記事は書いたことはないけど、
- ブログを始めたい
- ライターになりたい
- デザイナーだけどライティングがしたい
- プログラマーだけど情報発信をしたい
など、世の中的にも記事(コンテンツ)を作ることが求められています。
「したい」と思っている方もいれば、「しなければいけない」という状況になっている方もいると思います。
私がお伝えできる記事の書き方は、もしかしたらあなたの状況に合わないかもしれませんが、取り入れられる内容は取り入れて頂き、あなたの書く型を作ってもらえる情報になれれば嬉しいです。※ 記事の書き方は、コンテンツマーケティングでPVを約46倍にした経験を元にしています。
記事が書ければ、あなたの世界がどんどん広がっていくので、書くことが好きになってもらえるような情報をお伝えできればと思います。
最初は、記事を書く為の大事なマインドのお話し、その後は記事の書き方7ステップという流れとなっています。
インターネット上のwebライティング、ブログや自社媒体などオウンドメディアの記事など、自らが発信する場合を想定した書き方の情報となります。
記事を書く上で最も大切なこと
記事を作るには文章が必要ですが、書くよりも大切なことがあります。
それは、モチベーションを高く保つこと。
文章には書き手の心が影響してくるので、例えばマイナス思考の状態だとマイナスの言葉が出てきたり、逆にプラス思考だとプラスの言葉が文章に自然と出てきます。
「自ら書きたいと思った」「仕事だから書かなければいけない」場合だとしても、書くことへの目的・理由をしっかり定めて、モチベーションを高くして記事を書いてもらうのがオススメです。
モチベーションは記事に宿る。
読み手に記事を気持ちよく見てもらうための方法論も大切ですが、まずはあなた自身の書くことへの気持ちの持っていき方を考えることが大切です。
記事を書くならコンテンツマーケティング思考を取り入れるのがベスト
インターネット上で、みんなの心を引き付ける、魅力的な記事を書くためには、コンテンツマーケティング思考を取り入れてほしいと思っています。
大量の情報がインターネット上にあるため、無難で、普通で、ありきたりな記事の内容だと読んでもらえない…。
読まれなければ存在しないのと同じ状態です。
高い確率で読んでもらえる記事を書くには、コンテンツマーケティング思考を取り入れる必要があるため、コンテンツマーケティングの基本でもある記事(コンテンツ)とは何か?をまずは知ってほしいと思います。
- 記事(コンテンツ)とは?
- 相手の頭の中を具現化し、さらに自分自身がその具現化したものを自分事として捉え、情報として成形したもの。
この思考で書かれた記事を使い、集客を増やして目的(利益の増加)を達成する方法が、コンテンツマーケティングとなります。
せっかく書いても、アクセスや購入・申し込みが増えなければ意味がありません。
コンテンツマーケティングには、
集客を増やす思考 → SEOの知識
利益を増やす思考 → 行動を促す知識
この2つがコンテンツマーケティングには含まれているため、コンテンツマーケティングの思考を持って、記事の書き方を学んでほしいと思っています。
コンテンツマーケティング思考を持った記事(コンテンツ)の書き方
記事の書き方といっても、義務教育の中で読書感想文を書いたり、仕事などを通して日常的に文章を書く機会はあるので、書く能力は誰にでも備わっています。
そうは言っても「記事を書く」と考えると途端に難しく思ってしまいますよね…。
それは相手に文章で何かを伝えることの大変さを知っているからだと思います。
Twitterだと短文で情報発信ができ、Lineは短文やスタンプなどチャット形式で会話ができるため、常日頃から行なっている行為ではない「記事」を書くということを難しいと思ってしまうのは当然かもしれません。
しかし、TwitterやLineも連続して使っていると、それがいつの間にかあなたが苦手としていた記事に匹敵する長文として出来上がっていたりします。
記事=長文と捉えてしまうと苦手意識を感じるのですが、あなた自身、日頃から長文を使いこなしている状態でもあるので、難しく思わず楽しんで書けるよう、以下の情報を見てもらえると嬉しいです。
- 記事の書き方マニュアル
- step1. 苦手意識の解消
- step2. ターゲットを決める
- step3. モチベーションの向け先(テーマ)を定める
- step4. 文章構成を考える
