoogleサジェスト・アルファベット順・Yahoo!知恵袋・教えて!Gooなどから、関連する複合キーワードを確認できます。
共起語検索無料共起語共起語を確認できます。
weblio辞書無料言葉の意味辞書を使って、言葉の意味を調べられる。
weblio類語辞典無料類語類語を調べられる。
weblio対義語反対語辞典無料対義語対義語(反対語)を調べられる。
Google Search Console(グーグル サーチコンソール)無料検索ワード自社サイトを検索して入ってきたユーザーが、どんなキーワードを入力して入ってきたのかが分かる。
ubersuggest(ウーバーサジェスト)

ubersuggestのキーワードを入力する画面【日本語版】【日本語版】ubersuggestのキーワードを入力する画面

機能競合分析可特定の人気オーガニックキーワードが分かる関連キーワード・フレーズが分かる検索ボリュームが分かるターゲット市場で被リンクが多いコンテンツが分かるエクスポート可

ubersuggestでは、関連キーワード・フレーズが分かるだけでなく、自社の解析可能。

しかし、最大の魅力は他社が成功している戦略を読み解くことができる点です。

自分が知っている知識だけで関連キーワードを探そうとすると、どうしても偏りが出てしまうのですが、成功している他社が使っているキーワードがubersuggestで確認できるため、非常に多くの関連キーワードを集めることができます。

成功している他社が使っているキーワードを真似る事もできますし、逆にそのキーワードは対策せずに、もっとニッチなキーワードを狙う違う戦略も立てることが可能。

あなたが作ったコンテンツが、現在どのポジションにいるのか、流入見込みや月間ボリュームも把握する事ができるため、PDCAを高速で回してコンテンツの改善も行える非常にオススメしたい無料ツールです。※ 2019年10月1日の時点では、無料でツールを利用できる状態です。

ubersuggestのすごいところは、キーワード検索をした際、サジェスト・関連などのキーワードだけでなく、ユーザーの心理的状況を踏まえた、疑問・関係・比較といった分け方もしてくれているため、キーワードを確認するツールとしては不動の地位を確立しつつあります。

キーワードプランナー

キーワードプランナーでキーワードを入力して結果が出た画面キーワードプランナーでキーワードを入力して結果が出た画面

機能月間検索ボリュームが分かる関連キーワードの一覧が分かるエクスポート機能あり

Googleが提供してくれているキーワードプランナーでは、入力したワードに対して関連性の高いキーワードを出してくれます。

一括でエクスポートもできるため、キーワード集めを楽にしてくれるツールです。

Google トレンド

Google トレンドの画面Google トレンドの画面

機能旬なキーワードが分かるキーワードの人気度が分かる関連キーワードが分かる

旬だったり、人気が上がっているキーワードなど、時期やタイミングによって人気が高まるキーワードの候補を確認することができます。

ニュース系だったり、早くコンテンツ化することが重要なwebサイトであれば、欠かせないツールとなっています。

Googleサジェスト(キーワードサジェスト)

Googleサジェスト(キーワードサジェスト)の画面Googleサジェスト(キーワードサジェスト)の画面

機能人気の関連キーワードが分かる

調べたいキーワードに対して、人気が高い関連キーワードの候補を出してくれます。

どんなキーワードで検索されているか、ユーザーの心理を読むためにも便利な機能です。

goodkeyword

goodkeywordの画面goodkeywordの画面

機能Google・Bingのサジェストが分かる

GoogleだけではなくBingなど別の検索エンジンで、検索されているキーワードも調べることができます。

キーワードの取りこぼしが無いように、別の検索エンジンで検索されているキーワードも見れるので、非常に助かるツールですね。

関連キーワード取得ツール(仮名・β版)

関連キーワード取得ツール(仮名・β版)の画面関連キーワード取得ツール(仮名・β版)の画面

機能複合キーワードが分かる

Googleサジェスト・ふらがな順・アルファベット順などで関連するキーワードを調べることができます。

さらに、Yahoo!知恵袋・教えて!Gooなどで、関連したキーワードが入った記事タイトルも一括して確認できるため、非常に多くのキーワード情報が収集できる無料ツールとなっています。

共起語検索

共起語検索の画面共起語検索の画面

機能共起語が分かる

検索フォームへ入力したキーワードが入っている記事から、出現回数の多いキーワード(共起語)を拾い上げてくれるツールです。

あなたが作りたいコンテンツ(キーワード)に対して、他の人たちはどんな言葉を使っているのか、文章を作る際の参考にすることができます。

weblio辞書

weblio辞書の画面weblio辞書の画面

機能キーワードの意味を調べることができる

あなたが使おうとしているキーワードが、本来どのような意味を持っているのか、確認することができます。

意味を間違えてしまうと、せっかく作ったコンテンツの良さも半減…。

正しい意味でキーワードを使えるよう、確認必須のツールです。

weblio類語辞典

weblio類語辞典の画面weblio類語辞典の画面

機能キーワードの類語を調べることができる

キーワードの類語を把握することで、コンテンツに新たな広がりを作ることができます。

また、使おうと思っているキーワードが難しい漢字であったり、文章として使いづらさがある場合は、類語を探してそれに置き換えることもできます。

weblio対義語反対語辞典

weblio対義語反対語辞典の画面weblio対義語反対語辞典の画面

機能キーワードの対義語反対語を調べることができる

対義語(反対語)を知ると、コンテンツに緩急をつけることができます。

例えば「良い」の反対は「悪い」、これをメリット・デメリットに変えたり、コンテンツに深みを持たせる事もできます。

また、使おうと思っていたキーワードの反対語の方が、ユーザーからの反応を強く得られそうな場合もあり、新たな発見があるかもしれません。

Google Search Console(グーグル サーチコンソール)

