PVが46倍!コンテンツマーケティングの成功事例【初心者の苦悩と結果】

  • 更新 | 2019.10.03 公開
PVが46倍!コンテンツマーケティングの成功事例【初心者の苦悩と結果】

「コンテンツマーケティング?何それ?」
3年前、ここから始まりました。

仕事としてライティングをしたこともない、コンテンツマーケティングといった言葉すらも知らなかった私が、仕事で携わっているポータルサイト(BtoCtoB)の流入を約46倍も増やすことできた内容を、あなたにもお伝えできればと思います。

46倍と聞くと「すごくない!?」と思ってしまいますが、最初が低すぎたので…そのおかげでこのような高さの倍率でもお伝えできるわけです。

私が行ったコンテンツマーケティング(グロースハック)の結果としては、

日付UUPVCV
2016年9月1日~2016年9月30日約3,000UU約8,000PV6CV
2019年9月1日~2019年9月30日約220,000UU約370,000PV約600CV
成長率約73倍約46倍約100倍

3年もかかってしまいましたが、PVで考えると約46倍にメディアを成長させることができました。1年半の間は一人でコンテンツを作っていましたが、後半は一人アルバイトさんが来てくれたおかげ。

1記事を複数に分けて見せる方法ではなく、1ページにしっかりと情報を入れ込んだ記事でのPV計算のため、そこそこいい方かと私自身は思っています。

また、メディアの成長によって、事業の収益もあがり、ビジネスとしても大きく飛躍させることができました。

Googleでの検索は減って、インスタやツイッターなどで検索されることが多くなってきていると言われていますが、そうだったとしてもコンテンツマーケティングのおかげでメディアを成長できたので、コンテンツマーケティングさんにおんがえしする意味でも、書き残しておこうと思います。

ライティング初心者の私でも、このような結果を出すことができたので、その方法を私自身でも忘れない為に。

世に出回っているコンテンツマーケティングとは、考え方とやり方は違うかもしれませんが、この情報があなたのお役にも立てれば嬉しいです。

論理的思考ではなく、かなり感情的な内容なので、その点は何卒ご了承くださいませ。

web業界歴8年の私があなたにお伝えできるのは、コンテンツマーケティングで小さき物が巨人(大手や競合)と対等に渡り合うための方法です。

コンテンツマーケティングの成功事例 結果の公表

コンテンツマーケティングの初期。

コンテンツマーケティングを行ってPVとCVの改善が行えた結果のグーグルアナリティクスの画像
時期月間PV平均月間CV平均詳細
約8,0000デザイナーという立場のみで事業へ参加していた頃
約12,000約25まったくの未経験でライティングとコンテンツマーケティング開始
右肩上がりの成長を実現
約110,000約250一旦成長が緩やかになる
約150,000約320さらに成長が進む

3年間の結果、そして現在。

コンテンツマーケティングの結果、46倍の成長をした様子が分かるグーグルアナリティクスの画像突然の跳ね上がりは、台風の影響によるアクセス急上昇のため。

フェーズ月間PV月間CV詳細
2019年9月約370,000約600コンテンツマーケティングを行う前と比べると46倍の成長を実現。
※ オーガニック9:広告1の割合です。
※ CVは、お客様からの電話・フォームからの問い合わせ数

結果的には、PVの流入が46倍の成長を遂げました。

そもそもwebデザイナーである私が、なぜこのような結果を出せたのか順を追ってお話しできればと思っています。

私のストーリーなんて興味ないよ!という方は「コンテンツマーケティング実践編」を見てもらうことで、すぐにノウハウを学べます。

コンテンツマーケティングを始めなければいけなかったワケとは?

私はとある企業に属し、業務の一環としてマッチングサイト(BtoCtoB)のデザインを担当していました。

営業・制作・広告・運用など、様々な部署から担当者が集められて運営していましたが、どうもうまくいかない。

なんだろうこの感じ…。
当時の私には変なモヤモヤがずっとありました。

誰もが自分たちが本来すべき仕事じゃなかった…給料に直接反映する仕事ではなかった為、みんな片手間となり、マッチングサイトを作ってから3年間は一切の成果無し。

せっかく世に誕生したのに、誰にも何も手をかけてもらえず、只々なにも変化が起きない日々を過ごすマッチングサイトさん。

私自身がデザインを担当していたこともあり、愛着もあったためか、どうにかしてこの子を成長させてあげたい。

日に日にその気持ちが強くなり、ある日突然、私は記事を書き始めました。

webデザイナーだった私は、ライティングの「ラ」の字、基本も知らず記事を書き始め、見てくれる人のためのコンテンツを作ることの大変さも分かっていませんでしたが、想いだけは人一倍持って、コンテンツマーケティングを始めたんです。

社内では「あの人何してるの?」と見られていたと思います。今でもそう思われてる可能性が…。

誰にも相談できない状態の中、想いだけはあったので、寝ている時間以外は、すべてマッチングサイトの成長のため、見てくれる人のことを考え、コンテンツのことを考え、UI・UXのことを考えていたと思います。

しかし、1日のほとんどをメディアの成長のために使っていましたが、嫌な気持ちやめんどくさいといった感情は無かったと思います。

誰かにやらされているワケでもなく、自分から始めた事。

さらに、この子(マッチングサイト)を成長させたいという気持ち、母性ですかね…
私は男ですが…。

そういう気持ちを持っていたため、少しの成長であっても、毎回一喜一憂して、楽しく取り組めていたと思います。

少しずつメディアとして成長し、PVが増えていくと、社内スタッフが参加してくれてチームメンバーが増えたり、事業として本気で取り組めるようになっていきました。

アルバイトの方をお雇いさせてもらったけどすぐに辞めてしまったり、社内スタッフの離脱もあったり、今振り返るとうまくいかない事ばかりでしたが、それでも想いを持って続けてきたことで、今があるんだと思います。

今は、売上も8桁にいくレベルで利益率も30~40%前後、事業としても社内に認知されるような状態に持っていくことができました。

社内ベンチャーとして始まったマッチングサイトの運営ですが、まず軌道に乗せることができたかなと思います。

マッチングサイトのノウハウを社内で誰も持っていなかったので、取り入れられそうなものは全て調べて、細かく試していく日々。

大変だったかもしれませんが、自主的に動いてやろうとすることは、こんなにも大変に感じないと知りました。

ちょっと振り返り日記みたいになってしまいましたが、どうにかしなければいけないという強い想いが、私をコンテンツマーケティングに導いてくれたんだと思います。

それではここから、私が実践してきたコンテンツマーケティングについて書いてみたいと思います。

コンテンツマーケティング体制編

素人ながら始めたコンテンツマーケティング歴は3年。(2019年10月4日時点)
合計で約10,950時間(1日約10時間分)を使って得た情報を書いていきます。※ 全て作業している時間ではなく、考えている時間も含めての約1万時間です。なので労働基準法に抵触するような事はしてないのでご安心ください!

コンテンツマーケティングに関わるチーム体制

まず欠かせないのが、チームメンバーの存在です。

コンテンツマーケティングだけに限らず、事業に関わる全員がいたからこその結果だと思っているので、私から始めたことですがメンバーの存在がいかに心強かったか。

コンテンツマーケティングを始めた頃は私1人、その頃を考えると今はメンバーも増えたな〜という印象です。

役割人数
デザインm.m
サイト管理(wordpress)m.m
動画1人
ライティングm.m + 1人
オペレーター社員 + 3人
顧客管理システムの調整m.m

上の表で私のことを「m.m」としていますが、そもそも私自身はwebデザイナーをしていたので、サイト周りのデザイン〜システム調整(主に外部エンジニアに作ってもらい、自分は調整レベル)〜お客様への対応(マッチングサイトなので)をやりながらのライティング。

今も記事コンテンツを作っているのは、私とアルバイトの方の2人体制です。

アルバイトの方もライティングを未経験ながら本格的にやってもらったのが一年半前からなので、最初の頃はコンテンツ作りを私1人だけでやっていました。

2人も記事コンテンツが作れれば、時間はかかりますが事業としても継続できるレベルにはできるという印象です。

webデザイナーの方は、記事コンテンツが作れるようになると、ほぼ1人で大部分ができてしまうのでぜひオススメ。

コンテンツマーケティングをチームで取り組む意味

コンテンツ作りをする方は、常日頃からネタ探し?キーワード調べ?などを行なっていると思います。

記事コンテンツだけを作り続けるのは、多分大変、ネタがないとか言いますからね…。

しかし、私の場合はマッチングサイト(ポータルサイト)なので、実際のお客様を相手にすることができ、コンテンツマーケティングを行う上で、非常に大事なポイントかと思っています。

自分1人では知り得ない情報を、周りがたくさん持っています。

小規模なチームなので、横の連携も取りやすく、非常に多くの情報を毎日手に入れることができています。

また、私自身もマッチングサイトを利用してくれる実際のお客様の対応をしたり、お客様の生の声が日々入ってくる状態を作れたため、記事コンテンツにしたい内容ばかりで溢れていました。

これは、情報を知りたい人の感情を常に把握できる位置にいたため、キーワードの選定などに対しても、精度が高くできたのかと思います。

コンテンツマーケティング実践編

私が行なったコンテンツマーケティングを、時系列でお伝えしたいと思います。

正直いうと、何もわからない状態で走ってきたので、毎日うまくいかなくて悔しいと思い泣きながら布団に入って就寝…。

しかし、的外れなことも含めて、常に思考をメディア成長のために使っていたため、少しは改善してこれたと思っています。

最初に言っておかなければいけない事としては、全て計画を綿密に組んで進んできた訳ではなく、直感→行動→調整→行動→直感の繰り返しで進んできました。

直感で進んで、問題が起きて、すぐ調整して、また進み出す。

何かを細かく計画してから進んでいては、何も進められないのと、何よりも早く成長の手がかりを見つけたいため、PDCAのループから外れたやり方を、コンテンツマーケティング初期では行っていました。

しかしこのやり方だと、しっかりと計画を持って進めていく事で評価をもらえる会社からは、評価されにくいのでお気をつけください…。

初期1:コンテンツ作りへ集中するための時間を確保

まず一番大変だったのが、コンテンツ作りへ集中するための時間の確保です。

その当時、マッチングサイトのデザインの他にも、社内やお客様の仕事も様々兼業していたため、仕事の整理から始めました。

自分がしなくてもいい仕事は、他にリソースが空いている方へ回す。
新しい仕事がきても、自分が本当にやるべきか考え、大丈夫そうなら断る。

こういったように、仕事をどんどん減らし、断り、コンテンツマーケティングへフルコミットするための環境を自分で作っていきました。

社内のスタッフや自部署(当時は制作部)には、「あの人何してるの?」「仕事してなくない?」と思われてたはずです…。

仕事を断ること、受けないことは勇気がいることですが、どうしてもやりたい事があったため、断り続けて環境を手に入れていきました。

その時、エッセンシャル思考という本を読み、自分が最大限能力を発揮できる環境に自分からもっていく、その方が会社にも結果的に貢献できると。

このような内容を見て、勇気をもらいながら進めていきました。

初期2:コンテンツを作り出す

まず最初に私がおこなった事としては、いきなりコンテンツを作り出す事です。

本当に何も分からなかったので、コンテンツを作ってそこから学んでいこうと思ったため、まずは行動に移しました。

  • 市場の調査
  • 競合の調査
  • キーワードを調べる事
  • キーワードを選ぶ事

など、コンテンツマーケティングにおける前提を全部すっ飛ばしています。

何を題材にして、どんな文章を書けばいいのか。
常にこの事だけを考えていました。

見てくれる人を完全無視して、私自身が「書ける」「作りたい」と思える題材(キーワード)で作っていたのが最初の頃です。

初期3:コンテンツとは何かを考え出す

知識をつけるために、すでにインターネットに掲載されている記事コンテンツを真似て、しばらくコンテンツを作り続けていました。

しかし、どの記事コンテンツを見ても、なぜかしっくりこない…。

その原因としては、本や他の記事もそうですが、自分の都合がいいように、お客様を誘導させるための、キャッチコピーの作り方や心理テクニックなど、小手先ものばかり知識をつけようとしていたんだと思います。