- step5. 記事を書いていく
- step6. 記事の内容チェック
- step7. 公開
step1. 苦手意識の解消
まずあなたにやってもらいたい事として、記事を書く事への苦手意識の解消から始めてほしいと思っています。
まず初めに記事を会話に例えてみます。
短文:短い話のやりとりで会話が進む
→相手の反応がすぐに返ってくるので、意図が伝わっているか判断しやすい
長文:長い話のやりとりで会話が進む
→聞いているだけだとつまらないし、どんどん先に話が進んでしまう
記事は長い話のやりとりに該当するので、読んでくれる人が楽しんでくれているのか、理解してくれているのか分かりづらい部分があります。
分からないから、今書いている文章が正しいか、このまま進めていいか不安にもなる。
こう思ってしまうのかもしれません。
または、実際に書くとなった場合、書いているうちに自分をカッコよく見せようと思って、難しいカタカナ言葉を使ったり、「~すべきだ」とあるべき論や一般論だらけになってしまい、自分の意見が無くなってしまうこともあります。
しかし、短文での会話は、結果的に長文に匹敵する文章(会話)量となるため、記事として必要な2,000文字くらいの情報量は、あっという間に揃ってしまいますし、長文での会話の場合、予めしっかりと話す(書く)目的と道筋を決めておけさえすれば、理解してもらいやすくもなる。
そう考えると、記事を書くということは、普段あなたが行っていることの延長でもあるため、特別難しいことではなくなります。
上手に書こうとか、カッコよく書こうとか、間違えたら恥ずかしいとか、そんな気持ちも抱かなくて大丈夫です。
文章はあなた自身の内なる言葉から出来上がるものなので、等身大のあなたのまま書いていけば、オリジナリティの高い、みんなに理解してもらえる記事にすることができます。
逆に、他人を真似て書いてしまうと、文章への個性が失われて、インターネットに掲載されている大量の情報に埋もれて見つけてもらえない…。
書き方の体裁は気にせず、今のあなたのまま書けることを書けばいい、その事を覚えてもらって、次は実際に記事を書いていく方法を見てみましょう。
step2. ターゲットを決める
記事を書く為には、書くためのテクニックの前に、以下を考える必要があります。
- 誰に
- 何を
- どうやって伝えるか
まずは記事を届けたい人(誰/ターゲット)となる人を決めます。
また、「誰に」を意識することで、「何を」「どうやって伝えるか」も具体的に決めることができ、書く事に対して漠然としていたイメージが、どんどん鮮明になっていきます。
鮮明になればなるほど、書く内容も具体的になっていくので、見てくれる人の満足が得られ、それがアクセス増や利益となってあなたへ返ってきます。
ターゲットを決めるということは、書く事に対して重要なポイントなんです。
ターゲットを絞り込む
例えば、副業をしたくてブログを始めたい方がいたとします。
- ブログを書いて副業したい
- 書く事は初心者だと思っている
- 専業主婦(30代後半~40代前半)
- 子供も大きくなり手が掛からなくなってきた
- 時間を確保しやすい状況
このような状況の方を想定した場合、日頃の家事の大変さや、子供の成長の嬉しさなど、あなたが自らの体験を織り交ぜて記事の書き方を紹介できれば、ターゲットとなる方からの共感も得やすく、それがアクセス数となって返ってきます。
ターゲットの状況を理解することは、コンテンツマーケティングでは必須の考え方であり、逆にターゲットのことを理解しないまま記事を書いてしまうと、見てくれている人が「自分事」として情報を受け取れなくなるため、アクセスが増えない記事にもなります。
ターゲットを絞り込み、「誰に」向けた記事を書きたいのか徹底的に決めて、進んでもらいと思っています。
step3. モチベーションの向け先(テーマ)を定める
あなたがブログを書く場合、または仕事として書く場合も同じですが、モチベーションが注げられるテーマを選んで書いてもらいたいと思います。
しかし、仕事として書く場合は、あなた自身の意向が反映できなく、苦手なテーマで書かなくていけない事もあるかもしれません。
そのような時は、テーマの中にもあなたが好きになれる部分、またはテーマに対してではなく、書くことへモチベーションの向け先を変えてもらうのも、いいかと思います。