Google Search Consoleの画面Google Search Consoleの画面

機能検索キーワードが分かるインデックスの登録ができるURLの削除ができる記事のクリック数が分かる記事の表示回数が分かる記事の平均順位が分かる

あなたのwebサイトに入ってくれたユーザーが、どんなキーワードを使って入ってきてくれたか、確認することができます。

事前のキーワード調べではなく、webサイトを公開してから使えるツールですが、自分では気づかなかったようなキーワードを、ユーザーが組み合わせて使っていることもあり、新しいキーワードを知る為の発見にも使えます。

それぞれのキーワードの探し方

あなたの記憶からキーワードを探してみる

まず大事なのは、あなた自身の記憶からキーワードを引き出すこと。

  • 何を知っているのか
  • 何を知らないのか

あなたが管理しているwebサイトのテーマに対して、どのくらいの知識量をもっているのか確認しておきましょう。

やり方としては、紙とペンを使ってひたすら知っている言葉を書き出すのもいいですが、マインドマップを使うと思考の視覚化ができます。

マインドマップを無料で作れるツールとしては、私自身もXmindを使っているので、こちらがオススメです。

もし紙とペンでやる場合は、以下のようにA3用紙が埋まるくらいをひとまず目指してみてほしいです。

紙とペンを使った記憶の書き出し紙とペンを使って記憶から抽出している様子

関連キーワードを全て出す

関連キーワードとは、あなたが管理しているwebサイトの目的を達成するために、集客したいターゲットに関わる、全てのキーワードになります。

例えば、web担当者をターゲットにしている場合、

  • SEO対策
  • キーワードの選び方
  • GAの使い方

など、web担当者が普段業務で必要な情報が、まず必要だと考えられますね。

しかし、これだとまだまだweb担当者のことを理解できていません。

  • デザイン 時短テク
  • エクセル 関数 使い方
  • SNSマーケティング

ターゲットの1日の行動履歴をイメージしたり、現在の立場や役職によっても、インターネットで検索したい情報は変わってきます。

関連キーワードを出すために、まずはターゲットとなる人のことを深く知ることが何よりも大切です。

もし、キーワード探しの前に見てもらったターゲットの明確化が行われてないと、キーワード探しがスムーズにいかないだけでなく取りこぼしもあるため、ターゲットの明確化ができていなければ、改めてここで一度立ち止まって、ターゲットが誰なのかをハッキリさせましょう。

あなたの中でターゲットが確実なものとして理解できているなら、以下の関連キーワードを抽出できるubersuggest(ウーバーサジェスト)キーワードプランナーにて、関連キーワードを全て探してみましょう。

複合キーワードを全て出す

webサイトで集客をしたい場合、どうしても月間検索ボリューム数が高いキーワードを、狙ってしまう傾向があります。

しかし、コンテンツマーケティングに関して言えば、私の経験上、一発逆転的な事はまずないと思ってもらった方がいいと思います。

それは、月間検索ボリューム数が高いキーワードは、資金がある大手やメディア運営を主力としている企業がすでに対策しているキーワードなので、どんなに最高な記事を1つだけ書いたとしても、公開してすぐ検索1位になる事はできないからです。

さらにインターネット上には情報が溢れているので、他の記事を真似て書かれたような記事は、すぐにその他大量の情報に埋もれてしまいます。

資金力があって大量の書き手、もしくはハイレベルな記事が書ける書き手が揃えられる会社であれば別ですが、そうではない場合、どこか一点突破できる抜け道を見つけて、そこを攻略していく方が可能性が高いんです。

複合キーワードは検索ボリュームが少なくあまり重要視されませんが、複合キーワードこそ、以下の理由から対策すべきポイントだと私は思っています。

  • point1:単語が増えていくごとにユーザーの核心へ近づいていく
  • point2:検索上位へ食い込む可能性を作れる

この2つが複合キーワード(ロングテール)こそ最強だと言われる由縁。

それぞれを詳しく見ていければと思います。

point1:単語が増えていくごとにユーザーの核心へ近づいていく

以下2つのキーワードには、大きな差が生まれています。

検索キーワード1つ:ホームページ
検索キーワード2つ:ホームページ アクセス数

たった1単語増えただけで、2つ目の方が検索したユーザーの意図を予測しやすくなりました。

検索キーワード2つ:ホームページ アクセス数
検索キーワード3つ:ホームページ アクセス数 目安

さらにキーワードが3つになった途端、ユーザーが知りたい情報の核心へ近づくことができました。

単語が増えていくごとに、検索したユーザーが何を「したいのか」「知りたいのか」「行きたいのか」など目的がハッキリしていく事が分かりましたね。

キーワードの入れ方はみなそれぞれ違いますが、キーワードとして入れられた単語はユーザーの意思表示であり、感情の流れとも言えます。

なぜそのキーワードを入力しようと思ったのか、文脈を意識し感情を汲み取る事で核心へと近づいていき、よりオリジナリティの高いコンテンツを作れるようになります。

キーワードの組み合わせは何通りもあるため、同じ組み合わせで入力され続けるワケではないですが、複合キーワードを対策することにより、高い確率でそのユーザーを満足させて、あなたの目的を達成するための行動を起こしてくれる可能性を高められます。

検索ボリュームは少なくても、かなり高い確率で相手に行動を起こさせるコンテンツがたくさんあったら、これはすごいとだと思います。

単語が多い複合キーワードも、チャンスが大きいと覚えてもらえれば嬉しいです。

point2:検索上位へ食い込む可能性を作れる

各種のSEOツールで取り出したキーワードは、ユーザー心理がすでに表面化して、言葉となって世に出ているものになります。(顕在的)