そんな中ある本と出会い、コンテンツとはその人の感情や記憶、頭の中にあるイメージを、そのまま具現化させたものだという事が書いてあり、ハッとさせられたのを今でも覚えています。

自分が携わっている業界の事をほとんど何も知らずに、記事コンテンツを自慢げに書いていた自分が恥ずかしくなりました。

それからは、業界への理解を深めることと、その業界に対して関わってくれるお客様の事を常に考えるように。

私が具体的に行なった事としては以下。

業界側:業界に関係する本の購入(片っ端から)
→業界で何が起きているのか、基本的な知識はどんなものなのか。今では15〜20冊くらいは持っています。

業界側:業界の関係者へ話を聞きに行く
→マッチングサイトなので、加盟してくれた会社の代表に会いに行ってお話しを聞いていました。

お客様側:マッチングサイトへ問い合わせをくれたお客様に対しての対応
→主にメール対応でしたが、お客様が何に興味があり、悩みがあり、困っているのかを、自分の感情で受け止める。

これら全て、誰か知らない人が体験している事ではなく、当事者として自分事のように考えるための行動。

そして、私の中ではコンテンツを以下のように定義しました。

コンテンツとは、相手の頭の中を具現化し、さらに自分自身がその具現化したものを自分事として捉え、情報として成形したもの。

相手の事を考える事はいいのですが、それをコンテンツ化するには、自分自身が相手の記憶・感情とシンクロした状態を作り出せなければ、コンテンツとは呼べないと自分の中で結論づけられました。

自分が書き手の場合は特に、感情を理解し、感情が入った、感情を汲み取れる文章でなければ、相手の感情に響かず行動に移してもらえないと思っています。

それは、こんなにも多くの情報があるインターネット上に、同じようなコンテンツがあっても意味がないと思っているから…。

そして、私がいう文章とは、インタビューや取材をして編集をする凄腕ライターさんの文章ではなく、自分の家族に送るようなちょっと拙くて見栄を張らない素直な文章の事。

今だから少しかっこよく言えますが、当時はそこまで理解していたかは不明。

しかし、業界理解、感情理解がどれだけ大切かは気づけた時期だと思います。

初期4:コンテンツ化

コンテンツを作り続けていくうちに自分のやり方に合った方法を見つけられ、それを実践しているうちに検索順位も上がっていったため、一定の評価ができるやり方かなと私自身は思っています。

あなたがやっている方法と同じ、もしくは違うかもしれませんが、コンテンツ化する手法に決まった方法はないと思うので、1つの方法として認識いただければ嬉しいです。

step1:記憶を呼び起こし繋がりを考える

A3用紙に対して記憶を呼び起こし繋がりを書いている様子A3用紙に対して記憶を呼び起こし繋がりを書いている様子

“1位がキープし続けられる”「キーワード」の探し方・選び方というページでも書かせてもらっている方法ですが、まずはコンテンツ化したい内容のキーワードを元に、あなた自身の記憶を呼び起こして、書き出していきます。

もし記憶からすぐに呼び起せた、キーワードに関する単語などがあれば、あなた自身がそのことに対して、以下を覚えているという事。

  • 良い、悪いなどの感情
  • 関心
  • 経験

キーワードから考える事も大切ですが、まずは書き手のあなたが、何を知っていて、何を知らないのか、何にどんな感情を持っているのか、改めて確認する行為が必要です。

あなた自身がその事に対して、何かしらの感情があれば、コンテンツ化する時も、より感情を乗せた情報を作る事ができます。

また、言葉として書き出すときにも、動詞(行動)として書き出す。

例えば、「転職サイト おすすめ」というキーワードで書き出す時を例に。

なんで転職サイトを知りたいんだろう
→瞬間的な気持ちの変動で転職活動をしたくなったのかな?
→→そういった気持ちの場合は、どんな求人が載っている転職サイトがいいのかな?

このような形で、なぜ〜したいのか、これを繰り返し深掘りしていきます。

ブレイクダウン?と言いますか、どんどん「なぜ」を繰り返していき、そのキーワードを検索したい人の行動や感情を探っていきます。

最初は自分の記憶の中にあるものだけで進みますが、ある程度出したら、事前に出しておいた関連キーワードや複合キーワードなども用いて、ひとまずはA3用紙がいっぱいになるくらいまで書いてみましょう。

コンテンツに興味がある人が多そうだったので、社内セミナーも何度か実施。

この方法を取る際のポイントとしては、キーワードを検索する人が、何をもってそのキーワードを検索したのか、背景や感情をあなた自身でも追体験すること。

コンテンツとは、相手の記憶や感情をイメージして、相手とシンクロをしながら具体化する事だと、事前に見てもらったと思うのですが、この方法はその視点を手に入れるための、前準備なんです。

step2:書き出した中で強い感情が潜むポイントを見つける

書き出した内容を見ると、感情がすごく伴った行動がいくつか見えてきます。

例1:転職サイトは何を使えばいいの?
例2:転職サイトを使ったのに1社も選考に進めないのはなぜ?

転職サイトを使ったのに、選考が進まない、なぜだろう、何がいけないのか、そもそも使っている転職サイトがダメなのか、こういった不安が見え隠れしています。

例1と2を比べると、2の方が「なぜ?」の気持ちが強くて不安な様子。

検索行動を起こした人物の、感情や行動の動きを見ていくと、急激に感情レベルの上がるポイントがあるため、そこがポイントと見定めて見出し化していきます。

このやり方で見出しを作るメリットとしては、他の会社が行なっているようなキーワードやすでに記事化されているコンテンツと同じような構成にはならず、よりオリジナリティの高いコンテンツが出来上がります。

デメリットとしては、検索する人のことを理解してないと、的外れなものになったり、インターネット上に出ている記事から正解を見つけられない事もあり、コンテンツ化するのが難しくなります。

しかし、オリジナリティが高く、検索してくれる人の感情を大きく動かすことできるコンテンツができれば、あなたが求めている見込みの高いCVだったり、リピーターやファンが増えたりと、確実にメディアの成長を促す結果にも繋がります。

step3:文章を作る

コンテンツでは、情報を収集して分解して再構築しながら作り上げていくと思いますが、そう簡単にできるものではないと私は毎日毎日思っています…大変だよ…。

私の場合は以下のルール付けをして実行。

  • 1つ目:知識がない家族が読んでも大丈夫なレベルの内容にする
  • 2つ目:5000文字以上(必然的に伝えることが多いと文章が増える)
  • 3つ目:会話をしているようなテイストで文章化する

細かい事はなく、割と大雑把なルールです。

2つ目は下回る場合もありますが、1つ目と3つ目が簡単なようで難しいんです。

私が運営管理しているマッチングサイト(ポータルサイト)では、お悩み・相談などお困りごとを持つ方々が検索して入ってきてくれるので、「あなたを心配してます」という想いを欠かさず伝えるようにしています。

もちろん当然じゃないと分かっていますが、家族に対しては無償の愛を注げられると思います。

1つ目のルール、「家族が読んでも大丈夫なレベル」という所にも関わってくるのですが、家族が本当に困っていたらそういう言葉使う?そんな難しい事言わないよね?思いやりがある言葉選ぶでしょ?

このように、自分の家族が本当に困っていたらどうするのか、自分がその現場にまさにいる状態になるよう理解に努め、その感情を持って文章を作っていく。

あまりコンテンツマーケティングに関係しないことかのように思えますが、私は違うと思っています。

マーケティングと聞くと、売れる仕組みを作るイメージが強いですが、この考え方も相手に対して真の理解に努め、行動を起こしてもらうための方法だと思うので、立派なコンテンツマーケティングだと自分では思っています。

コンテンツに掛ける時間は?

私がお伝えしているやり方でコンテンツを作る場合、相当時間がかかると思いませんか?

そうなんです、1つのコンテンツ作るのに3〜5日は当たり前のように…。

特に、アクセスが伸びない時など、早くたくさんコンテンツを作ったほうがいい思ってしまいがちですが、そこはグッとこらえてください、忍耐です。

インターネット上に溢れている大量の記事の中に、同じようなコンテンツをいくら投下しても、その他雑多な大量の情報に覆いかぶされてしまいます。

また、メディア運営初期の場合、どんなに良いコンテンツであっても、検索に関してはいきなり上位にランキングする事は難しいのです。

しかし、Googleさんも、ユーザーのためになる情報を作るようにとガイドラインも出していますので、あなたが相手を想ったコンテンツが作れれば、かなりの確率で評価を得て、検索の上位まで引き上げてくれると思います。

時間は気にせず、検索してくれる人の事を想って、ぜひ作り続けてほしいです。

文章への”感情”組み込み

テクニック的な事で言えば「あなたを心配してますよ」という気持ち(ニュアンス)を入れることですが、テクニックと認識した上で使うのは、あまり健全ではありません。

本気で相手への理解に努め、自然に出てきた言葉としてなら良いと思います。

例えば、電話をしながら相手に謝るとき、相手に見られてないのに、頭を下げながら電話をしている人を見た事がありませんか?

