仕事・転職などに関連するオウンドメディアは、どのようなキーワードを使ってコンテンツを作っているのか。
検索で上位に入っているオウンドメディアを対象にubersuggestを使ってキーワード抽出、さらに「仕事」「転職」に関連するキーワードをキーワードプランナーなども使い洗い出したキーワードを元に、各サイトがどのような戦略でコンテンツを作っているのか考察してみます。
Mother Mediaの個人的な見解を含んだ意見になるので、その点をご理解頂いた上で、見てもらえると嬉しいです。
ページの下部では、Mother Mediaが調べた「仕事」「転職」に関するキーワードのエクセルがダウンロードできますので、こちらもご活用ください。
「仕事」「転職」に関するオウンドメディアのキーワード戦略
検索上位に入っている「仕事」「転職」に関係するオウンドメディアのキーワードと、独自に収集したキーワードを合わせると10,206個。
これを元に、どのようなキーワード戦略が行われているのか見ていきたいと思います。
戦略1:転職サイトの紹介
キーワード | 第2キーワード | 第3キーワード | 検索ボリューム |
---|---|---|---|
転職サイト | 110000 | ||
医師 | 転職 | 60500 | |
転職 | エージェント | 40500 | |
女の転職 | 22200 | ||
40代 | 転職 | 14800 | |
転職サイト | ランキング | 3600 | |
看護師 | 転職サイト | ベスト公式 | 2400 |
転職サイト | 女性 | 1600 | |
第二新卒 | 転職サイト | 880 | |
薬剤師 | 転職サイト | 好評ベスト | 880 |
転職サイトに関する、
- おすすめ
- ランキング
- 口コミ、評判
- 男性向け、女性向け
- 年代別
- 職業別
など、どの転職サイトを選べばいいかを示すコンテンツが多いようです。
特に「転職」に関しては、ほぼ働く人全員が関わってくるので、キーワード的にもかなり市場規模が大きいと言えます。
今後はさらに、転職がスタンダードになっていくので、「転職」系のキーワードでコンテンツを作れば、繰り返し見てもらえて、継続的なアクセスが確保できるかもしれません。
ただ、「転職」系に関しては、かなり多くの人が扱っているキーワードにもなるので、ランキングの上位を狙うのは大変…。
転職サイトという大きなカテゴリーを狙うのではなく、◯◯系など特定のカテゴリーに絞っていくのがオススメだと思います。
戦略2:転職に伴う行動
キーワード | 第2キーワード | 第3キーワード | 検索ボリューム |
---|---|---|---|
退職届 | 135000 | ||
仕事 | やめたい | 74000 | |
つらい | 40500 | ||
退職届 | 書き方 | 40500 | |
仕事 | 行きたくない | 33100 | |
面接 | マナー | 33100 | |
家で出来る仕事 | 18100 | ||
会社 | やめたい | 14800 | |
楽な仕事 | 14800 | ||
仕事 | したくない | 14800 |
自分で調べてみてビックリしましたが、仕事に関係するキーワードには、ネガティブなキーワードが結構あります。
それも、検索ボリュームが数万のビッグキーワードに…。
それだけ、仕事に伴う負の感情が多いということ。
これらを解決してあげられるコンテンツが作れれば、かなり多くの方に支持されるようになります。
アフィリエイトをやりたい方などは、これらのネガティブキーワードを活用することで、アクセスを多く集められるかもしれません。
戦略3:ビジネスに関する言葉や意味
キーワード | 第2キーワード | 第3キーワード | 検索ボリューム |
---|---|---|---|
忖度 | 110000 | ||
お勧め | 74000 | ||
センシティブ | 60500 | ||
御中 | 60500 | ||
忖度 | とは | 60500 | |
齟齬 | 60500 | ||
ご自愛下さい | 49500 | ||
リテラシー | 49500 | ||
コーディネイト | 40500 | ||
コンセプト | 40500 |
「仕事」「転職」など直接的なところから攻めるのではなく、ビジネスに関する言葉や意味のキーワードでコンテンツを作っている方もいました。
特に、ビジネス文章など、必ず誰しもが検索しているはずです。
言葉の使い方は間違えてないか?意味はあっているか?
社内ならまだしも、社外のお客様へ送る文章であったら、何か粗相をしてしまった場合、契約などが打ち切られてしまう可能性もあります。
そういった不安を誰もが抱えており、日常の中で繰り返し検索されることが多くなるため、それに比例してアクセスも増やすことができます。
「仕事」「転職」に直接関係のあるキーワードで集客しつつ、このようなビジネス用語・意味でもアクセスを稼ぐ手法もあります。
戦略4:企業情報(年収・採用・評判など)
キーワード | 第2キーワード | 第3キーワード | 検索ボリューム |
---|---|---|---|
平均年収 | 40500 | ||
看護師 | 年収 | 22200 | |
年収 | 1000万 | 22200 | |
薬剤師 | 年収 | 18100 | |
キーエンス | 年収 | 14800 | |
公務員 | 年収 | 12100 | |
年収 | 400万 | 12100 | |
医者 | 年収 | 9900 | |
youtuber | 収入 | 8100 | |
警察官 | 年収 | 8100 |
上記の表にはキーエンスのみ載せていますが、
- ヤフー
- メルカリ
- 三菱電機
- キヤノン
- 村田製作所
こういった企業の年収に関するキーワードも確認できています。
年収に関しての情報が一番多いのですが、採用・評判などの情報も一緒に検索されているようです。
その他にも、ジャンル関係なく、400万や1000万など、直接的な金額に関する情報もありました。
人気の企業に関しての「仕事」「転職」の情報にもそれぞれ需要があるようなので、企業研究などが得意な方であれば、各種企業の情報でコンテンツを作るのもオススメです。
「仕事」「転職」関連のキーワードでコンテンツを作りたいあなたへ
キーワードを簡単に調べただけでも、約1万個のキーワードが出てきました。
「仕事をしたくない」などのネガティブな感情がこもったキーワードから、「年収1000万」などポジティブな感情のキーワードまでさまざま。
これだけ多くの検索キーワードがあるジャンルなので、良いコンテンツが作れれば、アクセスを増やすことが可能かもしれません。
調べたキーワードは以下でDLできますので、コンテンツ作りに活用頂ければ嬉しいです。