ユーザーの願いが言葉として現れたものがキーワードとも言えます。

つまり、複合キーワードのように、言葉が繋ぎ合わされていくと、よりユーザーの願いが強くなるという事。

Googleもユーザーのためになるコンテンツを求めているため、ユーザーの願い(キーワード)を叶えることこそが、Googleの評価をあげる唯一最短の道と言えるのでないでしょうか。

複合キーワードはユーザーの強い願いを叶えるものなので、オリジナリティある100%以上の満足が得られるコンテンツを作れば検索上位も夢ではありません。

実際に、私が携わっているマッチングサービスのポータルサイトでは、複合キーワードの多くが検索上位となりCVが多数獲得できるため、収益も上がり続けています。

複合キーワードで成果がだせる!
私が携わっているマッチングサービスのポータルサイトでは、検索のほぼ上位に複合キーワードが入っています。

共起語を全て出す

共起語を調べると、該当のキーワードにおいてどんな言葉が頻繁に出てくるか分かるようになります。

しかし、共起とは文章中に頻繁に出てくる単語の事を指しているので、これはユーザーではなく書き手が、どのキーワードでどんな言葉を使っているかを示すものとなります。

共起語を出す場合に気をつけなければいけないのは、共起語としてSEOツールで調べて出てきたとしても、その単語が本当にユーザーが欲しい情報であるか確認が必要。

そのため、SEOツールで調べた共起語をそのまま利用するのではなく、本当に今回選んだキーワードで作るコンテンツに必要な単語なのか検証して組み込みましょう。

まずは共起語を全て出してからの検証となりますので、集められるだけ集めておくのがオススメです。

言葉の意味を調べる

「キーワード」の意味をきちんと理解せず進めていくと、結果的にユーザーが求めている情報を作れない場合もあります。

例えば「オウンドメディア」というキーワードを使った記事を書く場合、意味をあまり深く知らずにコンテンツ制作へ入る前に、言葉の意味を改めて確認してみてほしいです。

オウンドメディアとは、パンフレットや自社の公式サイト・ブログなど、自社で保有している媒体にて情報発信が行えるものを指します。

もし、オウンドメディアをwebサイトのことだけと勘違いしていた場合、オウンドメディア本来の説明ができないため、情報の薄さがコンテンツの品質にも影響し、結果的にユーザーの評価も悪くなりGoogleからも評価されない。

あなたが作ろうとしている記事の「キーワード」の意味を知らなければ、良いものが作れないという事です。

そのため、言葉の意味を毎回確認し、内容に幅を持たせられるコンテンツを作ってもらえればと思っています。

対義語や類語を調べる

対義語とは、反対の意味をもつ言葉。
→例:買う 売る

類語とは、言葉は違うが同じ意味合いを指す言葉。
→例:作る 創作

対義語や類語はキーワードとあまり縁がないと思われがちですが、キーワードを探すという点で言えばとても大事です。

例えば、「ホームページ 無料」というキーワードで文章を考えた時、無料という視点だけの内容で、本当にユーザーは満足できるのか?

「無料」があったら反対の「有料」に関しても知りたいと思うかもしれません。

キーワード通りの内容を作れば良いワケではなく、キーワードからユーザーが知りたいと思う内容を先回りして見つけ出す必要があります。

そのため、対義語や類語を調べると、あなたのコンテンツがより魅力的で集客効果が高く、ユーザーの満足を高められるコンテンツにできるかもしれません。

実践編:SEOツールを使ったキーワードの探し方マニュアル

実際に各種のSEOツールを使い、キーワードを探していきたいと思います。

無料でこんなにも便利なツールが使えるなんて…本当に感謝です…テーマは「ホームページ」でいきたいと思います。

STEP1:記憶からキーワードを抽出

使用ツールあなたの記憶
手順あなたが知りうる「ホームページ」に関する全ての言葉を書き出す

あなたの記憶からキーワードを探してみる」の章で見てもらった通り、まずはあなた自身の中から、言葉を探し出してみましょう。

あなたが自身でコンテンツを作る場合は、記憶に残っている言葉を元にした方が、文章も書きやすいと思います。

STEP2:関連キーワードを抽出

使用ツールubersuggest(ウーバーサジェスト)
手順入力フォームに「キーワード」を入れて検索

「CSVで出力」もしくは「クリップボードにコピー」でキーワードを抽出
・サジェスト・関連・疑問・関係・比較の分類
・VOL(検索ボリューム)
・SD(オーガニック検索の難易度)
これらもキーワードとセットにして記載
使用ツールキーワードプランナー
手順「新しいキーワードを見つける」の部分へキーワードを入力

キーワード候補をダウンロードする
・キーワード
・月間平均検索ボリューム
・競合性
これらの数値を使う

上記二つのSEOツールを使うと、かなりの数のキーワード一覧が出来上がります。

これをベースにして、どんどんキーワードを追加していきます。

STEP3:複合キーワードを抽出

使用ツールGoogleサジェスト(キーワードサジェスト)
手順検索フォームにテキストを入力

オートコンプリートで出てきたキーワードを抽出
使用ツールgoodkeyword
手順「新しいキーワードを見つける」の部分へキーワードを入力

キーワード候補をダウンロードする
・キーワード
・月間平均検索ボリューム
・競合性
これらの数値を使う
使用ツール関連キーワード取得ツール(仮名・β版)
手順入力フォームへキーワードを入力

複合キーワードを抽出する

すでに、ubersuggestやキーワードプランナーで抽出したキーワードと被っているかもしれませんが、網羅できていないキーワードがないか確認して追加しておきましょう。

