「毎日が、すごく息苦しい…。」
テレワークが許可されていないため、仕事をするためにオフィスへ行くけど、職場の雰囲気が最悪で毎日がしんどい。
職場環境が悪くなっている、または悪いのに気づかず頑張り続けている方もいますよね。
まず、あなたの職場は「良い」のか「悪い」のか、チェックしてみませんか?
他の職場を知らない場合は、比較の参考になれれば嬉しいです。すでにヤバすぎて転職を少し考えている場合は、ミイダスであなたの市場価値を確かめておくのもオススメ。著者:osugi
従業員のメンタルを壊すヤバい職場に共通した特徴
ヤバい職場とは、従業員を会社のコマとして見ておらず、働かせ続けるような職場だと「ヤバい」と感じますよね。
しかし、人によって「悪い」「良い」は変わってくるため、正解はありませんが、ヤバいと言われる職場には共通する特徴があります。
- 長時間労働
- 休みなし
- 従業員の感情無視
労働環境としてふさわしくない三拍子が揃っている。
疲れすぎていると、頭も働かなくなり、目の前に積まれた大量の仕事量に忙殺されて、考えることもできない。
そんな時は、チェックするだけは出来ると思うので、あなたがヤバい職場の中に入っているかどうかだけでも確認してみてください。
私の友人は、ヤバい職場に当たってしまい、蕁麻疹などが出るようになって、ストレスから会社に行けなくなりました…。そういった事がないよう、早めに気づいて、行動を起こして頂くのがオススメです。
ヤバい職場のチェック項目一覧
職場環境の悪化レベルを3段階に分けてみました。
下記は、実際に私が体験した情報も入れていますので、あの時を思い出すと心臓が痛いのですが…あなたの職場は「大丈夫なのか?」「ヤバいのか?」確認してみてほしいです。
レベル1
「お先に失礼します」が常習化している
あなたが退社する時、必ず「お先に失礼します。」と周りを気遣った言葉を発している場合、メンタルが崩れてきているかもしれません。
先輩を残して帰ったり、仕事が終わってないのに帰る場合もありますが、帰る時に「申し訳ない」という気持ちを持ったまま帰っていると、それが日に日に大きくなって心の負担にもなります。
自分から言うのであればいいですが、会社のルールとして強制されている場合はもっとヤバい。
先に帰る=悪だと思わせている職場は、あなたの心をコントロールしようとしている可能性もある。
上司が帰らないから帰れない
これはあるあるですよね…上司が先に帰ってくれないと、怖くて帰れない雰囲気。
残ることが日常となっている職場にとって、先に帰るのは悪いことだとみんなの共通認識になってしまっている。
この場合、上司ではなく先輩でも同じ現象となり、結果的に残り続けなければいけない。
残業と一緒にストレスも増えていきます。
飲み会の強制参加
飲み会は、会社にとってコミュニケーションの一つですが、昔のように強制参加を強いている職場もまだ残っています。
他にも、飲み会の幹事は必ず新人が行うルールになっていたり、参加したくない人ほど不利な暗黙のルールがある場合も。
早く帰りたくても帰れない、早く帰れるのに帰れない、選択肢を徐々に奪われて窮屈な思いを感じていきます。
トイレなどクローズドな場所で従業員の悪口が多発
普段は仲が良さそうなのに、誰も見ていない場所、または少人数になった途端、悪口が出るわ出るわ…。
表面だけ取り繕って、内心はドロドロの感情を持っている方が多いと、どこで何を言われているか分からない恐怖もあれば、その悪口大会に巻き込まれる場合も。
基本、悪口はマイナスパワーを帯びているので、受け続けたり言わされ続けると心身が病んでいきます。
知らない間に溜まりすぎて、起き上がれなくなったりメンタルの限界が来ていることもあります。(殺伐とした職場!)
