会社を辞めてほしい人のサインと周りの変化

  • 更新 | 2022.10.08 公開
会社を辞めてほしい人のサインと周りの変化

「なんか最近、当たりがキツくなってきたな…」

今までは仲がよかったのに話してくれなくなったり、直属の上司から避けられたり。

または自分だけ仕事量が増えたりして、社内から扱いの変化を感じた場合、もしかしたらあなたに対して「辞めてほしい」と周りが思っている可能性も。

あなたが今、本当につらくで辞めたいと少しでも思っているなら、ミイダスを使って市場価値を確かめておくと、次に踏み切りやすくなります。

仕事にも人間関係にも不安を感じるようになった時に、見ておきたい情報をまとめてみました。著者:osugi

段々と居心地が悪くなっていませか?

入社した当初は、周りからも期待され、仕事を教わったり話を聞いてくれたり、仲良くしてもらえていると感じていた。

それが今では、話しかけないでオーラを出されて話を切り出せなかったり、誘ってもらえていたランチにも呼ばれなくなってきた。

他にも、難しい仕事ではなく、単純作業で誰でもできるような仕事を大量に渡される。

段々と居心地が悪くなって、精神的にも肉体的にも辛さを溜め込んでいませんか?

不安が消えないような状態が続いているのであれば、もしかしたら周りから「辞めてほしい人」と思われて、雑に扱われるようになってきた可能性もあります。

少しでも、職場や人間関係に不安を感じたらチェックしたい項目をまとめてみました。

会社を辞めてほしい人の特徴と周りからの変化

自分だけは気づかず、周りから「辞めてほしい人」扱いされるのは、すごく辛い…。

しかし、その逆で勘違いして無用な不安を感じている可能性もあります。

まずは自分自身が辞めてほしい人に該当しているのかを確認してみましょう。

辞めてほしい人の特徴

  • いつまで経っても同じミスを続ける
  • 仕事を引き受けすぎて結局全部が中途半端になる
  • 質問など返答を溜め込んですぐに返さない
  • 感情の起伏が激しすぎる
  • 「仕事ができる」アピールをするが成果は出せていない
  • 正論、言い訳、ネガティブ言葉が常に続く
  • 周りの仕事の遅延を発生させている

辞めてほしいと思われている人には、ある共通した特徴があります。

何か問題があって辞めていく人は、結果として周りからは「辞めてほしい」サインが出てたように思うので、ぼくが見てきた今まで周りとうまくいかずに辞めていった、またはトラブルを起こしがちな人の特徴をまとめてみました。

いつまで経っても同じミスを続ける

会社としては成長してくれることを常に願っています。

そうすれば、いろんな仕事ができるようになり、その結果売上・利益が増えていくことに繋がるから。

基本的に成長志向を会社は求めますが、いつまで経っても同じミスを続けて、怒られ続けている人は会社の居場所を失っていく。

仕事を引き受けすぎて結局全部が中途半端になる

まじめ、気前がいい、見栄っ張り、頼まれたことが断れない方などは、どんどん周りからの仕事を引き受けてしまって、本人ができる範囲以上の業務を抱えてしまう。

引き受けすぎて、結果的にどれも少ししか対応ができない、または納期遅れなどもあって周りに迷惑をかけてばかりになります。

最初は色々声をかけてもらっていたものが、だんだんと声もかからなくなり、会社の居場所を失っていく。

質問など返答を溜め込んですぐに返さない

自分の業務に集中したい方は、とにかく目の前の自分の仕事を最優先に行っていく。

しかし、仕事は一人でするものではなく、周りと連動しながら進めていくものですよね。

同僚・部下・上司・取引先なども含めて、日々いろんなところから連絡が入ってきますが、それらの連絡に対して優先度を下げて連絡を返さない。

結果として、相手の仕事のスケジュールに穴をあけてしまったり、悪影響が広がってくため、会社の居場所を失っていく。

感情の起伏が激しすぎる

常に笑顔だったり表情豊かな人とは、一緒に仕事をしていても楽しいものです。

しかし、極端な感情を見せる方は、いつ何が発火するスイッチになるかわからず、話しかけづらいし仕事もしにくい。

感情の起伏が激しすぎてコントロールできず、周りに迷惑をかけている人は、会社の居場所を失っていく。

「仕事ができる」アピールをするが成果は出せていない

難しい言葉を使ったり、周りにアドバイスなどを行い、自分は「仕事ができる」アピールを繰り返していませんか?