そして、実際にテーマを決める場合は、コンテンツマーケティングの思考を持って選びたいので、検索キーワードが重要です。
何故ならば、選ぶ検索キーワードによって、アクセス数が変わってくるから。
アクセス数もモチベーションに影響するので、できるだけ検索されやすいキーワードを選んでもらうのがオススメです。
テーマ(キーワード)の選び方
テーマ(キーワード)を選ぶために、まずはあなたが興味のあるテーマ(キーワード)の月間検索ボリュームを調べてみましょう。
使うツールは無料のubersuggest。
このツールを使ってキーワードを検索すると、キーワードに対しての月間検索ボリュームや、上位表示の難易度が調べられます。
キーワード(テーマ) | 月間検索ボリューム | 難易度(SD) |
---|---|---|
記事の書き方 | 390 | 32 |
記事の書き方 コツ | 10 | 26 |
「記事の書き方」というキーワードだと、月間検索ボリュームとしては390回。
このキーワードをテーマにして記事を書き、掲載順位の上の方に位置できれば、このくらいの回数はアクセスしてもらえる可能性があります。
「記事の書き方 コツ」というキーワードだと、月間検索ボリュームとしては10回。
検索されている回数はかなり少ないため、このテーマでアクセスを増やすことは難しいかもしれません。
せっかく記事を書くのであれば、アクセス数が確保できるキーワードで書いた方が、モチベーションにも繋がるので、テーマ選びの参考として、キーワードの検索ボリュームを確認するのがオススメです。
step4. 文章構成を考える
あなたが選んだテーマである検索キーワードは、ユーザーさんの顕在化している悩み・不安がそのまま単語となって現れたものです。※ 顕在化とは、意識として確認できるもの。~がほしい、~がしたい、~が見たいなど。
検索してまでその情報を探しているのであれば、以下のような状況が考えられます。
- ~行きたい
- ~したい
- ~ほしい
例えば、
東京駅に行きたいけど道が分からないから、行き方を調べるために検索をしている。
料理のレシピが知りたいから、オススメのレシピを検索している。
子供が熱を出してしまって、どこの病院が空いている検索をしている。
など、何かしらのお困りごと、解決したいことがあるから検索しているため、検索結果=欲しい情報がすぐに欲しいと思っていることが多いです。
もしそのような状況で、欲しい情報がすぐに出てこなかったら、その記事はスワイプして消して、すぐ別の記事へ移ってしまいます。
このように、インターネット上で情報を探している方の多くは、「手軽」に「早く」を求めて情報を探している方々。
その事を考慮すると、以下のような文章構成が合うのではないかと思っています。
順番 | 内容 | 詳細 |
---|---|---|
1番目 | 結果 | 簡易的に検索キーワードに対しての回答(結果)を入れて、求めている情報がすぐに分かる情報を提供。 |
2番目 | 結果の根拠 | なぜその結果になったのか、根拠を知りたい方のために、詳しい補足情報をたくさん見せてあげる。 |
3番目 | まとめ | 改めて結果を伝えたり、このページで書いてあることのまとめなどを掲載。書き手の想いを入れると、よりオリジナリティの高い記事になります。 |
※ 内容的に結果をすぐ伝えられない場合は、1番目の前に前段を入れてから、結果へと移ります。 |
文章構成にはさまざまな形がある
文章構成には、
- 三段構成
- 四段構成
- 頭括構成
- 双括構成
- PREP法
- SDS法
など、たくさんの方法があるようですが、どれも自分には合いそうもなく、シンプルな結果・根拠・まとめの構成を使っています。
結果的にこの形でPVも伸びているため、やはり自分に合う形で文章を書くのが一番いい方法だと思ったので、ぜひあなた自身の文章構成の型を見つけていただき、作りやすい型で作っていただくのがオススメです。
文章構成の骨組み(大まかな概要)を作る
文章を論理立てて作っていくためには、書きながら決めてもらうのではもいいですが、慣れてない時はあらかじめ大まかな流れを作っておきましょう。
「SEO対策 方法」と検索された場合を想定して、文章構成の骨組みを作ってみたいと思います。
ターゲットとしては、ブログ運営をやりだして、アクセスも伸びてきているけど、もっと増やしたいと考えて、SEOのことを知った。
そのため、SEO対策を初めて行う方を想定します。
1.SEOとは?