そもそも会話がない
職場に人が集まっているのに、そもそも従業員同士の会話すらない、殺伐とした職場は息がつまりますよね。
チャットやメールのコミュニケーションが通常であればいいですが、それもなく会話もない、ただただ各個人の仕事だけが行われている。
高圧的な職場を「ヤバい」と表現されがちですが、まったくお互いに無関心な職場も相当ヤバいです。
従業員無視なルール変更
現場へ何も確認せず、いきなりトップダウンで昨日の当たり前が無くなってしまう職場もある。
俗に言う「鶴の一声」ですが、コロコロと何も考えていないような変更が繰り返され、現場は何度も付き合わされていると、社長・会社への不信感しか残らなくなりますよね。
ヤバい職場に多い特徴として、トップダウンによるルール変更が頻繁にあります。
上司の仕事の仕方に合わないと注意される
仕事の基本は先輩・上司に教わりますが、人によってはそれが合わなかったり、自分なりの進め方をした方が良い結果を生むこともある。
何でも自由にやるのは違うのですが、パフォーマンスが高い方法を選べば結果的に成果は高まりますが、いつもの方法が崩されることを極端に嫌う上司もいます。
何か新しいことを提案した際なども、まったく聞き入れてくれずに、いつまで経っても同じやり方で、非効率な仕事ばかりするようになる。
だんだんと仕事をするモチベーションすら奪われてしまいます。
レベル2
有給は一切取れない
ヤバい職場の特徴に、休みや有給を取るようものなら、周りからの冷たい視線を一気に受けることがあります。
たとえば有給は、働く人の権利の一つなのに、その権利を使わせない。
休み=悪の共通認識を持っているのと、休みを取ったことでひどい扱いを受けることを恐れて、休めないループが続いている。
特定の人に対する当たりが露骨にきつい
大人になったとしても、特定の誰かを攻撃することで、満足するような方もいます。
そのような人がいる職場は、そもそもがブラックな職場となっており、ストレス発散のはけ口にされている場合も。
社内の誰も助けず常習化していると、さらに職場の雰囲気が悪化するため、崩壊が近づいているかもしれません。
お客様には嘘が当たり前
たとえば受注を取るために、平気で嘘を付くような職場もありますよね。
仕事やお金のために嘘を嘘で重ねていくため、本当が分からなくなってくる。
嘘を付き続けることで、心も乱れていくため、仕事をするのが苦しくなっていきます。
私の今の同僚は、仕事のために嘘が常習化していた職場に耐えきれず、転職してきたと言っていました。
仕事で必要な備品や交通費が経費で落ちない
役職者は十分な給料をもらっているのに、その他にはものすごくケチで、交通費や備品購入にすらお金をかけさせてくれない。
いつも立て替えをしますが、それでも段々と溜まっていけば、金額が膨らんでいきます。
「経費を使うなら仕事を取ってこい!」など、交換条件にされている場合も。
レベル3
土日祝の仕事は当たり前
有給が取れないだけでなく、土日祝日の仕事も当たり前になっている職場はかなりヤバいです。
自主的に、仕事が好きだからこそ土日祝を返上して対応しているならいいですが、強制的にさせられている場合は、心へのダメージが計り知れない。
選択権なく仕事をさせられる状況は、心も身体も壊れやすくなります。
出社時に朝まで仕事をしていた人が寝ている風景を頻繁に見る
常に仕事に追われて、一分一秒も足りないほど仕事が多い場合は、夜通し会社で仕事をしている人もいます。(私も何度か経験がありますが、辛い…)
出社すると、毎回誰かしらが休憩室やデスクで寝ている…私が見たのはダンボールを敷いて、床で寝ている人でした。
家に帰らず仕事をしている人が頻繁な会社、相当無理をするのが当たり前になっているため、すぐに限界が来てしまいます。
上司は変わらず部下ばかりが異動・退職続き
上司は変わらないのに、部下ばかりが異動したり、退職が続いている部署ありませんか?
上司自身は自分が悪いことに気づいておらず、部下からどんどん離れていってしまっている状況。
会社も見て見ぬ振りをして、結局は負のループが止まらないため、その部署に配属された人ばかりが不幸になっていく。
日常的に怒鳴り声がする
営業会社の場合は、多いかもしれませんが、常に上司の怒鳴り声が響き渡っている職場もある。
正直、一般的な会社ではありえない光景です。
人を人と思わないような状況は、ヤバい職場の決定打。
ヤバい職場にいる人のメンタルの特徴
ヤバい職場にいると、
1. 仕事量が多い
2. 急かされる
3. 早く仕事しなといけない
4. 考えるより先に行動してしまう
負のループに入ってしまって抜け出せなくなる。
他にも、自分は悪くないのに、回りからいつも責め立てられるような言葉、嫌味・妬み・悪口などマイナスな言葉を浴び続けて、自分が悪いと思い込んでしまっている場合も。
どうしても一人では脱出出来ない時は退職代行なども視野に入れる
本来であれば、自分から退職願を言い出すのが基本ですが、そうさせてくれない環境の場合は、言い出せないこともあります。
そのまま言い出せずにずっと耐えていると、精神的にも身体的にも限界が来てしまい、何かの病気を患ってしまったり、長期の体調不良に見舞われる場合も。
一人で退職を進められなかったら、今の時代は退職を手伝ってくれる「退職代行」などサービス化しているため、多くの方々が利用されています。
他にも、
- 労働基準監督署へ直接訴える
- 労働条件相談ほっとラインへ電話をする
- 労働基準関係情報メール窓口へメールをする
このように、今の状況を話して解決へ向かわせる場所を、国も用意してくれていますので、使って頂くのもいいかもしれません。
最後に。
私の経験も踏まえて、ヤバい職場の特徴をまとめてみました。
色々な体験をしましたが、もしかしたらあなたの方が、ヤバい職場を体験しているかもしれませんね。
レベル1~3まで分けたのですが、そもそもレベル1も軽い状況ではなく、心も身体も悲鳴を上げやすい環境になっている。
もし、このページの内容に引っかかる項目が多ければ、転職など早めの行動をオススメしたいです。著者:osugi