これは感情がそのまま行動に表れた結果であり、文章でも同じことが言えます。

あなたから自然と生み出された言葉が相手に届く言葉にもなる。

あなたの事業テーマ、方針、チームメンバー、状況によっても異なるので、あなたなりのコンテンツマーケティングを行なってもらうのがいいと思います。

検索キーワードは人の悩みそのもの。

言い直せば、検索している方々は、不安を解決したいし誰かに頼りたいという気持ちを持っている可能性があるという事なので、検索ユーザーには優しく接してあげるのが親切だと思います。

文章への”人格”組み込み

webデザインの知識がある方は聞いた事があるかもしれませんが、フォントには人格があると言われています。

フォントにはそれぞれ特徴があり、表情や性格など、使うフォントによって受け手の印象が大きく変わってくるんです。

太めのゴシック体:頑丈な体をしている男性
丸ゴシック体:柔らかい穏やかな男性

ちょっとした違いでも、見た目から受ける印象が変わってきます。

それは文章も同じで、書き手のくせや言葉使いなどからも、読み手にとっては印象が大きく変わってくるため、あなたのwebサイトをどのような人格にするかを決めて、それを統一していきます。

1人で書くなら同じ印象で書き続けられますが、複数人や外部のライターさんに書いてもらう場合は、必ず編集でwebサイトの人格を表現できるように直すのがいいと思います。

もし印象が違うと、あのページでは優しかったのに、このページの文章では怒ってる感じがする…。

コンテンツマーケティングとしてはNGだと思います。

与える印象を常に同じにしなければ、受け手(検索ユーザー)への情報の浸透度(理解度)も変わってきたり、目標達成が遅くなる可能性も。

それぞれ専門家が書くような主人公がいっぱいいるwebサイトなら、書き手の印象がバラバラでもいいですが、一貫して伝えたい事がある場合は、人格が同じになるように進めていきましょう。

webサイトのブランディングをしたい場合では特に、一貫した印象を与えられるようにすると良いと思います。

キーワードの優先度を考え出す

ある程度、記事コンテンツの作成に慣れてくると、キーワードの種類を意識するようになりました。

キーワードと言っても、複合キーワードになると、何十・何百と組み合わせがあるので、その大量の情報の中から、どうやって選ぶのか考え続けた結果、キーワードにはある一定の種類がある事が分かりました。

関心度分類説明
普通悩み系どうしたらいいのか分からない、今の状態がどうなのか知りたい。
高い解決系誰かの手を借りて解決したい、助けてもらいたい。
非常に高いお金系お金がいくら掛かるのか、お金が発生するのか、安くするための方法。

キーワードは、検索ユーザーの悩みそのものなので、全部が悩み系に該当はしますが、その中でも大きく3つに分かれます。

これは、記事コンテンツを作り出してから、キーワードによってすぐにアクセスが増えたもの、少し経ってからアクセスが伸びるもの、それぞれ違うと気付いたからです。

もしかしたら、マッチングサイトを運営しているからこそ、このような分け方になったのかもしれませんが、やはりお金系に関しては関心度が非常に高く、アクセスも早くから伸びる傾向にありました。

キーワードの分類に気付くことによって、どのキーワードで記事コンテンツを作っていけばいいか、判断が早くなり、さらにコンテンツマーケティングのスピードも早める事ができます。

BtoCtoBのサービスだがCを徹底的に意識

私が携わっているビジネスは、マッチングサービスなので、BtoCtoBの領域になります。

BtoCtoB:自社 → 消費者 ← 企業

お客様を自社と加盟企業が一緒になって満足のサービスを提供していく形。

このサービスの形だと、お客様と加盟店となってくれる企業の両方を意識する必要があるのですが、両方に意識を向けるとどっちつかずになり、発信力も弱まると思ったので、コンテンツマーケティングにおいては、完全にお客様へ向けた記事コンテンツを優先して作ることにしました。

お客様を意識したコンテンツマーケティングを行い、集客に成功した場合は、ご紹介できるお客様が増えるため、加盟店となってくれた企業への利益にも繋がるからです。

結果として、多くのお客様を加盟店にご紹介できるようになったので、お客様にも加盟してくれる企業にもいい顔をしたコンテンツマーケティングを行なっていたら、発信力が弱まって、今の結果が生まれていなかったと思います。

コンテンツマーケティングは、目的や自社のビジネスモデルによっても、意識を向ける先を集中させるのがオススメです。

特定の誰か1人を意識して文章を作る

もし、以下2つのターゲットを想定した場合、どちらの方が心に響くコンテンツにすることができますでしょうか。

A:30代後半の会社員
B:35歳、既婚、子供2人、最近車を買い換えて家族とキャンプへ行くのが楽しみ

Aは、どんな人を想定したらいいか分からず、無難な文章になってしまいそう…。

Bは、より具体的に情報を届ける人を想定することができるので、言葉使いであったり、キャンプが好きならそれを例え話に使ったり、書く方も誰に向けた文章なのかはっきりし、読む方も「これは自分の情報だ」と思い、どんどん読み進んでくれる。

コンテンツマーケティングの方法論の1つとして、その情報が「自分のためのものだ」と思わせる文章を書く必要があります。

これを実現するのが、明確なターゲット想定、そしてターゲットへの理解です。

インターネット上には情報が溢れすぎているので、情報を探す方も大変。

そのため、無駄な時間を使わないよう、スマートフォンの場合は、自分に必要のないと思われた時点で、すぐスワイプで消されてしまいます。

自分が本当に見たい情報だけが欲しい。

これを叶えてあげるのが、コンテンツマーケティングでもあります。

ただ、特定の誰かに対してだけ、焦点を絞ってコンテンツを作ってしまったら、他の人には響かないコンテンツになるんじゃないか、心配にもなると思います。

そうだとしても、強力に誰かに向けた言葉や想いを伝えることで、見てくれた人の心を動かし、この事がきっかけになり口コミで広がっていくかもしれません。

1人の心にも響かないコンテンツは意味がない。

ぜひ、コンテンツ一つずつに対して、明確なターゲットを想定(ペルソナを作ってもいいです)して、情報を検索ユーザーに届けてあげてほしいです。

初期5:コミュニケーション経路の認識

コンテンツマーケティングにおけるコミュニケーション経路(タッチポイント)とは、検索する方々が何かしらの行動を起こし、あなたのメディアと接点ができるポイントを指します。

コンテンツマーケティングのパートナーを探している会社がいると仮定し、コミュニケーション経路を見てみたいと思います。

流れ経路タッチポイント
step1アクセスが伸びない、どうしよう…。
step2上司になんとかしろと言われる
step3パソコン、スマートフォンを手に取る
step4検索窓にキーワードを入力する
step5検索結果が出てくるcheck
step6目的に合った情報があるか探す
step7検索結果のタイトルをクリックする
step8コンテンツの内容を見るcheck
step9信用を感じる
step10悩みが解消できると思う
step11問い合わせをする

検索してあなたのコンテンツを見てくれる人の行動履歴をイメージします。

これは、キーワードごとでも流れが変わるので、それを認識しているか、認識していないかによっても、コンテンツの作りが大きく変わってきます

そのため、ぜひ覚えておきたい視点だと思います。

SNSからの流入をどうするか

コンテンツマーケティングでは、口コミや拡散能力を持つ、SNS関連をどう扱うか、しっかりと決めておく方がいいです。

SNSを使う場合は、拡散能力が高いため、コンテンツ次第ではバズる(一気に拡散されて認知される)事もあるので、メディア運営の初期段階でも大量のアクセスを集められたり、認知度の向上が行えます。

しかし、SNSを管理する人員が必要だったり、そう簡単にはバズる事はないので、それを頼りにして本筋であるコンテンツマーケティングが疎かになってはいけません。

上手に活用できれば、コンテンツマーケティングの成功を後押ししてくれる存在でもあるので、十分に考えた上で活用方法を決めるといいと思います。

私の場合は、SNSまで時間が回らなかったり、webサイトの中にSNSボタンを設置したせいで、表示スピードが下がってしまったため、見くれる人にとっては表示速度の速さが嬉しいと思ったので、SNS関連のボタンはつけませんでした。

もし、どうしたらいいか判断に迷う場合は、誰のためのwebサイト(メディア)であるのか、改めて考えてもらい、少しでもその方針と外れる場合は、付けない方が懸命です。

初期6:CTAの設置

CTA(コールトゥーアクション)と呼ばれる、記事コンテンツを見てくれた方に対して、次の行動へ進んでもらうための誘導施策を指します。

よく、記事の下に「お問い合わせ」「申し込みはこちら」などのボタンやリンクがあると思いますが、これらは記事を見た後に、次にwebサイトの運営側が、検索ユーザー側に行動を起こしてほしいために設置しているもののため、CTAに該当します。

コンテンツマーケティングで集客しますが、たくさんの人に見てもらうだけが目的ではなく、さらにその先の問い合わせなどへ繋げたいからこそ、コンテンツマーケティングとCTAはセットで考えるのが大事です。

そのため、CTAは非常に大事で、コンテンツマーケティングと切っても切れない関係である事は覚えてもらえればと思います。

初期7:コンテンツの見直し

コンテンツをガンガン作っているあなた、または1つのコンテンツをじっくり作っている場合でも、その後我が子のように頑張って育てたコンテンツの成長度合いをぜひ見てほしいと思います。

例えば、内容が良くてもタイトル負けして流入が増えなかったり、足りない内容があるために検索上位にいけなかったりと、競合ライバルよりも順位が低いという事は、そこに何かしらの原因や抜け漏れがあるという事です。

ドメインパワーが違う、相手は老舗大手だから被リンクの数めっちゃ多いなどなど、すぐに解決できない問題もあると思いますが、下で居続けることに甘んじないよう、あなたが生み出したコンテンツ(我が子)をさらに成長させてもらいたいと思っています。

step1:タイトルの課題を発見・解決

SEOに強いもしくは1位を取れるキャッチコピーの作り方やタイトルの作り方など、書籍でもインターネット上のコンテンツでも、ノウハウがたくさん載っていますが、私自身はそれらの考え方がどうしても分からず、うまく真似もできないため、読むのをやめてしまいました。

自分にあった方法をいくつかトライ&エラーして見つけて、今はそれを実践している形。

やり方としては、課題を発見するために、私の相棒になってくれているサーチコンソールを使います。

サーチコンソールは課題検証をするために欠かせない、自分のwebサイトに入ってきてくれた人が、どんな言葉で検索しているのか分かる便利なツールです。

検索キーワードクリック数表示回数CTR検索順位
キーワード調査5011384.3%6
コンテンツ 成果7573710%1

サーチコンソールが上記の情報だと仮定した場合、まずは見て欲しいポイントとして、「検索順位が高いのにクリック数が低い」部分です。

「コンテンツ 成果」というキーワードでは、検索順位が1位なのに75回しかクリックされておらず、クリック率が10%しかありません。

検索1位であれば、もっとクリックされてもいいように思えますが、そうではない場合、検索エンジンから内容は評価されているが、クリックをする検索ユーザーに対しては魅力がないと感じられているのだと思われます。

このままだと、せっかくコンテンツの中身は良いのに、クリックされない状態が続くため、改めてタイトルの調整を考えましょう。

難しい事は説明が出来ないので、私が実践している簡単な5つをご紹介します。

解決策1:具体的情報を加える

コンテンツ作りで成果を出したい人が、テクニックや方法論を知りたい場合を想定。

例1:コンテンツ作りに気をつけたら成果が出た件
例2:SEOに強いコンテンツを作り、10倍の成果を出した方法

例1は、コンテンツによって成果が出たことは分かりますが、さらに見たいと思える理由が見当たりません。

例2は、コンテンツと関連性の強い「SEO」を加えて、具体的な成果の数値を入れた途端、グッと魅力のあるタイトルになりました。

工夫としては以下を加える。

  • 英語、カタカナ、数値を入れる
  • 使っているキーワードに対して具体的な内容を入れる

タイトルは、あなたと検索しようとする人にとってのファーストコンタクト。
最初の出会いの場です。

内容作りに時間を使うと、タイトルまでエネルギーが足りなくなり、簡単に考えてしまいがちですが、人間同士でも初対面の印象で、会話をしたいかしたくないか変わってきますよね?