もしかしたら、普段行っていることが周りの癪に障って、本当は扱いづらい人だと思われている場合も。

正論、言い訳、ネガティブ言葉が常に続く

社内コミュニケーションは、仕事をする上で欠かせませんが、話したくないと思われている人にはある特徴があります。

自分が絶対的に正しいと思っている考えから出る正論や反論、またはミスを認めず言い訳を繰り返したり、すべてにおいて「できない」「やれない」「無理です」のネガティブ言葉で返答をしている。

会話を断絶させるようなコミュニケーションをとっている方は、周りからはれもの扱いされてしまいます。

周りの仕事の遅延を発生させている

丁寧にやる、完璧を目指すなど、常に完璧主義を貫き通すスタイルの方もいますよね。

その仕事スタイルはもちろんいいですが、仮に前提を間違えてたり、途中で要件が変わった場合など、改めてやり直しにもなってしまう。

仕事が終わらないと、次に待っている人が着手できなかったり、全体の仕事を遅くしてしまう方もいます。

丁寧・完璧すぎるスタイルで仕事をしている人は、周りの仕事を遅くさせてしまい迷惑がられている可能性は高い。

周りからの変化

  • ルールや社内規定に対する注意が増える
  • 反論も返答も返ってこなくなる
  • 複数人から同一人物に対する不平不満が上がってくる
  • 面談回数がだんだん減っていく
  • 話しかけると迷惑そうな顔をされる
  • 周りが辞めていく(または異動していく)
  • よそよそしくなる(避けられる)

最近、会社内の居心地が悪いと感じるようになったら、上記の項目を確認してみてください…周りが変化してくると、だんだん辞めてほしい人認定されてしまっている場合もあります。

ルールや社内規定に対する注意が増える

今まではそんなことなかったのに、あれが守られていない、これが守られていないと、注意を受けるようになる。

指摘が入るということは、あなたに対して意識が向けられるようになり、より厳しく見られていることでもあります。

その原因は色々考えられますが、悪い意味で会社から目をつけられた存在になると、不要な人材として扱われ始めます。

反論も返答も返ってこなくなる

会話をすれば返ってきた返答もこなくなった、質問をしても返答が曖昧になった、このような社内コミュニケーションの滞りを感じ始めたら注意が必要です。

今までは話す価値がある人と思われていたのに、コミュニケーションがとれなくなってくると「会話をする価値のない人」だと認識されている可能性も。

会話しなくてもいい人は、社内でも重要な存在ではなく、いなくていい存在なので、辞めてほしい人認定されていると思ったほうがいい。

複数人から同一人物に対する不平不満が上がってくる

あなたに対して、複数人から同時に、またはタイミングは違くても同じように不平不満が上がってきた場合は、辞めてほしい人認定されている可能性は高いです。

不平不満を、あなたに直接あがってくればまだ両者の信頼関係があると判断できますが、それがあなたの上司や周りから入ってくるようになると、あなたへの不平不満が周りに広まっていることを指しています。