→SEOとは何か、初心者の方に結論から説明します。
2.SEO対策の方法
→SEOの効果を高めるため方法を説明します。
3.SEOの効果
→SEOを行なった際の効果はどのくらいか説明します。
4.SEO効果を高めるツール
→SEO対策を行う際に使う無料・有料のツールを説明します。
5.SEOで効果を高めたサイト事例
→実際にSEOを活用して効果をあげているサイトの事例を説明します。
6.SEOを行う際の費用
→SEOを行う際の費用を説明します。
7.SEOを外注する方法
→SEOを自社ではなく外注する際の説明をします。
8.SEOでよくあるご質問・回答
→SEOでよく質問がある項目と、その回答例を説明します。
9.まとめ
→全体を通したまとめ、またはあなた自身の考えで締めくくります。
文章構成として、結果→根拠→まとめの順番で作ってみました。
これだけでは記事が書けなそうであれば、各見出しを元に、さらに小見出しを作って視覚的に構造化された構成案を作ってみましょう。※ このように簡易的にストーリー化したものを「プロット」と呼んだりもします。※ 視覚的に構成を書き出すことで、全体像が把握できるようになります。
これが絶対ではなく、まず話を順序立てて説明するための形だけなので、作っている最中に変更しても大丈夫です。
また、順序立てて説明ができると、必然的に文脈が作られて、ユーザーの読みやすさ・理解度が向上することにより、さらに読まれてアクセスが増える記事になります。
文章構成は書き方の中でも大事なポイントなので、ぜひ実践してもらうのが良いかと思っています。
step5. 記事を書いていく
「書き方を知りたいんだから、もっと早く教えてくれよ」と思っていらっしゃるかと思いますが…記事を書く前段が結構大事だったりするので、遠回りでしたが必要な内容を見てもらっていました。
さっそくここから、実際の記事の書き方を一緒に見ていければと思います。
記事は、あなたの意識と読んでくれるユーザーの意識を統一(顧客理解)して出来上がるものなので、この状態を保った上で書いてほしいと思います。
タイトルを決める
タイトルは検索結果に表示された時や、あなたのサイトに入ってきてくれた時、記事を見てもらうためにクリック(タップ)へ誘導する、大事なキャッチコピー的な存在です。
検索して情報を探し回っているユーザーは、最短で欲しい情報を手にいれたいと思っているため、無駄な時間はかけたくないはずです。
そのため、タイトルの中に、自分が欲しいと思っている情報がないと認識されてしまったら、わざわざ無駄な時間をかけてまでそのページを見ようという気は起きない。
必然的にスルーされる結果にも…。
例えば、「ブログ 作り方」というキーワードで検索しているユーザーさんの場合、
例1:ブログの作り方を公開中
例2:3つの手順でブログがあっという間に作れる方法
例1は、ブログの作り方が分かるサイトだと認識できますが、例2の方はどのぐらい事をすればすぐにブログが作れるかが伝わってきます。
この場合は例2の方がクリック(タップ)される確率が高くなるため、タイトルによってアクセスが大きく変わってくることを知ってほしいです。
簡単に魅力的なタイトルにする書き方
過剰に期待感を煽ってタイトルを作ってしまうと、タイトルと中身の温度差に違いが出てしまうため、その記事に負の感情を抱かれてしまったり、二度と見にきてくれなくなる可能性もでてきます。
バランスは難しいですが、タイトルと中身の温度差は同じになるよう調整しましょう。
過剰に期待感を煽ったりせず、ほんの少しの魅力をエッセンスとして加える書き方のコツとしては、以下のようなものがあります。
具体的な数字・アルファベットを入れる
→ブログの書き方10の鉄則、最短でアクセスUPを目指す方法
時短できるニュアンスを伝える
→一瞬で分からせる!記事の書き方は目次が大切
「」や!を入れる
→リピート間違いなしの「記事の書き方」はコンテンツマーケティングにあり!