それがただインターネット上に場が変わっただけ。

見てもらいたいのであれば、タイトルに魅力を加えてあげてください。

相手に見る理由を作ってあげるのがポイントです。

解決策2:状況を理解する

Googleのアップデートでアクセスがいきなり落ち込み、すぐに解決したくてたまらない状況を想定。

例1:アクセスが落ち込んだ時に取る方法【完全マニュアル】
例2:アクセス急落!たった3つの方法で検索順位がV時回復

例1は、やり方が書いてある事は分かったけど、自分の状況に合う解決方法なのか分からない。

例2は、自分が今陥っている状況に対して、いくつの施策やチェックをすれば元に戻せるのかが分かる。

工夫としては以下を加える。

  • 今、検索ユーザーが陥っている状況を入れる
  • 今の状況がすぐに解決できる事を提示

検索ユーザーの、その時の状況を理解すると、反応を得やすい言葉が思い浮かんでくる。

今回の例では「アクセス急落!」で状況を、「たった3つの方法」ですぐ簡単に解決できる事を検索ユーザーへ伝えています。

解決策3:間違いを正す

メディアのアクセス数も伸び悩んでいる状況で、コンテンツマーケティングを初めて知った場合を想定。

例1:コンテンツマーケティングとは?やり方を徹底解説
例2:そのやり方は間違ってた?正しいコンテンツマーケティングで流入を5倍に増やす方法

例1は、コンテンツマーケティングのやり方をただ伝える内容で止まっている。

例2は、現状のやり方が間違っている可能性を示唆し、正しいやり方を行えばアクセスを改善できる事を提示。

工夫としては以下を加える。

  • 否定を入れる
  • 改善するための正しい情報があると伝える

不安や悩みを持っている場合、何かしらを大きく変えたいと思う気持ちを持っています。

もし、現状のやり方がダメで、もっと他に良いやり方がある事を提示できれば、変化を大きく起こせると思い、クリックをしてくれる可能性も高くなります。

解決策4:解決後のイメージを加える

アクセス数が増えない理由が分からず原因を知りたい場合を想定。

例1:アクセス数が増えない原因を検証
例2:アクセスが右肩上がりの「成長を妨げている」3つの原因

例1は、アクセスが増えない原因が何であるか分からない。

例2は、本当は右肩上がりに伸びるのに、成長を妨げている原因がある。また、解決すべき原因の数もそこまで多くなく、簡単に直せると検討がつく。

工夫としては以下を加える。

  • 解決後、どうなるのか具体的なイメージを入れる
  • 何が悪かったのか、原因の数を入れる

キーワードに対する、検索ユーザーの前後の状況を理解し、メリットを伝える。

解決策5:重複しているタイトルやディスクリプションを解決

CMSを使っている場合は、機能や仕組みによって、タイトルやディスクリプションのつけ忘れであったり、同じものが登録されてしまう場合があります。

あなたは注意して1つ1つ登録していたとしても、あなた自身も忘れる場合や、メンバーのつけ忘れが発生している事も。

特にページネーションなど付いている場合は、大量に同じようなタイトルやディスクリプションが量産されてしまう場合があるので、それらの発生を防ぐ事も大切です。

また、都道府県別、市区町村別など、同じようなテーマでコンテンツを作る場合は、タイトルもディスクリプションも同じようになってしまいがちなので、もし手間をかけられるのであれば、毎回異なるように工夫をするのがオススメです。

検索してくれる人の事を考えると、1つ1つのコンテンツに合った最適なタイトルやディスクリプションが望ましいと思います。

コンテンツを作っているのはこちら側の都合なので…検索ユーザーの意図に合うタイトルとディスクリプションで一つ一つ付けましょう。

step2:コンテンツの課題を発見・解決

検索キーワードクリック数表示回数CTR検索順位
ペルソナ1224900.4%8
コンテンツ 質8023534%2

メディア運営初期の場合、記事コンテンツを投稿して2〜3ヶ月経っているのに、「表示回数が多いのに検索順位が上がらない」キーワードを確認しましょう。

もしこのような場合、需要があるのにコンテンツの内容が悪くて、検索順位が上げられていない可能性があります。

また、キーワードに対しての内容に不足があるシグナルとも言えます。

内容を改善すれば、さらに検索順位を上げられる可能性があるため、改めて内容を見直してほしいと思います。

解決策1:自社と競合の情報を比較して足りないものを探す

あなたのコンテンツの掲載順位が上がらない原因の1つに、競合の方がより充実した情報を、検索ユーザーに提供している事が考えられます。

情報不足とは、以下のような事。

  • 設定キーワードに対しての説明が足りてない

これに尽きます。

競合他社やライバルブログの掲載順位が高いのは、設定キーワードに対して、検索ユーザーが欲しい情報が多く入っているという事なんです。

そのため、まずはあなたのコンテンツと、掲載順位1〜3位のコンテンツの、見出し(複合キーワード)や内容の違いを確認してみてください。

あなたのコンテンツでは、本来必要のない説明が多く入っていたり、足りない複合キーワードの種類を発見できるかもしれません。

しかし、競合を見てそれを真似ようとしてもあまり意味がなく、さらに違う内容で勝負しなければ、掲載順位を上にする事は出来ないかもしれないです。

すでに出回っている情報をいくら足しても勝てないため、あなたと競合のコンテンツを比較し、その中からさらに足りない情報を見つけ出して、競合よりも先にコンテンツ化しましょう。

解決策2:関連する複合キーワードのコンテンツを増やす

設定キーワードを「SEO」にしたコンテンツを投下し、掲載順位が上がらない場合は、SEOに関連する内容がwebサイト全体を通じて少ないと判断されている可能性も。

もしあなたのwebサイトがGoogleから、「SEO」に強い情報発信者として認識されていれば、自ずと評価も高まり掲載順位も上げる事ができるかもしれません。※ ここの根拠ははっきりとはないですが、私自身の体験で、テーマ性が強い方が掲載順位が高くなる傾向があったため。

そのため、あなたのwebサイトの専門性を強くするため、「SEO」をテーマにしている場合は、この複合キーワードのコンテンツを増やしていきましょう。

テーマを尖らせていく意識がいいと思います。

他の理由としては、あなたが気づかないうちに、もともと設定していたテーマから離れたコンテンツが多くなっている場合も原因の1つです。

サーチコンソールの検索キーワードとして出てくるキーワードは、多いキーワードほどあなたのテーマを表しています。

そこで一番多く出てくる検索キーワードが、現在あなたのwebサイトがGoogle側に認識されているテーマ。

webサイトの方向性にズレがないか、サーチコンソールで確認しながら進めていくのがオススメです。

step3:タイトルとコンテンツのズレの確認

あなたが想定して作ったコンテンツで、想定外の事が起きる場合があります。

例えば「オウンドメディア 始め方」のキーワードに対する記事を作ったとしても、「コンテンツ とは」など他のキーワードでインデックス(Google側に登録)されてしまう場合があります。

狙ったキーワードでもしっかりとインデックスされているのであれば問題ありませんが、狙ったキーワードではインデックスされず、他のキーワードでインデックスされてしまっている場合、タイトルとコンテンツにズレがあるという事。

この場合は、Google側に認識されている内容でタイトルを調整し、本当に狙いたいキーワードでコンテンツを新しく作る方がいいと思います。

狙っているキーワードと違うからと、無理にコンテンツを変えてしまっては、せっかくインデックスされている所に影響を与えかねません。

タイトルとコンテンツのどちらが悪いか、焦らず落ち着いて確認してから進めましょう。

インデックスとは?
Googleにインデックスされるとは、Google側にあなたのコンテンツ(ページ)が認識されて登録されるということ。検索結果に表示されるようになるということです。

step4:コンテンツ同士の被りを確認

しっかりとキーワード管理をして、コンテンツを作っていたとしても、Google(検索エンジン)側では同じキーワードに対する内容だと判断して、同一キーワードに対してインデックスが入ってしまう可能性があります。

これには良い場合もあれば、悪い場合もある。

◯ 被っていても良い場合

  • 1位:自社
  • 2位:自社
  • 3位:競合・ライバル
  • 4位:競合・ライバル
  • 5位:競合・ライバル

× 被っていては悪い場合

  • 1位:競合・ライバル
  • 2位:競合・ライバル
  • 3位:競合・ライバル
  • 4位:自社
  • 5位:自社

あなたのコンテンツが先に上位に並んでいればまだ問題ありませんが、競合とライバルの方が先に順位をつけている場合、内容が被っている事であなたの方が順位を落としている場合があります。

これは、カニバリゼーションとも呼ばれて、自社の商品同士で市場を戦ってしまう「共食い」行為のこと。

カニバリゼーションが発生してしまって悪い結果となっている場合は、コンテンツを見直して被らない処置をすることが大切です。

逆に、せっかく大事なキーワードで良い順位につけているので、もっとコンテンツを見直して両方の順位をあげる施策でも大丈夫です。

step5:内容が弱いコンテンツが大量にインデックスされていないか

コンテンツの掲載順位が思ったように上昇しない場合、以下のように弱いコンテンツが検索エンジンに認識されて、webサイト自体の評価が落ちている場合が考えられます。

  • 2,000文字にも満たないコンテンツが大量にインデックスされている
  • カテゴリーを作りすぎて内容が弱いページが大量にインデックスされている
  • 絞り込み検索などの結果ページが大量にインデックスされている

私自身の失敗談としては、カテゴリーをたくさん分けて、さらに絞り込み検索機能をつけた後に、それらが全てインデックスされてしまい、webサイトの評価が極端に落ちた事があります。

無駄なインデックス数が1万以上出てしまい、泣きたくなった事がありました。

noindexやcanonicalの大切さが身にしみた事件でしたが、今ではいい思い出です。

もし大量の無駄なインデックスがされてしまった場合は、noindexやcanonicalの対処を行なっても、アクセス数はすぐ元には戻らないので、気長に待つしかありません。

絞り込み検索の機能が付いている場合は、くれぐれもご注意を。

中期1:webサイト自体のパフォーマンス向上

コンテンツを作り続けてしばらく経つと、内容も十分なのに全体的に検索順位の上昇率が弱いことに気づきました。

今までは検索する人の心情を考え、コンテンツを作れば、自ずと検索順位が上がると勝手に思っていましたが、実際はそうではなかった。

それもそのはず、コンテンツはあくまでもwebサイト上に入っている情報としての価値を高めるものであり、webサイト自体の評価を高める事とはイコールではないんです。

webデザイナーなのにそんなことにも気づかないなんてお恥ずかしい限りですが、webサイトのパフォーマンスを向上させて、さらにコンテンツマーケティングを強化した方法を書かせてもらいます。

あなたの方でもすでに対策している事もあると思いますが、もしかしたら私が行なった施策を見て、新たな方法も考えつくかもしれませんので、見てもらえると嬉しいです。

まずは現状を確認するために、下記ツールであなたが運営管理しているwebサイトの、スピードやパフォーマンス状況を確認した上で、以下を実行してもらうといいと思います。