STEP4:共起語を抽出

使用ツール共起語検索
手順入力フォームへキーワードを入力し「共起語を抽出する」をクリック

共起語を抽出する

全ての共起語が必要なワケではないですが、関連が高そうな共起語があれば、キーワードの一覧に補足として追加しておきましょう。

STEP5:対義語や類語を抽出

使用ツールweblio対義語反対語辞典
weblio類語辞典
手順複合キーワードで動詞など、対義語や類語がありそうなキーワードを入力

対義語、類語を抽出

あまり件数は多くないかもしれませんが、対義語や類語など、事前に把握しておく事が大事です。

STEP6:競合を調べて抽出

使用ツールubersuggest(ウーバーサジェスト)
手順ライバルや大手サイトの「ドメイン」を入れて検索

SEOキーワードの「このドメインのランクに関連している全てのSEOキーワードを見る」をクリック

他社が成功しているキーワードを全て抽出する

ライバル企業や大手サイトのキーワードを調査する事で、他社のユーザーとの向き合い方やどういった戦略をとっているかが分かります。

これを行うことによって、新たな視点をあなたが手に入れることができ、さらにユーザーの心理に近づいていけます。

思いもよらなかったキーワードなども出てくるので、ubersuggestを使ってのライバル確認は必須だと思ってもらえればと思います。

キーワードを調べる、本当の意味とは?

大変な作業なので途中からキーワードを「調べること」が目的となり、調べ終わったらなんとなく達成感が出てしまうかもしれませんが、ユーザーの心理や状況をあなたの中で把握することがキーワード調べの本質です。

そのため、誰かに調べてもらったものを使うのではなく、なるべくあなた自身で全てを調べて、自分の中の暗黙知をためていってほしいと思います。

顧客理解こそ、キーワード調べの本質。

キーワードがあなたとユーザーのファーストコンタクト

すでにファンがたくさんいて、リピート訪問される仕組みのwebサイトではなく、キーワード検索をするユーザー向けwebサイトの場合。

あなたやチームメンバーが頑張ってコンテンツを投稿したとしても、いきなり見てもらうことは100%無く、キーワードが出されているタイトルを見て、中の情報が気になって初めて見てもらえる。

そのため、「ユーザー」と「あなた」がお互いを知る上でも、キーワードが大事。

キーワードの選び方

キーワード探しが終わったら、次は何のキーワードを選んでいくか。

もちろん、どのキーワードも上位表示を狙っていく事には変わりないですが、あなたの状況にも合わせて選んでいくのがオススメです。

このまますぐに、あなたにキーワードの選び方をお伝えしたいのですが、選ぶ前に一旦しなくてはいけないことがあります。

それは、各キーワードに補足情報を付け加える事です。

準備編:キーワードに加える補足情報

感情を付け加える

あなたが頑張ってたくさん出したキーワード、そのままの状態にしていませんか?

ubersuggestを使ってもらうと、様々なカテゴリーに仕分けしてもらえるので、なんとなく分かるかもしれませんが、各キーワードにはユーザーの気持ちが込められています。

例:ホームページ 作成
→ホームページを作りたい

例:ホームページ 制作会社
→ホームページ制作会社を知りたい

例:ホームページ 制作者
→ホームページ制作者に会いに行きたい

例:ホームページ 制作ソフト
→ホームページ制作ソフトを買いたい

例:ホームページ 開設
→ホームページを開設したので見てもらいたい

このようにキーワードには「〜したい」というユーザーの気持ちや意思、つまり感情が入っているんです。

さらに、キーワードには緊急度の要素が入っています。

緊急度が分かりやすいように、今度はリフォームをテーマにしてみます。

例:外壁塗装(外壁の塗り替えのこと)
例:屋根修理(屋根の修理のこと)

違いが分かりづらいかもしれませんが、緊急度で言えば「屋根修理」の方が、緊急度が高いんです。

同じリフォームの仲間なのに、なぜ緊急度に違いがあるか。

これは言葉として「外壁塗装」「屋根修理」と知っていたとしても、ユーザーがそのキーワードを調べた際の気持ちを理解していないと分からないことなんです。

例えば、外壁塗装は約10年に1度のサイクルで行われる建物のメンテナンスなので、頻繁に行うものでなかったり急いですぐ行う必要がないリフォームです。

しかし、屋根修理に関しては、屋根に不具合が起きている、つまり雨漏りが発生した・台風がきて屋根が飛んでしまった、このような状況が発生しているという事。

あなたのお家でも雨漏りが起きて、部屋がビショビショになったら、ビックリして大変な事態が起きたと思い「雨漏り 原因」「屋根 修理」などのキーワードで検索するのではないでしょうか?

検索されたキーワードに対して、キーワードを入力したきっかけや背景も考える事で、さらにキーワード選びの品質を高めることができるんです。

キーワードは人間の心理そのもの。自社や自分の都合で物事を考えるのでは無く、相手(人間)を中心にした考えが必要だと、覚えてもらえると嬉しいです。

対象のキーワードが全て含まれてる記事数の確認

あなたが対策したいキーワード、月間検索ボリュームや競合レベルなどの数値は各種SEOツールで確認できますが、もう一つ加えてほしい数値があります。

それが、全ての複合キーワードがタイトルに含まれている記事数。

GoogleでもYahooでも使える特殊コマンドですが、以下のコマンドを使ってキーワードを検索すると、条件に合った検索をすることができるため、まずは便利なコマンドの一覧を確認しておきましょう。