特別感を出す
→記事の書き方の5つのポイント解説【チェックシート付】
根拠のある事実を入れる
→月間100万PVを獲得した記事制作のノウハウ限定公開
これらはあくまで例ですが、タイトルからどんな内容が入っているのか、見たくなる魅力を感じるかが重要となっています。
いくら内容がよかったとしても、タイトルの力が弱ければ、せっかく書いた記事を見てもらえる機会が減ってしまうので、ぜひ覚えてもらいたいコツです。
文章構成に沿って文章を入れていく
ここからは、実際の文章の書き方について見てもらいたいと思います。
あなたも文章は書けるけど、合ってるのか?大丈夫か?書いているうちに心配になったからこそ、書き方を探しているのかと思います。
以下のものは、文章を書くための、ほんのちょっとしたコツなので、それを取り入れて、あなた自身の書き方の型を作ってもらえるのが一番よいかと思っています。
誰かの真似をして書いてもいいですが、あなた自身のブログ・オウンドメディアなので、あなたの色が色濃くでるような形だと、他の情報サイトより魅力的な記事を増やせます。
個性の発動(自分自身の体験・経験を取り入れる)
誰かに書かされているような文章ではなく、あなたの中から自然と出てくる言葉、あなたの本心を使って文章を作っていってほしいです。
書いている内に、一般論やあるべき論など、他の人が言ってるからそうなんだ。という内容になってしまうこともありますが、それもあなたが感じていることだと思うので、書き出された内容を否定せず、書けた文章を自分自身で認めてあげてほしいです。
また、すでに体験・経験されていて知識として持っている、できるだけ自分の意見を取り入れた文章を書いてほしいと思っています。
記事を書く事に、自身の体験・経験や個性を出すことは不要だと思われがちなのですが、インターネット上には同じような情報がすでに何万ページと存在している状態です。
すでにある情報と同じようなものを書いてしまえば、大量の情報の中に埋もれてしまい、砂漠で砂金を見つけるくらい、検索ユーザーに見てもらえる確率が低くなります。
すでに他者(社)との競争状態の中で、検索ユーザーが欲しいと思える情報にするためには、他と同じような情報ではなく、オリジナリティある誰かの経験のもと書かれている、根拠があり信用できる情報が必要。
Googleも、オリジナリティがある情報を求めていることもあり、あなただからこそ出せる文章・情報が重要なんです。※ 参照:ウェブマスター向けガイドライン
検索ユーザーからの反応を高めようとして、過激な内容や嘘をついてしまう方も中にはいますが、それらはいずれ淘汰されてしまいます。
言論の自由はありますが、そうだとしても検索して見てくれる方のためになる情報を書く意識を持ってもらえると嬉しいです。
言葉遣い
オリジナリティを引き出すには、あなたの個性を引き出すことが有効です。
無理して「~である。」「~すべきだ」などカッコつけなくてもよくて、普段あなたが使っているような言葉、もしくは読み手が普段使っているような言葉にしてあげることが大切です。
無理した口調を使っていると、正直あなた自身の「書く」という行為が辛くなってしまったり、続けられなくなります。
あなた自身が続けて書けることも、記事を書く事では大切なので、あえてひらがなを多くしたり、難しい言葉を使わない形にしてみるのもオススメです。
キーワードへの意識
インターネット上で記事を公開するのであれば、Googleなどの検索エンジンと記事の書き方は切り離せません。
検索エンジンは、検索フォームに入力されたキーワードを元に、最適なページを表示してくれるシステムです。
普段みんなが使っている検索フォームは、この検索エンジンによって欲しい情報を見つけることができています。
そのため、検索エンジンが判別しやすいよう、検索ユーザーが検索フォームで入力されるであろうキーワードが、記事にどのくらいあるかで、検索された際の掲載順位が変わってきます。
