「なんか冷たいな…」
他の人には笑顔なのに、いつも自分と話す時は無表情。
他にも、いくつも他の人との対応の違いを感じる場合があるかもしれませんね。
上司に嫌われている?それとも別の理由?分からないとモヤモヤして、仕事にも集中できません。
もし、嫌われていると感じるなら、確認しておきたいチェック項目をまとめてみました。
上司に嫌われている5つのサイン
1. 態度が違う
「嫌われてるかも…」と思う状況の一つに、態度の違いがあります。
他の人には優しく声をかけているのに、自分にはしてくれない。
話しかけると嫌そうな雰囲気を感じたり、たとえ話かけても「今は忙しいから後にして」と門前払いされてしまう。
何かを聞きたい、アドバイスをもらいたくても、それすらしてくれない状況は、嫌われていると感じる要因ですよね。
2. 言動が違う
かけてくれる言葉の違いで、他の人と自分との違いを察する場合があります。
あなたに対して:「これやっておいて」
同僚Aに対して:「君にしか頼めないから、お願いできない?」
一方的に命令で指示を出してくるなら、そうしてもいい人材だと思われている場合があります。
他にも、強い口調で言ってきたり、他のメンバーといつも比較をしてきたり、大切な部下として見てくれていないと感じる。
3. フォローの手厚さが違う
部下が困っていれば、上司は業務が止まらないようフォローするのが仕事と言えます。
しかし、フォローが雑だったり、そもそもしてくれない場合もある。
その逆で、気に入っている部下には、手取り足取り教えている様子を見ると、扱いの違いをすごく感じてしまうかもしれません。
たまたま上司が忙しい時ばかり、あなたが困っている可能性もありますが、フォローの手厚さが他メンバーと毎回違うようであれば、嫌われていると感じてしまいますよね。
4. 距離が違う
距離とは、心理的距離もあれば物理的距離もありますが、特に感じやすいのは物理的距離かもしれません。
そもそも近寄ってこない…話しかけにもこない…。
これらは全て、避けられているように感じるため、物理的距離の遠さから心理的距離も離れていると考えられます。
誰だって、イヤな人や話したくない人には近寄りたくないと思うのが普通なので、そういったことが物理的距離に現れている。
5. 表情が違う
表情は、コミュニケーションをとる中で、とても重要な要素の一つ。
険しい顔をしているなら、怒ってる?イライラしてる?など、悪い方に考えてしまいますし、逆に笑ってたり笑顔を絶やさなければ、話していても安心できると言えます。
表情は相手との親密度を測るうえでは大事な指標の一つであり、常に上司が険しい顔をしているなら、嫌われていると感じてしまうのも無理はありません。
本当に嫌われているのか?
まず確かめておきたいのは、本当に上司から嫌われているのかどうか。
自分と他の人では、態度が違う・言動が違う・フォローの手厚さが違う・距離が違う・表情が違う。
これらを感じると、嫌われていると思いやすいですが、そもそも上司自身がそのような性格の持ち主の可能性があります。
態度が違う :誰にでもこのような態度
言動が違う :口下手なのでついつい強い口調になってしまう
手厚さが違う:あえて学ばせるためにフォローしない
距離が違う :気づかないところでよく見てくれている
表情が違う :あまり顔に出さないタイプ
「嫌われている」と感じる要素はたくさんあったとしても、もしかしたら勘違いの可能性も。
もし上司から「嫌われている」と感じる要素があった場合は、本当に嫌われているのか、確認しておかなくてはいけません。
「嫌い」は無意識のうちに出てくる
上司とは、会社の中である程度の権限をもたされたポジションを任されている人のため、自分の好き嫌いで行動してはいけないことを分かっている人物に該当します。
しかし、苦手・嫌いだとしても、一緒に仕事を進める人物であれば、組織を運営するために必要な行動をとらなければいけないため、上司としての振る舞いを、部下たちへ同じようにしていかないといけない。
そのため前提として、表立って「嫌い」だと思わせるような行動を慎む必要がある。
その前提はあるものの、人間なのでどうしても離れたいと思う人とは、無意識のうちに心理的にも物理的にも距離を離そうとしてしまいます。
先ほど書いた「上司に嫌われている5つのサイン」をもとにしながら、上司自身の性格を分かったうえで判断することが大切。
上司自身の性格や特徴を分かったうえで、嫌われている5つのサインを照らし合わせで確認してみましょう。