コマンド使用例
intitle:intitle:ホームページ seo
※ 検索したキーワードの一部が含まれるタイトルを一括して確認できるコマンド。
allintitle:allintitle:ホームページ 速度向上
※ 検索したキーワード全てが含まれるタイトルを一括して確認できるコマンド。
site:site:mother-media.com
※ 検索したドメインでインデックスされているタイトルが一括して確認できるコマンド。
related:related:mother-media.com
※ 検索したドメインに関連、もしくは類似しているサイトを一括して確認できるコマンド。

この中でも、あなたに使ってほしいのは「allintitle:」です。

これを使うと、対策しようとしているキーワードが含まれた記事が、何件インターネットに掲載されているかを調べることができます。

例1:ホームページ 管理(月間検索ボリューム:170)
→allintitleを使うと、約38,200件

例2:ホームページ 仕様書(月間検索ボリューム:170)
→allintitleを使うと、約436件

上記の例を見てもらうと、月間検索ボリュームは同じなのに、実際にインターネット上で公開されている記事の数に、かなり差が生まれています。

これが何を示しているかというと、例1よりも例2の方が、ライバルが少ないため、検索の上位も狙いやすいということです。

この情報が有るか無いかによっても、大きくコンテンツ制作の戦略、つまりキーワード選びに影響してくるため、必ず確認しておきたい内容と言えます。

1人か多数か、行動を起こす人数がキーワードによって違う

キーワードによっては、検索ユーザーだけでなく、他の人を巻き込んで行動へ移すものがあります。

ホームページ 作成 無料
→ 自分1人で済む

ホームページ 制作 相場
→ 制作会社へ依頼する気持ちがあり、他者に何かをしてもらいたい

例えば、あなたのwebサイトが、お問い合わせなどCVを高めたい場合には、1人で解決できてしまうキーワードを多く選んでしまうと、目的達成に大きくブレーキがかかるかもしれません。

逆に、誰かに何かをやってもらいたいキーワードであれば、そのキーワードに対して充実したコンテンツが作れると、お問い合わせが増えやすくなり、あなたの目的達成スピードを早める事もできます。

キーワードによっては誰かに何かをしてもらいものが入っているため、こういった視点を持ってもらえると、キーワードを選ぶ時に役立ちます。

キーワードの検索順番を考える

検索順番?はて?と疑問に思ったかもしれませんが、私の中で検索順番とはこのように定義しています。

検索順番とは、ユーザーの気持ちの優先度。

ユーザーは毎日大量の情報を浴びている状態なので、もちろんこちらが考えた検索順番の通りにはならないと思います。

しかし、大雑把に分けると、以下のように進んでいます。

  • 心理フェーズ1:知りたい
  • 心理フェーズ2:したい、見たい、行きたい
  • 心理フェーズ3:今すぐしたい、今すぐ見たい、今すぐ行きたい

最初は何かを知りたくて、その次は知ったことに対して何かしらの行動を起こしたい、そして最後にはしたくてたまらない状態。

これは月間検索ボリュームからも読み取れて、

【心理フェーズ1】検索回数:33,100 ホームページ
【心理フェーズ2】検索回数:9,900 ホームページ 作り方
【心理フェーズ3】検索回数:390 ホームページ 作り方 スマホ※ 検索回数は2019年10月1日時点のキーワードプランナーの情報

最初はそこまで明確な気持ちが無いため、ビッグキーワードと呼ばれる言葉単体で検索される事が多く、だんだん気持ちの高まりにつれて、月間の検索ボリュームが少ないキーワードが検索されるようになります。

何が言いたいかというと、あなたのwebサイトの成長は、ユーザーの検索の心理フェーズに大きく影響するという事。

セッション数・ユニークユーザー数・ページビュー数だけを追い求めれば、検索ボリュームが高い傾向のあるキーワードを選ぶ戦略を取ればいいですが、資金的・人員的な余裕もなく、限られた中で成果を出すのであれば、心理フェーズ3の「今すぐ◯◯したい」ユーザーに対してコンテンツを提供し、見込みの高いCVを1件でも多く得るほうが良いかと思っています。

複合キーワード(ロングテール)が大事だと言われていることにも繋がっています。

ターゲットの成長を考慮する

あなたがターゲットにしているユーザー像に近いAさんがいたとします。

2019年4月のAさん(新卒1年目)
2019年12月のAさん(チームリーダー)



2020年12月のAさん(マネージャー)

Aさんも成長を繰り返し、周りの環境が変わっていくことで、求められる期待も変化していきます。

特定の領域だけ、例えば新卒1年前後の人だけを対象にしてキーワードの戦略を考えてもいいですが、短期的ではなく長期的にAさんと関わり合いを持っていきたい場合は、Aさんの成長に合わせてキーワードを選んでいきたいです。

  • 第1フェーズ:Aさんが仕事の初期で困っていること
  • 第2フェーズ:Aさんが仕事の中期で困っていること
  • 第3フェーズ:Aさんが仕事の後期で困っていること

このように、ユーザーの成長フェーズに合わせて、キーワード選びを行うと、長期的なコミュニケーションが取れることで、あなたの目的達成率が上がる可能性もあります。

1人に対して訴求することへこだわる理由とは?

