成果が「出る人」と「出ない人」の違い

  • 更新 | 2021.11.18 公開
成果が「出る人」と「出ない人」の違い

「なぜあの人は、仕事もできて、成果が上がっていくのだろう?」
「なぜ自分は、怒られてばっかりで、成果も出せないんだろう…」

他人と自分を比較することで、悲しい気持ちになる場合もありますよね。

周りの同僚や友人が、どんどん成果をあげていると、焦る気持ちもあると思います。

成果・結果を出し続けている人は、どんな思考をしているのか、その図式と共通点を見ていきたいと思います。

ちょっとの違いが、結果に大きく関わるなら、成果を出す人の思考のクセを知るのがオススメです。著者:osugi

成果を出す人の思考

あなたの周りで、成果を出し続けている優秀な人っていませんか?

見た目や行動は派手ではないけど、実際に「出せている成果」が大きい人もいますよね。

成果を出している人は、共通した考え方を持っています。

  • まずは行動する
  • 行動により過去を作る
  • 過去を活かすことで未来の選択肢を増やしている

少し大雑把ですが意外と単純で、行動から始まり、行動による経験値・体験を増やして、溜まった経験・体験を活用して未来への選択肢を増やし続けている。

成果を出せない人の例
新しいことを始めたいが怖くて進められない
 →そのまま行動もせず止めてしまう
成果を出し続ける人の例
新しいことを始めるのは怖いがまず動く
 →動いたことで得られた情報を活用する
  →どんどん改善をしてさらに良くしていく
   →結果的に成果が増えている

全ての起点は行動の有無ですが、その行動こそが成果を生み出す要因だと意識していることが大事。

最初から頭でっかちに考えず、行動することで思考が働いていく。

考えてばかりではなく、行動によって思考を動かすからこそ、良い思考になる図式です。

行動による成果の図式

成果を出す人は、頭のいい人、もともと権力やお金を持っていた人、そんな人ばかりではないですよね。

それなら、どのように成果を出しているのか。

未来    →→→→→→→→→→→→ 信頼・選択肢の幅
行動(今 →→→→→→→→→→→ 現場の最新情報
過去  →→→→→→→→→ 経験値・体験・信用・成果 が自信となる過去・今・未来が合わさる長さが長い人ほど成果を出せている

行動が基本軸として、過去に溜めた経験・体験・信用・成果が基盤を固めて、ブレない自分なりの思考を作り上げる。

過去を再活用することで、成果を出しやすい環境を作り、未来の幅を作っていく。

そこに対して、過去の信用が溜まり続けていることで、未来に好影響を与えている。

全ては行動による思考の発展が、成果の違いとなって現れてきます。

全ては成果を出せる思考を手に入れるために

昨日の当たり前が、今日は非常識になったりと、世の中のルールが昔よりも、ずっと変わりやすくなっています。

世界的な情勢により、法律の変更により、企業間の利害関係の衝突により、さまざまなことが常に変わり続けている。

VUCA(ブーカ)と呼ばれる、

  • 変動性(Volatility)
  • 不確実性(Uncertainty)
  • 複雑性(Complexity)
  • 曖昧性(Ambiguity)

このような、変わり続ける時代だと言われているため、今までの成功パターンが今日は失敗パターンとなることも多い。

その中で常に成果を出し続けていくためには、行動による情報収集にて、最善の打ち手をその時々で考えつく必要があります。

リアルな情報が思考に大きく影響する

今でもあるかもしれませんが、ず~っと会議続けで、何も決まらない、進まない、結果的に全ての行動が遅くなって成果が出せないプロジェクトの経験はありませんか?

どこでも簡単に情報取得ができる時代、誰でも少し行動すれば手に入るものが多くなってきたので、考えてばかりでは置いてけぼりになってしまいます。

大企業だけが、特定の誰かだけが、そんな有利な状況は少ないため、多くの方々が同じ土俵の上に立っている状態。

ここから抜きん出るためには、すぐ手に入らない現場で起こっているリアルな情報を手にして、その情報を元に思考を発展させ進んでいくしかない。

行動の速さが、そこで得た情報の活用が、成果を出すための要因となっています。

成果が出せない人の状況

成果が出せない人に対して、「やる気がない」「能力不足だ」と言えば簡単ですが、そんな簡単な話しではない場合もあります。

例えば、こんなシーン。

無理な営業をしてお客様をとってくる
 わがままにつきあう
  時間ばかりかかる
   そういう人は結果的にお金を渋るので売上が低い
    全てが合わさり利益が低くなる

これが常習化していると自転車操業的な状態になって、心も身体もすり減らすだけとなり、成果を出したくても出せない状況に追い込まれている場合も。

成果を出せていないと感じている場合、本当に自分のせいなのか?根本的なボトルネックは違う部分にあるのではないか?

改めて考えて、その原因を取り除くことから始めないと、ずっと負のループが続くため、成果が出ないかと思います。

最後に。

成果を出し続けている人は、結果的に「行動」から得られる「情報」を活用して「成果」へ還元させているサイクルを、うまく回しています。

最初から苦労をしたくないのは、みんな同じなので、効率のいい方法を探したり、誰か成功者から勝ちパターンを得ようとする場合もある。

しかし、周りで成果を出している方の多くは、成功者とまったく同じ方法で成果を出しているのではなく、自分に合う方法で情報収集を行い、思考の発展をさせているからこそ。

全ては簡単に手に入らないため、行動から得た情報を活用して、常に思考をアップデートさせることから始めるのがオススメです。著者:osugi

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