パフォーマンス分析ツール
PageSpeed Insights

step1:webサイトの閲覧速度向上

基本とも言える内容を改めて徹底的に見直しました。

普段は気にしませんでしたが、改めてじっくり見ると、駆け足で進んできたので、htmlもcssも悲惨な状態に…。

解決策1:不要なコードの削除

スピード重視で変更していったため、運営中にどんどん使わないコードがたくさん生まれていましたが、以下のように全て削除や方法の切り替えを行なっています。

html側で残していたコメントアウト
→あとで戻そうとコメントアウトがいくつも残っていましたが、いつ戻すかわからないものを載せていても無駄なので、潔く全て消しました。

使わなくなったcss
→運営中に使わなくなったcssが大量に放置されていたので、全て削除しました。

PCとスマホで表示を切り替えるために生まれた不要なコード
→cssで切り替えをしていましたが、wordpressを利用していたので、全て関数を使っての切り替えに変更しました。(is_mobileとか)

解決策2:html、css、javascriptなどの圧縮

各種ファイルの圧縮を行う事で、表示スピードの改善ができます。

圧縮率はそこまで大きくないと思いますが、たとえ少しだったとしても、圧縮できる事で読み込みが軽くなり、パフォーマンスの改善ができる。

この少しの差が、後々大きく響いてくるので、見過ごせません。

圧縮ツール
Online JavaScript/CSS/HTML Compressor
解決策3:css、javascripの読み込みタイミング

cssとjavascripは、フッターで読み込むようにしました。

また、cssに関してスマートフォンの場合は、ファーストビューで使われるcssのみをheadタグ内に直接書き出して(スマホのみ)、残りのcssはhtmlが読み込まれた後に、読み込む形にして、表示の速度を極限まで高める形にしました。

解決策4:不要なjavascriptの削除

webサイトの表示をリッチにしたいので、様々なjsを入れていましたが、コンテンツを読みたい人にとっては、これらのエフェクトは邪魔だと感じ、不必要なものは全て削除。

不要なjsを取り除いた事で、だいぶ表示スピードが改善しています。

解決策5:画像の遅延読み込み
  • 画像の遅延読み込み:lazysizes.min.js
  • 背景画像の遅延読み込み:ls.unveilhooks.min.js

この2つを使って、画像の遅延読み込みを行なっています。

これをする事で、PageSpeed Insightsで確認した際に、だいぶスピード改善ができている事が分かります。

解決策6:プラグインの精査

wordpressを使っている場合、様々なプラグインが出ているので使いたくなってしまうと思いますが、スピードに影響した以下のプラグインを外しました。

  • Popular Posts
  • WP-PostViews

表示系に関するものは全て外しています。

プラグインを有効化していると、不要なcssやjavascriptを勝手に読み込んでいる場合があり、それが表示スピードに影響しているので、止めておくのがオススメです。

step2:サーバー変更

最初に想定していたより、アクセス数も多くなり、マッチングサイトのシステムも一緒に入っていたため、サーバーのスペックをアップデートしました。

  • 以前:GMOクラウド ALTUS(アルタス)
  • 現在:GMO WADAX

html、css、javascriptなど、どれだけ改善しても、サーバー側のスペックでスピードが遅くなっている場合もあり、私が使っていたサーバーの契約プランだとその傾向があったため、よりハイパフォーマンスが出るサーバーへ変更しました。

エンジニアに聞いたら、6倍は早くなったとのことです。

中期2:コンテンツ作りへの時間が取れなくなる罠

コンテンツも順調に伸びていくと、マッチングサイトのサービス規模も比例して大きくなっていきます。

嬉しい反面、マッチングサイトのサービスフローや顧客管理システムの調整など、コンテンツ作り以外に時間を使わないといけない状況が増えてきました。

コンテンツも作りたい、しかし、サービスに発生している課題の解決もしたい、けど、自分の時間は限られている。

こういった状況だったので、板挟みでしたが、その頃から一緒にコンテンツを作っていたアルバイトの方の成長が予想よりも早く、私が1~10まで全て言わなくてもやってくれるレベルへ。

コンテンツ作りで私が伝えてきたことを理解し実行してくれる相棒となってくれたおかげで、大変な時期も乗り越えることが出来ました。

そう思うと、やはり私はメンバーに恵まれているんだなと、感謝の思いです。

後期1:CTAの最適化

あなたの運営しているメディアが、アクセスが多くなってきているのに、CVが増えていかないのは、CTAの最適化ができていないからかもしれません。

私自身もここで結構躓きました…。

状況としては、アクセスが伸びているのにCVが増えないという事。

改めて見直しを行い、以下の改善を実行したため、今では30万以上のPVで月間400件(時期によっては約600件)以上のCVを得ています。

この事がマッチングサイト事業の拡大と安定を支えている根幹でもあるので、かなり大事な事だと思っています。

step1:CTAのリード文章をページごとで変更

各コンテンツは、キーワードに沿って作られているため、それぞれのキーワードによって検索して見にきてくれる人も違います。

キーワード:SEO対策
→SEO対策が知りたい人が見にきている

キーワード:コンテンツマーケティング
→コンテンツマーケティングを知りたい人が見にきている

どちらも当然の事だと思いますが、それではなぜCTAの文章はどのページも同じなのか。

極端な話をすると、リンゴが食べたい人にミカンを勧めているようなもの。

メディアの運営をしていると、キーワード・コンテンツ・webサイト・問い合わせ・スタッフ管理など、様々な業務が発生するので、誰もが手間をかけないで運営する方法を模索していると思います。

しかし私の場合はその逆で、手間をかけていく方針。

手間をかけたくないのは、完全に運営側の都合であり、検索して見にきてくれる人には関係ないことだから。

競合やライバルブログも同じように、少しでも手間をかけないようにしていると思うので、そこにチャンスがあると思っています。

ある程度は一緒ですが、ページごとでCTAの文章を、検索ユーザーに合わして変更した事で、安定した400前後の見込みの高いCVを獲得できるようになりました。

step2:CTAのボタンテキストをページごとで変更

CTAの文章を1ページごとで変更するのと同じで、CTAのボタンのテキストも1ページごとで変更しました。

例キーワード:UX
→変更前:お気軽にご相談ください。
→変更後:UXについてお気軽にご相談ください。

これは私が行なっている事の簡単な例ですが、UXについて調べているということは、UXについて悩みやお困りごとがあるということ。

この方に、ただ単に「お気軽にご相談ください。」というより、「UXについてご相談ください。」と、明確に何の相談ができるのかを提示してあげることで、クリック率が上がります。

当然だと思われがちですが、これを理解せず全部のページで同じテキストを使っているのをよく見かけます。

1ページごとでCTAのボタンテキストを変えるのは確かに面倒ですが、目的達成のためのCV率を高めるためには、こういった小さな施策が後々大きく影響してきます。

CTAに限らずコンテンツ内のボタンをキーワードごとに変更
この発想はCTAに限らず、ボタンやリンクなどにも流用できます。

step3:CTAのクリック先のページを、CTAページごとで変更

CTAで申し込みフォームやお問い合わせフォームへきてもらっても、その後の繋がりが感じられなければ、離脱の可能性を高めます。

これはどういう意味かというと、

コンテンツマーケティングの記事コンテンツを見る

「コンテンツマーケティングの相談をする」ボタンをクリック

遷移後のページタイトル:お問い合わせフォーム

もし私だったら、このような状況の場合、このページで本当にコンテンツマーケティングが相談できるの?と疑ってしまうかもしれません。

なぜかというと、「コンテンツマーケティング」という文字がないから。

たったそれだけですが、本当にこのページで、コンテンツマーケティングの事が相談できるか分からないと、一瞬でも思わせてしまった段階で、私的にはアウトかなと…。

そのため、

コンテンツマーケティングの記事コンテンツを見る

「コンテンツマーケティングの相談をする」ボタンをクリック

遷移後のページタイトル:コンテンツマーケティングの無料相談フォーム

このように、前ページの記事コンテンツの内容が継続している流れを見せてあげる事で、スムーズなCVへ繋げる事ができます。

実際問題、記事コンテンツそれぞれに沿ったフォームは用意できないので、システム的な工夫をして、テキストを入れ替えたりできるようにするのがオススメです。

考えさせないことが大事

CTAのボタンをクリックして、フォームが設置されているページに遷移した際、気をつけるべきことがあります。

よく言われているのが、

  • フォームを簡単にするEFO(Entry Form Optimization)
  • 他のページに移動させないようにリンクを外す
  • フォームの流れを記載する

などありますが、私の経験ではもっと大切なことがあります。

それは、考えさせない事(悪い意味ではなく良い意味で)。

自分が直前まで意識していた言葉(キーワード)が突然消えたら、もしかしたら検索ユーザーにしてみたら、「騙された」「何か買わせる気か!」と疑いをもったり、本当にこのページで自分の問題が解決できるのか、改めて考えてしまいます。

そうなると、もっと他に良いwebサイトがあるのではないか、こう考えて離脱をしてしまうかもしれません。

ちょっとの事かもしれませんが、検索ユーザーの意識を継続させて、自然とストレスなくフォームを送信してもらう工夫が大事だと思います。

step4:CTAボタンのテキストで心理的ハードルを下げる

インターネットを使う誰もが、警戒心を少しは持って利用していると思います。

そのため、ユーザーにとってはボタンのクリックが、心理的ハードルがとても高い行為。

例えば、webサイトの制作をしている会社が、依頼が欲しいために、無料相談を実施していたとします。

  • パターン1:無料相談を申し込む
  • パターン2:無料相談を送信する
  • パターン3:無料で話を聞いてみる

この3つだったら、3つ目が一番話を気軽に聞けそうなので、心理的ハードルも低くなります。

その理由としては、「申し込む」と「聞いてみる」では意味するものや、自ら行動を起こす重みが違うから。

申し込む
→お金や手間の発生が連想されやすい。

聞いてみる
→お金や手間の連想がされにくい。

運営者側にしてみたら、申し込み=お金を頂く事を前提に考えますが、検索ユーザーがいきなりお金の支払いが発生する「お客様化」する事は難しいです。

そのため、検索ユーザーの状況に応じて、まず相談したい人用には「聞いてみる」という形でハードルを下げてあげる。

他にも、

  • 選ぶ
  • 調べる
  • 見る
  • 試してみる

など、あなたのコンテンツを見てくれた方が、簡単に行動を起こせる言葉、普段の行動に近しい言葉を使うことが有効です。

普段の行動から外れた行為をお願いするから、心理的ハードルも上がり、結果的にあなたのwebサイトはCVを得られない成果の薄いメディアになってしまうと思います。

1人でも多くの方から問い合わせをもらう手法
100人が閲覧して1人の問い合わせより、10人の閲覧で10人から問い合わせ。アクセスが少ない時ほど、この思考が大事だと思います。
検索ユーザーの意識を逸らさない