100人に伝わる内容。
1人だけに伝わる内容。

キーワード選びにおいては、後者の考え方が有利だと、私は思っています。

インターネットを利用しているユーザーを、1UUやN1などと数えたりしますが、このような機械的な数値を相手にしているワケではなく、あなたが相手にしているのは、一人一人名前と感情を持った生きている人です。

確かにデータやAIを使って行動分析ができたりと、数値に置き換えて見える事もたくさんあります。

しかし、それらは顕在化していることを計るなら使えますが、こんなにも競合ひしめく中で、他と同じように顕在化している層だけに訴求しても、成果が出しにくいのが現状。

個人の価値観だってドンドン変わっています。

ユーザーの意識や心理の移り変わりの速さに対応していくためには、数値など可視化できるものだけを頼りにせず、数値では表せないユーザーのインサイトの部分、深層に眠っている心理的欲求をいち早く見つけていく事が大切。

定量だけでもだめ、定性だけでもだめ、定量と定性セットでキーワード選びをするために、1人の事を深く深く知る事が、あなたのビジネスを加速させる要因です。

キーワード選び(戦略)を考える事は、ユーザーの事を考えるという事。
ユーザーの事を考えるという事は、キーワード選び(戦略)を考える事。

大事な事なので同じような事を2回言ってみました。

このような考え方もあると、知ってもらえると嬉しいです。

ペルソナは作るべき?

ペルソナを作って、ユーザーの行動パターンを可視化するためにカスタマージャーニーマップを作ったりもするかもしれませんが、理論や予想だけで作っていませんか?

本当に必要なのは、あなたの中にある情報だけで作った仮の人物ではなく、生身の人間からの情報です。

ペルソナはあくまで架空の人なので、自分の都合のよい人物像になりがち…。

例えば、あなたの会社のチーム数が多かったり、実際のユーザーとの接点がとれない部署が多い場合、ターゲットの方向性を共有するためには、ペルソナはとても有効です。

しかし、キーワードやコンテンツの戦略を担っているあなた自身は、ペルソナだけに止めるのではなく、ユーザー調査で直接ヒアリングを行なったり、街中でターゲットとなる人を見つけて行動観察(適度にお願いします…。)をしたり、実際のターゲットとなる人物を具体的に意識できる環境を作るのがオススメです。

ユーザーを知る事で、キーワード選びも楽になりますよ。

目視でのライバルチェック

各種SEOツールや、特殊コマンドを使うことで、数値的な比較は簡単です。

しかし、競合も多そうだし記事数も多いし、対策しても無理なんじゃ無いかな?と思う数値が出ていたとしても、実際は違う場合があります。

これは完全なアナログの調査になってしまいますが、見た目やあなたが最初に読んだ文章の印象など、目視チェックをすることで以下の評価などを加えることができます。

  • 文章が読みづらい
  • 文脈が分かりづらい
  • デザインが見づらい

文章としては十分な文字数でキーワードもたくさん入っていたとしても、上記の理由からすぐにライバル記事を追い越せる可能性があります。

各種の数値データは集めつつ、アナログな方法も使った情報を加えることで、キーワード選びはもっと良くなります。

結局、キーワード選びのためには何をすればいいの?

いろいろ難しい事をお伝えしてしまったのですが、正直いうとこれら全てはできなくても大丈夫です。

私も状況によっては全ではなく、一部に止めている場合も。

何が言いたいかというと、これらは全てユーザーを理解するための前準備だという事であり、ある程度あなたの中で、ターゲットになるユーザーが明確になっていれば別にする必要が無いものばかりです。

ユーザーを理解することで初めてキーワードが選べて、その先のコンテンツの着手へと進めることができる。

キーワードだけ、コンテンツを作るだけ、部分的な事ばかりをしていると、本当のユーザー理解ができず、ユーザーやGoogleも認めてくれるオリジナリティあふれた満足度100%以上の情報にはならないと思っています。

だからこそ、少し面倒な手間をいくつもこなしていくことで、完全ではないにしろ、ターゲットユーザーに寄り添った状況を作れます。

ユーザーに寄り添えているか、寄り添えていないかで、だいぶ成長速度も変わってくると思うので、少し手間だと思うことでもぜひやってみてほしいです。

実践編:キーワードの選び方マニュアル

ここからは、実際にあなたが集めてくれたキーワードの中から、必要なものを選んでいってみたいと思います。

選ぶといっても、選ぶための前準備が整っているので、比較的ラクかもしれません。

まずは、下記のサンプルを見てほしいです。

優先度感情月間検索キーワード保有検索SEO難易度競合目視チェック第1キーワード第2キーワード第3キーワード
5知りたい33,10062,800,00054ホームページ
4したい8,100431,00058ホームページ制作
2知りたい2,40083859ホームページ作成費用
3したい59031,30056ホームページ集客
1今すぐしたい21011532ホームページ印刷できない
優先度 → 対策の優先度
感情 → ユーザーがキーワードを調べて何をしたいか
月間検索 → 月間検索ボリューム
キーワード保有検索 → allintitleで調べて検索ボリューム
SEO難易度 → ubersuggestまたはキーワードプランナーで調べたSEO難易度
競合目視チェック → 目視でライバルのwebサイトを確認した所感
第1キーワード → キーワード1つめ
第2キーワード → キーワード2つめ
第3キーワード → キーワード3つめ

優先度をつけた順にコンテンツを作っていく形で表にしました。

何をもとに優先度を付けているのか、以下を見てみましょう。

STEP1:各指標の統一

数値や3段階評価など、各指標がバラバラなので、このままではキーワードが選べない為、各指標を統一して簡単な指標に変換してみます。

指標star1点star_half0.5点star_border0点
感情今すぐしたい、今すぐ見たい、今すぐ行きたいしたい、見たい、行きたい知りたい
月間検索0〜1,0001,000〜5,0005,000〜
キーワード保有検索0〜1,0001,000〜5,0005,000〜
SEO難易度0〜4040〜6060〜
競合目視チェック

簡単な指標に変換して、指標を元に優先度の点数を付けてみます

優先度感情月間検索キーワード保有検索SEO難易度競合目視チェック第1キーワード第2キーワード第3キーワード
合計1点0点0点0点0.5点0.5点ホームページ
合計1,5点0.5点0点0点0.5点0.5点ホームページ制作
合計2.5点0.5点0点0.5点0.5点1点ホームページ作成費用
合計2点0.5点0.5点0点0.5点0.5点ホームページ集客
合計5点1点1点1点1点1点ホームページ印刷できない