- 検索エンジン(SEO)について
- SEO対策まとめ、利益の源泉を作るための簡単3ステップ。
もちろん、記事内に入っているキーワードだけではなく、その他キーワードに関連する言葉や、それに対しての説明も入っているかで判断されるため、単純にキーワードが詰め込まれていればいいわけではありません。
そのため、キーワードが何個入っていればいいという指標もないですが、検索エンジンへの評価を騙そうとしてキーワードの大量投入などは逆効果になる場合も。
キーワードを取り入れる意識をしつつ、キーワードの乱用を避けて記事を書きましょう。
例えば、「記事の書き方」をテーマにした場合。
このページでは記事の書き方を説明しています。記事の書き方としては需要なポイントがあり、記事の書き方を間違えるとアクセスも増えません。記事の書き方…。
このように、「記事の書き方」というキーワードをたくさん入れすぎていると、正直読みづらいですし、くどいですし…。
とにかく読み手の立場に立って、ほどよくきーワードを使うことを意識してもらえればと思います。
文末の調整
文末の使い方で、実は記事全体の印象も大きく変わってくるんです。
まずは例文を見てみましょう。
ブログを立ち上げ中です。
しかし、文章の書き方が分からないです。
できれば上手な書き方を知りたいです。
もしくは文章がうまくなる本が知りたいです。
急いでいるのですぐに知りたいです。
この例文だと全て「~です調」でまとめていますが、読み手としてもつまらない・ちゃんと書いてない印象を抱かせる・伝えようという意思が感じられない、読みたくないと思ってしまいマイナスな印象が出てきてしまいます。
- です、ます調
- だ、である調
- した調
- しょう調
- 体言止め(例:知りたいのはコンテンツマーケティング。)
この5つが主な文末の使い方ですが、文章は読み手を飽きさせないリズムも必要になるので、それぞれの文末をミックスします。
基本的に同じ文末は2~3回の連続使用が限度だと覚えてもらうと、自然と文章のリズムも作っていくことができるのでオススメです。
- 文中も同じこと
- 「~で、~で」「~が、~が」と続けてしまうことも、リズムが悪くなるので、気を付けましょう。
箇条書きの取り入れ
文章を書いていると、文章ではなく、箇条書きにした方が、読みやすくて分かりやすいことがあります。
例文:文章バージョン
検索キーワードを調べる際は、月間検索ボリュームや対策の難易度、他者(社)の対策数などの情報も調べておきたいです。
例文:箇条書きバーション
検索キーワードを調査する際は、以下3点を調べておきたいです。
・月間検索ボリューム
・難易度
・他者(社)の対策数
文章より箇条書きなどリストのような書き方の方が読みやすくて分かりやすくなります。
文章を書いていると、ちょこちょこ箇条書きの方がいい部分が出てくるので、相手に読みやすくするにはどうしたらいいのかを考え、箇条書きやリストのような表示へした方がいいか検討してほしいと思います。
見た目の調整
文章を読み物なので、必然的に文字が続く形になってしまいますが、読みづらい印象を与えてしまうのはよくないです。
例文:詰まっている印象の文章
記事の書き方が知りたいと有料のセミナーに参加してみました。セミナーの講師の方は、月間1,000万PVのメディアを運営している編集長のようで、かなり濃いノウハウをセミナーで学べたと思います。さっそく仕事に活かしてアクセスを上げる方法を取り入れていきたいです。また、社内のメンバーへの共有会も実施して、レベルの底上げもしたいです。
例文:余白を取り入れた形
記事の書き方が知りたいと有料のセミナーに参加してみました。
セミナーの講師の方は、月間1,000万PVのメディアを運営している編集長のようで、かなり濃いノウハウをセミナーで学べたと思います。