CTAにおいて重要なのが、コンテンツを見てくれている方の邪魔をしないということ。

例えば、赤ちゃんがミルクを飲んでいる最中に、突然ミルクを取り上げたら、泣き出してしまうと思います…。

それと同じで、せっかくコンテンツに意識を集中していたのに、横槍や邪魔が入って集中していた意識が分散されると、怒りや悲しみが起こります。

ページの途中で「お申し込みはこちら!」「キャンペーン実施中で1万円キャッシュバック!」など、自分たちの都合を押し付けたような情報が入っていたらどうでしょうか。

これらの怒りや悲しみは、そのままあなたのメディアに跳ね返って、結果的にコンテンツからの離脱を増大させる結果になる事も。

せっかくコンテンツを見てくれているので、まずは何も邪魔をせず意識を手中させて途切れさせないようにしてあげることが大切です。

途中でCTAをつけたい場合は、コンテンツを見てくれている方の状況によって、それにふさわしい文章を使うべきだと思っています。

検索ユーザーの段階的な行動を理解する

検索ユーザーには、1次行動、2次行動、3次行動と段階的なものがあります。

段階種類方法詳細
1次行動・聞きたい
・選びたい
・調べたい
・見たい
・試したい
・情報の閲覧のみ
・フォーム
・緊急度は低い
・試したい気持ちはある
・お金や手間がかかる事はしたくない
2次行動・申し込み
・依頼する
・電話
・フォーム
・緊急度は普通
・依頼をしてみようかと思う
・お金や手間が多少かかってもいい
・お試しの感覚
3次行動・今すぐ〜したい・電話
・フォーム
・緊急度は高い
・今すぐに解決したいことがある
・最初から申し込み、依頼を前提
・お金と手間がかかることも厭わない

これを、検索ユーザーの状況よって考えてみると以下のような流れになります。

AさんBさんCさん
心理状況まずは情報収集行動へ移したい今すぐ〜したい
コンテンツ上部1次行動
心理的ハードルを
下げたCTA
2次行動
申し込みや依頼ができることが分かるCTA
3次行動
すぐに連絡が取れるよう電話番号の表示
または依頼前提のCTA
コンテンツ中部2次行動
申し込みや依頼ができることが分かるCTA
コンテンツの下部3次行動
すぐに連絡が取れるよう電話番号の表示
または依頼前提のCTA
3次行動
すぐに連絡が取れるよう電話番号の表示
または依頼前提のCTA

1次、2次、3次行動によって、検索ユーザーの行動が起きるレベルが変わっていくので、それによってCTAのテキストも変更するのがいいと思います。

気持ちがノッていない時に、いくらメリットや効果を伝えても反応してくれないのと同じで、検索ユーザーの心の動きに合わせて、CTAを最適化する方法となります。

1〜3次に向かってどんどん見込み度が高くなり、CVの件数は見込み度が高い分減ってきます。

特にページ下部のCTAで得られるCVは、検索ユーザーがコンテンツの内容を読み、信頼度が高まっている状態なので、入ってくるCVも見込みが高く、成果としては高いものが得られると思います。

キーワードによって、どんな心理状態の検索ユーザーが入ってくるか分かりませんが、そのキーワードを検索する人の心情や感情や状況を理解することで、各種CTAの最適化も行えます。

心理的ハードルは下げ過ぎてもだめ?
あまりにも心理的ハードルを低くして、見込みが低い問い合わせが増えてもよくないですが、言葉ひとつで大きく変わるのを体験してもらえたと思います。
キーワードによって検索ユーザーの感情指数が予想できる

例1:床 汚れ 落とし方
例2:トイレ 詰まり

この2つのキーワードから考えると、例2のトイレが詰まっている状況の方が、緊急度が高い…はずです。

緊急度が高いキーワードの特徴として以下のようなものがあります

  • 自分では直せない、解決できない事が起きている
  • 目の前で悪いことが起こっている
  • 嫌な、不快な思いをしている
  • お金が大きくかかる
  • 分からないからこそ不安が増長されている

例えば、普段気にしたことがない、見てもいない屋根に不具合がでた場合など、状況を把握することも自分で直すこともできないため、非常に不安が大きくなります。

人は不安や悩みなど、モヤモヤした気持ちを抱えていられないので、どうしてもすぐに解決したくなる。

キーワードによって、検索ユーザーの緊急度を予測できるため、この方法でCTAで使うテキストの調整を行っていきます。

step5:用途ごとにフォームを変える

ビジネスとしてメディアを運営されているのであれば、必ずお問い合わせや申し込みフォームがあると思います。

しかし、相談、申し込み、資料請求など、用途が別なのに全て一緒のフォームしているのは、検索して入ってきてくれた方の事を思うと、あまり得策ではないかもしれません。

例えば、フォームのお問い合わせ内容の項目に以下のような内容があった場合。

  • 無料相談
  • お申し込み
  • 資料請求

無料相談を希望していた方が「お申し込み」の単語を見た際、もしかしたら何か買わされるのではないか、無理やり営業されるのではないか、このように不安な気持ちが生まれてしまうかもしれません。

自分には関係のない情報が入っている事で、意識が分散し、離脱が起きる。

これを解決するためには、検索ユーザーが求める情報のみが記載されたフォームを用意する事です。

管理上の問題もあり、増やすことを躊躇するかもしれませんが、ここはあなたのコンテンツを見てくれた方へ真摯に対応できるよう、用途ごとにフォームを分けてあげるほうが親切だと思います。

インターネット上の事なので忘れがちですが、あなたが向き合っているのは、感情や思考を持った人です。

おもてなしの心があると、あなたのコンテンツを見てくれた方に、きっと喜ばれると思います。

step6:CTAのクリック率を高めるフォロー文章を入れる

CTAのリード文やボタンに使う単語も大事ですが、どうしようか悩んでいる方に対して、フォローの文章を入れてあげるのがオススメです。

オウンドメディアの制作を依頼しようか悩んでいる方に、こんなCTAボタンがあったとします。

無料相談をする

しかし、これだけでは「無料」「相談」ができるという理由しか見当たらないため、先に進んでくれないかもしれません。

さらにここから、クリックしてもらうためには、クリックをしてもらう、さらなる理由をつけてあげます。

無料相談をする
どんなに小さい事でもお気軽にご相談ください。

無料相談をする
ご相談後、お断り頂いても無料なのでご安心ください。

もしかしたらその方は、

「自分のこんな悩みなんて相談していいのかな?」
「相談した後に内容が受け付けられないって断られたらどうしよう…。」
「無料って言ってるけど、断った後はどうなの?」

このように、たとえクリックして相談へ進んだとしても、その先の過程への不安があり、先に進めるのを躊躇している場合もあります。

不安や悩みは人それぞれですが、これらをフォロー文章で解決してあげると、クリックをしてくれる確率が高まります。

後期2:キーワード一覧の拡張

あなたがコンテンツを作る、もしくは管理している立場であれば、キーワードの一覧を持っていると思います。

急ぎ足で進めて、ちゃんとしたものは用意できていない場合でも大丈夫です。

コンテンツを作り続けていくと、最初に想定していたキーワード以外のキーワードがたくさん見つかってくる頃かと思います。

例えば、web制作をテーマにしたメディアを運用していた場合、制作関連のコンテンツを多く投稿していたけど、web担当者が使いそうなエクセルの使い方であったり、ビジネス文章などの情報も必要だと思い始めてきた、など。

こういった場合は、最初からコンテンツ戦略としてまとめておいたキーワード一覧に入っていなかったとしても、問題ありません。

やはり、運営し続けると知識が増えていく、そして検索して見にきてくれている方の事を理解し始めたからこそ、新しいキーワードに気づくことができているため、嬉しいことだと思って頂ければいいと思います。

また、この時期は運営し始めた時より、競合・ライバルであるwebサイトやブログの情報も明確に認識できる時期に入るので、このタイミングでライバルチェックを行うと、新しい発見があって楽しいと思います。

競合・ライバルのチェックツール
ubersuggest

しかし、あまりにも競合・ライバルを意識しすぎるのはよくありません。

競合・ライバルに意識を向け出すと、他社をどう出し抜くかを考え出し、あなたのコンテンツを見てくれる検索ユーザーへの意識が薄れてしまうから。

あなたが意識を向けるべきなのは、検索ユーザーであり、人です。

その点だけは注意して、キーワード一覧の拡張を行なっていきましょう。

インターネット調査の活用

コンテンツを作る為に、今までキーワード調査・口コミ・お客様からの問い合わせなどの情報からキーワードを抽出してきました。

しかし、あるコンテンツを作る際に、どうしても定量的な評価が必要となったため、インターネット調査のサービスを使い、アンケートを実施。

インターネット調査の目的

あるターゲット層に対して、どんな色を好んで使っているか人数を知り、その数値を使ってコンテンツを作りたかったからです。

100サンプルあれば、調査としては十分だと言われていましたが、ここに関しては競合・ライバル会社もまだ手を出していなかった1,000サンプル分での依頼にしました。

インターネット調査会社の選定

正直初めてだったので、どこがいいのかまったく分かりませんでした…。

そのため、相見積もりをして、以下を比較。

  • 調査のしやすさ
  • 担当者の信用度
  • 調査金額(予算があった為)

インターネット調査の3社様にお声がけをさせて頂くと、3社ともサービス・サポート・金額的にはほとんど変わりませんでしたが、やはり担当者の信用度に大きな違いを感じました。

初めてのことだったので、信用度が大きい担当者さんのいるところへ依頼。

調査項目の設定

インターネット調査会社さんには、モニターと呼ばれる、何十万人と調査員さんを多数確保しているようです。

その調査員さんから、私が調査をしたいターゲット層だけをフィルタリング(スクリーニング)して、調査したい方のみを抽出するために、まずはフィルターの項目を設定。

  • 性別
  • 年齢
  • 住所
  • 仕事

さらに、この調査員さんたちへどんな質問をしたいのか、調査項目を設定。

  • 色や定性的な質問(5~10つ前後)

調査したいターゲットによっては、条件がマッチングする方々が少ない場合もあり、そうなると欲しい調査サンプル数が集まらない事もあるようです。

また、調査項目の数によって金額が変わってくるようなので、調査会社へ質問数によっての金額の違いを確認しておきましょう。

私の場合は、調査項目の設定からしっかりサポートに入ってもらえたので、かなりスムーズに進めることができました。

調査の実施

調査はインターネット調査会社さんにお願いしているので、あとは結果待ち。

ここは特にする事はありません。

調査の納品

集計が終わり次第、調査してもらった内容を納品頂きます。

頂く調査結果をそのまま見ても分からず、必ず精査しないと使えないことがほとんど。

そのため、インターネット調査会社さんによっては、独自の集計ツールをセットで提供してくれる場合もあるので、それを活用して欲しいデータを取り出して使用します。

調査結果をコンテンツへ反映

調査結果の内容をコンテンツへ組み込み作り込んでいきます。

「第三者機関で調査した結果」ということを提示したい場合には、インターネット調査会社さんへ事前に、どのような表記をしていいのか確認しておく必要があります。

インターネット調査会社さんによっては、自社の名前を出してはいけない場合や、一旦社内審査をしてもらってから会社名の掲載許可がでる場合もあります。

その他、調査結果を最初に想定していた使い方だけではなく、視点を変えれば別のコンテンツへ使える場合が多々あります。

最初の用途は1つだったとしても、分析の視点を変える事で4つも5つも、コンテンツへ利用することができるため、最初に調査へ掛かった費用以上の元は取れると思います。

参考:100サンプル 5~10万円
参考:1,000サンプル 10~20万円
※ 一度フィルタリング(スクリーニング)を行ったターゲット層に対して再度調査を行う場合は、改めてスクリーニングをしなくて済むので、費用が安くなる場合があります。