この方法のいいところは、集めたキーワード情報の指標を1つにして簡単に見ることで、キーワードを選びやすくすることです。

最大5点の計算なので、あまり点数幅がなくて同じ点数が出てしまう事も多いと思いますが、キーワードの優先度がつけられるので、選ぶキーワードに迷った時に便利です。

キーワード選びは想いに応えたい人探し
キーワードは顕在化したユーザーのお悩みそのものだと言えます。そのため、キーワードを選ぶという事は、悩んでる人の想いに応える行為と同じだと私は思っています。

キーワード探し・選びのQ&A

コンテンツマーケティングを行う前に必須とも言える、キーワードを「探す」と「選ぶ」という行為ですが、初めての方はもちろん、何年かやっている方でも道を見失いやすいかもしれません。

私自身も毎日がトライ&エラーの繰り返しなので、未だに正解が見えませんが、コンテンツを作り続けて疑問に思った事、その解決方法もいくつか身に付けたと思うので、Q&Aという形で書かせて頂きます。

この情報があなたの役にも立てたら嬉しいです。

Q1:キーワードから探し始めるのはダメ?

キーワードはユーザーの悩みそのものなので、キーワードさえ分かればユーザーの事が分かった気になってしまいます。

しかし、これはとんでもなく大きな罠…。

例えば、転職サイトに関連したメディアを新しく立ち上げようと思った時、「転職サイト」のキーワードが付いた複合キーワードなどを中心に調べようとしてしまいます。

集めたキーワード一覧を見て、これで十分かなとなってしまいがちですが、これは本当に転職したい人を分かっていないために発生してしまう事件かもしれません。

転職サイトを使いたいユーザーが普段何をしているかというと、お仕事をしています。

このユーザーが転職サイトのみを使いたいと決めつけて、転職サイトに関連する記事ばかりを作っていると、大きな機会損失が生まれる可能性があります。

転職サイトを使いたいと思っているユーザーが、何かしらの転職サイトに1度登録してしまうと、あなたやチームメンバーが頑張って作った「転職サイト」のキーワードが入った記事は、もう見てもらえないということ。

ここでユーザーも普段お仕事をしている事を思い出してもらうと、例えばビジネス文章を書きたいけど言葉が合っているかわからないから、ビジネス文章に関連したキーワードを調べる。

あなたがユーザーの行動を理解し、ビジネス文章に関連するコンテンツを用意してた場合、またあなたのwebサイトを見てもらえる確率は高まります。

ユーザーは常にブランドスイッチをしていて、たくさんのwebサイトを見ていますが、ターゲットユーザーのお悩みを包括的に網羅しておくと、あなたとユーザーの接触回数が増える事で、リピーターになってくれたり再訪問もしてくれる相手へと変わります。

包括的にコンテンツを用意し、接触回数を増やしていく事で、さらに別のビジネスへと広げる事ができるかもしれません。

これらは長期的な発想となり、毎回スポットで新規ユーザーを確保してたら、あなたも現場も疲弊してしまいます。

あなたのwebサイトに対しての、ユーザーの信用度をストックと考え、ストックを増やす仕組みをつくる事が大切。

これら全て、最初にユーザー理解ができているかで、その後の発展性も大きく変わってくるため、キーワード探しよりもまずは、ユーザー理解からしてもらうのがオススメです。

コンテンツマーケティングこそ、人間中心設計そのものです。

ブランドスイッチとは?
自社を気に入ってくれていたユーザーが、同一カテゴリーのライバル会社へ気持ちを移してしまうこと。また、ライバル会社から自社へ戻ってきてくれる事をスイッチバックと言います。

Q2:他社がすでに1位を取っているキーワードは止めた方がいい?

検索ランキングの1位に君臨しているライバルコンテンツがあったとします。

すでに1位になっているキーワードは選ばない方いいと思ってしまうのは必然…。

しかし、そのキーワードを対策するのは、タイミング的に後の方になりますが、戦いを挑むことは止めてはいけないと思います。

今はまだ、あなたのwebサイトの力が高まっていないだけで、しっかりとユーザーの想いに応えるコンテンツを作り続けていけば、検索ボリュームが高い検索ランキングの1位に君臨しているキーワードを攻略できるかもしれません。

そういった可能性が秘めているので、ぜひいずれは挑戦して欲しいと思います。

Q3:結局どのキーワードから作り始めても一緒じゃない?

すでにいくつも記事を投稿している場合は別としては、初めてメディアを立ち上げた場合だと、確かにどのキーワードを選んでも、一緒かもしれません。

しかし、選んだキーワードと、そのキーワードを元に作られたコンテンツの良さによっては、早い段階で成果が出てきます。

いきなり月間検索ボリューム90,000のキーワードのコンテンツを作ったとしても、公開してすぐ検索ランキング1位になることは、まず無いと思います。

無謀な挑戦を続けたままだと、全くユーザーから検索されずに、いつまで経っても閲覧数が増えていかない…。

月間検索ボリュームは100と少ないけど、ライバルが少ない中で、品質の高いユーザーの想いに応えられたコンテンツが作れれば、確実に検索ランキングの1位を取れます。

1位になれれば、少なからず見てくれる人が出てきて、同じようにボリュームは少ないけど確実に1位を取れるキーワードを見極めて、コンテンツを作り続けていけば、徐々に見てもらえる人を増やしていけます。

今だとSNSがあるので、検索ボリュームが高いキーワードのコンテンツを作ったとしても、SNSを通じて見てくれる人が増えるかもしれませんが、SNSでの拡散は不確かな部分も多いため、ここは実直に進めていく方が良いかと思います。

そのため、きちんとキーワードの選定を行ってからコンテンツを作り出す、確実な方法を選ぶのがオススメです。

Q4:キーワードがきちんと選べると、どのくらいの効果がでる?