不平不満を言っている人はもちろん、それが会社(上長・社長など)に認識されると、当たりが厳しくなっていきます。

面談回数がだんだん減っていく

面談がだんだん減っていったら、辞めてほしい人にランクインしているかもしれません。

面談とは、面談者と面談を受ける側の両方の時間をとるものなので、忙しければそもそもとれません。

それなのに、わざわざ自分の時間を割いてまで面談してくれていたのは、必要な人材だと認識されているから。

もし、面談回数がだんだん減っていったのであれば、あなたに意識が向けられず、必要な人材だと思われてなくなっている可能性もあります。

話しかけると迷惑そうな顔をされる

これは結構な確率で辞めてほしい人に該当するのですが、話しかけると迷惑そうな顔をされる場合は、本当に注意が必要。

普段私たちは、感情を顔に出ないよう気をつけていますが、どうしても嫌なことがあると顔に出てしまう。

話しかけたタイミングで、相手の顔色がわるかったり、迷惑そうな雰囲気を感じたら、あなたと話す価値がないと思われている可能性も。

それがたまたまであれば勘違いですが、毎回であればこれはもう確実です。

周りが辞めていく(または異動していく)

会社として辞めてほしいと思われている人に限って、周りがどんどん辞めていきます。

その原因としては、周りのメンバーはいつも苦労させられたり精神的・肉体的にも苦痛を感じているため、先に離れてしまう。

周りの優秀な人が辞め続けている場合は、自分を辞めてほしい人だと認識しなければいけないかもしれません。

よそよそしくなる(避けられる)

話しかけたら嫌な、迷惑そうな顔をされるのはまだよくて、そもそも近づいてこなくなる。

避けられたり、極力接触を避けられるようになったら、辞めて欲しい人に該当している可能性あり。

仕事は周りと連携しながら進めるものなのに、そのコミュニケーション自体が避けられているなら、誰もが話したくないと思っている人だと認識すべきかもしれません。

辞めてほしい人に対する露骨な手口

  • 毎回残業しないと終わらな仕事量を渡される
  • 問題児だけで部署が新設される
  • 仕事がほとんど入ってこなくなる
  • 面と向かって嫌味やバカにされる機会が増える
  • 論理的ではない理由で給料やボーナスが大幅カットされる

「会社を辞めてほしい」と強制することはできず直接的なことはできないので、あなたに対して会社を去るよう気づかせるサインをみんなが送ります。

しかし、会社によっては露骨に「辞めてほしい」「すぐに辞めて」と、強硬手段を取る場合も。

毎回残業しないと終わらな仕事量を渡される

仕事ができない、仕事をしてくれない、さまざまな理由で会社が求める人材になってくれない人に対しては、会社としてもムダに給料を払いたくないので、辞めてほしいと思ってしまう。

しかし、なかなか辞めてくれないのであれば「辞めたくなる」ように仕向けてくるのですが、その代表的な手口としては、毎回残業が確定するような仕事量を渡してくること。

圧倒的な物量で押しつぶしてくる雰囲気があれば、辞めてほしいと思われている可能性は大。

問題児だけで部署が新設される

実際に、ぼくの会社であったことですが、社内で問題児と呼ばれる4人が集められた部署が新設されました。

仕事中にゲームをする人、反抗的な人、パワハラまがいを繰り返す人、仕事をしない人の4人。

どのようにして、部署が新設されたのか経緯は分からないのですが、業務改善室と呼ばれる部署が作られて、毎日何をしているのかさえ周りからも分からない。

結果として今では、その全員が辞めた・または他支店に移っていきました。

社内の問題児だけを集められた部署が新設された場合は、かなりの確率で退職部屋としての扱いだと思います。

仕事がほとんど入ってこなくなる

大量の仕事を渡して疲弊させる方法がある一方で、まったく仕事が入ってこない状態を作るのも、辞めてほしい人だと思われているサインの一つ。

仕事をしない・できない人を見限って、そして何か任せる信頼もないので、一切仕事を与えないようにする。

たくさんの仕事があるうちは、やることもあってまだいいのですが、何もせずただ毎日を過ごす苦痛は半端ないものがあります。

仕事をさせない=苦痛を与えて、早期退職を促す方法の一つにもなっています。

面と向かって嫌味やバカにされる機会が増える

社内はある程度のコンプライアンス(組織内のルール・倫理など)が保たれている状態ですが、そこを突き破ってハラスメント行為が行われている場合もあります。

嫌味や中傷を面と向かって言われたり、表立っては出さずに隠れたところで陰口を言われたりと、精神的な苦痛を感じるシーンが多くなっている場合は、あなたが雑に扱われている証拠。