さっそく仕事に活かしてアクセスを上げる方法を取り入れていきたいです。
また、社内のメンバーへの共有会も実施して、レベルの底上げもしたいです。
これはただ単純に改行で余白を入れただけですが、文章の塊を無くすだけでも、かなり見やすくなりました。
他にも、
装飾を含めた枠の例1
- 装飾を含めた枠の例2
- ここに内容が入ります。
こういった見た目の変化も、読み手にとっては大事なポイントです。
文章がダラダラと続くより、変化を適度に持たせた方が、web上だと読みやすい文章にできるので、ぜひ色々取り入れて変化を付けて楽しんで頂ければと思います。
文字数
記事を書く人にとって、文字数の不安や悩みは必ずついて回ります。
何文字書けばアクセスを増やすことが出来るのか。
文字数は最低限何文字書けばいいのか。
文字数には決まったものはなく、少ない文字でも検索結果の上位になっている記事もあれば、文字数が多くても検索結果の下位になってしまっている場合もあるんです。
文字数云々ではなく、いかに検索ユーザーの気持ちに応えられているかが大事だという事になりますね。
- テーマ(キーワード)に沿った情報を掲載
- 関連する情報も掲載
- あなた自身の体験、経験から出せるオリジナルの情報を掲載
必要な情報を掲載していると、いつの間にか文字数が多くなっていきます。
それでも何かしらの文字数のボーダーラインが知りたいと思う方は、2,000~3,000文字あれば、ある程度の説明をすることができるため、まずはこのレベルの文字数を目指してもらうのがオススメです。
引用の使用
あなたの情報の信用度を高めるために、書籍からの引用、他のメディアで出されている情報などを引用し、説明をすることも一つの手です。
下記で引用のやり方を見てみます。
私の別のページで書かせてもらっている文章を引用して使ってみると、下記のようになります。
<blockquote site="https://mother-media.com/marketing/content-success/">仕事としてライティングをしたこともない、コンテンツマーケティングといった言葉すらも知らなかった私が、
仕事で携わっているポータルサイト(BtoCtoB)の流入を約46倍も増やすことできた内容を、
あなたにもお伝えできればと思います。</blockquote>
blockquoteは引用・転載であることを示すhtmlのタグの1つです。
引用や転載の場合はこちらのタグを使って、どんな情報を元に記事を書いているのか示しておきましょう。
情報ソース元の提示
何かのデータを使って記事を書きたい場合、情報ソース元を提示することで、あなたの記事の信用度を高めることもできます。
逆に、何の情報を元にして書かれた記事か分からない場合は、ユーザーも信頼してもいい情報か判断できないため、信用度が低い記事になるかもしれません。
そのため、何かしらのデータや、根拠を持って説明している場合は、その情報ソース元を提示するのがオススメです。
例として「政府統計の総合窓口」で提供されている統計データを使って、記事を書いた場合の情報ソースの書き方を見てみます。
実は、データの扱いに関しては、情報提供者側の考えによってバラバラなんです。
e-Statの場合だと、ルールを守ればデータを使っても大丈夫ですよと、利用規約に書かれています。
その中で記載の仕方も書かれているため、データの出典元で何かしら使い方に関してルールが出ていれば、それに従って使わせてもらいましょう。
情報提供者側も、間違った意図で使われてしまうと自分たちに火の粉が降りかかってくる場合もあり、e-Statのように利用ルールを定めていることが多いです。
画像・動画の使用
画像や動画を入れると、あなたの記事がグッと良くなります。
文章にすると何行も説明が必要なのに対して、画像を入れるとその一枚だけで瞬間的にたくさんの情報が読み取れるようになります。