コツコツとキーワードを選んでコンテンツを作った結果、三ヶ月後に大幅アップ

上記Googleアナリティクスの図は、キーワードを選ばずコンテンツを作っていた頃と、しっかりとキーワード選んでコンテンツマーケティングを行なった頃の比較が分かるものになります。

コンテンツマーケティングを行なってから約3ヶ月後に、いきなり成長が加速しました。

これも、事前にキーワードを選んでコンテンツを作った結果でもあるので、地道ですが、地道な事をしっかりとやると、その後の成長スピードが格段に早くなります。

ぜひあなたもキーワードの選定から行なってもらえると嬉しいです。

Q5:キーワードを調べるのと選ぶの、どのくらいの時間が必要?

あなたがテーマとしているキーワードを全て出して、選んで…となると、長くて一ヶ月はかかるかもしれません。

「探して→選ぶ」の間に、整理する作業が必要となるため、ここで時間がかかります。

グループごとに分けたり、一つ一つの言葉の意味を改めて調べたりすると、かなりの時間がかかるんです。

キーワード精査は重要な作業の一つですが、そこまで時間をかけていられない場合もあると思うので、最低でも以下の情報だけは確認して進める事で、時間は短縮できるかと思います。

  • 関連キーワード(サジェストなど)と複合キーワードのみを調べる
  • キーワードごとに感情を加える(〜したい、〜知りたいなど)
  • SEO難易度を加える

正直、運用をしている間に、どんどん知識が付いていって、必要だと思われるキーワードも増えていきます。

運用のスピードをあげれば問題はないと思うので、時間があまり取れないあなたの場合は、最低限のキーワードのみと、補足の情報を付け加えてキーワード選びを進めてコンテンツを作るのがオススメです。

Q6:SEOに強いキーワードってどれ?

SEOとは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimizationの略)の事であり、キーワードも文章もwebサイトを構築しているhtml/css/javascriptなどの構成も丸っと含めた対策をする事で、検索ランキングの上位に入りやすくするための考え方。

そのため、キーワード一つでSEO対策ができるかと言うと、半分正解半分不正解だと言えます。

SEOをする目的としては、自分のwebサイトに対してたくさんユーザーが来てくれるように流入を増やす事なので、必然的に月間検索ボリュームが高いキーワードを選ぶことが、SEOの施策の1つと言えます。

しかし、このページで見てもらった事で少し気づいてもらえたかもしれませんが、キーワードを選ぶよりも、キーワードを入力する人間の心理を深く知る事が大切なんです。

SEOを気にしているあなたには、新しくHE0(人間感情最適化:Human Emotion Optimization)という考え方を持って、キーワードを選んでもられると嬉しいです。

Q7:みんながキーワードにこだわる理由とは?

キーワードにこだわる、みんなの意識が向く理由としては、自社の売り上げやビジネス拡大に大きく関わるからです。

全てのビジネスの基本と言えるのが、お客様を集客すること。

インターネットを利用した集客は、検索キーワードと呼ばれる、検索ユーザーが自らの悩み(キーワード)をさらけ出してもらう事から始まります。

検索ユーザーの悩みを解決するコンテンツを用意することで、集客ができ、売り上げがあがり、自社が成長して、給料がもらえる。

つまり、検索ユーザーの悩みや感情を理解するための、最初の手がかりがキーワード、だからこそみんながキーワードに熱い視線を向けています。

Q8:頑張って選んだキーワードで、どうしても上位に入らない…これは失敗って事?

検索ランキングの1位を取れると思って選んだキーワードが、なかなか1位を取れない場合でも安心してください。

確かに、1位の方が閲覧数(PV)も多くなるので嬉しいですが、ただ単に1位を取れればいいワケではありません。

ライバルサイトの記事が、検索上1位になっていたとしても、そのコンテンツで満足できなければ、ユーザーは新たに別のコンテンツを探します。

1位のライバルサイトから移ってきたユーザーに対して、100%以上満足ができる内容だったら、あなたのwebサイトの方へ問い合わせや申し込み(CV)が入る確率が高まります。

1位になることは大事ですが、1位に固執せず、検索ユーザーをどれだけ満足させられるかを意識してもらうのがオススメです。

キーワード探し・選びをしているあなたへ

“1位がキープし続けられる”「キーワード」の探し方・選び方というタイトルで書いてみましたが、検索ランキングの1位を獲る方法ではなく、ユーザーの満足度を1位にして検索ランキングの1位を目指すための、事前準備の話となりました。

1位を独占し続けるテクニックやコツなどを期待されていた場合はすみません…。

検索1位を取り続けるのは大変な事で、日々ライバルがしのぎを削って、コンテンツを改善し、検索ランキングの上位を目指しています。

そんな中で1位をキープし続けるためには、日々移り変わる検索ユーザーの心理をいち早く読み解き、100%以上の満足を勝ち得るコンテンツを目指すこと。

そのための人間理解が一番大切だと、改めて知ってほしいと思います。

自分が一生懸命作ったコンテンツが読まれると、嬉しいですよね。

あなたの嬉しいも、チームメンバーの嬉しいも、検索ユーザーの嬉しいが得られて初めて感じられるものだと思うので、SEOなどにとらわれず本質的な考え方を持って、進めてもらうのが一番です。

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