自社アンケートの集計を利用

私が運営管理しているマッチングサイトでは、お客様方にNPS(ネットプロモータースコア)と呼ばれる推奨度や、スタッフの対応面~お悩み不安などに関するアンケートを取っています。

また、マッチングサイトへの加盟を希望する会社さんに対してもアンケートを行っており、これらの内容からも新たなキーワードを発見できたり、コンテンツ作りへ活かしています。

お客様へのアンケートに関しては、

  • 相談後
  • サービス利用中
  • サービス利用後

この3つのポイントでアンケートを取っており、それぞれのタイミングによって、お客様の感情・悩みなども変わってくるので、コンテンツマーケティングには欠かせないものとなっています。

後期3:アライアンスの強化

ある程度、コンテンツ作りにも慣れてきて、メディア自体のアクセスも継続的に成長してきたころ、気持ちにも余裕がでてきたので、さらに伸ばしていくためにはどうすべきかを考え出しました。

方針としては、検索して見にきてくれる方々の満足を高めるため。

その考えでいくと、私達がもっていない専門性があるコンテンツを作り、さらに密度の高い情報が多いwebサイトにできるよう、各種の専門家にアライアンス(記事執筆)をお願いしに行きました。

  • 気象予報士
  • 弁護士
  • 自社マッチングサイトの加盟会社
  • 介護福祉士
  • 西洋占星術家

など、コンテンツのテーマに少しでも関係ある専門家へ相談。

直接会って交渉したり、メールだけの相談でOKを頂いたこともありますが、コンテンツマーケティングを加速するための、アライアンス強化も行いました。

後期4:コンテンツを評価してあげる

あなた自身やチームメンバーが作ったコンテンツが、どのくらい検索ユーザーから望まれているものになっているのか、評価してあげることも大切です。

細かい指標を設けたり、会社からの評価のされ方によっても、コンテンツの評価軸は変わっていくと思います。

step1:定量的な評価

  • PV数の成長推移
  • UU数の成長推移
  • CV数の成長推移
  • メディアの成長によっての売り上げ推移

特にPVやUUなどの数値が元に評価される事が多いと思いますが、私の場合は以下で評価しています。

  • 滞在時間
  • リピーターの割合
  • CVへの貢献度(GAでいうページの価値)

やはりPV・UU・CVなどの数値は、上にも報告がしやすくて、調べやすい数値でもあるため、評価としていると思いますが、私の場合は滞在時間・リピーター・CVへの貢献度でページを評価するようにしています。

その理由としては、

滞在時間
→見てくれている時間が長いほど信用度が高くなると想定できるから※ 欲しい情報がなくて探し回っているから長い場合も考えられます。

リピーターの割合
→接触回数の多さが親近感を上げてくれていると想定できるから

CVへの貢献度
→信頼を感じてくれていると想定できるから

全てがメディアへの信用を測るための評価。
ページ単体での評価としても、全体の評価としてもこの3つを大事にしています。

「コンテンツを作り続けるのは、検索ユーザーからの信用を得るためのものだから。」

この方針にしたがって、滞在時間・リピータの割合・CVへの貢献度をチェックして評価し、低ければ改善の繰り返しを行なっていきます。

step2:定性的な評価

定性的な評価をするために、実際にターゲットとなる層の方々にインタビュー形式でのヒアリングを行います。

「ヒアリングを行います」とカッコ良く言ってみましたが、実際に対面でヒアリングを行うユーザー調査は初めての経験だったので、最初は某大手人材会社でユーザー調査を専門にしていた方にお願いして、手伝ってもらいました。

コンテンツマーケティングの評価だけでなく、webサイトのUIやUXなど、サービス全体の評価を得るために調査をしています。

流れ項目詳細
step1調査目的・結果の仮説・方針決め何のために、ターゲットとなるユーザーへ、対面ヒアリングを行うのか。そして、何の情報を知りたいために行うのか。メンバーで共通認識を持って進めるために、必ず決めておきます。
step2調査内容の精査どの部分を調査するのか、どういったやり方で調査をするのか。それらをまとめて質問項目まで作ります。
step3調査対象者の確保対面でのヒアリングに応じてくれる方を探します。ここは、専門の会社へ頼むのが一番早いです。
step4調査環境の用意調査をするための部屋(インタビュー部屋と、リアルタイムで内容を確認する別部屋)、調査機器(スマートフォン、カメラ・ビデオカメラ・パソコン・マイクなど)を用意する。
step5調査実施60分前後の時間を頂いて、インタビューを実施。質問項目に回答してもらうだけでなく、実際の画面を見てもらったり、操作もしてもらいながらヒアリングを行う。
step6調査後のフィードバックヒアリングした内容を精査して、改めてチームメンバーで結果を確認する。結果を元に、最初に想定した仮説と比べてどうだったのかを検証、その後改善施策を考えて実行。

大まかな流れはこのようになります。

コンテンツマーケティングでは、インターネット上の反応ばかり気にしてしまいますが、実際にその場のリアルタイムな感想を聞くことも、ユーザー理解へ繋がるので、手間はかかりますがやって損はないと思います。

step1:調査目的・結果の仮説・方針決め

インターネットを使った大量のアンケートではなく、実際に対面にてヒアリングを行うユーザー調査は、手間も時間もお金もかかります。

しかし、コンテンツマーケティングにおいては、インターネット上で分かる反応だけではなく、目の前にいる人の反応を見ることで、より深く対象人物のことを理解し、さらにコンテンツマーケティングの精度を高めていくことも必要なので、ユーザー調査はコンテンツ制作者にとって大事な体験だと思っています。

まずは現在どんな課題を持ち、どんな反応を確認したいか改めて精査。

例えば、webサイトの印象をどう思っているのか、コンテンツの内容は満足いくものか。

こういった理由でもいいと思います。

私の場合は、

  • テーマに対する悩みごとや情報収集の手段を把握
  • マッチングサービス検討時のフローや困りごとを把握
  • 自社サービスのユーザビリティ課題を明らかにする

コンテンツマーケティング単体ではなく、マッチングサイト全体としての調査のため、上記のような内容に。

しかし、コンテンツマーケティングに対する内容も、調査目的の中に含まれているので、このまま進めていきます。

調査の方法としては「デプスインタビュー」と呼ばれる、1対1の対面形式のインタビューで、本人が普段気づかない事なども引き出し、課題発見の手がかりを見つける手法を行いました。

step2:調査内容の精査

調査内容は、調査実施時の進行手順でもあるため、インタビューさせて頂く方に、警戒心を解いて、思った事や感じたことをそのまま言ってもらえるような内容と質問の順番が必要となります。

まずは、ご自身の事を自ら話してもらい、その後に聞きたいことを質問していく。

インタビューさせて頂く方によっては、想定外の方向に進んでしまうこともあるため、予め決めた質問内容が全て聞けなかったとしても、必ず聞くべき内容の優先度は付けておき、それだけは聞けるよう準備をしておきます。

step3:調査対象者の確保

私達の場合は、ユーザーインタビューの実施または人員確保などを専門にやっている会社にお願いしました。

初めてということもあり、自分たちでインタビューをさせてくれる人を見つけるのも、管理するのもできなかったためです。

ここは、専門家に頼んで確保してもらった方がオススメです。

step4:調査環境の用意

調査をするためにいくつか必要なものがあります。

  • 調査実施の部屋
  • 実施風景を確認できるモニター部屋
  • 調査風景を撮影するビデオカメラ
  • 会話の声を拾うマイク
  • 調査時に使うスマートフォンやパソコン
  • ホワイトボード(モニター部屋で使う)と付箋 ※無ければノートでもOK
  • お菓子

この中でも調査に関係なさそうなホワイトボート・付箋・お菓子に関しては、実は重要だったりします。

ホワイトボードはモニター部屋にて、調査対象さんに関して気づいたことなどを付箋に書いて、メモを残していく。

録画した映像を見ればあとで分かりますが、インタビュー時の声や仕草なども含めて、その時感じたことを残しておくことで、最終的に行うフィードバックで利用します。

お菓子は、調査対象者さんの心理的な安らぎを作る為の秘密兵器です。

お菓子が有るのと無いのでは、かなり違ってくるので、お菓子はぜひ用意しておくのがいいと思います。

step5:調査実施
  • 司会
  • 調査対象者さん
  • 書記

この3名で実施。

ほかのメンバーは、別のモニター部屋で待機、耳を澄ませて調査映像を見たり聞いたりします。

司会が調査内容に沿って確認していきますが、調査対象者さんの会話を元に、進め具合や展開を即座に切り替えて、必要なことを聞き出していく。

また、時間が限られているので、タイムキーパー的な役割をしながら進めていきます。

パソコンやスマートフォンの操作する手元を撮影する場合は、撮影機器が扱えるスタッフが素早く準備。

この他にも、インタビュー中に何個も準備や設置をする場合もあるため、その都度素早く準備していく必要があります。

step6:調査後のフィードバック

調査した内容を元に、全体傾向・行動パターン、そしてwebサイトやコンテンツの評価に関する内容をまとめていきます。

コンテンツマーケティングの部分関して、最初の調査の際には以下のような評価をもらいました。

  • 具体的な料金を知りたいが情報が抽象的
  • 専門用語が分からない
  • 「~なことがありませんか?」などに共感する表現が多い
  • 全体的に文字が小さい
  • イラストがあった方が目を引く

など、ターゲット層がコンテンツを見た際に、どのような感情や意見を持つのか、定性的な意見を聞く事ができました。

コンテンツマーケティングを行っていると、その業界に精通したり、関わる人達のことを理解したつもりになってしまいますが、実際には分かってないことの方が多いです。

自分勝手なイメージを押し付けないで、驕らず常に検挙な気持ちでターゲットと向き合うために、必要な時間を作ることがオススメです。

KPI・KGIについて

KPI:各ポイントでの目標達成度を示す指標
KGI:最終的な目標に対しての達成度を示す指標

メディア運営に必要だとされている評価指標だと思いますが、私は全くしてきませんでした…。

それには理由があり、最初の立ち上げ期〜成長期に関しては、常に状況が変化していくと考え、最初から決め打ちで出した目標に対して達成度を測っていくのが非効率に思えたからです。

それだけ大きくグラグラと常に状況が変化していたので、ある程度の指標だけを持って進めていきました。

今でもそれは間違いだと思っていませんし、逆に細かくKPIを用意して評価するリソースも、私1人では確保できなかったため、KPI・KGIは完全に思考の彼方へ追いやっていたのが正直なところ。

しかし、ある程度の成長ができたこのタイミングで、改めてKPI・KGIを作ってみたいと思っています。

後期5:コミュニケーション経路(タッチポイント)の再認識

コンテンツを作る初期段階で、検索してくれる方の行動履歴のイメージが大切だとお伝えしていましたが、メディアの成長が進みに連れて、検索以外での流入も増えてきます。

  • Instagram(インスタグラム)
  • Facebook(フェイスブック)
  • Twitter(ツイッター)
  • LINE(ライン)
  • Pinterest(ピンタレスト)

