フォローしてくれない上司の特徴あるある

  • 更新 | 2023.04.09 公開

理想の上司に巡り合えるかは運次第ですが、そもそも理想の上司なんてものは、自分の都合のいい上司像であることも多いかもしれません。

しかし、そうは言っても、上司次第で仕事の成果・楽しさが大きく変わってきますよね。

たとえば困っている時に助けてくれたり、日ごろの指示出しなど、正直言えば上司のフォローがないとうまく仕事は回らない。

あなたが今、仕事が楽しくなかったり成果が出ない場合、フォローしてくれない上司に当たってしまっているのかも。

フォローしてくれない上司の特徴をまとめてみたので、当てはまるか確認してみましょう。

1. いつも「忙しい」が口癖

「ごめん、今忙しいから」
「はぁ~ほんと忙しいんだけど」
「今日も忙しいかも」

あなたの上司「忙しい」が口癖になっていませんか?

何がそんなに大変なのか分かりませんが、とにかく仕事してる感をすごく出してくる上司もいます。

それなのにタバコや、休憩してなかなか戻ってこなかったりと、忙しそうに見えない場合も。

部下のフォローを見越してスケジュールするのは基本ですが、上司自身の仕事が中心になっていると、そもそもフォローする気も起きないため、放っておかれてしまいます。

2. 質問、確認の連絡をしてもレスポンスが遅い

「こちらご確認頂ければ幸いです。」
「この後は〇〇をしてもよろしいでしょうか?」
「次は〇〇したいのですが、問題ないでしょうか?」

上司へ報告・連絡・確認・相談するのは基本のコミュニケーションで、それが迅速であればあるほど、仕事が早く進んでいきますよね。

しかし、全ての返答において、なかなか返してこない上司もいます。

フォローしてくれないと感じることの一つに、普段のコミュニケーションが滞っていたり、返答の遅さってありますよね。

結果的にあなたの仕事を遅くさせているのですから、フォローしてもらえていない状態です。

3. 上司が自分自身で仕事を増やしてキャパオーバー(断るのが苦手)

私の前の上司がそうだったのですが、断るのが苦手でどんどん仕事を引き受けてしまう。

いい顔をしたい?のかもしれませんが、仕事を多方面からもらい、結果的に一つ一つが中途半端になる。

上司自身が常に追い込まれている状態なので、フォローしている時間なんて無くなります。

4. 現場と同じく行動目標を持たされている

上司と部下では、目標の立て方が大きく変わってきます。

上司:部下やチームなど総合的な成果が評価される
部下:行動したことで発生する成果が評価される

全体的なのか個人的なのか。

当然、あれもやって、これもやってと現場スタッフのような行動目標が多ければ、日々の仕事の多くは行動で埋め尽くされる。

上司が行動目標の割合が多いと、部下(他人)のことを見ているなんて時間は無くなります。

結果的に、全員がプレイヤーとなって現場で動くような形なので、フォローもできません。

5. メンタルが壊れている

部下としてはフォローしてもらいたいけど、上司自身がメンタルダウンしており、精神的にも追い込まれていると、部下(他人)のことを気遣うことはできません。

上司も私たちと同じ人間であり、気分の落ち込みやモチベーション低下によって、フォローできるような余裕が無くなります。

たとえば、お客様から常に連絡で追われ続けていたり、上司の上司からいつも詰められていたり。

メンタルが壊れている上司ほど、フォローができない状態になってしまう。

6. 自分ができることは部下も同じようにできると思っている

「〇〇みたいにやればいいよ」と、上司自身ができることを、部下も同じようにできると思っている場合、フォローする意識が低くなっている可能性も。

上司は、今までの経験や成功体験によって、そのやり方を身に着けているため出来る(出来てしまう)。

しかし、部下であるあなたは、それらの知識・経験・価値観なども違うため、同じようにできないのは当然なのに、上司はそこを当然できると思っている場合があります。

自分の当たり前は、他人の当たり前。

こんな意識を持っている上司は「まぁできるだろう」と、最初からフォローする意識が低いため、あなたが困ってそうにしてても本当に困っていると思わず、状況を軽く見ているかもしれません。

7. 自分の出世だけを考えている

出世意識が高い上司の場合、部下に時間を使っているより、自分自身が成果をあげることに時間を使いたいので、フォローの意識がそもそもありません。

もし、目標として「チームの成果」が入っていれば、部下であるあなたをフォローして、全体としての成果が上司の評価になればいいですが、上司の個人目標になっている場合は、部下にかまってられない。

または、成果をあげない部下よりも、成果をあげやすい、または上司自身が使いやすいと思っている部下へ注力した方が成果はあがるため、フォローしなくていい人員が出てきます。

8. 部下と価値観が合わないから離れている

上司自身も、部下になる人は運でしかないため、自分と合わないなと思ったら距離をとります。

そりゃ人間ですから、付き合いづらい人とは近くにいたくない…。

しかし、上司はそういった個人的な感情よりも、会社の利益創出を考えなければいけない立場・役割でもあるので、価値観が合わないからと見放しているのは、上司失格とも言えます。

9. 1教えれば10学ぶと思っている

なんでも指示待ちせず、自分自身で自立して考え・動いてくれる人は、すごく重宝しますよね。

だって、自分で動いてくれるのだから、その分教えることが少なくなる。

上司も1から10まで全部を教えるより、1教えれば10学んでくれる部下の方が好ましいと思います。

その願望もあってから、ちょこっとしか教えず、あとは部下に任せて成長させようと、あえてフォローしない方もいる。

自分で学んでいくスタイルが部下に合っていればいいですが、まずは1から10を一度教わった方がパフォーマンスを発揮できる人もいますよね。

その見極めが上司自身で出来ておらず、勝手に学んでもらいたい願望が先行して、フォローがおざなりになっている場合があります。

10. 上司が1日のスケジュールを教えてくれない

忙しそうにしているものの、上司の1日のスケジュールが分からない場合、もしかしたらさぼっている可能性も。

本当は、あなたをフォローできる時間があるのに、スケジュールを公開せず、非公開で何をしているか分からない状態にしている。

実際にあった話なのですが、私自身が関係のあるお客様に対して上司の訪問予定があると聞いていたので、実際にお客様へ聞いてみたら「会う約束はしてない」と。

上司の嘘スケジュールが判明した経験がありました。

このように、スケジュールを公開していない場合、何か別のことに時間を使っているからこそ、あなたをフォローする時間がとれていない可能性もあります。

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