辞めてほしくない人には、そんな態度はとりません。

論理的ではない理由で給料やボーナスが大幅カットされる

感情的だったり、上司の好き嫌いによって、根拠もなく給料やボーナスが減らされる場合は、かなりの確率で辞めてほしい人として認定されています。

もちろん、立てた目標を達成できなかったり、言われたことができていないのであれば、会社としては給料に見合う働きをしていないと判断して下げてくる。

しかしながら、論理的ではなく「根性が無いから」などこじつけて、就業条件を変えてくる場合は、辞めてほしい人材認定されている可能性は高いと言えます。

辞めてほしいと思われる原因

  • 会社のビジョンや行動指針に合わない
  • 会社が求める成果と本人がやりたいことが違う
  • 入社時に伝えていたスキルより実際は低い

会社にとって辞めてほしい人には共通点があり、本人のせいもあるのですが、最初の採用時のミスが大きく関係してくるのかなと思っています。

あなたではなく、会社が間違えて合わない人を採用しているからこそ、入社してもらったけど辞めてほしい人材に後からなってしまう。

会社のビジョンや行動指針に合わない

会社としては、向かいたい場所・方向性があり、そこに合わせて全員の舵取りを行っていきます。

その中で、誰かが勝手な行動を起こして規律を乱したり、考えに共感できない人がいると、その人だけ道が外れていく。

誰か特例を出すと他の人も同じようになる可能性があり、どんどん会社としてのまとまりに収集がつかなくなっていきます。

会社が掲げるビジョン(理念)や行動指針(大切にしている考え方)などが合わない人がいると、会社としてはいてほしくないので辞めてほしい人だと認定されますが、これはそもそも採用時に会社の判断ミスで入社させてしまっている影響もある。

会社に合わない採用によって、お互いが不幸になるパターンです。

会社が求める成果と本人がやりたいことが違う

ビジョン達成のために、または売上向上のために、会社としてはやってほしい仕事と、その仕事に対する成果があります。

しかし、会社が求めることと、本人がやりたいことが違うのであれば、どうしても業務に集中できなくなったり、モチベーションが高まらず、求めたい成果を出してもらえないことも。

そこのミスマッチが起きていると、会社としては成果が出せない人に給料を払いたくないのが正直なところなので、意識的・無意識的に辞めてほしい人の扱いをされるようになっていきます。

入社時に伝えていたスキルより実際は低い

実際よりもオーバーに成果を報告したりして、過剰なスキル評価を勝ち取り入社してしまった場合は大変…。

すぐにバレて、スキルの乖離によって評価を大きく落とします。

嘘をついていたこともそうですが、高い評価から一気に低い評価にされた場合、その落差から給料を支払うに値しない人だと認識されてしまう。

そうなると、減給だったりボーナスカットを実行する大義名分が会社にあるため、給料をさげにかかる。

社内的な信用も落ちて居づらくなるため、結局は退職に追い込まれてしまいます。

最後に。

会社を辞めてほしい人のサインの多くは、会社からの行動・言動に対してネガティブが含まれている。

とくに、居心地が悪くなったり、今の会社が「自分の居場所ではない」と感じているのであれば、周りの変化によって辞めてほしい人認定されてしまっている可能性は高いです。

どんどん周りの視線も気になり、仕事にも集中できなくなって、精神的・肉体的にも無理をしてしまう。

まずはこのページの辞めてほしい人に該当するチェック項目を使い、あなた自身の状況を確かめておきましょう。

勘違いであればいいですが、当てはまるものが多ければ、転職・転社などの方向性も検討していただくのがおすすめです。

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