などの各種SNSであったり、

  • 認知ユーザーからの口コミ
  • 雑誌
  • TV(テレビ)
  • ラジオ

こういった様々な媒体経由からのアクセスもあり、最初のコミュニケーション経路と異なり、さらにタッチポイントも増えているはずです。

改めて、あなたのメディアがいろんな人たちと、どのような繋がりができているかを知ると、コンテンツやメディアの認知を大きく伸ばす施策を思いつくかもしれません。

検索して見にきてくれる方のみを対象にしていてもいいですが、さらに拡大できるチャンスでもあるので、改めてコミュニケーション経路・タッチポイントを確認してもらうのがオススメです。

後期6:パートナーの活用の有無

あなたのコンテンツ制作チームが少人数であったり、リソースが足りない状態だと、外部のパートナーを探すこともあると思います。

私含めて2人しか記事コンテンツの制作者がいないため、5ヶ月間ほど外部パートナーにお願いして、コンテンツを作ってもらった事がありますが、今では全て取りやめました。

リソース不足でカバーできないことや、もっとコンテンツを作りたいという思いがあったのですが、以下の理由から結果的に内製に戻した経緯があります。

  • 熱量が足らない
  • 製作者の知識不足で結果的に編集の手間がかかる
  • 自分が作ったコンテンツではないため編集でモチベーションが上がらない

依頼するのに、文字単価2円〜と、非常に安い金額でお願いしていました。

また、自社に合う人を探すために何人にもお願いしたのですが、結果的に合う人にも巡り会えず、編集でさらに時間がかかることになり、スタッフのモチベーションや熱意の低下から、外部パートナーにお願いするのを止めました。

関わり方を変えたり、もっと高い費用でお願いすれば、良い方とも巡り会えたかもしれませんが、そこまで予算を出せない状態なのと、やはり一番は熱量の違いからか、編集が大変になる事が続いたためです。

どんなに良いものを仕上げてもらったとしても、自社の事業を本気で考えてやってもらっている訳ではないので、どうしても文章から感じる熱量が違う…。

これは、お願いした外部ライターさんが悪いという訳ではなく、運営方針やコンテンツ制作の方針の問題。

結果的に、内製で想いを共有しているメンバーに頼む事が、熱量を保ちつつ、見てくれる人のためになるコンテンツが作れるという判断となりました。

結果:コンテンツマーケティングのマネタイズ力

様々な施策を繰り返しながら、自分の中でコンテンツマーケティングを作っていき、今に至ります。

結果としては、約46倍にPVが成長し、売り上げもそれに比例して上がりました。

やり方としては、SNSや広告に頼らず、オーガニックで入ってきてくれるユーザーを増やすことに特化したやり方となっています。

もし運営初期に、SNSや広告などに力を入れて、見込みの低い方ばかりが大量にアクセスしていたら、コンテンツマーケティングを考える事や手を止めてしまっていて、今の成長はなかったと思います。

なかなかアクセス、そして売り上げが上がらないことにヤキモキしながらでしたが、コンテンツマーケティングを地道に行なったおかげで、身の丈にあった成長ができていると感じています。

私1人だけではなく、最初から数十人規模でやっていたら、もっと早い成長が実現できていたかもしれませんが、自分自身のコンテンツマーケティングの型もできなかったり、想いを持って継続して関われなかった。

まるで母のように、少しの成長でも喜んでいけた環境があったからこそ、メディアを成長させる楽しさを自分の喜びにする事ができたんだと思います。

なかなか成果が出ないのに、ずっとこの事業に携わらせてくれた会社には感謝です。

間違ったコンテンツマーケティング

3年間コンテンツマーケティングをした中で、いくつか失敗した内容もあったので、書いておきたいと思います。

失敗といっても、私のやり方や考え方が悪かったのか、テーマにしていたジャンルだから合わなかったのか、色々な要素が絡んでいると思うので、もしかしたらあなたが試したらうまくいくかもしれません。

それを念頭に置いて見てもらえればと思います。

失敗1:他社で成功した事例をそのまま真似た

インターネット上では、メディア運営やコンテンツマーケティング、集客に関する成功事例が数々掲載されています。

無料で配布されているebookを見たり、時には有料のセミナーにも行って、成功しているやり方を持ち帰って試していましたが、どれもうまくいかない…。

やり方や仕組みを真似る事は簡単で誰でもできます。

しかし、テーマ、ターゲット、運営スタッフの体制、会社の方針、事業内容が変われば、全く同じようにはできない事気づきました。

もし、同じやり方や仕組みを用いて誰でも成功していたら、世の中もっと成功者だらけになっているはず。

そうならないのは、それぞれの状況が違うからに他なりません。

また、完全にコピーしたものをそのまま使ったとしても、その考えに至った経緯や、仕組みを考案する際に苦労した事、スタッフの力量なども違うため、真似たとしてもうまくいかないのは当然ですよね…。

今は自分たちにしかできない、成功の方法を探す方へシフトしました。

失敗2:手間のかからないコンテンツの作り方を考えた

最初は私1人でコンテンツマーケティングも、webサイトのパフォーマンス向上も、問い合わせ顧客への対応(一部)など全部を行なっていて、時間がいくら合っても足りない状況でした。

そのため、なるべくコンテンツを大量に作れるように、手間がかからなくすぐにコンテンツ化できるやり方を一時期考えていましたが、自分の気持ちと相反する事だったので、途中で息が苦しくなり止めました。

せっかく見にきてくれている人のために、この考え方は失礼だと…。

そもそも手間をかけなければ検索ユーザーの満足は得られないし、競合・ライバルよりも良いものが作れない。

時間をかければ必ずしも良いコンテンツができるとは限らないですが、検索ユーザーに最高に満足してもらうためには、それなりの準備(情報集め、情報の検証)とコンテンツ化に時間がかかるため、手間をかける方にシフトしました。

質が良いコンテンツとは何か

オウンドメディアなど、自社メディアの運営にて、集客を伸ばす時はコンテンツマーケティングが欠かせません。

しかし、「コンテンツの質が高いの作ってよ」と言われた場合、これに対して私もなかなか回答が出せませんでした。

「質」がそもそも大きな範囲を示す言葉なので、

  • 文字が2,000文字以上
  • 見出しが5個〜8個以内
  • 動画を入れる
  • タイトルのキーワードは3つまで

などなど、何かの指標を入れたくなってしまいますが、今なら私なりの考えを持って回答する事ができます。

質が良いコンテンツとは
気持ちのアップデートを行い、前へと進ませるもの。

この中には、文章の読みやすさ分かりやすさ、情報量など、様々な要素が含まれており、それらをまとめて上記の言葉で表しています。

検索キーワードは、悩みや不安が形になったものが多いため、このような発想・考えになりました。

もしかしたら、有名な大手メディアの編集者さんや、記者さんなど、プロのライターではなく、私自身が素人文章しか書けないからこその発想かもしれません。

しかし、どうしても見てくれる人の、感情・心情を抜きに考えられなかったので、このような回答となっています。

未経験の私が約10,950時間(3年間分)使ってライティング・コンテンツマーケティングを学んで分かった事

もし感情がないコンテンツだったら、それはただの無機質なマニュアル本。

もし感情があるコンテンツだったら、実演販売をその場で見せて気持ちを引き寄せ、さらに購入まで促してくれる優秀な相棒に。

コンテンツでは、人の感情を抜きにしては考えられないということです。

インターネットという大きな架空の世界を利用して、利用する人が数値として数えられていますが、数値ではなく感情を持った人間だという理解が、コンテンツマーケティングには必要だと分かりました。

コンテンツマーケティングに必要な、たった2つの事

コンテンツマーケティングに必要なのは、文章を書く力ではなく、以下の2つが大事だと気づかされました。

ライティングやコンテンツマーケティング初心者であった私が、ある程度の結果を残す事ができたので、1つの考え方としてはアリだと思います。

  • お客様の声を直に感じる事
  • 継続して関わる事

今の世の中、いかに時間を減らして働くかが重要視されているので、時間をかけてメディアを成長させていくのは時代の流れに反しているかもしれません。

しかし、好きな事や楽しい事をしていると時間の感覚を忘れて、いつまでもできてしまったりします。

私にとってはその対象が、会社で運営しているメディアだったので、大変ですが嫌になったことは一回もありません。

それも、メディアを通して、本当に困っている方々を知り、その方々の力になりたいという想いが持てたからこそ、今があります。

コンテンツマーケティングだけでは成長はできない

メディアは、コンテンツマーケティングだけでは成長はできません。

webサイト(オウンドメディア・ブログなど)のデザインと中身(コーディング)とセットに考えるべきです

もしここの2つで、対応している人や部署が完全分断されているようだと、うまく進めづらいので気をつけてください。

ある程度アクセスが多くなってくると、分業して効率的に作業を進めようとすると思いますが、やっていい効率化とやってはいけない効率化があるので、そこをきちんと見極めなければいけません。

やっていい効率化
→単縦な作業、報告、連絡など

やってはいけない効率化
→検索ユーザーの気持ちを知ること

効率化の意味を改めて考え、進めてもらえるといいと思います。

コンテンツマーケティングの考え方

私がお伝えしたコンテンツマーケティングのやり方は、初心者だった私でもできたことなので、あなたにもできると思います。

地味で大変だと思われるかもしれませんが、私にとっては楽しくエキサイティングなことだと感じていたので、続けられるんだと思います。

今回、私が実施したことは、webデザインの経験が根底にあったため、コンテンツマーケティングとセットでwebサイト側のパフォーマンスを改善し、さらに事業フローや顧客への対応も行い、コンテンツマーケティング単体ではなくサービスとして全体を対応していた事が、かなり大きかったと思います。

そんなに全部やってたら中途半端にはならない?と当然思われますが、もちろん全部が完璧にこなせているわけではないので安心してください。

しかし、おかげでコンテンツマーケティングを単体ではなく、サービス全体を作るための1つとして考える事ができ、サービス(マッチングサイト)とコンテンツマーケティングを一緒にして考えることが出来ました。

実際に運営管理しているマッチングサイト(BtoCtoB)に関しては、書きたい事がたくさんあるので、別の記事にしたいと思います。

今も分からないことだらけで、コンテンツマーケティングに終わりと正解はないと感じている今日この頃ですが、毎日楽しく仕事ができています。

最後に、この記事を見てくれたあなたへ

コンテンツマーケティングは、街を作っている感覚に似ているかもしれません。

コンテンツ
→建物の創出や人の呼び込み

webサイトの改善
→土地や道の整備

ちょっとゲーム的な要素を感じつつ行うと、より楽しいと思います。

そして、私が書かせてもらった内容を実践してもらっても、もしかしたらうまくいかないかもしれません。

それは、私とあなたの状況が違うから。

ぜひ、こういう考え方もあるんだと思って、あなた自身に、もしくはチームの中に溶け込ませる形で利用いただくのがオススメです。

コンテンツマーケティングにおいて、絶対的なものはないと思っていますが、自分の時間をフルに使ってでも行う価値ある楽しいものだと思うので、ぜひあなたにもメディアを成長させる楽しさを知ってもらえると嬉しいです。

最新の記事