例えば、売上の図を入れた場合、
この図を見れば、売上が上がっている様子がすぐに分かりますが、これを言葉だけで説明しようとしたら、とんでもなく大量の文章が必要になります。
1枚の画像があるだけで、あなたの記事の分かりやすさが大きく変わってきます。
画像は静止画なので、瞬間的な何かを切り取れる場合にはいいですが、時間軸があり流れをそのまま説明したい場合などには、動画がオススメです。
動画であれば連続した流れを見せることができ、さらに編集によって魅力的な印象を作り出すことも可能。
それでは画像だけにすればいいかといえば、そうではなく、検索エンジンはやはりテキストの方が好きなのと、人間の想像力をはたらかせたり、イメージを作り出すためには、文章といった情報も必要なので、文章と画像・動画のバランスは気を付けたいところです。
画像にするならば、以下のような情報を画像化しましょう。
- グラフ系
- 言葉だけではイメージできないもの
動画にするならば、以下のような情報を動画化しましょう。
- 時間軸が存在するもの(例:料理の流れとか)
画像も動画も、1つの中に入れられる情報の密度が、文章と比べられないほど濃いです。
動画を作るのは難しいですが、すべて文章で記事を作る必要はないので、画像などにも手伝ってもらいながら、記事を仕上げていきましょう。
step6. 記事の内容チェック
記事を公開する前に以下のチェックを何度も行います。
- 誤字脱字はないか?
- 文脈はおかしくないか?
- テーマに対して十分説明しきれているか?
- 読みづらさはないか?
- 見づらさはないか?
- 単語の意味は間違えていないか?
たった1度のチェックでは、正直少ないと思っています。
web上だとすぐにやり直しができるため、間違えてもいいやと思ってしまうこともあり(私自身も…)、チェックが甘くなる事もありますが、見逃してしまうと間違えたままになってしまうので、できれば何度も確認しましょう。
記事を書いた日にチェックをしたら、一旦寝かせて翌日に改めてチェックをしてみる。
集中して記事を書いたら、満足感で見直しをする際に、見逃しを起こしやすいんです。
そのための翌日チェック。
間違えても大丈夫ではありますが、読んでもらった人に、もし誤字脱字や文脈があってない文章を見つけられてしまったら、書き手のあなたへの悪い印象が残ってしまいます。
せっかく書き上げたあなたの記事の評価を落とさないためにも、何度もチェックすることがオススメです。
step7. 公開
記事のチェックが完了したら、いよいよ公開です!
あなたが頑張って書いてくれた記事を投稿して、記事の書き方は一旦完了となります。
私自身も記事が一旦書きあがると、すぐに公開したくなってしまうのですが、改めて読み返すとかなり誤字脱字があったり、文脈が合っていなくてボロボロなことも…。
公開をする前に、最終チェックとして、もう一度チェックしてもらってから、公開へと移ってもらえればと思います!
記事の書き方を調べているあなたへ
記事は情報を単純にまとめたものではなく、あなたの知識などを織り交ぜて作られていくものです。
そのため、記事はあなたの言葉そのもの。
どうやったらアクセスが増えるのか、どうしたら検索上位をとれる記事にできるのか。
書いていくうちに数値的な興味もでてきて、色々書き方などを調べることもあるかと思いますが、他人がうまくいったやり方があなたに合うとは限りません。
誰かの成功したやり方は真似るだけに止め、自分なりの書き方を作り出し、あなた自身書く事が楽しい状態へ持っていける型を作っていってほしいです。
書き手のモチベーションは記事に必ず宿ります。
コンテンツマーケティングという思考は特に、読み手の感情に訴えかける内容でもあるので、あなたの気持ちを乗せて記事を書いて頂き、読み手の共感を読んだり感情に訴えかけられる記事を作ってもらえると嬉しいです。